焚き火に使う薪を運ぶのに役立つ「薪バッグ」。薪をまとめて持ち運びやすいうえ、手や服が汚れたり傷付いたりするのを予防できる人気アイテムです。しかし、ラインナップが豊富でどれを選べばよいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの薪バッグをタイプ別にご紹介します。選び方のポイントやメリットも併せて解説するので、参考にしてみてください。
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薪バッグは必要?
薪バッグがあればラクに持ち運べる
薪バッグはログキャリーとも呼ばれ、薪を持ち運びするのに活躍します。薪は1束約5~8kgと重さがあり、ワイヤーなどでくくられているため持ち運ぶのが大変。また、長時間焚き火を楽しむ場合は1束では足りず、薪を取りに何度も往復する手間がかかります。
しかし、薪バッグがあれば、一度に持ち運ぶ薪の量を増やすことが可能。薪を束ごと薪バッグに入れれば、効率よく運べます。さらに、現地で太さや長さがまばらな枝などを見つけた際に、まとめて入れられるのもポイントです。
薪バッグは丈夫に作られているため、重いキャンプギアなどの収納袋として代用できるのも利点。自立するスタンドタイプなら荷物置きとしても使えるので、ひとつ持っていると便利なアイテムです。
ささくれが刺さらず安全に薪を運べる
ほとんどの薪は、ワイヤーやビニールテープでくくられているだけ。軍手を使用したとしても、繊維を突き破ってささくれやトゲが刺さる恐れがあります。薪バッグに入れることでケガするリスクを抑えられ、衣服が破れたり汚れたりするのを予防可能です。
また、薪を手で運ぶときは、薪とワイヤーの隙間に指を入れる必要があります。ワイヤーが指に食い込んで痛い思いをするケースも少なくないため、安全かつ快適に薪を運べる薪バッグがおすすめです
薪バッグの選び方
タイプをチェック
スタンド付きタイプ
1枚の布で薪をくるむスタンド付きタイプ。持ち運んだ薪を、そのまま広げて置ける便利なアイテムです。地面から離れた位置に薪を保管できるのがポイント。地面から上がってくる湿気から薪を守り、乾燥した状態を保てるのが魅力です。
また、薪を保管していないときは、荷物置きとしても活躍。スタンド式なので、土や葉っぱなどの汚れが付きにくく便利です。ただし、形状的に大量の薪を運べないのが難点。詰め込みすぎたまま置くと、バランスを崩して倒れる恐れもあるので注意しましょう。
トートバッグタイプ
一度に大容量の薪を入れられるのがトートバッグタイプの魅力。大人数で焚き火を楽しみたい方におすすめです。手で持ったり肩にかついだり、ラクな姿勢で持ち運べるのもメリット。力に自信がない方でも使いやすく、効率よく薪を持ち運べます。また、使用しない場合は、コンパクトに折りたたんで収納できるのもポイントです。
一方、バッグの底に木くずや泥などが溜まりやすいのがデメリット。清潔さを保つためには、小まめにお手入れする必要があります。
バスケットタイプ
バスケットタイプは、スーパーの買い物かごのような形状が特徴。マチが大きく、薪をたくさん入れて持ち運べます。比較的リーズナブルな価格のモノが多く、手軽に購入しやすいのがポイントです。
収納ボックスとしても活躍するほか、折りたたみタイプなら保管や持ち運びに便利。ただし、プラスチック素材の場合は、ハードな使い方をすると損傷する恐れがあるので注意が必要です。
重量とサイズをチェック
薪バッグを選ぶ際は、重さも大切なポイント。薪自体が重たいため、なるべく軽いモノを選びましょう。しかし、軽すぎると耐久性が落ちたり、風に飛ばされたりするケースもあります。
薪バッグの大半は軽量ですが、トートバッグタイプなら1kg以下、フレームにスチールを用いたスタンド付きタイプは1.7kg前後を目安に選ぶのがおすすめです。
また、サイズが大きいほど、一度に持ち運べる薪の量が増えます。ただし、大容量タイプは重量も増えるので、使いやすさを考えると軽量性と収納力のバランスが大切です。
ソロキャンプなら軽量かつコンパクトなモノ、大人数で焚き火を楽しむなら大容量タイプのように、使用する人数やシーンを考慮しながら選んでみてください。
薪バッグのおすすめ|スタンド付きタイプ
ディーオーディー(DOD) となりのまきちゃん LX1-453
