スマホを介してドアの施錠・解錠が簡単にできる「スマートロック」。出かけようとしたときに、決められた場所に置いたはずの家の鍵がないことが多い方や、外出してから家の鍵を締めたかどうか気になってしまう方に便利なアイテムです。しかし、ひと口にスマートロックといってもモデルによって搭載されている機能はさまざま。

そこで今回は、おすすめのスマートロックをご紹介します。選び方も合わせて解説するので、気になる方はチェックしてみてください。

スマートロックとは?

スマートロックの特徴とメリット

By: amazon.co.jp

スマートロックとは、スマホのアプリを介して遠隔で鍵の開閉が可能になる装置です。ドアの鍵に機器を取り付けてアプリの設定を行うだけで使用できるので、賃貸のドアであってもスマートロック化できます。

鍵の開閉だけでなく現在の鍵の状態が分かるため防犯にもなるほか、鍵を持ち歩く必要がなくなるので荷物を減らすことが可能です。

また、時間をあらかじめ設定しておくことで、自動で鍵の開閉ができる機能を備えたモデルもあり、子供がいる家庭でも安心して使えます。

スマートロックのデメリット

ほとんどのスマートロックは電池で動いているため、電池切れのリスクがあったり、電池交換に手間がかかったりといったデメリットがあります。継続してお金がかかってしまうので、コストパフォーマンスが気になる方は注意。

スマホと連携して鍵の開閉を行う場合には、スマホの充電状態も気にかける必要があります。外出中に充電が切れてしまうと解錠に普通の鍵を使うことになり、スマートロックの利点を活かしきれません。

また、鍵を持っていない場合は家から締め出されてしまう可能性も。鍵を持ち歩きたくない方は、スマートロック本体や連携しているスマホの電池残量を常に気にかけておく必要があります。

スマートロックの選び方

施錠と解錠の方法で選ぶ

ハンズフリータイプ

By: amazon.co.jp

ハンズフリータイプは、スマートロックとBluetooth接続をしたスマホを持った人が鍵から離れたり、鍵に近付いたりすることで施錠・解錠を行うのが特徴。両手に荷物を抱えているときでもスムーズに開閉できます。

ただし、電波が悪いと正しく解錠できないことがあるため注意が必要。その場合はアプリを起動して操作したり、普通の鍵を使って解錠したりといった対応が求められますが、基本的には手間いらずの施錠・解錠ができるタイプです。

スマホ操作タイプ

By: amazon.co.jp

スマホ操作タイプは、専用アプリをインストールしたスマホを操作して施錠・解錠を行うのが特徴。手元にスマホがあればどこにいても施錠・解錠ができるため、鍵のかけ忘れを心配する必要がありません。

また、ほとんどのモデルではアプリを介した操作を記録してくれるので、最後に解錠されたのがいつか、誰が操作したのかといった情報を確認できるのも魅力。鍵をかけ忘れていないかいつも心配になってしまう方におすすめのタイプです。

マルチデバイスタイプ

By: amazon.co.jp

マルチデバイスタイプは、スマホだけでなく、カードキーやフィーチャーフォンなどのさまざまなデバイスで施錠・解錠できるのが特徴。スマホを使い慣れない家族がいる家庭や、施錠・解錠を従業員に任せることがあるオフィスでの使用に便利です。

また、生体認証に対応し、事前に登録された指紋や静脈パターンでしか開けられないスマートロックなどもあります。スマホを持っていない方を含め、家族で使いたい場合におすすめです。

自宅のドアに対応しているかどうかで選ぶ

ドア枠からサムターンまでの間隔が狭い場合、スマートロック機器が取り付けられない恐れがあります。あらかじめ製品の取り付けに必要なスペースを調べ、自宅のドアに対応しているか調べておきましょう。

また、サムターンがドアノブと一体型のモノや通常の形と異なるモノ、ツマミにあるボタンを押してから回す必要があるモノは、スマートロックが取り付けられない場合が多いため、注意が必要です。

