夏場のアウトドアで人々を不快にさせる蚊や蛾、蜂などの害虫。高温多湿な気候の日本は虫が多く、最近ではデング熱やジカ熱など蚊を媒介とする感染症の危険性も指摘されています。

そんなイヤな虫から身を守り、アウトドアで快適に過ごすためのアイテムが「モスキートネット」です。今回は、モスキートネットの選び方やおすすめモデルをご紹介するので、参考にしてみてください。

モスキートネットとは?

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モスキートネットは直訳すると「蚊帳(かや)」です。蚊のように小さな虫を通さない網目状の布で、人がいるスペースを覆うことで虫から身を守ります。風を通せるため、夏場でも涼しく快適に過ごせるアイテムです。

昔の日本家屋で使われていたイメージがある蚊帳を現代風にアレンジしてアウトドア仕様にした製品がモスキートネット。誰でも手軽に虫よけ対策ができる優れものです。

モスキートネットの選び方

サイズをチェック

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モスキートネットを選ぶ際は、まずサイズを確認しましょう。使う人数に合わせてソロ用から4~6人で使えるファミリータイプまで豊富にそろっています。なお、あまり小さすぎる製品を使用すると、寝ている間にネット越しに虫に刺されることがあるので注意が必要です。そのため、使うテントの大きさや、参加する人数に合わせてサイズを選ぶことをおすすめします。

素材をチェック

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麻は通気性が高く、シャツなどにも用いられる素材です。麻でできたモスキートネットは風通しに優れており、夏の夜の寝苦しさを回避しながら虫刺されも防止したい際におすすめの素材です。

強度に優れており、天然素材のなかではトップクラスの強度を誇ります。また、速乾性が高いので雨や朝露で濡れてもすぐに乾きやすいことも麻の魅力です。コットンやナイロンに比べるとコストが高くなりがちなのが欠点ですが、使用感に優れています。

コットン

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コットンは、モスキートネットに扱われる素材のなかでも柔らかな手触りが魅力。肌を刺激しにくいので敏感肌の方におすすめの素材です。

麻に負けず劣らず通気性が高い素材なので夏のキャンプに適しています。しかしその一方で、保温性も高いことも特徴。繊維の中心が空洞になっているので、熱が放出されにくくなっています。そのため少し肌寒い日のキャンプにもおすすめです。

一方で、吸水性が高く、乾くと縮む性質があるので取り扱いには注意が必要。天候が不安定な日は雨が当たりにくい木陰で使用するなどなるべく濡れないように取り扱いましょう。

ナイロン

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ナイロンはモスキートネットのなかでも特にポピュラーな素材。さまざまなデザインの製品が販売されているほか、安価な製品も多くラインナップされています。

また、軽くて丈夫な素材なうえ、麻やコットンと違い虫食いとカビの害がありません。使用や使用後の保管で特に気を遣う必要がないこともナイロンの魅力のひとつです。

なお、麻やコットンに比べると通気性が低く熱がこもりやすいので、熱帯夜でのキャンプだと寝苦しさを感じやすいこともあります。そのため、テント内で電池式の扇風機などを使って、通気性の低さをカバーしましょう。

形状をチェック

蚊帳タイプ

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蚊帳タイプのモスキートネットは、上部4点を木などに吊り下げて使います。形状としては直方体に近いもので、古くから日本の家屋で使われる蚊帳に似ていることから蚊帳タイプと呼ばれています。

4点を吊り下げて使うので頭上の空間が広く、複数人で使用しても窮屈に感じにくいのが蚊帳タイプの魅力です。頭上を見上げたときに視界を妨げるものも少ないので、寝転がりながら星空を見たいときにおすすめします。

テントタイプ

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テントタイプは上部1点か2点を木などに吊り下げて使うモスキートネットです。吊り下げるポイントが少ないので、設営する場所に困りにくいのがテントタイプの特徴。設営する時間も短めなので、初心者におすすめです。