最大で30kgの薪を載せられるスタンド付きタイプの薪バッグ。一般的な薪の3~4束分を入れられるほか、薪を濡らさず保管できるおすすめアイテムです。スタンドは丈夫なアルミ合金フレームを採用。優れた耐久性を備えながら、約1.3kgと軽量なのがポイントです。
フレームのパーツはゴムひもでつながっているため、差し込むだけで組み立てが完成。生地は、薪の載せ降ろし時にズレにくいスリーブ式で固定します。頑丈で燃えにくい帆布生地を使用。火の粉が当たっても、穴が開きにくいのがメリットです。
スタンドを外せば単体の薪バッグとしても活躍。バッグ内には自由な太さで固定できるベルトを搭載しているので、薪が動いたり落ちたりするのを防げます。ナイフなどの小物を入れるのに役立つ2ヶ所のポケットも用意。キャンプギアや着替えなどを置く荷物スタンドとしても使えます。
バンドック(BUNDOK) 薪キャリースタンド BD-904
丈夫なコットンを使用した薪バッグです。フレームにはスチールを採用しています。サイズは約幅46×奥行43×高さ39cm、重さは約1.75kg。収納時は幅40cmとコンパクトに収納可能です。
持ち手付きのため、薪をラクに持ち運べます。専用の収納ケースが付属するのも魅力。薪のストックや移動が簡単に行えるおすすめアイテムです。
ハングアウト(Hang Out) ログキャリースタンド LGS-325
帆布生地とスチール製フレームを採用したスタンド付き薪バッグ。フレーム上部の突起部分に生地のハトメ穴を引っ掛ければ、薪を出し入れしてもズレにくいのが特徴です。生地内側には、ポリエステル糸で補強したPVCシートを裏打ち。汚れが簡単に拭き取れるので便利です。
持ち手には、握りやすく手に優しい天然木を使用。サイズは幅43×奥行45.5×高さ32.5cmで、重たい薪もまとめて運べます。収納する際はくるくる丸めてコンパクトに保管できるのもポイントです。
別売りのステンレストップと合わせると、焚き火をしながらテーブルとしても使えます。汎用性の高いモノや、重たい薪でも持ち運びや保管がしやすいモノを探している方におすすめです。
フィールドア(FIELDOOR) 折りたたみ薪ラックスタンド
難燃性が高いTC素材を使った薪バッグ。火の粉を受けても穴が開いたり燃え広がったりしにくいのがメリットです。また、遮光性や撥水性に優れているため、天候に関係なく使えます。
フレームには、強度の高いA7075超々ジュラルミンを使用。軽量ながら耐荷重は20kgと安定感に優れ、長さ30cm以上の薪もしっかり置けます。また、フレームはショックコードでつながっているので設営も簡単です。
生地にはアルミ製の取っ手を搭載。スタンドから持ち上げるだけで薪バッグとして使用できます。脚部には、滑り止めのゴム製エンドキャップが付属しているのもポイント。約1.1kgと軽いうえ、収納バッグ付きでスムーズに持ち運べます。キャンプギアを置く収納ツールとしても使用できて便利です。
FLYFLYGO 薪バッグ&薪スタンドのセット
1泊2日に適した薪の量を想定し、最大8kgの薪を横に並べて収納できる薪バッグです。サイズは幅42×奥行29×高さ30cm。各辺に縫製を施しているため、型崩れしにくいのが特徴です。サイドには、焚き火に使用する道具を入れられる2つのポケットと、大型のホック付きポケットが付属しています。
難燃加工と撥水加工を施した素材「takibi hamp」を採用。炎や火の粉が当たっても燃えにくく、安心して使えます。また、100%天然素材を使用しており、独自の風合いを楽しめるのも魅力です。
長さが異なる2種類の持ち手を搭載。手持ちでも肩掛けでも持ち運びできる2WAY仕様で、薪の量やシーンに応じて使い分けられます。品質を重視する方におすすめです。
薪バッグのおすすめ|トートバッグタイプ
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 大型収納トートバッグ M-1681
人気アウトドアブランド「キャプテンスタッグ」の薪バッグです。素材はポリエステルを採用。サイズは約幅60×奥行25×高さ50cmです。取り出し口には、収納物に応じて長さを調節できるバックル式のベルトが付属。薪の量に合わせて固定できるため便利です。
容量が約75Lと大きいため、薪バッグとしてはもちろん、ガスコンロや調理器具、キャンプギアなどを入れて持ち運べるのも魅力。移動時は通常のトートバッグとして使い、現地で薪バッグとして活用すれば荷物を減らせます。さまざまな用途に使えるおすすめアイテムです。
