寒い時期の車中泊を快適にする暖房グッズ。エンジン停止中の車内は外気の影響を受けやすいため、寒さ対策は必要です。安全に使えるモノを選び、快適な睡眠環境を整えることが重要。製品によって燃料の種類や消費電力などが異なるので、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、車中泊向けの暖房グッズのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- 車中泊で暖房グッズを使用するメリット・デメリット
- 車中泊におすすめの暖房グッズの選び方
- 車中泊におすすめの暖房グッズ|電気が必要
- 車中泊におすすめの暖房グッズ|電気が不要
- 車中泊で暖房グッズを使う際の注意点
車中泊で暖房グッズを使用するメリット・デメリット
メリット

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暖房グッズを使うと、エンジンを切った状態でもあたたかく過ごせるのが魅力です。周囲への騒音や排気ガスを気にする必要がなく、安全かつ快適に暖を取れます。
電気式の暖房であれば、一酸化炭素中毒のリスクも少なく比較的安心。ポータブル電源と組み合わせることで、長時間の使用も可能です。電気毛布やパネルヒーターのような製品は持ち運びやすく、稼働音が静かなタイプも多く見られます。季節を問わず車中泊を楽しみたい方にとって心強いアイテムです。
デメリット

暖房グッズを導入するデメリットとして、費用面が挙げられます。特に、FFヒーターのような高い暖房能力を持つ製品は、本体価格や設置工賃が高額になる場合があります。
また、電気式の暖房グッズを使う場合は、電源の確保が課題です。消費電力が大きい製品を長時間使うには、大容量のポータブル電源などを用意する必要があります。
製品によってはメンテナンスが必要な場合や、就寝時に稼働音が気になってしまう場合もあるので要チェック。加えて、暖房範囲が限定的な製品もあるため、車内全体をあたためたい方は注意が必要です。
車中泊におすすめの暖房グッズの選び方
車に適したサイズを選ぶ

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車中泊で使う暖房グッズは、車内の限られたスペースに収まるモノを選ぶことが重要です。特に、軽自動車やコンパクトカーなど、スペースが限られている場合はコンパクトな製品が適しています。
また、持ち運びやすいかどうかも選ぶうえでの重要なポイント。自分の車の広さや収納スペースを考慮して、ぴったりのサイズ感のモノを選んでみてください。
長時間使用できるモノを選ぶ

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夜通し暖房を使うことを考えると、長時間使用できる製品を選ぶのがおすすめです。消費電力が低い省エネ設計のモノを選ぶと、ポータブル電源の電力消費を抑えながら暖房を利用できます。
手持ちのポータブル電源の容量に合わせて、暖房グッズを選ぶことも大切です。ポータブル電源の定格出力よりも消費電力が低いモノを選ぶ必要があります。自分の使い方に合ったアイテムを見つけましょう。
電気が必要かどうかで選ぶ

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使い勝手で選ぶ場合は、電気式の暖房グッズがおすすめです。あたたかさの強弱を切り替えられるモノや、人感センサーで自動的にON・OFFしてくれるモノもあります。低温やけどのリスクが低い製品を選ぶと、より安心して使用できます。セラミックヒーターやパネルヒーターなど選択肢も豊富です。
また、電気を使わないカイロや寝袋、保温シートなどを併用するのもひとつの方法です。電気暖房とうまく組み合わせることで、電源の消費を抑えながら防寒対策ができます。
車中泊におすすめの暖房グッズ|電気が必要
リョクエン(LVYUAN) 分体式エアヒーター ZM-AIR D5 12V専用
エンジン停止中も使える省エネ型の車載暖房装置。軽油を燃料とし、1時間あたり0.1Lという低燃費を実現しています。アイドリング不要で騒音や排気ガスを抑えられるのが魅力です。
LCDディスプレイを搭載しており、動作状態を確認しやすいのも特徴。自動車やトラック、キャンピングカー、RVなど幅広い車種に対応できます。狭いスペースにも取り付けやすく、車両の買い替え時には新しい車へ移設可能です。車中泊はもちろん、冬季の休憩時など長時間の暖房が必要な方におすすめです。
winfull FFヒーター 2KW 12V車用ヒーター

