スマートフォンと連携することで、通知の確認やエクササイズのデータ管理などができ、幅広く活躍する「スマートウォッチ」。Suicaに対応したモデルはキャッシュレスでの決済ができるため、より利便性が高いのが特徴です。
そこで今回は、Suica対応スマートウォッチのおすすめをご紹介。メリットや注意点についても説明しているので、あわせてチェックしてみてください。
- 目次
- Suica対応スマートウォッチのメリット
- Wear OS by Google搭載=Suica対応ではないことに注意
- Suica対応スマートウォッチのおすすめメーカー
- Suica対応スマートウォッチのおすすめ
Suica対応スマートウォッチのメリット

By: garmin.co.jp
Suicaとは、JR東日本が発行する非接触型のICカードです。あらかじめ入金しておくことで、全国の多くの交通機関や店舗で決済が可能。実物の「カードタイプ」とスマートフォンに搭載する「モバイルSuica」があり、モバイルSuicaの場合はクレジットカード決済で時間・場所を問わず入金できます。
モバイルSuicaを搭載したスマートウォッチならば、腕をかざすだけで手軽にタッチできるのがメリット。荷物の多い買い物時など、両手が塞がってしまうシーンではSuica対応スマートウォッチがあると重宝します。
Wear OS by Google搭載=Suica対応ではないことに注意

By: fitbit.com
Wear OS by Googleは、GoogleがAndroidをベースに開発したスマートウォッチ用OSです。Google Playストアにアクセスできるため、さまざまなアプリをインストールできます。Suicaなどの電子マネーが利用できる「Google Pay」をWear OS by Google搭載モデルに期待している方も少なくないはずです。
しかし、現在の日本では「Google Pay」に対応していないので、Suicaが使えません。Suica対応スマートウォッチを使用したい方は、「Apple」「Google」「ガーミン」「ソニー」「フィットビット」の製品を選ぶようにしましょう。
Suica対応スマートウォッチのおすすめメーカー
アップル(Apple)

By: amazon.co.jp
Appleはアメリカの多国籍テクノロジー企業。スマートフォンの「iPhone」やタブレットの「iPad」などの製品を手掛け、世界的に人気があります。Appleの製品は独自のOSを搭載し、シンプルで直感的に操作できるのが特徴です。
AppleのSuica対応スマートウォッチは「Apple Watch」を展開。iPhoneと連携することで、通知管理や健康状態確認などを簡単に行えるのが魅力です。スクエア型のディスプレイがおしゃれなほか、バンドの種類も豊富でデザイン性にも優れています。
グーグル(Google)

By: rakuten.co.jp
Googleは、1998年に設立されたインターネット関連のサービスを展開するアメリカの企業です。検索エンジン「Google」や動画共有プラットフォーム「YouTube」などを運営し、世界中で多くのユーザーを集めています。
Googleは2022年10月に初めて自社ブランドのスマートウォッチ「Google Pixel Watch」を発売。Wear OS by Googleを搭載し、Androidとの連携が強いのが特徴です。また、傘下のFitbitの技術が搭載されており、フィットネスの機能が充実しているのもポイント。今後の動向や新製品にも注目が集まります。
ガーミン(GARMIN)

By: amazon.co.jp
ガーミンは、1989年にアメリカで創業されたGPS機器メーカー。スマートウォッチ以外にも、モーターサイクルナビや登山用のトラッキングナビなど、高いGPS技術を活かした高品質な製品を展開しています。
ガーミンのSuica対応スマートウォッチは、計測機能が充実しており、自身をモニタリングしながらスポーツやアウトドアが楽しめます。また、ソーラー充電に対応したモデルもあり、バッテリー性能が高いのも魅力です。
ソニー(SONY)

By: amazon.co.jp
ソニーは1946年に創業した日本の総合電機メーカーです。テレビやカメラ、オーディオ機器などにおいて高品質な製品を幅広くラインナップ。また、ゲームや映画、音楽などのエンターテイメントのサービスにも力を入れており、多角的な事業展開をしています。
ソニーのSuica対応スマートウォッチは「wena」シリーズを展開。バンド部分にスマートウォッチ本体を搭載しているのが特徴です。ヘッド部分を変更できるため、自分の気に入っている時計をスマートウォッチとして使用できます。
フィットビット(Fitbit)

By: amazon.co.jp
フィットビットは、スマートウォッチやフィットネストラッカーを展開するアメリカの企業。2021年にGoogleの傘下になり、今後Androidとの連携が深まることが期待されています。
フィットビットのSuica対応スマートウォッチは、健康管理の機能が充実しているのが特徴。アクティビティや睡眠のデータを細かく記録できるため、体調の変化に気づくきっかけになります。
Suica対応スマートウォッチのおすすめ
アップル(Apple) Watch SE 第2世代 GPSモデル MNJT3JA

