冬や朝晩冷え込む季節で車中泊をする際に準備しておきたいのが「暖房グッズ」。時間・場所に縛られず、宿泊代の節約にもつながる車中泊ですが、寒さが気になる時期であれば防寒対策は必須です。
そこで今回は、車中泊におすすめの暖房グッズを、FFヒーターと電気が必要なモノ、電気が不要なモノに分けてご紹介。選び方のポイントや注意点も解説するので、使用シーンを想定しながらお気に入りを見つけてみてください。
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- 目次
- 車中泊で防寒グッズを使用するメリット・デメリット
- 防寒グッズの種類
- 車中泊用の防寒グッズの選び方
- 車中泊におすすめの防寒グッズ|FFヒーター
- 車中泊におすすめの防寒グッズ|電気が必要
- 車中泊におすすめの防寒グッズ|電気が不要
- エンジンのつけっぱなしは要注意
車中泊で防寒グッズを使用するメリット・デメリット
メリット
車中泊で暖房グッズを使う最大のメリットは、体をあたためることで車中泊の快適性が向上することです。車のエンジンを停止した状態でも暖を取れるため、低体温症などのリスクを軽減するのにも役立ちます。
車のエアコンをつけっぱなしにすると、バッテリーが上がったりガソリンの減りが早くなったりするので注意が必要。また、エンジン音による騒音トラブルが発生する可能性もあります。
車のエアコンを切った状態では車内温度が外気温と同程度まで下がるため、エンジンを切った状態で使える暖房グッズは体や命を守るのに必須といえるアイテム。寒さが厳しい冬はもちろん、朝晩冷え込む春秋など季節を問わず車中泊を楽しむのに役立ちます。
デメリット
車中泊で活躍する暖房グッズの多くは電気を使うため、電源を確保する必要があるのはデメリット。ポータブル電源を用意したり、電源を確保しやすいRVパーク・キャンプ場を選んだりすると、安定して電源を供給できます。
使用する際は、事故やケガのリスクに注意することも大切。製品の取扱説明書に記載されている正しい使用方法を守りましょう。
また、温風で車内をあたためる暖房グッズは、時間が経つと車内が乾燥しやすいのが難点。朝起きたときに喉が痛くなったり肌がカサカサしたりする恐れがあるので、乾燥対策をしておくのがおすすめです。
防寒グッズの種類
FFヒーター
FFヒーターとは、ガソリンや軽油を使って稼働する燃焼式ヒーターのことです。エンジンが停止している場合でも使用できるうえ、エアコンより素早く車内をあたためられるのが魅力。給排気筒によって排気を車外に出す仕組みを採用しています。パワフルながら低燃費で燃料代を抑えられるので、コスパよく使えます。
エンジン停止中でも暖房器具を使いたい方や、低燃費で車中泊を楽しみたい方にぴったり。キャンピングカーだけでなく普通車でも後付けできるモノがあるため、寒い時期に車中泊する機会が多い方にとっては便利な暖房グッズです。
一方、購入や取り付ける際にコストがかかるのが難点。また、サイズが大きいので、装着できる車種が限定される点は留意しておきましょう。
電気が必要
電気を必要とする暖房グッズは優れた保温力を備えているため、寒い季節の車中泊で重宝します。例えば、電気毛布は消費電力が小さいのに加えて、高い暖房効果を得られるのがメリット。車中泊だけでなく自宅でも使えて汎用性が高いのもポイントです。
ホットカーペットやヒーターなども寒さ対策に効果的なアイテム。火を使用せずに体をあたためられるため、車内でも安心して使えるのが魅力です。
USB充電タイプの暖房グッズなら、事前にしっかり充電しておけばコンセントの確保が不要。電熱ベスト・カイロ・湯たんぽといった身に付けるタイプで多く展開されています。
電気を必要とする暖房グッズを使う場合は、ポータブル電源があると便利。暑い季節は、冷房グッズを稼働させるのにも役立ちます。
電気が不要
電気を必要としない暖房グッズは、手軽に使えるのが魅力。単体としては電気を使う暖房グッズより保温性は劣るものの、複数の製品を併用することで快適に過ごしやすい空間を作れます。
代表的なアイテムは、寝袋・湯たんぽ・マット・カイロ・アンダーウェアなど。体全体をあたためたり手足といった末端部分が冷えるのを予防したりと、気温や好みに合わせながら保温性を微調整しやすいのがメリットです。
