スマホの通知を受け取ったり、ライフログを記録したりと、さまざまな使い方ができる「スマートウォッチ」。便利なアイテムですが、ガジェット感のあるデザインのモノも多く、オン・オフを問わずに使用するのは抵抗がある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ガーミンのスマートウォッチ「vivomove」をご紹介します。通常時はアナログ時計デザインですが、通知時や時計を見る動作をするとディスプレイが表示され、スマートウォッチの機能を確認可能。アナログ時計からスマートウォッチへ変えたいと考えている方にもおすすめの1台です。
オン・オフを問わずに使えるアナログ時計デザイン
アナログ時計のような見た目で使いやすい
ガーミンのスマートウォッチ「vivomove」は、アナログ時計のような見た目を採用しているのが特徴。文字盤がシンプルな2針デザインなので、普段使いでも違和感なく着用できました。薄型でボタンもないので、シャツの袖口などに引っかかりにくかったのもポイントです。
ベルトは「vivomove3/3S」だとシリコンベルト、「vivomove Style」だとシリコンもしくはナイロンベルト、「vivomove luxe」だとイタリアンレザーもしくはミラネーゼベルトが付いています。別途好みの素材・カラーのベルトを買い足すこともできるので、気分やシーンに合わせて付け替えたい方にもおすすめです。
スマートウォッチの機能を使う際は針が避けてくれる
スマートウォッチの機能を使う際に、針が避けたのも印象に残ったポイントです。表示されるデータやアイコンと針が被らないので、視認性も良好。スムーズに使用できました。
通知やタッチ決済で毎日の生活をサポート
着信・メッセージ・予定などをすぐにチェックできる
ペアリングしているスマホに着信があったり、メッセージが届いたりした場合はディスプレイに表示される仕様。同時に、スマートウォッチ本体がブブっと振動するので、見落としを防げました。
そのほか、スマホのカレンダー通知やニュースなどスマホへの通知はすべて届きます。腕元で内容まで簡単にチェックできるため、大事な連絡にすぐ気づけるのが魅力です。
Garmin PayのSuicaなどタッチ決済にも対応
Garmin PayのSuicaなどのタッチ決済に対応しているため、通勤や買い物でも活躍。たとえば、改札では、スマートウォッチを着けた腕をかざすだけで通れたので、スマホやパスケースなどを取り出す手間がかかりませんでした。駅中のコンビニなどに寄った際も、スマートウォッチをかざすだけで決済が完了。キャッシュレス生活を始めたい方にもぴったりです。
体調管理に役立つヘルスケア機能
「Body Battery」でカラダのエネルギーを可視化できる
vivomoveには、Garmin独自の「Body Battery」と呼ばれる機能が搭載されています。心拍変動やストレスレベル、睡眠などのデータを分析することで、カラダのエネルギーを可視化するのに役立つ機能です。5〜100の範囲で数値が表示され、スコアの大小によって自分のカラダのエネルギー残量が把握できます。
実際にBody Batteryの数値が低く出た日は「少し多めに睡眠を取ろうかな……」と意識できたので、自分のエネルギー量を管理しながら効率よく毎日を送りたい方におすすめです。
座っている状態が長いと「Moveアラート」で知らせてくれる
「Moveアラート」機能も非常に便利。デスクワークの最中に着けてみたところ、体を動かさない時間が続くとディスプレイの表示と本体の振動で知らせてくれました。デスクワーク中はつい作業に集中して体を動かすことを忘れてしまいがちなので、Moveアラートを活用すれば運動不足の解消に役立ちます。
自分の睡眠状態を記録するモニタリング機能も魅力
本体を着用したまま寝ると、睡眠状態のモニタリングもできます。睡眠時間がデータとして表示されるので、自分の睡眠状態を客観的にチェック可能です。