人気シリーズ「Apple Watch SE」の第2世代モデルです。「Apple Pay」を利用できるため、Suicaなどのキャッシュレス支払いに便利なのも魅力。定期券の購入ができるので、通学・通勤用にも適しています。
SEはApple Watchのなかでも比較的安いモデルのため、初めてスマートウォッチを購入する方にもおすすめ。本製品は、チップにS8 SiPを採用し、高速な処理ができるのが特徴です。
「カメラリモート」を使えばiPhoneのカメラファインダーとして使用可能。集合写真を撮る際にも活躍します。文字盤の種類も豊富でおしゃれな、おすすめのSuica対応スマートウォッチです。
また、衝突事故を検出できるのもポイント。強い衝撃を検知すると緊急通報サービスに知らせたり、位置情報を教えたりできるため、助けを呼べます。
アップル(Apple) Watch Ultra MQFK3JA

IP6X認証の防塵性能と水深40mまで対応する耐水性能を備えたSuica対応スマートウォッチ。登山やダイビングなどのハードなアクティビティにも使用できます。ピーク輝度2000ニトの常時表示「Retina ディスプレイ」を採用し、強い日差しの下でも画面を確認しやすいのが特徴です。
新たにアクションボタンを搭載。よく使う機能をアクションボタンに登録すれば素早くアクセスできるため、使用感にも優れています。また、高精度2周波GPSを採用しているのもポイント。正確な位置を割り出しやすく、登山やランニング、サイクリングに活躍します。
「Apple Pay」によってSuicaを利用可能。オートチャージや定期券発行に対応しており、利便性が高いのもメリットです。最大60時間持続するバッテリーも魅力で、アクティビティ用としてだけでなく、普段使いとしてもおすすめのモデルです。
グーグル(Google) Google Pixel Watch
Wear OSを提供するGoogleがリリースしているスマートウォッチ。筐体は通常の腕時計でも主流の円形を採用しており、ビジネスから普段使い、スポーツまで幅広く使えるシンプルで洗練されたデザインが特徴のモデルです。
Google Pixel Watch専用アプリを使用することでSuicaの新規発行、クレジットカードからのオンラインチャージが可能。また、駅の発券機やコンビニであれば現金でのチャージにも対応しています。ただし、定期券の購入・更新、Suicaグリーン券の購入、おトクなきっぷには対応していないので注意が必要です。
本モデルはSuicaをはじめとした電子マネー決済以外にも、「Fitbit」の技術を使った健康管理機能やGoogleマップでの経路案内、Google アシスタントでの音声操作など多くの機能を搭載。公共交通機関や買い物での支払いだけでなく様々な用途で活用できるおすすめのスマートウォッチです。
ガーミン(GARMIN) Venu Sq 2 Music 010-02700-70
心拍数や呼吸数、ストレスレベルなどをモニタリングし、健康データを細かく測定できるスマートウォッチです。体力を5〜100の数値で表示可能な「Body Battery」や、睡眠の質を0〜100のスコアで評価する「睡眠モニタリング機能」を搭載しているのが特徴。数値化されることで日々の健康管理に活躍します。
25種類以上のスポーツアプリを搭載しているのも魅力。ランニングやヨガ、水泳、筋トレ、ゴルフなどさまざまなスポーツに対応しています。
「Garmin Pay」が利用可能で、Suica決済に対応。財布やスマートフォンを持たずに、本製品ひとつで買い物ができるため、手軽に外出できます。
また、最大500曲の音楽を本体に保存できるのもポイント。Bluetoothイヤホンを使って音楽を楽しみながらワークアウトができます。便利な機能を多く備えたおすすめのSuica対応スマートウォッチです。
ソニー(SONY) wena 3 metal WNW-B21A
バンドのバックル部分に機能が搭載されているスマートウォッチ。本製品をバンドとして装着することで、普通の腕時計をスマートウォッチとして使用できます。お気に入りの腕時計の見た目のまま、スマートウォッチの機能が欲しい方におすすめです。
Suicaによる決済ができるほか、 iOS端末で初期設定すれば、楽天EdyやiD、QUICPayなどの電子マネーが使用可能。キャッシュレスでスムーズに買い物できます。
iPhoneとAndroidの両方に対応し、スマートフォンからの通知も確認可能です。また、心拍数の計測や睡眠の記録などもでき、健康管理に役立ちます。1週間持つロングバッテリーを搭載し、充電の手間も少ないおすすめのSuica対応スマートウォッチです。
フィットビット(Fitbit) Charge 5 FB421BKBK-FRCJK
Suicaや「Fitbit Pay」に対応したスマートウォッチ。コンビニや交通機関などでタッチ決済できます。小型なのも魅力で、一日中着けられるおすすめのSuica対応スマートウォッチです。
皮膚電気活動を計測でき、ストレスマネジメントに役立つのも特徴です。3分間本製品に手を当てておくことで数値が表示され、ストレスレベルの確認に役立ちます。
血液中の酸素レベルや心拍数、呼吸数が記録できるなど、ヘルスケアの機能も充実。また、睡眠データの記録とスコア化にも対応しており、快適な睡眠をサポートします。起床の際は、適した睡眠ステージでデバイスが静かに振動するため、快適に目覚められるのもポイントです。
店舗での決済や交通機関の利用をスムーズにするSuica対応スマートウォッチ。健康管理の機能に優れたモデルやアクティブな使用に耐えるモデルなど、さまざまな製品がラインナップされています。スマートウォッチはスマートフォンと連携して使うので相性が大切。ぜひ自分に合った1台を見つけてみてください。