ディーゼル燃料で車内を急速にあたためるFFヒーター。エンジン停止中でも使用でき、窓ガラスに付いた霜や氷を除去するのにも役立ちます。0.18~0.64L/hという低燃費な点も魅力のひとつです。
サイレントファンなどを採用した低騒音設計で、就寝時や作業中も快適な静かさです。リモコンと液晶画面により、温度や風量を簡単に操作できます。車中泊だけでなく、アウトドアレジャーを楽しむ方におすすめのアイテムです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 電気しき毛布 EHB-1408-T
室温の変化を感知し、快適な温度を保つ電気敷き毛布。布団の中をあたたかく保ち、寝ているときの底冷えを防ぎます。肩から足までをカバーする140×80cmのサイズで、心地よい眠りをサポートする製品です。
高温で運転するダニ退治機能を搭載。コントローラーは取り外しでき、寝汗や汚れが気になったときは洗濯機で丸洗いできます。手軽に清潔さを保ちたい方や、暖房費を抑えたい方におすすめです。
無印良品 洗えるUSBブランケット MJ-UBL11
速暖ヒーターですぐにあたたまる車中泊向けUSBブランケット。USB給電式のため、モバイルバッテリーなどにつなげば場所を選ばず使用できます。なめらかな手触りの生地は、インテリアになじむシンプルな色合いも魅力です。
温度は4段階で調節でき、好みや環境に合わせられるのがポイント。スナップボタン付きで肩から羽織ったり腰に巻いたりと、さまざまな使い方ができます。洗濯機で丸洗いでき、秋冬シーズンの冷え対策に活躍するアイテムです。
山善(YAMAZEN) 洗えるどこでもカーペット YWC-182F
ごろ寝にぴったりのサイズ感で使えるパーソナルカーペット。ふんわりと起毛したフランネル仕上げで、やわらかな手触りが魅力です。ソファにかけたり床に敷いたりと、自由なスタイルでくつろげます。
室温センサーが自動で表面温度を調節し、あたためすぎを抑えてくれるのが特徴。コントローラーを外せば本体を洗濯機で丸洗いできるため、いつでも清潔な状態を保てます。自車中泊で手軽にあたたまりたい方におすすめのアイテムです。
ドウシシャ(DOSHISHA) ONVEIL ウェアラブルヒーター ベスト WHW-V03
スイッチひとつですぐにあたたまるヒーター内蔵のベスト。付属の専用バッテリーにより、背中のヒーターが発熱します。持ち運べるウェアラブルなあたたかさを実現したモデルです。
シーンに合わせて、3段階の温度調節が可能。ヒーターユニットを取り外せるため、ベスト本体の丸洗いができます。最大6時間使用できるので、車中泊で活用したい方におすすめです。
バートル(BURTLE) TCヒーターベスト 3214
寒い季節の活動をサポートする電熱機能付きのベスト。サーモクラフトは、取り外しできる電熱パッドとバッテリーで最大50℃まで発熱します。気温に応じてヒーターの着脱を選べるのがポイントです。
ライトアウターとしてはもちろん、インナーとしても着用できます。表地は防水・防風・撥水機能のあるストレッチ素材。車中泊向けだけでなく、冬場の屋外作業やアウトドアレジャーを楽しむ方におすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) パネルヒーター APH-16B
足元を広範囲にあたためるデスクパネルヒーター。広いヒーター面により、ひざ下全体を包み込むようにあたためます。温度は無段階で調節でき、好みのあたたかさを維持できるのが魅力です。
6時間で自動的に電源が切れるタイマー付きで安心。使わないときは3つに折りたため、コンパクトに収納できます。車中泊向けはもちろん、リビングやオフィスなど、さまざまな場所での冷え対策におすすめのアイテムです。
車中泊におすすめの暖房グッズ|電気が不要
マルカ(Maruka) 湯たんぽ Aエース 2.5L 袋付 022524
身体にやさしいあたたかさが魅力の日本製湯たんぽ。昔ながらの溶融亜鉛メッキ鋼板を使用しており、お湯の熱をじんわりと伝えます。肌が乾燥しにくく、就寝時にも使いやすい仕様です。
底がフラットな設計で、安定してお湯を注げるのが特徴。IHクッキングヒーターでの加熱にも対応します。内部に支柱が入った丈夫な構造なので、長く愛用できるモデルを探している方におすすめです。
尾上製作所(ONOE) ゴム湯たんぽ2Lカバー付 MY-422
肌にやさしい温もりの、天然ゴム製湯たんぽ。ソフトな感触が特徴で、心地よいあたたかさが体を包みます。付属のポリエステル製カバーにより、さらに快適な使用感です。
容量は2.0Lで、たっぷりのお湯を入れられる設計。注水口が広くつくられているため、お湯の注入や排水も楽に行えます。快適な車中泊をサポートするおすすめのアイテムです。
ネイチャーハイク(Naturehike) シューズカバー ダウンシューズ
まるで足のお布団のような、あたたかいダウンシューズ。保温性に優れた700FPのグースダウンを90%使用。適用温度は0℃~-15℃で、冬場の冷える足元をしっかりあたためます。
重量は約80~90gと軽く、付属の袋でコンパクトに持ち運びが可能。表地には防水性のあるナイロン素材を使用しており、手洗いができるのもポイントです。車中泊はもちろん、テント泊やテレワークでの利用にもおすすめです。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) ヌプシ ブーティ ソックス NN82233
肌側に心地よいボアフリースを使用した、冬の車中泊向けルームソックス。見た目からもあたたかさが伝わる、ふっくらとしたボリューム感が特徴です。キッズモデルも展開しているため、親子でお揃いのコーディネートを楽しめるのもおすすめのポイントです。
足裏には滑り止めプリントを配置しており、フローリングの床でも歩きやすい設計です。銀イオンの作用で菌の発生を軽減する、抗菌防臭加工も施されています。足元の冷えが気になる方への、冬の贈り物としてもぴったりのアイテムです。
コールマン(Coleman) マルチレイヤースリーピングバッグ 2000034777
3つのレイヤーを組み合わせて一年中使える寝袋。アウトレイヤー・ミッドレイヤー・フリースの3層構造です。組み合わせにより、-5℃の寒い環境からあたたかい季節まで対応します。
幅90cmのゆったりとした封筒型で、自宅の布団のような感覚で休めます。ファスナーで連結すればワイドサイズになり、親子でも使用可能です。洗濯機で丸洗いもでき、車中泊やファミリーキャンプを楽しむ方におすすめです。
ベアーズロック(Bears Rock) 封筒型寝袋-15℃ FX-403
オールシーズン活躍する-15℃対応の封筒型寝袋。横幅90cmと大柄な方でもゆったり眠れるワイドなサイズ設計です。-15℃まで対応するため、季節を問わずキャンプを楽しめます。
ファスナーを全開にすれば、敷布団や掛布団としても使用可能。さらに、冷気の侵入を防ぐドラフトチューブやドローコードを備え、あたたかさも保ちます。車中泊はもちろん、キャンプや防災用として備えたい方におすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) Cafe days トラベラーリッド付きタンブラー スリムタイプ 350ml NCD-L350
蓋をしたまま飲める、カフェ風デザインのタンブラー。斜めにしてもこぼれにくいトラベラーリッドを採用しており、持ち運びやすさに配慮した設計です。ごみやほこりを防ぎながら、手軽に水分補給ができます。
真空断熱構造で飲み物のおいしい温度をキープ。実容量0.35Lのスリムな形状は、手の小さな方でも扱いやすく、車のドリンクホルダーにも収まります。車中泊からオフィスでの利用まで、日常のさまざまなシーンで活躍するおすすめのモデルです。
サーモス(THERMOS) 真空断熱ケータイマグ JOS-750
指をかけて気軽に持ち運べるケータイマグ。せんユニットはワンタッチでオープンでき、ロックリングが付いているのも特徴です。容量は750mlあり、1日を通しての水分補給にもおすすめです。
真空断熱の魔法びん構造で、飲みごろの温度を長く保ちます。飲み口を外して洗えるほか、本体も丸洗いできるのでお手入れが簡単。車中泊での使用はもちろん、ジムやオフィス、レジャーシーンにもぴったりなアイテムです。
車中泊で暖房グッズを使う際の注意点

