生活をより便利にする次世代のツールとして注目されている「スマートスピーカー」。名だたる企業が続々と製品をリリースしていますが、今回はなかでも、グーグルの「Google Home」とLINEの「Clova WAVE」の違いに注目。それぞれの特長を比較しながら、おすすめポイントをご紹介します。
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Google Homeは、これまでスマホでも利用可能だった「Googleアシスタント」を搭載したスマートスピーカー。スマホがなくてもGoogle Play MusicやSpotifyにつなぐことができ、聴きたい曲を音声で呼び出せます。
さらに、「今日は何の日?」「チョコレートケーキのカロリーは?」といったユーザーの質問に答えるのも得意。Googleのアカウントとも紐づいているので、タスクの管理やスケジュール管理もできてしまう優れモノです。
Clova WAVEの特長
Clova WAVEは、音声AIのClovaを搭載したスマートスピーカー。一般的に音声認識が難しいと言われている日本語の認識力が高いのが特長です。また、LINEとの連動ができ、宛先と送りたいメッセージを伝えると、自動的に相手に送信される機能がついています。もちろん、LINE MUSICやLINE Qなど、LINEが展開している各種コンテンツも利用可能です。
Google HomeとClova WAVEの違い
Google HomeにあってClova WAVEにない機能としては、ボイスマッチという話者の識別です。1台で6人まで音声を識別することができ、たとえば父親の声でスケジュールを聞けば父親のスケジュールが読み上げられ、娘の声で話しかければ娘のタスクが読み上げられるという使い方ができます。
一方、Clova WAVEにあってGoogle Homeにない機能が赤外線センサー。家電のリモコンとしても利用でき、Wi-FiやBluetoothに対応していない家電もこれ1台でコントロールできます。
また、購入経路の違いも顕著です。Google Homeは自社サイト以外にも一部の家電量販店やKDDIなどでも販売されているのに対して、Clova WAVEは主に販路をネットに絞っています。
どっちがおすすめ?
Google Homeがおすすめな方
これまでにGoogleアシスタントを利用してきた方には、なじみやすいGoogle Homeがおすすめです。検索機能が充実しているほか、SpotifyやNetflix、auのうたパス、ビデオパス、radiko.jpなど多くのサービスに対応しているのも強み。さらに、「OK Google、おはよう」と話しかけるだけで天気や職場までの交通情報、その日の予定などを教えてくれるので忙しい朝の時短にもなります。また、楽天レシピとも連動しているので、レシピを検索しながら料理をしたい方にもおすすめです。
Clova WAVEがおすすめな方
主にLINEを使う方にとっては、Clova WAVEがおすすめ。今やLINEは家族のコミュニケーションツールとしても大いに利用されているため、家族アカウントが用意されています。Clova WAVEを1台リビングに置いておけば、このアカウントから家族へのLINEメッセージが送信できたり、送られてきたメッセージを読み上げてくれたりするわけです。また、さまざまな家電のリモコンとしても利用できるので、リモコンを1つにまとめたいという方にもおすすめです。
日本ではまだブレイク前のスマートスピーカーですが、今後もさまざまな機能が追加される予定です。スマホのように多くの方が日常的に使用する日が来るのもそう遠くはないでしょう。Google HomeもClova WAVEも、それぞれに違った特長があるので、よく比較してから自分に合った方を選んでください。