植物の声に耳を傾けて!
もう100年以上も前に発見されていた植物に流れる電流。それは完全には解明されていませんが、ここへきて、その電流で植物が何を”言おう”としているのに注目したプロジェクトが公開されました! 今回は、世界初の植物のためのウェアラブル Phytl Signs EXPLORER をご紹介。これならあなたの植物の声に耳を傾けられるかも!
Phytl Signs EXPLORER とは?
![6249c1ccc0ceb4a7dab616b7a4062069_original](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/578360a50ff23-500x334.jpg)
これまでも植物を取り巻く環境を検知するセンサーでの”植物モニター”はありましたが、Phytl Signs EXPLORER は「植物そのもの」をモニターする世界初の植物用ウェアラブル。
二つのセンサーやデバイス本体、スピーカーや専用アプリで構成される Phytl Signs EXPLORER を使用すると、中を流れる電流を音や視覚によって、あなたの大切な植物に何が起こっているかが分かるというのです!
簡単に使える!
![5414951f20d0006675e4c940b8ed2a51_original](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/578360a1a39e1-500x672.jpg)
使い方は本当に簡単! まず土にセンサーを挿し、クリップセンサーを葉に挟んだら、スイッチオンで準備完了です。あとはスピーカーから流れてくる植物の”声”にじっと耳を傾けてみましょう。
どのように反応するの?
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開発チームによると、葉に触れたり、水を注いだりするとデバイスの音、植物の”声の調子”が変化。なんと、光の強さや種類にも反応するそうです。また、トリミング目的で葉を切り取っても”声の調子”が変化。
そして音だけでなく、専用アプリによって、スマートフォンやタブレットを通して、植物たちの”声”を視覚的にグラフで見ることもできるように、鋭意開発中とのこと。
植物の言語を解明せよ!
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このプロジェクトの目的は、Phytl Signs EXPLORER のユーザーコミュニティを通して蓄積されていくデータを用いて、植物がその電流でどんなコミュニケーションしているのかを解明すること。
またその解明によって、病害や虫害、適切な潅水など、植物にとって重要な情報を彼らの「言語」から得ることも視野に。これは壮大なことになってますね!
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そのクリップセンサーの幅の葉である限り、屋内屋外のどんな植物にも取り付けられる Phytl Signs EXPLORER は Kickstarter で約132ドル! 一度お気に入りの”子”の声を聞いてみたいですね!
植物の「言語」の解明が進むと、単なる音としてではなく、しゃべる翻訳デバイスが登場するかもしれませんね。ぜひ成功してほしい研究の分野です!