設置方法で選ぶ

By: qrio.me

スマートロックは大きく分けて2通りの設置方法があります。ひとつは、サムターンを覆うように取り付ける方法。この設置方法は対応している錠前が多く、工具いらずで簡単に取り付けることができます。また、粘着テープで貼り付けるためドアに穴を開ける必要がなく、賃貸でも取り付けが可能です。

もうひとつは、既存の鍵と置き換えて使用する方法。簡単な取り付け工事が必要ですが、サムターンに取り付けるタイプに比べて見た目がスッキリします。ドアのデザインをあまり崩したくない方やDIYが好きな方におすすめです。

そのほか、専用アプリが家族全員のスマホで使用できるかどうかも重要なポイントです。機種だけでなくアプリやOSのバージョンによって異なるため、事前に確認しておきましょう。

その他機能で選ぶ

アプリに電池残量が表示されるかどうかも選ぶポイントのひとつ。電池切れで鍵が開けられなくなってしまう恐れがあるため、残量が少なくなった段階で知らせてくれる機能があると便利です。

小さな子供や高齢者など、スマホを持っていない家族がいる場合は、リモコン型のキーがあるタイプのスマートロックや暗証番号で開閉できるモデルがおすすめ。特にリモコン型キーがある場合、ボタン1つで開閉できるため子供でも物理キーより簡単に扱うことが可能です。

ほかにも、AIアシスタントに対応しているモデルや、一定時間を経過すると自動でロックがかかるオートロック対応モデル、ゲスト用に合鍵機能を備えたモデルなど、さまざまな機能があります。家族構成やライフスタイルに応じて、必要な機能を備えたモデルを選びましょう。

スマートロックのおすすめモデル

キャンディハウス(CANDY HOUSE) セサミ スマートロック

キャンディハウス(CANDY HOUSE) セサミ スマートロック

クラウドファンディングによって製品化した、サムターンに被せるタイプのスマートロック。両面テープで貼り付けるだけなので工事が不要で、簡単に取り付けられます。

アプリを利用すれば簡単かつ安全に鍵をシェアすることが可能。誰がいつ鍵を開閉したかという記録も残るため便利です。

鍵の解錠は、アプリやスマホ本体を近づけるほか、iOSアプリならポケットの中のスマホをノックするだけで解錠できます。また、Wi-Fiアクセスポイントと本体を繋げることで、Wi-Fiによる遠隔操作が可能。海外での長期滞在でも鍵の状態や開閉履歴が確認できて安心です。

SiriやGoogleアシスタント、AmazonアレクサなどのAIアシスタントにも対応しているため、スマートスピーカーからも操作できます。本体と別売りのWi-Fiアクセスポイントを合わせても比較的リーズナブルなので、コスパを重視したい方におすすめです。

キュリオ(Qrio) Qrio Lock キュリオロック Q-SL2

キュリオ(Qrio) Qrio Lock キュリオロック Q-SL2

本体を両面テープで貼り付けるタイプの日本製スマートロック。開閉センサーによってドアの位置を正確に認識するため、ドアが少し開いた状態で鍵が施錠されるエラーを防ぎます。また、ゴミ捨てなどのちょっとした外出時は、鍵を決まったパターン通りに回すだけでオートロック機能の一時停止が可能。一時停止されたかどうかはブザー音とLEDの光り方で把握できます。

スマホを持った状態で近づくハンズフリーでの開閉のほか、アプリを使用して遠隔での開閉、鍵を使用しての物理的な開閉、スマホを持たない家族に便利な別売りの専用リモコンでの開閉など、さまざまな方法での解錠が可能です。

また、合鍵機能も備えています。マスターキー・ファミリーキー・ゲストキーと3種類の合鍵があり、それぞれ与えられる権限が異なるため、用途に合わせて使い分けられるのが魅力。

