泥棒や強盗の主な侵入経路である窓ガラスを強固にできる「窓ガラス用防犯フィルム」。窓ガラス全体を取り替えるよりも費用がかかりにくく、手軽に防犯できるのが魅力です。
そこで今回は、貼った際の効果や選び方とともに、おすすめの窓ガラス用防犯フィルムをご紹介します。
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窓ガラス用防犯フィルムの効果
窓ガラス用の防犯フィルムは、窓ガラスを強固にし、割られるのを防ぐ効果があります。一戸建て住宅では窓からの侵入が多いのが特徴。窓の鍵部分に穴を開け、手を差し込み鍵を開ける手口などが使われます。窓の鍵付近のガラスを強固にしておくことで、防犯につながります。
また、窓ガラスを割ろうとした際に発生する音も防犯には効果的。窓ガラスを強固にしておけばしておくほど、侵入者は何度も窓ガラスを叩く必要があるため音が発生します。侵入者は大きな音の発生を嫌う傾向にあるため、犯行を諦めさせる可能性を高めることが可能です。
窓ガラス用防犯フィルムの選び方
厚さ350ミクロン以上のモノがおすすめ
窓ガラス用防犯フィルムを選ぶ際に、注目してほしいのが厚さ。窓ガラス用防犯フィルムの厚みは、「ミクロン」という単位で表現します。厚いモデルの方が破られにくいため、厚さが350ミクロン以上のモノを選ぶのがおすすめです。
なかには、200ミクロン程度の製品もありますが、それだと割られてしまい簡単に侵入を許してしまう可能性もあります。防犯効果を高めたい方は、350ミクロン以上の厚みがある防犯フィルムをチェックしてみてください。
サイズを選ぶ
窓ガラス用防犯フィルムは、サイズも重要です。サイズが小さいと、貼った場所以外のガラスを割られ侵入されてしまう可能性があります。
窓ガラス全体にフィルムを貼るのが最も防犯効果を高められますが、手間やコストがかかってしまいます。局所的に貼る場合、割られて開けられやすい鍵の周りがおすすめです。
なお、サイズが小さすぎると腕を伸ばして窓を開けられてしまう恐れもあります。少なくともA3以上の製品を選ぶようにしてみてください。
自分で貼る場合は施工が簡単なフィルムを選ぶ
自分自身で防犯フィルムを窓ガラスに貼る場合、施工が簡単な製品を選ぶのも重要です。窓ガラス用防犯フィルムのなかには、自分で簡単に貼れる製品もあります。コストを抑えたい場合は、簡単に貼れる製品をチェックしてみましょう。
しかし、適切に貼れていないと、十分な防犯効果が発揮されなくなってしまう場合も。防犯効果を発揮するためにも、貼り付け前に汚れをしっかり落としたり、フィルムをしっかり圧着したりするようにしてみてください。
耐用年数をチェック
窓ガラス用防犯フィルムは、紫外線や湿気などの影響で少しずつ劣化していきます。防犯性能を維持するためにも定期的な張り替えが必要になるので、しっかりとチェックしておくのがおすすめです。
製品によって異なりますが、一般的に防犯フィルムの耐用年数は10〜15年といわれています。張り替えの手間を減らしたい場合は、耐用年数が長いモノを選んでみてください。環境やフィルムの劣化状況によっては、より短いスパンでの張り替えが必要になる可能性もあります。
窓ガラス用防犯フィルムのおすすめ
ISKALT 犯罪防止用窓セキュリティフィルム
自然災害での窓割れ対策にもなる窓ガラス用防犯フィルムです。台風などで硬いモノが飛んできた際に割れにくくなるので、災害用としても効果を発揮するのがポイント。万が一割れてしまっても破片が飛びにくい設計になっているため、足裏の怪我などの二次災害を防ぎます。
衝撃を吸収するフィルムで、ガラスを割れにくくし犯行を遅らせる効果もあります。複数の層が重なった、防犯性の高さが魅力です。
また、透明で採光性に優れているのも特徴。シートの影響で光が入らず、部屋が暗くなることはありません。防犯フィルムを貼りながらも、部屋を明るく保ちたい方におすすめです。
シートには複数のサイズがあるほか、ハサミやカッターで簡単に切れます。自分で貼れる窓ガラス用防犯フィルムを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ハイロジック(hilogik) CP認定防犯フィルム 2枚入 58904