また、車の窓から冷気が侵入したり、暖気が逃げたりするのを防ぐことも車内のあたたかさをキープするのに大切なポイント。断熱効果のあるカーテンやサンシェードも防寒対策に役立ちます。目隠し効果もありプライバシーを守れるため、車中泊する方にとってはオールシーズン活躍するアイテムです。
車中泊用の防寒グッズの選び方
車の大きさに適したサイズを選ぶ
車中泊では、暖房グッズ以外にもキャンプギアや調理器具など多くのアイテムを持ち運ぶケースが多いため、車のサイズに対して大きすぎないモノを選ぶことが大切です。
暖房器具のサイズが大きかったり数が多すぎたりすると、就寝・生活スペースが狭くなって窮屈感を覚える恐れがあります。せっかく体や空間をあたためられても、快適さが低下してしまうので注意しましょう。
一方で、サイズが大きいモノほど、あたためられる範囲を広げやすい傾向があります。車のスペースや荷物の量、使用人数などを考慮しながら、サイズをチェックするのがおすすめです。
長時間使用できるモノを選ぶ
暖房グッズを選ぶ際は、長時間使用できるモノがおすすめ。車中泊で暖房グッズを使うときは基本的にエンジンを切る必要があるので、電気を必要とする暖房グッズを使う場合は連続使用時間や消費電力をチェックしておきましょう。
FFヒーターは、省エネ性が高く長時間使えるモデルが多いのが魅力。充電式の暖房グッズは、フル充電でどの程度稼働するのか確認しておくことが大切です。
また、何日か車中泊する場合は、ポータブル電源やモバイルバッテリーを用意しておくのもポイント。バッテリー切れのトラブルを予防するためにも、余裕のある備えを心掛けましょう。
やけどや火災のリスクが少ないモノを選ぶ
暖房グッズを使用する際は、安全面にしっかり配慮することが大切。正しい使い方をしないと、やけどや火災などの事故につながるので注意しましょう。
電熱ベストや湯たんぽといった肌に直接触れる暖房グッズは、長時間同じ部分に触れていると低温やけどのリスクがあります。高温やけどとは違って気づきにくいため、取扱説明書の内容に従って使用することが大切です。
また、暖房グッズの近くにモノを置くと、発火して火災に至る可能性があります。安全対策をしっかり行ったうえ、万が一に備えて消火用の水を用意しておくのがおすすめです。
なかには、転倒した際に自動で電源がOFFに切り替わるなど、安全機能を搭載したモデルもあります。安全性に配慮した作りになっているかどうかも確認しましょう。
手軽に使えるモノを選ぶ
車中泊で使用する暖房グッズは、価格がさまざまです。高機能モデルは優れた保温性を発揮しますが、その分価格が高い傾向にあります。価格と機能のバランスを考えて選びましょう。
カイロやアンダーウェアなどは比較的リーズナブル。また、電熱ベスト・湯たんぽ・マットといった暖房グッズは長く愛用しやすいのがメリットです。車中泊だけでなく、自宅でも使えて便利です。
一度にまとめて揃えようとすると、どうしてもコストがかかってしまいます。手軽にコスパよく使える暖房グッズから揃えるのもひとつの手です。
車中泊におすすめの防寒グッズ|FFヒーター
リョクエン(LVYUAN) 分体式エアヒーター
軽油・ディーゼルを燃料とするFFヒーターです。タンク容量は10Lで、1時間あたりの燃料消費がわずか0.1L。低燃費で長時間使えるため、エンジンを切った状態でもあたたかく過ごせるのが魅力です。
LCDディスプレイを搭載しており、動作状態を素早く確認できて便利。リモコンも付属しているので、簡単に操作可能です。
自動車・トラック・バス・RV車・貨物車・キャンピングカー・ボートなど、幅広いディーゼル機械車両に対応。なお、本製品は12Vタイプと24Vタイプがランナップされています。低騒音・低電力消費・低燃費で、経済的にも環境にも優しい車中泊におすすめの暖房グッズです。
リョクエン(LVYUAN) 一体式エアヒーター
低温環境や高地でも安定した暖房能力を発揮するFFヒーターです。標高5500mでもあたたかくて快適な空間を作れると謳っているのが特徴。寒さが厳しい時期の車中泊におすすめです。
コンパクトかつ低騒音設計なので、過ごしやすい車内環境作りに役立つのが魅力。また、無線リモコンを使って遠隔操作が可能なため、乗車前にあたたかくしておけます。
燃料は軽油で、タンク容量は5L。1時間あたりの燃料消費が0.1Lと燃費がよいので、コストを抑えながら長時間あたたまれます。