また、フライシートを被せれば簡易的なテントとして使用できることも魅力。モスキートネットとしてもインナーテントしても活躍が期待できる、便利なタイプです。

ドームタイプ

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ドームタイプはポールを交差させて立てるモスキートネットです。吊り下げるのではなくポールで支えるので、どんな場所でも設営できるのがドームタイプの強み。海や開けた場所にあるキャンプ場など、吊り下げるポイントが少ない場所に向いています。

ドームタイプもテントタイプのように、フライシートを被せてテントとして活用するのも人気です。

ポールを交差させて立てるという設営方法なので1人だと設営が少し難しいのが弱点。ワンタッチ式のものもあるので、1人での使用におすすめです。

ハンモックタイプ

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モスキートネットのなかには、ハンモックに装着するタイプも展開されています。装着すれば虫の多い森の中でも気にせず休憩できるので、ハンモックを頻繁に利用する方におすすめしたいアイテムです。

また、あらかじめモスキートネットが装着されているものもラインナップされています。まだハンモックを所持していない方や、使用するたびに装着・分解するのが面倒に感じる方にはあらかじめモスキートネットが付いたハンモックもおすすめです。

モスキートネットのおすすめモデル

フライフライゴー(FLYFLYGO) モスキートネット

フライフライゴー(FLYFLYGO) モスキートネット

大きな出入り口のテントタイプモスキートネットです。モスキートネット自体のサイズも比較的大きめで、大人2人が余裕を持って寝転べるほどのスペースがあります。

重量が約640gとモスキートネットのなかでも軽量な部類で、収納したときのサイズが小さいのも魅力です。ツーリングキャンプなどの荷物が限られたアウトドアにも適しています。底部のシートは防水性能が高く、湿った地面の上でも気にせず設営ができるのもポイントです。

シートゥサミット(SEA TO SUMMIT) モスキートネット シングルサイズ

シートゥサミット(SEA TO SUMMIT) モスキートネット シングルサイズ

重量約250gと軽量なのが特徴のモスキートネットです。頂点1箇所を吊り下げて使うテントタイプで、4隅にあるペグ用の穴にペグを差し込むことで安定感が増します。

軽いだけでなく収納したときのコンパクトさも魅力の1つで、収納すれば少し大きめの飲料缶ほどのサイズになります。持ち運びやすさに優れているので、1人でのキャンプにおすすめです。

アライテント(ARAI TENT) カヤライズ1

アライテント(ARAI TENT) カヤライズ1

底面以外をメッシュ素材で囲った、通気性の高いモスキートネットです。同社製品の「エアライズ用」「ゴアライズ用」のフライシートを使用すれば雨天時でも使えるテントとしても活躍します。

ポール2本を交差して設営するドームタイプですが、本製品のみを購入してもフレームは付属しないのでその点には注意しましょう。フレームに関しても同社製品の「エアライズ」「ゴアライズ」のものが使用できます。同社のテントを持っている方におすすめのモスキートネットです。

クイックキャンプ(QUICKCAMP) ワイドスクリーンタープ

クイックキャンプ(QUICKCAMP) ワイドスクリーンタープ

大人数で使えるモスキートネットを探している方におすすめしたい製品。幅400×奥行300cmで、8人ほどが入って食事をしても余裕があるほか、高さが200cmあるドームタイプなので頭上にも解放感があります。

また、設営はワンタッチ式で、1人でも問題なく設営できるのもポイント。全てのパーツが収納可能なキャリーバッグが付属するので収納も持ち運びも簡単なおすすめのモスキートネットです。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) レニアス スクリーンメッシュタープセット

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) レニアス スクリーンメッシュタープセット

リーズナブルな価格のアウトドア用品に定評のあるキャプテンスタッグのモスキートネットです。幅310×奥行330cmの大型モスキートネットで、5人ほどでも余裕を持って使用できます。