オレゴニアンキャンパー(Oregonian Camper) ロガーバケット OCB 2025
600Dポリエステル素材を採用した楕円形の薪バッグです。薪は縦にして3束入ります。内側にPVCコーティングを施しているのもポイント。水洗い可能で衛生的に使えます。
底面サイズは幅55×奥行37cmで、高さは32cm。行き帰りはキャンプギアなどの収納グッズとして代用できるほか、使用しない場合はコンパクトにまとめられます。おしゃれなデザインもポイント。汎用性に優れているので、荷物をなるべく減らしたい方におすすめです。
コールマン(Coleman) ポップアップボックス 2000038938
コンパクトに収納できるポップアップ式の薪バッグです。素材はポリエステルを採用。約510gと軽量ながら耐荷重は約10kgのため、薪を入れたり洗濯物を入れたりと、さまざまな用途で使えて便利です。
ハンドル付きで持ち運びしやすいのもポイント。底面にはPVC加工が施されており、濡れた地面でも気にせず使えます。また、ゴミ袋を固定するステンレスクリップが4個付属。ゴミ箱としても活躍します。
テーブルや椅子の脚などに固定できる、綿ファスナーテープ付きなのもメリット。ペグで固定できるループも有しているので、風に飛ばされるのを防げます。丸みを帯びたかわいらしいフォルムで、見た目を重視する方にもおすすめです。
ダルトン(DULTON) ワックス キャンバス ログ バッグ Y959-1267
ワックスコーティングを施したキャンバス生地が、独特な風合いを醸し出す薪バッグ。ヴィンテージ感のあるおしゃれなデザインが魅力です。サイズは幅60×奥行25×高さ32cm。さまざまなシーンで使えるよう、マチを広く取っています。
長めの薪はもちろん、長尺のキャンプギアも入れやすいのが特徴です。また、内側にはポケットを3つ搭載。細かいモノを入れられて便利です。カラーはオリーブとキャメルの2色展開。トートバッグタイプで、大容量かつおしゃれなモノを探している方におすすめです。
コフラン(COGHLANS) ログキャリアー #1770 11210281000000
大きめサイズながら、重さが454gと軽量の薪バッグ。たくさんの薪をラクに持ち運べて便利です。優れた強度を有するコットンキャンバスを使用しています。
キャンプギアや小物なども収納可能。また、DIYやガーデニングなどでも活躍します。持ち手が長いため、肩掛けもできて使い勝手は良好。大人数でキャンプやバーベキューをする方におすすめです。
CARBABY 薪バッグ
極厚の綿帆布にパラフィン加工を施した薪バッグ。優れた耐久性と撥水性を有しており、万が一の際は簡易バケツとしても活躍します。引き裂きにも強く燃えにくいため、さまざまな用途で使えるおすすめアイテムです。
耐荷重は30kg。サイズは幅35×奥行25×高さ29cmの大容量タイプで、効率よく薪を持ち運べます。また、ハードな使用にも耐えられるよう、内側の縫い目を補強。焚き火台やガスコンロ、七輪など、大きめのギアも入れられます。
ストラップが付属し、手持ちと肩掛けの2WAY仕様。収納量や重さに合わせて、持ち運びやすいスタイルで使えます。バッグにはベルトループやポケットを搭載。カラビナフックの取り付けが可能で、小物や貴重品などを整理収納できます。
Supchamp 薪バッグ
丈夫な綿帆布を使用した薪バッグです。パラフィン加工を施しており、優れた撥水性を発揮。使うほどに味が増していくので長く愛用できます。
幅40×奥行35×高さ32cmの大容量タイプ。手持ちでも肩掛けでも持ち運び可能で、重量が増えても移動させやすいのが魅力です。正面には、小物入れとして役立つポケットが付属します。
一度に多くの薪を運べるほか、キャンプギアや荷物、食品の収納にも活躍。バーベキューや釣り、ハイキングなど、さまざまなシーンに対応できるおすすめアイテムです
アソビト(asobito) 焚き火バッグ abt-002
1泊2日に適した薪の量を想定し、最大8kgの薪を横に並べて収納できる薪バッグ。各辺に縫製を施しているため、型崩れしにくいのが特徴です。サイドには焚き火に使用する道具を入れられる2ポケットと、大型のホック付きポケットが付属しています。
難燃加工と撥水加工を施した難燃素材「takibi hamp」を採用。厳しい消防庁試験をクリアしており、万が一の場合でも火をしっかりガードします。また、100%天然素材を使用し、布独自の素材感をキープしているのが魅力です。