一体型のため、限られたスペースに取り付けられるのもおすすめポイント。キャンピングカーや車はもちろん、コンテナハウスやガレージなどでも活躍します。
ベバスト(Webasto) Air Top 2000 STC
ドイツ発のメーカー「ベバスト」のFFヒーターです。車の燃料タンクから燃料を引いて燃焼させられるのが特徴。8時間使用しても燃料消費量が約1Lと低燃費なうえ、作動音も小さいのが魅力です。
マルチコントロール機能を搭載しており、自動的に出力をコントロール可能。5~35℃のあいだで、車内を設定した温度で保てるのがメリットです。また、21通りのプロミングができたり不具合が生じた場合は液晶にエラーコードを表示したりと、使い勝手に優れています。
車両や船舶での使用を想定した専用設計を採用しているため、高い安全性を発揮。快適な車中泊を行うのに役立つ、高機能な暖房グッズを探している方におすすめです。
GEARPOWER ディーゼルエアヒーター
動作温度範囲が約-40~50℃と広く、タフな環境下でも使いやすいFFヒーターです。約5~10分で快適な温度まで上昇するので、素早くあたたまれるのが魅力。最大10~12時間の連続稼働が可能で、排気は外部へ逃がす仕組みを採用しています。寒冷地で車中泊する方にもおすすめです。
サーモスタット制御機能により、過熱などのトラブルを予防できるのもメリット。また、クリアで見やすいLCDディスプレイと、操作が簡単なリモコンが付属しています。リモコンで予熱すれば、窓の霜を取り除いたり乗る前にあたためたりすることもできます。
本製品はオールインワン仕様で、持ち運びが簡単。車はもちろん、テント・ガレージ・ボートなどでも使用可能です。
車中泊におすすめの防寒グッズ|電気が必要
シロカ(siroca) 人感センサー付き セラミックファンヒーター ポカCUBE SH-CF131
3.5m先まで温風が届く大風量タイプのセラミックファンヒーターです。左右の吸気口から吸い込んだ大量の空気を、前面から強力に排気する「ふわビューンUZU」を搭載。背面に吸気口がなく端に置きやすいため、車内の広範囲をあたためられる便利な暖房グッズです。
心地よい風とパワフルな風の、2段階の温風切り替えが可能。送風のみでも使えるので、オールシーズン活躍します。また、静音性に優れているため、快適な車中泊を実現できるのが魅力です。
人感センサー・入切タイマー・転倒時OFF機能・異常加熱検知機能と、安全面に配慮した機能も搭載。コンパクトかつハンドルが付いているので、持ち運びや収納も簡単です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) デスクパネルヒーター APH-16B
パネルヒータータイプの暖房グッズです。ヒーター面が広いため、膝下や背中などをあたためられます。膝掛けと併用すれば、さらに高い暖房効果を得られるのが魅力です。
温度調節は弱から強まで、無段階で調節可能。気温や好みに合わせながら、細かく設定できて便利です。また、自動切りタイマーや温度ヒューズといった安全機能を搭載。切り忘れたり温度が異常に上がったりした場合に自動で切れるので、安心して使えます。
3つ折り式のため、コンパクトに収納できるのもポイント。車中泊だけでなく、自宅やオフィスでも重宝するおすすめモデルです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) USB電気毛布 AEHB-FD
USB給電式の電気毛布です。モバイルバッテリーやバッテリーステーションからも給電可能。持ち運びやすく手軽に使える暖房グッズなので、車中泊・テント・釣り・スポーツ観戦・自宅・オフィスなど幅広いシーンで役立ちます。
柔らかいフランネル生地を採用しており、ふわふわで優しい肌触りも魅力。軽いうえ保温性に優れているため、快適に使えます。また、3段階の温度調節が可能。気温や季節に合わせて使えて便利です。
丸洗いでき衛生的に使えるので、子供がいる方やダニ・ホコリが気になる方にもおすすめ。また、サイズ展開が豊富で、大きめサイズはボタン付きのため羽織ったり巻いたりすることもできます。
広電(KODEN) 電気毛布 CWB801G
レーヨン混フランネルを裏生地に採用した暖房グッズです。弱酸性で保湿性を備えているので、肌に優しいのがポイント。しっとり滑らかな肌触りで、乾燥や静電気の発生も抑制します。