ほかにも、睡眠の浅さ・深さがグラフで表示され、レム睡眠の周期を確認できました。自分が気持ちよく目覚められる起床時間を知るのに役立ちます。また、睡眠中の血中酸素(※)も計測できるので、睡眠時のカラダの状態をより深く知ることが可能です。
なお、vivomoveは稼働時間が最大4日間持つため、睡眠も含めた各データを終日計測できるのが魅力。低電力になると時計の針だけが動くモードに自動で切り替わり、そこから約1週間持つので充電が面倒と感じませんでした。
(※)本機能は自己診断又は医師への相談をはじめとする医学的な使用を意図するものではなく、疾病の治療、診断、予防を目的とした医療機器ではありません。
運動時のデータも簡単に取れる
1週間の運動時間を記録できる「週間運動量」機能
ウォーキングやランやバイクなど週間の運動量を記録する機能により、1週間の運動量をひと目で確認できるのも魅力を感じたポイントです。目標の週間運動量は初期設定だと150分ですが、アプリ経由で変更可能。自分の運動習慣や、目標とする運動量に合わせてカスタマイズできました。
また、運動量が数字だけでなく針が動いてゲージでも表示。目標まで残りどのくらいなのか、達成率をしっかり把握できます。
「コネクテッドGPS」でランニングの記録を残せる
ペアリングしているデバイスのGPSを利用する「コネクテッドGPS」機能にも対応しています。アクティビティ(※)を行う際に、各種データを取れるのが魅力。ランニング時は走った距離や位置情報などが記録され、後からアプリで確認できました。
また、心拍数の計測ができるので、例えばダイエットなど目的に応じた心拍コントロールがしやすい点もおすすめ。過去のデータを見ながら徐々に距離や強度を変えるなど、運動をする際の目標作りにも役立つので便利です。
(※)コネクテッドGPS機能はウォーク・ラン・バイクのみ対応しています。
製品情報
ガーミン(GARMIN) vivomove3/3S
水や汗などの水濡れに強い、シリコンバンドが付属しているモデル。運動時でも着用しやすいのが魅力です。ケース部分には繊維強化ポリマーを採用しており、軽量ながら耐久性に優れているため、タフで扱いやすいスマートウォッチを探している方に適しています。
軽量かつ省エネ性に優れた、OLEDディスプレイを搭載しているのもポイント。表示方法には、シンプルなモノクロシングル表示を採用しています。
サイズは39mmと44mmの2種類が用意されているため、好みに合わせて選択可能。また、カラーバリエーションが豊富なのも魅力です。
ガーミン(GARMIN) vivomove Style
42mmのユニセックスサイズで、性別を問わずに着用しやすいモデル。ケースにアルミ素材を採用しているため、軽量でラクに着けられます。文字盤を覆っている部分はGorillaガラスなので、傷が付きにくくキレイな状態をキープ可能です。
鮮明に表示されるAMOLEDディスプレイを搭載しているのもポイント。視認性に優れたカラーデュアル表示で、ディスプレイの情報をサッと確認できます。ベルトはシリコンとナイロンの2種類が用意されているため、好みに合わせて選んでみてください。
ガーミン(GARMIN) vivomove luxe
ケースにステンレス素材を採用した、高級感があるモデル。ベルトはイタリアンレザーとミラネーゼの2種類が用意されています。どちらも上品な雰囲気で、普段使いはもちろん、ビジネスシーンでも違和感なく着けやすいのが魅力です。
カラーデュアル表示で見やすいほか、表示が鮮明なAMOLEDディスプレイを採用しているのも魅力。スマートウォッチとして使いやすいほか、ドレスウォッチとしても使えます。時計にデザイン性を求める方におすすめです。
アナログ時計のような見た目でシーンを問わずに使える「vivomove」。普段アナログ時計を着けている方でも着けやすいデザインなので、アナログ時計からスマートウォッチに変えたいと考えている方に適しています。シンプルで使いやすいだけでなく、機能性が優れているのもポイント。ぜひこの機会に、チェックしてみてください。