気温が低く、雨や雪など厳しい環境下で楽しむ「冬キャンプ」。冬のアウトドアを敬遠する方もいますが、寒い時期ならではの澄んだ空気や、みんなで暖を取りながら話す時間も醍醐味のひとつです。
しかし、安全に楽しむためには、ほかの季節よりも一層持ち物に気を配る必要があります。今回の記事では、冬キャンプに必要なアイテムを一挙にご紹介。冬キャンプにトライしたい方は、持ち物に不備がないか確認しておきましょう。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
冬キャンプは防寒対策が重要
冬のキャンプ場は、街中よりもさらに気温が下がることが予想されるので、防寒対策は念入りにしておきましょう。せっかくのキャンプも、防寒対策を怠ると楽しめません。夜は体が冷えた状態だとなかなか眠れず、体力を消耗する一方です。
服装は、なるべく肌が空気に触れないようにすることで、冷えを緩和できます。また、インナーは吸湿速乾性の高いモノを着るようにしましょう。汗を吸っても乾きにくい素材は、体が余計に冷えてしまうため注意が必要。アウターは突然の雨や雪にも対応できるよう、防水性のあるモノだと安心です。
寝袋(シュラフ)も対応温度が0℃以下のモノを選ぶようにしましょう。寝袋にはマミー型と封筒型があります。マミー型のほうが体に密着するぶん保温性は高いため、冬キャンプでの使用にぴったりです。
冬キャンプの持ち物リスト|必需品
スノーピーク(snow peak) テント アメニティドーム S SDE-002RH
スノーピークが発売するエントリーユーザー向けのドームテントです。ブランドのテントシリーズに共通する、低く抑えられた全高が特徴。丸みをもたせたシルエットを採用しており、本体に当たる風をスムーズに受け流します。強い北風が予想される、冬キャンプにおすすめのテントです。
インナーとフライシートをあわせる箇所には、同色のテープを配置しているため、容易にテントを設営できます。テントの組み立て作業に不慣れな方にぴったりです。
フライとボトムシートには、撥水加工やPU加工が施されたポリエステル生地を採用。耐水圧1800mmの優れた防水性能を備えているため、雨天でも安心して過ごせます。
バンドック(BUNDOK) ソロ ティピー 1 TC BDK-75TC
ソロキャンプにおすすめの1人用テントです。ポリエステルとコットンの混紡生地を採用しているのが特徴。夏場は涼しく、冬キャンプではあたたかく過ごせるなど優れた機能性を有しています。さらに、火の粉がかかっても穴が空きにくいのがポイントです。
ワンポールテントで設営がしやすいのも魅力。1本のポールで立ち上げられるので、テントの組み立てが苦手な方でも簡単に設営がおこなえます。また、携帯や保管に便利な収納ケースが付属。コンプレッションベルトが付いているため、コンパクトにまとめて持ち運べます。
スノーピーク(snow peak) シュラフ BACOO 550 BDD-022
マミー型の高機能シュラフです。中綿に550gのダックダウンを採用しています。下限温度が-7℃と防寒性は良好です。重さが1120gと軽量なため、持ち運びしやすいのも魅力。冬キャンプや寒い時期のキャンプツーリングをはじめ、登山へ出かける際の持ち物におすすめのモデルです。
底面と側面に「防水透湿ハイブリッド素材」を採用しているのが特徴。テント内で発生する結露から、内部のダウンを守るため、シュラフカバーを持参する必要はありません。胸の位置には小物ポケットを搭載。スマホやヘッドランプを入れておけば、低温によるバッテリーの性能低下が軽減できます。
コールマン(Coleman) シュラフ コルネットストレッチII /L-5 2000031103
中綿を含めた本体素材に、ポリエステルを採用したマミー型のシュラフです。購入しやすい手ごろな価格が特徴。使用下限温度が-5℃以上のため、気軽に冬キャンプを楽しみたい方におすすめのモデルです。ストレッチ性に優れた生地を使用しており、動きやすいのも魅力。マミー型のシュラフに不慣れな方でも快適に寝られます。
シュラフに入った状態で手足を出せるのがポイント。立ち上がって移動したり、モノを取ったりと動作が容易におこなえます。車中泊用途でも重宝するので、出発前の持ち物リストにぜひ加えてみてください。
ロゴス(LOGOS) LOGOS the ピラミッドTAKIBI コンプリートDX 81064177
焚き火をしながら調理もこなせる、多機能な焚き火台。本体に加え、アイアンロストルやチャコールデバイダーなどのオプション類が付属したコンプリートモデルです。
約10秒で組み立てられると謳われており、6個のメインパーツを重ねるだけで準備が完了。灰受け皿が付いているため、直火禁止のキャンプ場でも安心して使用できます。
ダッチオーブン・鍋・串焼きなど、多様な料理に対応できるのが特徴。さらに、チャコールデバイダーで火床を仕切ると、焚き火の横でBBQができます。持ち物リストに追加すれば、冬キャンプの楽しみの幅を広げることが可能です。