掛け・敷きどちらでも使えるのも魅力。サイズが約188×130cmと大きいため、体をしっかりあたためられます。また、リモコン付きで3段階の温度調節が可能。8時間自動OFF機能を搭載しており、安全面にも配慮しています。
汗臭や足裏臭といった嫌なニオイを素早く消臭する「デオテックス プレミア」を採用。さらに、丸洗いできたりダニ退治機能を備えていたりと、衛生的に使えます。
山善(YAMAZEN) ホットカーペット YWC-182PK
寝袋タイプのホットカーペットです。体ポケットが付いているので、布団のように首まですっぽりカバーできるのが魅力。カーペットとして敷いたり座って下半身だけ入れたりと、シーンに合わせて多彩な使い方ができます。
中綿をたっぷり充填しているため、優れた保温力を発揮。コントローラで3段階の温度調節も行えます。また、裏面には滑り止め加工を施しているので、ズレにくく快適に使えて便利です。
本体は丸洗い可能なため、衛生的に使えます。車中泊から自宅まで、幅広いシーンで活躍。汎用性に優れた暖房グッズを選びたい方におすすめです。
HUOFU 電熱シュラフ
背中・腰・太もも・足の4箇所にヒーターを内蔵した寝袋です。3段階の温度調節が可能。わずか15秒程度であたたまる速暖性を備えているのが特徴です。封筒型なので、手足を自由に動かしたり寝返りを打ったりできます。
頭部にはドローコードが付いているので、頭まですっぽり覆えて便利。足元は、温度や動きやすさに合わせながら開放できます。寝袋・敷物・掛け布団・着る毛布と幅広い用途で使えるため、車中泊やキャンプで活躍。ファスナーで連結することも可能です。
対応温度は-15~20℃。寒い季節の暖房グッズとしてだけでなく、オールシーズン使えるのがメリットです。また、丸洗いできるほか撥水加工も施しているので、清潔に保てます。
EXCITECH 電熱ベスト
前後17箇所にヒーターを搭載した暖房グッズです。シンプルなデザインかつ内側にスイッチボタンが付属しているため、すっきりと着用できます。
温度は3段階で調節が可能。首・肩・前面・背面の4箇所からあたためたい部分を選択できるので、シーンに合わせて保温性を調節できて便利です。最高体感温度は約65℃と謳われており、体をしっかりあたためられます。
USB充電式で、最大約8時間あたたかさが持続します。また、バッテリーを取り外せば水洗いできるため、衛生的に使えるのもポイント。電熱ベストタイプで手軽に着用できるので、車中泊から屋外での作業時まで活躍するおすすめモデルです。
サンコー(THANKO) どこでも床暖スリッパ SRPP24SBW
ヒーター内蔵のスリッパです。足底に高出力ヒーターを搭載しており、足全体をあたためられるのがポイント。本製品はUSB給電に対応しています。モバイルバッテリーからも給電ができ、バッテリーはスリッパに搭載されたポケットに収納できます。
3段階の温度調節が可能。5000mAhモバイルバッテリーを使用する際は、最大約17時間連続で駆動します。また、かかとにはゴムが入っており、脱げにくいのが特徴。かかとは踏んで歩くこともできるので、シーンに応じて使い分けられます。
素材には、肌触りのよいフリースを採用。足底には滑り止め加工を施しているため、スムーズに動きやすいのがメリットです。洗濯ネットを使用すれば洗濯ができるので、衛生的に使用可能。足元が冷えやすい冬の車中泊や自宅での家事などで、あると便利な暖房グッズです。
スリーアップ(three-up) 蓄熱式 エコ湯たんぽ ぬくぬく フランネル EWT-2162
面倒なお湯の入れ替えが不要な湯たんぽです。コンセントにつないで約15分間蓄熱するだけで、最長約8時間使えます。コードレスで持ち運びやすいので、アンカ・カイロとしてあたためたい箇所やシーンに応じてさまざまな使い方ができるのが魅力です。
カバーには、滑らかな肌触りのフランネル素材を採用。ソフトな質感のため、心地よいあたたかさを実感できます。車中泊から自宅まで、手軽に使いやすい暖房グッズです。
HAGOOGI 充電式カイロ
車中泊で役立つ充電式カイロです。2~3時間程度でフル充電が可能。バッテリー機能も備えており、カイロやスマホなどの充電もできます。マグネット式で2つに分離可能なので、家族や友人とシェアできて便利。コンパクトで持ち運び時にかさばりにくいのもメリットです。
