キャンプの醍醐味である焚き火を手軽に楽しめる焚き火台。最近は燃焼効率のよいモノや、デザイン性に優れたモノも登場しています。しかし、製品によって素材やサイズなどが異なるため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの焚き火台をご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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焚き火台の選び方
組み立てのしやすさをチェック

焚き火台の組み立て方式は、主に「折りたたみ式」と「組み立て式」の2種類に分けられます。折りたたみ式は構造がシンプルで、広げるだけで手軽に設営できるのが魅力です。すぐに焚き火を始めたい方や、設営の手間を減らしたい方に向いています。
組み立て式はパーツごとに分解可能で、コンパクトに収納できるのがポイント。持ち運びやすさを重視する方におすすめです。組み立てる手間が発生するものの、使用後は分解して隅々までお手入れできます。自分のキャンプスタイルに合わせて、扱いやすいタイプを選んでみてください。
人数に合わせてサイズをチェック

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焚き火台は、使う人数に合わせたサイズを選ぶことが大切です。ソロキャンプや2人での使用がメインの方には、コンパクトなサイズが適しています。持ち運びやすいほか、扱いやすいのが魅力です。
ファミリーやグループで楽しみたい場合は、40cm以上のサイズがおすすめ。焚き火をみんなで囲んだり、食材を焼くスペースを広く確保したりできるのがメリットです。
収納時のサイズにも注目

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焚き火台は持ち運ぶ機会が多いため、収納時のサイズも重要なチェックポイントです。とくに徒歩での移動が多い場合やバイクでキャンプに行く場合は、軽量でコンパクトなモデルを選びましょう。組み立て式のモノは、パーツを分解してコンパクトにしやすいのでおすすめです。
専用の収納ケースが付属しているかどうかも確認してみてください。必要なアイテムをまとめておけるほか、パーツを紛失しにくいのがメリット。また、取手が付いていると持ち運びが楽になり便利です。
料理をするなら耐荷重をチェック

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焚き火を使って料理を楽しみたい方は、焚き火台の耐荷重を必ず確認しましょう。水の入った鍋や具材を投入したダッチオーブンは、かなりの重さになります。安全に調理するためにも、調理器具だけでなく食材・水の重さも考慮して、余裕のある耐荷重の製品を選ぶのがおすすめです。
さらに、丈夫な五徳やアミが付属していると、調理の幅がぐっと広がります。なかには、ダッチオーブンなどを直接置けるよう設計されたモノも。安心して使える製品を選ぶことで、キャンプごはんをより一層満喫できます。
おしゃれなデザインをチェック

最近は機能性だけでなく、デザイン性に優れた焚き火台も数多く登場しています。側面パネルに模様などが描かれたモノは、揺らめく炎をより一層美しく見せるのが魅力です。
黒皮鉄やステンレスといった素材の質感にこだわるのもおすすめ。シンプルでスタイリッシュな見た目のモノから、パーツの組み合わせで形を変えられるユニークなモノまで、さまざまな製品が存在します。ぜひお気に入りのデザインを探してみてください。
焚き火台のおすすめメーカー・ブランド
スノーピーク(snow peak)

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スノーピークは、1958年に創業された新潟県三条市に本社を構えるアウトドア用品メーカーです。「人生に、野遊びを。」をスローガンに掲げ、人生を構成する「衣食住働遊」に沿った事業に取り組んでいます。
焚き火台は、ステンレスを使ったタフなアイテムがラインナップ。コンパクトなので持ち運びやすく、使いやすさに優れています。また、オプションと組み合わせることで調理の幅を広げられるのもポイント。焚き火から本格料理まで楽しめる製品が揃った、おすすめのメーカーです。
ユニフレーム(UNIFLAME)

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ユニフレームは、1985年に創設されたアウトドア用品メーカーです。「ユニークな炎を創造する」という理念から名付けられ、日本の風土や文化を背景にしたアウトドアスタイルを創造しています。「We want to make friends with nature.」というフレーズも有名です。
代表的な焚き火台「ファイアーグリル」は、簡単に設営できるシンプルな構造が特徴。ダッチオーブンも載せられる強度を有しています。価格がリーズナブルなので、コスパ重視の方におすすめです。
コールマン(Coleman)