コールマン(Coleman) ファイアーディスクソロ 2000037404
直径約30cmのコンパクトな焚き火台です。ソロやカップルでの冬キャンプにおすすめのモデル。約3秒で組み立てられると謳われており、設営はもちろん撤収作業も短時間でおこなえます。手軽でシンプルなキャンプスタイルを求める方にぴったりの持ち物です。
小型の焚き火台ながら耐荷重は約25kgと丈夫で、本体素材にはステンレスを採用。大きな薪でも安心して載せられるため、本格的な焚き火が楽しめます。また、焼き網が付属しており、調理をすることも可能です。
コールマン(Coleman) XPヘキサタープ MDX 2000028621
2本のクロスポールで組み立てる、設営のしやすいヘキサタープです。4本の脚で支えるため、高い安定性を有しています。クロスポールの脚を広げたり、狭めたりすることで、高さを調節できるのが特徴です。さらに、サイドポールを活用すれば、より広い居住空間も確保できます。
PU防水加工の施された、ポリエステル生地を採用。約1500mmの耐水圧性能があるため、雨や雪に対応できます。ゆったりと食事や休憩をとることが可能で、冬キャンプにぴったりのモデル。開放的なリビングを求める方におすすめです。
スノーピーク(snow peak) ワンアクションテーブル竹 LV-010TR
天板に竹集成材を採用したアウトドアテーブルです。見た目が美しいうえ、丈夫なのが特徴。脚部には1.5mm厚のアルミパイプを使用しているため、食器類・クッキングストーブ・ランタンなども安心して並べられます。
ワンアクション機能を採用しているのもポイント。天板を開く動作にあわせて脚が展開するので、食事の準備がスムーズにできます。また、天板高さ66cmを確保しているため、ハイスタイルの冬キャンプにぴったりなモデルです。
ソト(SOTO) MUKAストーブ SOD-371
燃料にホワイトガソリンを利用するコンパクトなシングルストーブです。
ポンピング作業は必要なものの、冬キャンプのような低温環境下でも火力が安定しているのが特徴。出力が4000kcal/hと高火力のため、短時間でお湯を沸かせたり、料理が作れたりと重宝します。寒い季節に出かける、ソロキャンプや登山用の持ち物におすすめです。
自動車用のレギュラーガソリンが使えるのも特徴。メインの燃料としても利用できるので、使用頻度が高い方ほどランニングコストが抑えられます。また、燃料を切り替える際に、ノズル交換などの面倒な作業が不要なのも便利なポイントです。
スノーピーク(snow peak) TAKIBI Down Coat JK-20AU101
表地にアラミド繊維を採用したダウンコートです。優れた難燃性と染色性を有しているのが特徴。焚き火の近くでも比較的安心して着られるので、冬キャンプの持ち物におすすめです。中綿にダウン90%とフェザー10%を使用しているため、冷気が侵入しにくく、寒さを防ぎます。
内側に小物ポケットを2つ搭載。さらに、外側には大型のポケットを2つ備えるなど収納性は良好です。スマホ・ライター・カイロ・着火剤など、多くのキャンプグッズを収納できます。シンプルなデザインを採用しており、さまざまなファッションにあわせやすいのが魅力。普段使いにもぴったりです。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) スウィートウォータープルオーバーバイオ NA72035
フリース素材を使用したプルオーバージャケットです。テント内でのんびりくつろぐシーンにおすすめのモデル。ボア感のある毛足が長い表地を採用しており、内側のあたたかい空気をしっかりとため込みます。冬キャンプに1着あると便利なジャケットです。
裏面にメッシュ生地を採用しているのがポイント。着脱がしやすいほか、内部が蒸れるのを抑えられるなど着心地のよさを実現しています。胸元と背中の2箇所に配置した、ブランドロゴがおしゃれです。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) ウインターブーツ Nuptse Bootie WP Logo Short NF52076
冬キャンプにおすすめの高機能なスノーブーツです。ビブラムアイストレックラバーを採用しているのが特徴。雪上や氷上で滑りにくいため、冬のテント設営や食事の準備などがスムーズにおこなえます。また、履き口にアジャスターコードを備えており、歩行中や作業時に雪が入り込みにくいのもポイントです。
アッパーライニングに独自の防水透湿素材「テックプルーフ」を採用しているのも特徴。EVA素材のミッドソールを組みあわせることで、優れた防水性と軽量化を実現しています。降雪や積雪が予想される場合は、持ち物リストにぜひ加えてみてください。
コロンビア(Columbia) スピンリールブーツ 2 アドバンス YU0335
キャンプはもちろんタウンユースでも活躍するミドルブーツです。