温度は3段階調節が可能。また、約3秒で発熱し速暖性に優れています。360°全面が発熱するため、手元を素早くあたためられるのが魅力です。
多重保護システムを採用し、安全面にも配慮しています。また、デザインのバリエーションが豊富なため、好みに合わせて選びやすいのも特徴。アウトドア好きの方へのプレゼントとしてもおすすめです。
車中泊におすすめの防寒グッズ|電気が不要
コールマン(Coleman) マルチレイヤ―スリーピングバッグ 2000034777
人気アウトドア用品メーカー「コールマン」の寝袋です。3つのレイヤーを組み合わせたり分割したりできるため、気温や好みに合わせながら使用可能。4シーズン対応モデルなので、オールシーズン活躍します。
ゆったりしたサイズ感のため、心地よく眠れるのが魅力。表地・裏地・中綿にはポリエステルを採用しています。また、キャリーケースが付属しているので、持ち運びに便利。車中泊でもテント泊でも役立つアイテムです。
ホークギア(HAWK GEAR) マミー型 寝袋
ストロー状の繊維である中空ホローファイバーを採用した寝袋です。頭部にも断熱素材を詰め込んでおり、-15℃の寒さから体をしっかりガード。電気不要ながら優れた保温効果を発揮するため、車中泊での暖房グッズとして活躍します。
洗濯機で洗えるので、汗をかいた場合でも衛生的に使用可能。また、ズレ防止テープや調整ヒモが付属しているため、心地よく眠りやすい環境を作れます。
そのほか、価格が安いのもうれしいポイント。手軽に使えるモノを探している方におすすめです。
フィールドア(FIELDOOR) 車中泊マット
床面からの冷気をブロックするのに役立つマットタイプの暖房グッズです。中材には高密度ウレタンフォームを搭載しており、優れたクッション性を発揮。体を優しく支えるため、心地よく眠れるのが魅力です。バルブを開くと自動で膨らむので、簡単にセッティングできます。
本製品は約10cm厚のタイプ。約5cm厚のモノもラインナップされています。サイズ展開が豊富で、連結も可能。車のサイズに合わせて、きれいに敷き詰めやすいのがメリットです。
モザンビーク(Mozambique) ALUMINUM FOAM 2.0
厚さ2.2cmのアルミマットです。断熱性能を示すR値は2.0で、床面からの冷気をシャットアウト。凹凸を高くした設計を採用しているため、体重を効率よく分散させながら保温性が向上します。
マットの硬さは柔らかめ。厚みがあるので、シートの凹凸やすき間を気にせず過ごしやすいのが魅力です。また、蛇腹状に折りたたんでコンパクトにまとめられるため、持ち運びや収納に便利。底冷え予防や快適な睡眠環境を作るのに役立つ、車中泊におすすめの暖房グッズです。
ロウヤ(LOWYA) グルーニー 着る毛布
着る毛布タイプの車中泊におすすめの暖房グッズです。首元には、汗や湿気の水分を吸収して自ら発熱する素材を採用。繊維のあいだに空気を取り込んで層を作るため、あたたかく過ごせます。
手袋仕様・2重ポケット・はだけ防止ボタンなど、細部まで保温性を高める工夫をこらしているのもポイント。さらに、腕まくりできるストッパーも付いているので、着用したまま細かい作業にも対応できて便利です。
表面生地の繊維1本1本に加工を施しており、ふんわり柔らかい肌触りが特徴。静電気軽減加工もあしらっています。自宅の洗濯機で洗えるので、衛生的に使用可能。おしゃれなデザインで、バリエーションも充実しています。
マルカ(Maruka) 湯たんぽ A 2.5L 袋付
昔ながらのレトロなデザインがおしゃれな湯たんぽです。本体には溶融亜鉛メッキ鋼板を採用しており、直火とIHに対応しているのが特徴。直接あたためられるため、お湯を入れ替える手間を軽減できます。
トタン製のため、丈夫で長く愛用可能。内部には支柱を設けており、へこみに強い構造を採用しています。また、独自の圧力調整弁付きキャップを搭載しているので、安心して使いやすいのもメリットです。
肌触りのよい専用カバーが付属しているため、優しい温もりを長く感じられるのも魅力。車中泊・キャンプ・釣りといったアウトドアシーンから自宅まで、寒い季節に重宝します。乾燥やエアコンの風が苦手な方にもぴったりです。
ロゴス(LOGOS) どこでもソフト湯たんぽ・ショルダー 81661003
ウェットスーツ生地を採用した湯たんぽです。肌触りがよく、カバーなしで使えるのが特徴。U字型なので、首に掛けたりお腹にあてたりと、寒さが気になる部分をピンポイントであたためられる暖房グッズです。