独自の形状で、多くのスマートロックで取り付けが難しかったプッシュプルタイプの鍵や、面付き箱錠タイプの鍵にも取り付けができ、さまざまな形状のドアに対応しています。

ライナフ NinjaLock2 ニンジャロック2 NL02

ライナフ NinjaLock2 ニンジャロック2 NL02

サムターンに被せるタイプのスマートロック。両面テープのほか、別売りのマグネットパッドを使用すれば、一時的に外す必要のある場面でも簡単に着脱ができます。

本製品の最大の特徴は、別売りのキーパッドを装着することで、暗証番号での解錠やNFCカードでの解錠が可能になること。スマホや鍵を忘れてしまった場合でも暗証番号で解錠ができるので便利です。スマホを持っていない家族がいる場合にもおすすめ。

電源は、単3形アルカリ電池4本を使用します。本体は大きめですが、多くの家庭に常備されている電池を使用するので、電池交換のストレスがあまりないのもメリットです。また、本体内に時計が内蔵されているため、本体の時計は常に正確な時刻が刻まれています。時間を設定して自動開閉が可能なほか、誤った時間に開閉してしまうといった事故を防ぐことが可能です。

スマホや暗証番号、遠隔操作などの開閉はもちろん、物理キーによって手動で開閉された記録もアプリに残せます。スマホ以外でも使えるモデルを探している方におすすめです。

オーガスト(AUGUST) Smart Lock Pro August-SL03-C02-S03

オーガスト(AUGUST) Smart Lock Pro August-SL03-C02-S03

SiriやGoogleアシスタント、Amazonアレクサに対応し、ユニークな機能をたくさん備えた米国製スマートロック。ドアに直接取り付けるため、既存の鍵を外すなどの簡単な工事が必要ですが、本体がコンパクトでドアに馴染むデザインなのがポイント。

スマホとの連携はアプリを利用し、Bluetoothでペアリングします。ゲストキーの発行が可能で、家族以外のゲストへ鍵を簡単にシェアできます。

別売りのキーパッドを持ち運べば、スマホや鍵がなくても暗証番号だけで鍵の開閉が可能。複数の暗証番号が登録できるため、ゲストキーとしても使用できます。

また、別売りのAugustConnectでスマートロックを常時Wi-Fiに接続することが可能。遠隔で鍵を開閉でき、自宅にいなくても家族や友人を家に招き入れることができるほか、外出中に鍵の状態を確認することもできます。

サムスン(SAMSUNG) SMARTデジタルドアロック SHS-1321

サムスン(SAMSUNG) SMARTデジタルドアロック SHS-1321

スマホを使用しないタイプのスマートロック。暗証番号やカードキー・タグキー・ICチップなど、さまざまな種類の鍵を利用して解錠できます。高電圧の電気ショックや外的な衝撃にも耐えられるよう設計されており、安全性に配慮されています。さらに、60℃前後の高温を検知した際、自動でロックが解除されるため、火災などの緊急時でも安心です。

また、手動開閉装置も装備。何らかの要因で自動開閉が不可能になった場合、手動レバーでの開閉が可能です。オートロックや、二重セキュリティにも対応。キーパッドに現れた2桁の数字を入力し、登録済の暗証番号を入力する2重ロック機能で、セキュリティが強化されています。

ドアに直接取り付けるタイプのため、取り付けの際には簡単な工事が必要ですが、スマホを使用しないスマートロックを探している方におすすめの製品です。

フォトシンス Akerun Smart Lock Robot

フォトシンス Akerun Smart Lock Robot

グッドデザイン賞を受賞した、シンプルで美しいデザインが特徴の日本製スマートロック。ドアに両面テープで簡単に取り付けるタイプです。自宅のドアが対応しているかどうか不安な方のために、スマホアプリを利用してドアの写真を4枚ほど撮るだけで、取り付けが可能かどうか診断してくれるサービスがあるので、安心して購入できます。