長さの異なる2種類の持ち手を搭載。手持ちでも肩掛けでも持ち運びできる2WAY仕様で、薪の量やシーンに応じて使い分けられます。サイズが幅42×奥行29×高さ30cmの薪バッグ。品質重視の方におすすめです。
薪バッグのおすすめ|バスケットタイプ
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 取っ手付FDコンテナ L UL-1013
薪バックとして使える折りたたみタイプのコンテナ。サイズは約幅45×奥行31.5×高さ25.5cmで、薪をたっぷり入れられます。重さが約920gと軽量なのに加え、取っ手が付いているためラクに持ち運べるのが魅力。折りたたんでコンパクトに保管できるほか、組み立ても簡単で手軽に使えます。
素材はポリプロピレンを採用。耐荷重は8kgで、薪の運搬はもちろん、キャンプギアや小物を入れる収納ケースとしても活躍します。汎用性に優れたモノを探している方におすすめです。
リングスター Starke-R バスケット STR-465
車のバンパーと同じ素材を採用したバスケットです。やわらかくしなりながらも優れた耐久性を発揮。薪バッグとして使えるのはもちろん、逆さにすれば椅子や踏み台としても使えます。酷暑や極寒に対応し、ハードな環境でも使用可能。長く愛用できるおすすめアイテムです。
サイズは幅46.5×奥行38.5×高さ28cm。ハンドルを内側に倒せる特殊構造で、中に荷物を入れたままバスケットを積み重ねることが可能です。キャンプギアや小物入れとしても活躍し、複数あると利便性が向上します。
ハンドルを内側に倒せる特殊構造を施し、バスケットを積み重ねることが可能。中に荷物を入れたままでもハンドルが凹凸部分に重なるため、スペースを有効活用しながら収納できるのが特徴です。キャンプギアや小物入れとしても活躍し、複数あると利便性が向上します。
不二貿易 折りたたみ コンテナ 86450
薪バッグとしても使えるシンプルなデザインの折りたたみ式バスケットです。約26Lの大容量ながら折りたたみ時の厚さは6.8cmとコンパクト。省スペースに収納できるうえ、スタッキング可能で車に積み込みやすいのも魅力です。
持ち手が付属しているため、薪の移動がラクに行えるのもポイント。薪以外にも衣類や食料など、さまざまなモノを入れるのに活躍します。素材はポリプロピレンを採用。水洗い可能でお手入れも簡単です。耐荷重は8kg。優れた強度と耐久性を有しており、ラフに使えるおすすめアイテムです。
番外編|薪バッグになるエプロンタイプも
パスツール(Pastool) エプロンにもなる薪バッグ 90802
サイドファスナーの開閉により、エプロンに変身する薪バッグ。バッグの持ち手がエプロンの肩ひもとして活躍します。後ろで固定できるため、かがんでもぶらつかず便利。ポケットやカラビナループ付きで収納力も高く、使い勝手は良好です。
丈夫で風合いのよいコットンを100%使用。大きめサイズで薪を運べるのはもちろん、キャンプ用トートバッグとして荷物を入れるのにも役立ちます。薪を入れる側がエプロンとして使う際は外側に向くため、衣服が汚れにくいのもメリット。薪を運んでそのまま作業したい方におすすめです。
トバウ(TOBAU) 2WAY エプロントートバッグ tobau-bag001
折りたたむとバッグに、広げるとエプロンになる2WAYの薪バッグです。エプロンとして使う際は、スマホなどが入る胸ポケットのほか、大ホルダー4個と小ホルダー6個が付いていて便利。火起こしや料理に使うグッズを収納でき、スムーズに作業を進められます。
吊り下げて置いておけば、小物収納グッズとしても活躍。素材はポリエステルとコットンを採用し、優れた耐久性を有しています。薪バッグとして使う際は、大容量サイズで効果的に薪を運べるのがポイントです。
使用しないときは、くるくる丸めてコンパクトに収納できます。キャンプなどのアウトドアシーンだけでなく、DIYやガーデニングでも使用可能。使い勝手のよいモノを探している方におすすめです。
効率よく薪を持ち運ぶのに役立つ薪バッグ。薪以外のアイテムも収納可能で、ひとつあると便利なグッズです。さまざまなアイテムが販売されていますが、使用シーンに合わせて種類やサイズを選ぶのが大切。快適なキャンプライフを送れるよう、お気に入りの薪バッグを見つけてみてください。