車中泊で暖房グッズを使う際は、安全第一を心がけましょう。カセットガスストーブや石油ストーブなど火を使う暖房器具は、一酸化炭素中毒や火災のリスクがあるため、車内での使用は原則として禁止されています。また、エンジンをかけたままの暖房も、排気ガスが車内に流入する危険があるので必ずエンジンを停止させましょう。
電気ヒーターを使う場合は、ポータブル電源を活用すると安全性が高まります。消費電力が大きい製品を使用する際は、電源の容量や出力を事前に確認しましょう。また、暖房使用中は定期的に窓を開けて換気を行い、空気を入れ替えることが重要です。
暖房効率を上げるには、断熱対策が欠かせません。窓に断熱シートを貼る、床にマットを敷くなどの工夫で、車内のあたたかさを保ちやすくなります。低温やけどや乾燥にも注意し、製品の仕様をよく確認したうえで安全に車中泊を楽しむようにしましょう。































車中泊で使う暖房グッズは、電気毛布やポータブルヒーターなど多岐にわたります。電源の有無や安全性、携帯性などを考慮して選ぶことが重要です。一酸化炭素中毒のリスクを避け、換気を十分に行うなど安全対策も忘れてはいけません。ぜひ本記事を参考に、自分に適したアイテムを探してみてください。