スマホとともに急速に普及しているタブレット。気軽にネット接続ができることや大きな画面で操作できる点が人気となり、ビジネスマンはもちろん、主婦やシニア層の方でも使いこなしているユーザーが増えてきています。
さらに、近年は「スマホの月額通信料金をいかに抑えるか」が話題となっていますが、これはタブレットも同様で、実は格安SIMを導入することでよりお得にネット環境を整えることができます。
そこで今回は、格安SIMを挿しても使用できるSIMフリータブレットの中から低価格で購入できる格安のモデルをピックアップしてご紹介。タブレットを格安SIMで運用することのメリットについても解説します。
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格安SIMとセットなら外出先でも使いやすい
結論から言えば、外出先でタブレットを多用する方は格安SIMを挿して使うのがおすすめです。最大のメリットは、モバイルWi-Fiルーターなどを用意することなく、バッグから出してその場ですぐに使える点。SIMフリータブレットの中には音声通話機能を備えたモデルもあり、端末のスペックを余すところなく引き出せます。
通信費を節約できる
通信費の節約ができる点もタブレットを格安SIMで運用した際のメリット。タブレットを外出先で使用する場合、モバイルWi-Fiルーターなどを契約している方も多いことでしょう。モバイルWi-Fiルーターの月額料金相場は3000~4000円程度。一方、格安SIMの場合は10GB程度の大容量プランであっても2000円前後で運用できます。
また、docomoやauが提供しているキャリアモデルのタブレットは、20GBのデータ容量で通信費だけでも6000円程度掛かりますが、格安SIMの場合は同じ20GBでも4000円程度で運用が可能。したがって、タブレットの本体代はもちろんランニングコストも節約したい方にとっては、低価格SIMフリータブレットと格安SIMの組み合わせがおすすめです。
タブレットを格安SIMで使うには?
格安SIMを挿してタブレットを使うためには、LTEや3G回線に対応したSIMフリーモデルを購入する必要があります。現在市場に出回っているタブレットのほとんどはLTE回線に対応しているので、より快適な通信環境を望んでいる方はSIMカードもそれに合わせてLTE回線を契約しましょう。
また、多くの格安SIM事業者では、ひとつのプランで2枚以上のSIMカードを運用することもできます。この場合は現在契約しているSIMカードのデータ容量を増やすだけでも対応でき、無駄な通信費も抑えることができておすすめです。
低価格SIMフリータブレットの選び方
通信方式で選ぶ
タブレットの通信方式はWi-FiモデルとSIMフリーモデルの2タイプ。Wi-FiモデルにはSIMカードを挿すことができず、自宅やWi-Fiスポットのみで使用できるモデルです。SIMフリーモデルよりもリーズナブルではありますが、格安SIMでの運用ができない点には注意してください。
一方、SIMフリーモデルは格安SIMカードを挿入して、電波が届く場所であればどこでも使用可能です。なお、LTEモデルの大半はWi-Fi接続にも対応しているので、兼用すればデータ通信容量をさらに節約することができます。
通話機能の有無で選ぶ
SIMフリータブレットの中には、少なからず音声通話機能がついている機種もあります。よって、通話アプリではなく音声電話を使いたい場合は、いつでも通話を受けることができるSIMフリーモデルを選ぶのもアリ。
なお、7インチサイズのタブレットであればなんとか片手でも持てるので、スマホの役割も兼ねてタブレットを活用したい方は、対応する端末を検討しましょう。
低価格SIMフリータブレットのおすすめモデル
ファーウェイ(Huawei) MediaPad T1 7.0 LTE
1万円台前半と格安で購入できるSIMフリータブレット。7インチのコンパクトサイズのディスプレイに加え、音声通話にも対応した多機能モデルです。
4100mAhの大容量バッテリーを内蔵しているので、外出先でも充電の回数を抑えてしっかり使えるのはうれしいポイント。1枚のアルミから削り出した厚さ約8.5mmの薄いボディは、携帯性にも優れています。
バリエーションは、メモリ2GB・ストレージ16GBとメモリ1GB・ストレージ8GBの2種類から選択可能。試しにタブレットを使ってみたいという方にもおすすめの格安タブレットです。
エイスース(ASUS) ZenPad 8.0 Z380KNL
2万円程度で購入できる格安SIMフリータブレット。解像度は1280×800と高くはありませんが、8インチのワイドTFTカラータッチスクリーンを搭載した動画視聴にもおすすめのモデルです。
本モデルは音声通話機能も搭載しており、片手で持つにはやや大きいサイズながら無料通話アプリなどの使用も可能。長時間の使用にもうれしいブルーライト軽減フィルター機能がついており、ワンタッチで大切な目を保護できます。
バッテリーの容量は4000mAhと十分で、駆動時間はWi-Fi・モバイル通信時ともに約10時間。イヤホンやヘッドホンをつなぐことで立体的なサウンドが楽しめるなど、コストパフォーマンスの高いおすすめモデルです。
ギーク(Gecoo) A1G
豊富な機能を備えた8インチの格安SIMフリータブレット。LTE回線に対応していない点は注意が必要ですが、1万円を切る価格が魅力のタブレットです。
本体ストレージは8GBと控えめですが、MicroSDカードに対応しているので、電子書籍やゲームなどを楽しみたい方にもおすすめ。メモリ容量は1GBで、1.3GhzのクアッドコアCPUを搭載しています。音声通話も可能なので、スマホと同様な使い方も可能。その他にも、FMラジオ機能や、無線LAN機能も搭載していて便利です。
Excelvan K107
1万円程度で購入できるシンプルなデザインの10インチ格安SIMフリータブレット。本体ストレージは32GBと十分ですが、さらに最大32GBまでのSDカードにも対応しています。また、SIMカードを2枚同時に挿入できるデュアルSIMスロットを内蔵している点もメリットです。
解像度1200×800のディスプレイは10.1インチと大きめで、細かな資料も見やすいのがメリット。5000mAhの大容量バッテリーを内蔵し、6時間程度の連続使用ができます。LTE回線に対応していない点は要注意ですが、それを補って余りある魅力が満載のおすすめモデルです。
LeaningTech LM700
1万円程度で購入できる格安SIMフリータブレット。1.3GHzのクアッドコアCPUを搭載し、さまざまな用途に対応します。7インチのディスプレイにはIPS液晶を採用し、解像度は1024×600と十分です。
SIMカードを2枚同時に挿入できるデュアルSIMに対応し、海外旅行などでもスムーズに切り替えできます。LTE回線には対応していませんが、通話機能もついているのでタブレットをスマホのように使いたい方にもおすすめです。
BEISTA K107
1万円台前半で購入できる10.1インチの格安SIMフリータブレット。デュアルSIMに対応し、Wi-FiやBluetoothといったワイヤレス通信も充実しています。バッテリー容量は4500mAhと十分で、6時間程度の連続使用が可能です。
解像度は1280×800と高くはありませんが、2GBメモリ・1.3GHzクアッドコアを内蔵しているため動作もサクサク。細かい資料などをデータとして取り込みたい時にも重宝します。内蔵ストレージは16GB・32GBから選択でき、microSDカードは最大32GBまで対応。会議や打ち合わせ用のタブレットとしてもおすすめです。
タブレットはSIMフリーモデルと比べるとWi-Fiモデルの方が安く、コストを抑えたい方は後者を選びがち。しかし、使い勝手を追求するならば格安SIMを挿して使えるSIMフリーモデルがおすすめです。SIMフリータブレットの中にも格安で提供されているモデルが多くあるので、ぜひお気に入りの1台を探してみてください。