解錠はスマホアプリの画面をタップすることで可能ですが、外出する際はスマートロック本体をカチッと押すだけ。スマホや鍵をわざわざ取り出す必要がありません。オートロックに対応しているほか、開閉の履歴も自動で記録。誰がいつ退出したかアプリに表示されるため、防犯にもなります。

また、iBeaconを利用した追加アクセサリ「Akerun Touch」を取り付けることで、スマホをアクセサリにタッチするだけで解錠が可能。アプリを開いて画面をタップするといった動作が不要になります。サポートも充実しているため、よりセキュリティを強化したい方におすすめのスマートロックです。

ユーテック(U-tec) Ultraloq UL3 BT

ユーテック(U-tec) Ultraloq UL3 BT

ドアノブごと既存のモノと置き換えるタイプのスマートロック。スマホでの解錠だけでなく、多彩な解錠方法を組み込んでいるのが特徴です。

スマホはBluetoothで接続するため、Wi-Fiスポットを設置する必要がありません。アプリを開く必要もなく、スマホの画面を2回タップするだけで解錠します。また、家族以外にゲストキーを発行することも可能です。

そのほか、指紋認証での解錠をできるのが魅力。90種類を超える指紋の登録が可能で、オフィスなどのドアにも使用できます。IP65の防塵、防水に優れているため、外に面したドアでの使用にもおすすめのスマートロックです。

ユーシン・ショウワ 後付けリモコン電気錠 Re・born II リボーン 2

ユーシン・ショウワ 後付けリモコン電気錠 Re・born II リボーン 2

リモコン操作タイプのスマートロック。1つのリモコンで1ドア2ロックに対応しており、補助錠を使っている家庭にも対応できるのが特徴です。自動施錠機能が付いているため、急いで出かけなければならないときでも鍵を閉め忘れる心配がありません。

後付けタイプで戸建てからマンションまでさまざまなドアへの取り付けが可能。プラスドライバーが1本あれば簡単に取り付けられ、電気工事やドア加工が必要ないのもポイント。賃貸でも気にせず使えます。

本体・リモコンともに電池稼働で電源との接続を必要としないタイプ。本体は電池残量が少なくなったときに警告ブザーが鳴るようになっているため、突然動かなくなるといったトラブルを防止できます。

クイックセット(kwikset) KEVO スマートロック

クイックセット(kwikset) KEVO スマートロック

アメリカの有名なドアノブメーカー「クイックセット」が開発したスマートロック。Bluetoothで接続したスマホを持った状態で軽くタッチすれば解錠できるため、ドアの開閉をスムーズに行えるのが特徴です。

スマホアプリを使えば施錠・解錠を行えるユーザーの設定ができるのも魅力のひとつ。家族で鍵を共有するだけでなく、友人や親戚など一時的に家に出入りする方へのゲストキーの発行も可能です。

設置には簡易工事が必要ですが、専門の業者は不要で、説明書を読めば簡単に取り付けが可能。シンプルかつ未来的なデザインでどんなドアに設置しても違和感がないのもポイントです。

Poly-Control danalock V3HK

Poly-Contrl danalock V3HK

Apple Homekitに対応しているスマートロック。公式アプリだけではなくAppleが提供している「ホーム」アプリでも操作可能です。連携させればSiriやApple Watchでも施錠・解錠の指示ができるため、操作が手軽なのが魅力。

鍵に直接取り付けるタイプなので簡易工事は必要ですが、説明書やWebマニュアルが用意されており、簡単に設置できます。デザインがシンプルかつコンパクトで、ドアに取り付けても違和感がないのもポイントです。

ただし、あくまでもiOS専用の製品なのでAndroidでの使用はできません。自宅のガジェット系をApple製品で揃えている方や、Apple Homekitで操作したい方におすすめの製品です。