全面を巻き上げれば、開放感のあるスクエアタープとしても使用できることが魅力です。別売りのポールを利用すればスクリーンを日さしにもできます。天井部分の縫い目からの浸水を防ぐシームレス加工がされていて、両サイドには雨水を逃がすためのフラップも配置されているのがポイント。悪天候にも強いおすすめのアイテムです。

D DOLITY モスキートネット

D DOLITY モスキートネット

リーズナブルな価格が魅力的なテントタイプのモスキートネット。「目に見えない虫も通さない」といったコンセプトで開発された「ノーシーアム・メッシュ」と呼ばれる非常に細かいメッシュが施されているのが特徴です。

また、底部シートの防水性能にもこだわられていて、雨が降った後の芝生などに設営してもシートが湿りにくいこともポイント。リーズナブルですがアウトドアに適した仕様が魅力の1人用モスキートネットです。

コクーン(Cocoon) キャンピングネット シングル

コクーン(Cocoon) キャンピングネット シングル

「Insect Shield技術」という虫除けの技術が活用されたテントタイプのモスキートネットです。蚊やダニ、アブなどが嫌うキク科の植物から抽出された天然成分「ペリメトリン」を配合した繊維が使用されています。

高い虫除け効果が期待できるほかにも、細かい網目によって羽虫を通さないだけでなく、遠ざけてくれるので羽音が気にならなくなるのも嬉しいポイント。テント周辺に虫を寄せ付けたくないという方におすすめモスキートネットです。

ケアプラス(Care Plus) ポップアップドーム

ケアプラス(Care Plus) ポップアップドーム

ワンタッチですぐに開く省スペースのモスキートネットです。シュラフの上から被って使うタイプのモスキートネットで、ワイヤーによって頭部がドーム状に立ち上がる仕組みです。そのため頭部には余裕があり、寝転がりながらスマートフォンなどを使用できます。

テント内で使うのはもちろん、マットの上にシュラフを設置して就寝するタープ泊などでも活躍するアイテムです。コンパクトに収納できるので、ツーリングキャンプなどにも適しています。

ザフレンドリースウェード(The Friendly Swede) モスキートネット

ザフレンドリースウェード(The Friendly Swede) モスキートネット

自然に溶け込むアーミーグリーンのカラーリングが魅力のモスキートネット。形状はテントタイプで、上部1点を木の枝に吊るして使用します。また、付属しているフックをテントのランタンフックなどに吊るせばテント内での使用も可能です。

重量は約160gとかなりの軽量であるうえ、付属している4本のペグを4隅に打ちこめば安定感が増すので、風が強い日でも安心して使用できます。付属のキャリーバッグに収納すれば幅13×奥行13×高さ17cmと、かなりコンパクトに収まるので持ち運びも簡単です。

アウトドアリサーチ(OUTDOOR RESEARCH) バグ ビビィ

アウトドアリサーチ(OUTDOOR RESEARCH) バグ ビビィ

シュラフの全体を包み込む形状のモスキートネットです。胸の辺りにある半円状のポールが顔と身体からモスキートネットを遠ざけることが可能。1人用のコンパクトなサイズなので一見窮屈に見えるデザインですが、寝返りを打つスペースが確保されています。

底面のシートには防水加工が施されているので、濡れた地面の上でも問題なく使用できます。テント内で使用するだけでなく、屋外で満天の星を見上げながら眠るのもおすすめです。マット類を使用しないタープ泊などにも適しています。

サインステック(Signstek) ハンモック 蚊帳付き

サインステック(Signstek) ハンモック 蚊帳付き

モスキートネットがデフォルトで装着されているハンモックです。身体を預ける部分の素材は通気性に優れた薄い生地で、蒸れにくいことが特徴。長時間揺られていても汗をかきにくいハンモックです。

耐荷重は300kgあるので、低い位置に設置すれば複数人で座るベンチとしても活用できます。また、一時的に荷物を置く場所としても利用可能です。引き裂きにも強い生地なのでカドが硬いものも問題なく置けます。

機能的でありながらもリーズナブルな価格が魅力のモスキートネット付きハンモックです。