お湯を注ぎやすいネジ式ロートが付属。手を添えずにお湯を入れられるため、安全性に優れています。容量は約0.8L。断熱性に優れているので、沸騰させたばかりの熱湯も入れられて便利です。車中泊からデスクワークまで、幅広いシーンで活躍します。
ネイチャーハイク(Naturehike) シューズカバー
車中泊の際、足元の冷えが気になる方におすすめの暖房グッズです。700FPと優れた保温性を備えた、高級グースダウンを充填。シューズの上から履いたり、室内履きとして使ったりできます。
表地には耐久性の高いナイロンを採用しており、羽毛が漏れにくい仕様。加えて、防水性も備えています。また、履き口にはドローコードを搭載。すき間から冷気が侵入するのを防げます。
軽量コンパクトにまとめられるため、持ち運びや収納が簡単。軽やかな履き心地です。丸洗い可能なので、衛生的に使用可能。自宅やオフィスでも活躍します。
オカモト(okamoto) 靴下サプリ まるでこたつソックス
「まるでこたつのようなソックス」と謳われた、足元の冷え対策に役立つ暖房グッズです。独自開発した特殊保温・発熱素材を採用。さらに、足首にある「三陰交」と呼ばれるツボを温熱刺激することで、体の内部からあたためるのが特徴です。
独自の編み方により、足先からふんわり包み込まれるような履き心地を実現。締め付け感が少なく、ゆったりとした心地よいあたたかさが得られます。車中泊でも自宅でも、快適なリラックスタイムをサポート。メンズ・レディースともにラインナップされています。
セイワ(SEIWA) 楽らくマグネットカーテン M Z86
車窓から冷気が侵入したり暖気が逃げたりするのを軽減するのに役立つ、カーテンタイプの暖房グッズです。上部にマグネットが内蔵されているため、簡単に着脱できて便利。ガラスに跡が残りにくいのがメリットです。
窓枠とカーテンにすき間が生じにくいので、日差しや視線をしっかりブロック可能。プライバシーを保護しながら、ゆっくりと眠りやすい環境を作れます。また、紫外線カット率は99.8%と謳われており、肌やシートの日焼け予防にも効果的です。
使わないときはコンパクトに収納可能。オールシーズン活躍するので、車中泊をする方は持っておきたいアイテムです。
Lamicall 傘式 サンシェード
傘型のデザインを採用したサンシェードです。開閉や取り付けが簡単なので、手軽に使うことが可能。フロントガラスから冷気が侵入したり、あたためた車内の暖気が逃げたりするのを予防できる暖房グッズです。
柄は折り曲げられるため、ダッシュボードの高さに合わせながらしっかりフィット。金属部分がダッシュボードに触れない設計で、傷付きにくいのがメリットです。また、ガラスと接触する四隅には、保護カバーが付属。ガラス面が傷付くのも予防します。
傘骨には、耐熱性・耐食性に優れたガラス繊維を使用。傘面は5層構造になっており、遮光性・断熱性・UVカット機能を備えています。
収納袋が付属しているため、省スペースで収納可能。車中泊の防寒対策やプライバシー保護に加えて、暑い季節は車内温度が上昇するのを抑制するのに役立つグッズです。
エンジンのつけっぱなしは要注意
車中泊で暖を取る際は、必ずエンジンを停止しましょう。エンジンをかけっぱなしにすると、騒音や排気ガスなどで周囲へ迷惑をかけてしまいます。
また、駐車時・停車時のアイドリングストップを条例に定めている都道府県も多く、エンジンのかけっぱなしはルール・マナー違反とされる行為です。雪が降り積もる場所だと、マフラーが雪で詰まって一酸化炭素中毒が発生するリスクも高まります。
エンジンをかけっぱなしにすることで、バッテリーが上がったりガス欠を引き起こしたりするケースもあります。車中泊で暖房グッズを使用する際は、エンジン停止中でも使えるモデルを選びましょう。
なお、車内は火気厳禁です。家庭用の石油ストーブやガスストーブなどは火災や一酸化炭素中毒につながる恐れがあるので避けましょう。
寒さが厳しい冬や朝晩冷え込む時期の車中泊に欠かせない暖房グッズ。電気を必要とするモノから電気不要で使えるモノまで幅広いラインナップですが、使用シーンや車の大きさを考慮しながら選ぶことが大切です。やけどや火災に注意しながら、安全で快適な車中泊を行うのに役立つお気に入りを見つけてみてください。