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コールマンは、1900年にアメリカで創業されたアウトドア用品ブランドです。ランプ製造から始まり、現在ではテント・寝袋・キャンプ用品など幅広く製品を展開しています。
焚き火台は、「ファイアーディスク」が有名。3秒で組み立てられると謳う、脚を立てるだけの簡単設営が魅力です。3サイズを展開しており、用途に合わせて選べます。初心者でも扱いやすい製品を探している方は、チェックしてみてください。
焚き火台のおすすめ|ソロ
スノーピーク(snow peak) 焚火台SR ST-021
コンパクトに折りたたんで持ち運べる焚き火台です。収納時の高さは60mmと薄型で、携行性に優れているのが特徴。設営から撤収まで扱いやすい、おすすめの製品です。
ベースプレートが製品の一部に組み込まれた設計で、焚き火の熱や灰による地面への影響を軽減。ブリッジ部には別売りの焼アミやグリルプレートを載せられるため、幅広い調理に対応できます。持ち運びに便利な収納ケースが付いているのもポイントです。
ユニフレーム(UNIFLAME) 薪グリルsolo 682999
ソロキャンプで本格的な焚き火を堪能できるコンパクトサイズのアイテム。五徳を採用しており、ミニサイズながら本格的な料理を楽しめます。持ち運びやすいサイズ感で、ソロキャンプで使いやすいのが魅力です。
火加減に合わせて五徳の高さを調節できます。また、最大10kgまでの耐荷重を実現しているのもポイント。収納時は約135×210×65mmまでコンパクトにたためます。重量は約1.1kgと軽量で、携帯性に優れた設計です。
ロゴス(LOGOS) LOGOS the ピラミッドTAKIBI M 81064163
約10秒で組み立てが完了すると謳う、ピラミッド型の焚き火台。パーツを重ねるだけの簡単構造で、キャンプ初心者でもスムーズに設営できます。
耐荷重約10kgの頑丈な五徳を標準搭載しており、ダッチオーブンを直接設置可能です。付属の串焼きプレートは丸串と平串の両方に対応し、魚の串焼き料理も楽しめます。
灰受け皿が灰の落下を防ぐので、直火禁止のキャンプ場でも安心。別売のネットやチャコールデバイダーを組み合わせると、バーベキューも堪能できます。コンパクトに収納できるため、持ち運びを重視する方にもおすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) カマド スマートグリル B6型 UG-43
B6サイズまでコンパクトにして収納できるソロキャンプにおすすめの焚き火台。厚さ35mmまで薄型化でき、ツーリングキャンプでも荷物を圧迫しにくいのが魅力です。0.76kgと軽量なので、楽に持ち運べます。
五徳とアミが付属し、煮炊きから焼き物まで幅広い調理に対応。本体にはサビに強いステンレス鋼を採用しているため、比較的長く使えます。また、ドライバー不要で簡単に組み立てられるのもメリット。手軽にアウトドア調理を楽しみたい方にぴったりです。
Tokyo Camp 焚き火台 HAKOSUKA
日本の名車「ハコスカ」からインスピレーションを得て生まれた焚き火台。直線的なフォルムと無駄を削ぎ落とした設計が特徴です。時代を超えて愛される美しさを追求し、良好な見た目と実用性を両立しています。
軽量・薄型のフラット構造で、荷物を圧迫しにくいのがポイント。また、工具不要で素早く組み立てられます。優れた通気性により燃焼効率がアップし、安定した火力をキープ。30〜40cmの薪をそのまま使えるほか、煮る・焼く・湯沸かしなどの調理を快適に行えるのが魅力です。
ソロキャンプからファミリーキャンプまで幅広く対応します。耐荷重は約10kgで、ダッチオーブンも使用可能です。
焚き火台のおすすめ|ファミリー
スノーピーク(snow peak) 焚火台 L ST-032RS
逆四角錐の独特な形状を採用した人気の焚き火台。開いて置くだけと簡単に設営できます。スノーピークのロングセラー製品で、本製品は3〜4人でのキャンプに適したLサイズです。
ステンレス製の本体は高い耐久性を有しており、タフに使えるのが特徴。使用後は平らに折りたたんで収納ケースに入れられるため、持ち運びは楽々です。
別売りの焼アミやグリルプレートと組み合わせれば、幅広い料理を楽しめます。キャンプで焚き火とバーベキュー、どちらも満喫したい方におすすめです。
ユニフレーム(UNIFLAME) ファイアグリル 683040
焚き火・バーベキュー・ダッチオーブン料理と、幅広い用途に対応する焚き火台。ファミリーキャンプにぴったりなサイズ設計で、多彩なアウトドア調理を楽しめます。
組み立てると四隅にスペースができる仕様で、炭を調節しやすいのが特徴。また、アミの四隅は中心部より火力が弱くなる作りで、保温スペースとしても活用できて便利です。
ウェイトバランスに優れており、分散耐荷重約20kgと重いダッチオーブンも安心して載せられます。炉の四隅にあるすき間により、空気を効率よく取り入れられるのもポイント。燃焼効率を向上させ、安定した火力を維持します。使用時のサイズは約430×430×330mm、収納時は約375×375×70mmです。
コールマン(Coleman) ファイアーディスク 2000031235
初心者でも手軽に焚き火を楽しめるアイテム。3秒で設営が完了する設計で、初めて焚き火に挑戦する方でも迷わずに使えます。
オールステンレス製の本体は通気性に優れ、効率的な燃焼を実現。焼アミが付属しているため、焚き火だけでなくバーベキューも堪能できます。耐荷重約30kgの頑丈さで、ダッチオーブンでの調理も可能です。
使用後は厚さ約10cmまで薄くして収納でき、持ち運びは快適。収納ケース付きで、車への積み込みもスムーズに行えます。焚き火デビューを考えている方におすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ヘキサ ステンレス ファイアグリル M-6500
1台でさまざまな用途に対応するアイテム。焚き火やバーベキューはもちろん、ダッチオーブン料理にも使える機能性の高さが魅力です。錆びにくいステンレスを採用しています。
組み立ては本体とスタンドをセットするだけと簡単。ダッチオーブン25cmがすっぽり収まるサイズで、本格的なアウトドア調理が可能です。
薄型設計で、収納時は厚さ60mmまでコンパクトにできます。また、専用の収納バッグが付属しており、持ち運びや保管に便利。多機能な製品が欲しい方におすすめです。
ハイランダー(Hilander) 焚き火台 六花
六角形のスタイリッシュなデザインが魅力の焚き火台。A3サイズ相当にまで折りたたみ可能で、キャンプ道具をすっきりとまとめられます。優美な見た目とバックパックに収まるコンパクト設計を両立した、おすすめのアイテムです。
梯形五徳が付属し、焚き火だけでなくさまざまな調理を楽しめる設計。コンパクトながら一般的な薪が入るサイズ感もポイントです。ロストル付きで火種の管理がしやすいため、料理から焚き火タイムまで快適に過ごせます。
プレート厚1.4mmのステンレス素材を採用。錆びにくく、傷が目立ちにくいのもうれしいポイントです。脚部の接地面積を広く確保することで、高い安定感を有しています。ソロキャンプからファミリーキャンプまで、幅広く活躍する焚き火台です。
焚き火台の使い方