厚さ365ミクロンの窓ガラス用防犯フィルム。4層構造を採用しており、防犯性を重視している方におすすめです。
本製品には「CPマーク」がついているのもポイント。強盗が侵入を諦める時間は、多くの場合5分といわれています。そして、CPマークとは抵抗時間が5分以上と確認されたモノにつけられる印です。
2枚入りなので、1つで2つの窓に貼れるのもポイント。侵入防止対策済のステッカーも付属しているため、自宅への犯行を未然に防ぎたい方におすすめです。
HOHOFILM ガラス保護 防犯フィルム
ガラスの強度が3倍になるとメーカーが謳う、耐久性に優れた窓ガラス用防犯フィルムです。材質に高性能PETを採用し、衝撃に強いのが魅力。割れたガラスが飛び散るのも防ぐため、地震や台風などでガラスが割れてしまった場合も、怪我を未然に防げる製品です。
無色透明で金属膜による反射もないので、窓からきれいな景色を楽しめます。光を遮りにくく、部屋は明るいまま防犯性を高められるのもポイントです。
また、貼り付け作業が簡単なのもメリット。水のみで貼り付けられるほか、剥がした後も跡がつきにくいため、賃貸にも貼りやすい製品です。1度貼り付けに失敗した場合の貼り直しも可能。自分で簡単に貼り付けをしたい方に、おすすめの窓ガラス用防犯フィルムです。
あんしん壱番 防犯フィルム CP認定 SEC-1260
CPマークがついた防犯性の高い窓ガラス用防犯フィルムです。5分以上の侵入行為に耐えると認められたモノの証であるCPマークつきの製品。365ミクロンの厚さが特徴です。
金属バットで、何度か強打しなければ割れないと謳われています。何度も強打している間に音の発生などで泥棒が諦める可能性が高く、防犯効果の高いフィルムを探している方におすすめです。
災害時のガラス飛散防止にも役立ちます。また、紫外線をカットする効果もあるため、肌やフローリングなどを日焼けから守る効果も期待できます。取り付け用のヘラも付属しているので、綺麗に貼れるのもメリットです。
ノムラテック(Nomuratec) 凹凸用防犯フィルム680 2268
凹凸ガラス用の極厚防犯フィルムです。厚さ680ミクロンのフィルムがしっかりと窓ガラスをガードします。
A3サイズの防犯フィルムが2枚入っているのもポイント。中が見えにくいよう加工されているので、凹凸ガラスのメリットを損ないにくいのも特徴です。侵入対策済みであることを発信するシールも付属しており、貼っておけば強盗から狙われるのを未然に防ぐ効果も期待できます。
和気産業(Waki Sangyo) ガラス破り防止フィルム 凹凸ガラス用 WF-302
厚さにこだわった凹凸ガラス用の防犯フィルムです。厚さが500ミクロンと厚いのが特徴。貫通しにくく防犯性能に優れています。
表面がツルツルではなく凹凸したガラスに貼れるタイプのフィルム。特殊粘着素材を使用しているため浮かずに貼り付けられます。凹凸のガラスを変えずに、しっかりと防犯をしたい方におすすめです。
フィルムの表面にはザラツキ処理がしてあり、凹凸ガラスのメリットである目隠し効果を損なわないよう工夫されているのが特徴。フィルムを貼っても、中は見えにくいようになっています。また、紫外線を99%以上カットするので、日焼けやカーペットの色の変化などが気になる方にもぴったりです。
窓ガラス用防犯フィルムの貼り方
まず、窓ガラスのサイズを採寸し、4mmほど小さくフィルムをカット。次に、窓ガラスのゴミをフィルム施工液などを使って取り除いていきます。
清掃が終わったら、施工時の水抜きがしやすいよう施工液を噴霧し、斜めにならないようフィルムを貼り付けていきます。 その際、ヘラなどを使って空気や施工液を抜くのがポイント。最後に、自然乾燥させたら完成です。
なお、製品によって多少の貼り方の違いがあります。しっかり確認してから貼り付けることが大切です。
窓ガラス用の防犯フィルムを貼ることは、自分でできる効果的な防犯です。防犯性能はもちろん、貼りやすさや見た目なども考慮して製品を選ぶのがおすすめ。自衛を検討している方は、ぜひ気になった防犯フィルムをチェックしてみてください。