優れた保温性を発揮する「オムニヒートテクノロジー」を採用しているのが特徴。本ブランドが独自に開発した技術で、体の熱を利用することで内部のあたたかさを確保できます。足元の防寒対策を強化したい方におすすめの持ち物です。
高強度のコーデュラファブリック素材を採用。ナイロンの7倍もの強さを有するほか、防水機能も備えているため、水濡れから足をしっかりと保護します。
冬キャンプの持ち物リスト|あると便利なアイテム
ロゴス(LOGOS) Tradcanvas ポータブルアッセムプッドベッド 73178013
持ち運びしやすい折りたたみ式のアウトドアコットです。地面から伝わる冷気や湿気をしっかりとガードできるのが特徴。冷え込みの厳しい夜でも眠りやすく、冬キャンプの寝具としておすすめの持ち物です。耐荷重目安が約120kgあるため、安心して体をあずけられます。
収納時の寸法は約幅40×奥行22×高さ11cmとコンパクト。重さも約2.7kgと軽量なので容易に携帯できます。ソロキャンプやキャンプツーリングの持ち物にぴったり。持ち運びに便利な収納ケースが付属しているのも魅力です。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) CR ターボトーチ ロング UF-29
強風のなかでも着火作業がしやすい、ターボタイプのトーチです。北風が強まる冬キャンプで活躍する便利なアイテム。ランタンやクッキングストープを点火する際に安心な、ロングタイプのノズルを採用しています。また、ライター用のガスボンベで再充填ができるなど、繰り返して使えるのも嬉しいポイントです。
火炎調節機能を搭載しているため、目的にあわせて火力を変えることが可能。レバーの操作力を重めに設定しており、小さな子供による事故を防ぐ設計もされています。ファミリーキャンプで安心して使えるおすすめの持ち物です。
ロゴス(LOGOS) どこでもソフト湯たんぽ 81661000
ウェットスーツの生地を採用したソフトタイプの湯たんぽです。柔らかくあたたかみが感じられ、肌触りは良好。約1Lの容量があり、沸騰させた直後のお湯が入れられます。6時間後も約40℃の温度が保てるため、寝袋の足元にセットしておけば、あたたかく眠ることが可能です。
お湯を注ぐときに便利なロートや、持ち運ぶ際に重宝する収納バッグが付属。冬キャンプにはもちろん、自宅でも活躍するアイテムです。
KingCamp 大判 マルチケット
広げると175×135cmある大判のブランケットです。高い保温性を有する化繊素材の中綿「Kingloftファイバー」を採用しているのが特徴。膝にかけたり、羽織ったりとさまざまなシーンで活躍します。冬キャンプの持ち物リストに入れておくと便利です。
朝晩が冷え込む春・秋のキャンプや車中泊などに重宝します。収納寸法は20×28cmとコンパクト。付属の収納袋に入れるとクッション代わりに使えます。また、洗濯機で洗えるため、清潔な状態に保ちやすいのも魅力です。
ジッポー(ZIPPO) ハンディウォーマー 40501
オイルライターで有名な、ジッポーが発売するハンディウォーマーです。オイルを燃やさず、プラチナの触媒作用で発熱するのが特徴の化学カイロ。コンパクトサイズでアウターやズボンのポケットなどに入れておけば、体が冷えるのを軽減できます。冬キャンプへ出かける際の持ち物にぴったりです。
1回の注油で約12時間以上の利用ができます。朝着火すれば夜まで発熱するので、途中でオイルを継ぎ足さなくてもよいのがメリット。また、繰り返し使えるため、環境に優しいのも嬉しいポイントです。通勤や通学などの普段使いでも活躍するので、気になる方はチェックしてみてください。
興和(KOWA) ホッカイロ 貼らない レギュラー
40℃以上の温度が約24時間持続する、レギュラータイプのホッカイロ。冬キャンプでの寒さを、手軽に軽減したい方におすすめです。食事や歓談時の寒さ対策としてはもちろん、寝袋に入れる快眠グッズとしても重宝します。
衣類に貼らないタイプなのが特徴。ズボンやアウターのポケットなど、あたためたい箇所に応じて自由に入れる場所を変えられます。1箱30個入りなので出かける際の持ち物として準備しておけば、家族や友人の分までまかなえるのも魅力です。
ミズノ(MIZUNO) ブレスサーモ ウール 極厚ソックス B2JX9504
吸湿発熱素材のブレスサーモを採用した極厚のソックスです。人体から発生する水分で発熱し、保温できるのが特徴。あたたかいだけでなく、心地よい肌触りも実現しています。冬キャンプにぴったりの持ち物です。
「かかと直角設計」を採用することで、足首部分の不快なダブつきを軽減。さらに、左足と右足を専用で設計するなど、ワンランク上の履き心地にこだわっているのも特徴です。
冬キャンプは玄人向けと思われがちですが、防寒対策さえキチンとできていれば楽しめます。テント・寝袋・服装など機能や保温性が充実しているモノは数多くあるので、自身にあった持ち物を探してみましょう。今回の記事を参考に、寒い環境を乗り切り、冬キャンプを満喫してみてください。