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焚き火台を使う前に、まずは安全な設置場所を確保します。テントやタープ、枯れ草などの燃えやすいモノから十分に距離をとり、平坦な地面に設置するのが基本です。安全のために、耐熱グローブや火ばさみ、消火用のバケツなどをあらかじめ準備しておくと安心できます。
火起こしは、着火剤を焚き火台の中心に置き、その周りに細い薪から太い薪の順で組んでいくのがコツです。薪と薪の間にすき間を作り、空気の通り道を確保することを意識してみてください。薪を詰め込みすぎると火がつきにくくなるので注意が必要です。
火が安定するまで、うちわや火吹き棒は使いません。安定してきたら、中程度の薪、太い薪と順番に追加していきます。
焚き火を終えた後は、サイトのルールに従ってきちんと後片付けを行うことが大切。焚き火台にある灰・炭・汚れも取り除きます。長く使いたい方は、自宅に戻った後に改めてお手入れを行うようにしましょう。
焚き火台は、軽量でコンパクトなモノから頑丈なモノまで多種多様です。また、耐久性や燃焼効率、使いやすさもさまざま。キャンプスタイルや参加人数などを考慮し、自分に合った製品を選ぶのがおすすめです。ぜひ本記事を参考に、お気に入りの一台を見つけてみてください。