Google HomeやClova WAVEをはじめ、続々と有名企業が参入するスマートスピーカー市場に、米国でトップシェアを誇る「Amazon Echo」が満を持して登場します。Amazon EchoはGoogle Homeの2モデルを上回る全3モデルで展開。本体価格もGoogle Homeに比べるとリーズナブルで、日本の市場でも大きなシェアを獲得することが予想されます。
そこで今回は、このAmazon Echoシリーズ3モデルの特長やスペックを解説。ぜひ購入時の参考にしてみてください。
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アマゾン(Amazon) Amazon Echo Dot
Amazon Echoシリーズのコンパクトモデル。本体価格6000円程度とリーズナブルな上、ちょっとしたスペースにも置ける手軽さが特長です。スピーカーとしてのスペックはハイエンドモデルのスマートフォンと同程度。Bluetooth・3.5mmステレオジャックで他のスピーカーとの接続ができます。
本体カラーはブラックとホワイトの2色。さらに、別売りの本体カバーはレザーと布地の2種類の素材を採用しており、それぞれサドルタン・メルロー・ミッドナイトの3色と、インディゴ・チャコール・サンドストーンの3色が用意されています。
アマゾン(Amazon) Amazon Echo
Amazon Echoシリーズのスタンダードモデル。本体価格は1万2000円程度と、ライバルのGoogle Homeよりも3000円程度安い価格で購入できます。360度スピーカーによる本格的なサウンドも魅力。Amazon Echo Dotとは異なり、他のスピーカーにつながなくても十分な音質を備えます。
本体表面には布地素材を採用。カラーはサンドストーン・チャコール・ヘザーグレーの3色から選べます。
アマゾン(Amazon) Amazon Echo Plus
本体価格1万8000円程度のAmazon Echoシリーズにおけるハイエンドモデル。他の2モデルとの大きな違いはスマートホームハブを内蔵している点です。「アレクサ、リビングの電気をつけて」などと話しかけるだけで、照明などのスマートホーム対応デバイスを遠隔操作できます。
Amazon Echoと同じく360度スピーカーを搭載しており、高音部分をカバーするツイーターは同モデルよりもグレードアップしています。サイズは235x84x84mmと幅がやや細く、スタンダードモデルよりも高さがあるのがポイント。
本体カラーはシルバー・ホワイト・ブラックの3色から選べます。スタイリッシュなデザインでインテリア性を損なわないおすすめモデルです。
Amazon Echoの特長
アマゾン独自のAIアシスタント“Alexa”搭載
Amazon Echoはアマゾンが独自に開発したAIアシスタント“Alexa”(アレクサ)を搭載。Alexaの音声操作によって行える動作は、天気の確認・音楽の再生・ショッピングリストの作成など多岐にわたります。
また、Amazon Echoは「エコー空間知覚(ESP)」と呼ばれるシステムを備えている点も特長。範囲内に複数のEchoデバイスが存在する場合、声の情報を計算してユーザーに近い方の端末のみが応答します。
250種以上のサービスに対応
Amazon Echoには「スキル」と呼ばれる機能があり、好きなスキルを追加していくことでラジオを聴いたり、タクシーを探したりといった高度な要求にも対応します。その対応サービスは11月8日時点で250種類以上。ユーザーのライフスタイルに合わせてスキルを充実させることにより、さらに便利なアイテムへと進化します。
アマゾン系サービスとの連携性
既存の「Amazon Music」をはじめ、Amazon Echoの日本上陸とともにスタートした月額有料聴き放題サービス「Amazon Music Unlimited」など、アマゾンが提供するサービスとの親和性が高いのも特長。アマゾンプライム会員であれば各種特典が受けられるなど、すでにアマゾンのサービスを利用している方にとってはメリットが多くあります。
また、Amazon Echoを音声操作してAmazon.co.jpでショッピングを行うことも、アメリカではすでに公開されている機能であることから、今後日本でも開放される可能性が高いでしょう。
製品仕様
サイズ:32 x 84 x 84 mm
重量:163g
スピーカーサイズ:0.6インチ
サイズ:148 x 88 x 88 mm
重量:821g
スピーカーサイズ:2.5インチウーファー/0.6インチツイーター
サイズ:235 x 84 x 84 mm
重量:954g
スピーカーサイズ:2.5インチウーファー/0.8インチツイーター
Amazon Echoはアメリカのほかに、イギリス・ドイツでも発売されています。最大のライバルであるGoogle Homeとの認知度を比較してみると、MMD研究所が行ったアンケート調査からもわかるようにGoogle Homeが大幅にリード。どちらが日本でのトップシェアを獲得するのか? その動向も要チェックです。