持ち運べるのが魅力的な「携帯浄水器」。川や湖の水を飲み水に変えられるため、登山・キャンプといったアウトドアだけでなく、万が一の非常用としても役立つ人気グッズです。タイプや機能性など種類はさまざまで、購入の際はどれを選べばよいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、携帯浄水器のおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、自分にぴったりなモノを見つけてみてください。
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携帯浄水器を使うメリットとは?
携帯浄水器は、川や湖などの水を飲み水に変えられるのが魅力。登山やキャンプといったアウトドアシーンにおいて、手持ちの飲み水がなくなっても現地で飲み水を確保できるのがメリットです。
一見きれいに見える川や湖の水にも、さまざまな病原菌や不純物が含まれている可能性も。そのまま飲んでしまうと、人体に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
また、持ち運びやすいモデルが多く、持って行く飲料水を減らせられるのがポイント。川や湖の水を煮沸させる必要がないため、バーナーなどの荷物を減らしたり手間を省いたりするのにも役立ちます。
災害時の備えや、外出時に水道水を飲むのに抵抗がある場合にも活躍。アウトドア初心者から上級者まで使いやすい便利グッズです。
携帯浄水器の選び方
タイプをチェック
ボトルタイプ
ボトルタイプの携帯浄水器は、水筒のように持ち運べるのが特徴。飲み口に近い部分にフィルターが付いており、水を飲むときや押し出す際にろ過された水が出てきます。
ろ過に時間がかかりにくいため、素早く飲めるのがポイント。また、すぐに飲めるだけでなく、本体に水を保管できるのもメリットです。一度に浄水できる量は限られますが、水源から離れても飲み水を携帯できるので便利。普段の生活でも使いやすいタイプです。
ストロータイプ
ストロータイプは、水源に直接挿し込んでストローのように吸い込むのが特徴です。ストローの内部に浄水フィルターを搭載しているので、そのまま飲めて便利。一度の浄水量は少なめですが、水源のある場所でしっかり水分補給できます。
シンプルな構造かつコンパクトで、持ち運びやすいのが魅力。なるべく荷物を減らしたいときや緊急時の備えとしておすすめのタイプです。
なお、ろ過した水をストックできないのが難点。製品のなかには、ペットボトルに装着できるモノや専用ボトルが付属したモデルも展開されています。
ポンプタイプ
ろ過した水を大量に持ち運びたい方は、ポンプタイプを選ぶのがおすすめです。水をポンプでくみ上げる際に浄水して、タンクなどにストックできるのがメリット。製品によって異なりますが、1分で1L程度の飲み水を作れるモデルが多く展開されています。
優れた浄水能力を備えているため、安心して使いやすいのが魅力。大人数でのアウトドアやキャンプでの連泊時、災害時の飲料水・生活用水の確保に役立ちます。
ただし、サイズが大きいため、ほかのタイプより携行性が劣るのがデメリット。一定の場所に留まるキャンプなどに適しています。また、価格が高い傾向にある点も留意しておきましょう。
ろ材やフィルターをチェック
携帯浄水器は、使用されているろ材によって除去できる物質が異なります。主に使われているろ材は、活性炭・中空糸膜・不織布など。それぞれの特徴をチェックしてから選ぶのがおすすめです。
活性炭は、不純物やニオイなどを軽減する効果を期待できます。中空糸膜は、家庭用の浄水器でも多く使われているろ材。アウトドアで水道水をろ過するのに適しています。
不織布は、繊維の目に不純物を引っ掛けてろ過するのが特徴。単体では除去能力が低いので、ほかのろ材と組み合わせて使われています。
なお、フィルターの穴が小さいほど、不純物の除去率が高いのがポイント。0.1ミクロン前後のモデルが主流ですが、0.01ミクロン前後の超微細タイプもラインナップされています。
浄水量をチェック
携帯浄水器を選ぶ際は、浄水量も確認しておきましょう。ろ過能力とも呼ばれており、どれほどの水の量を浄水できるかを表したもの。浄水量が多いモデルほどフィルターの交換頻度を減らせるため、ランニングコストを抑えられるのがメリットです。
携帯浄水器の使用頻度が高い方や大人数分の飲み水を確保したい場合は、浄水量の多いモデルがおすすめ。ただし、浄水量が多い携帯浄水器のなかには、小まめなメンテナンスを必要とするモノもあるので事前にチェックしておきましょう。
メンテナンスや交換のしやすさもあわせてチェック
携帯浄水器を安全に使い続けるには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。携帯浄水器は使うほどにフィルターへの負担が増えるため、メンテナンスを怠ってしまうと浄水機能が衰えて正常に機能しない恐れがあります。
メンテナンスの方法やフィルターの交換などは、アイテムに表記されている手順で行うことが大切。また、フィルターの寿命もさまざまなので、指定された年数や浄水量に応じてフィルターを交換しましょう。
使用後のメンテナンスやフィルターの交換が簡単なモデルであれば、負担や手間を軽減できるのがメリット。カートリッジタイプは、交換するだけで浄水性能が復活して便利です。
携帯浄水器のおすすめ
ブリタ(BRITA) ボトル型浄水器 アクティブ
水道水用の携帯浄水器です。ヤシ殻から製造した天然活性炭を採用しており、塩素や微量不純物などを除去できると謳われています。
容量0.6Lのスクイーズボトルタイプ。開けやすいマウスピースを搭載しているのに加えて、コップも付いているため、シーンに応じて使い分けながら飲めます。
洗浄能力は150Lで、4週間が交換目安。カートリッジ式のため、手軽に交換できて便利です。さらに、パーツは細かく分解できて隅々まで洗いやすいうえ、食洗機にも対応しています。
セイシェル(Seychelle) サバイバルプラス携帯用浄水ボトル
フィルターに天然ココナッツ活性炭を使用した携帯浄水器です。吸い口のキャップを引き上げて、ボトルを逆さまにして飲むスポーツタイプ。また、容量は0.6Lでコップにも入れやすいため、複数人の水分補給にも役立ちます。
サイズは約高さ22.8×直径8cmとスリムなので、持ち運びに便利。さらに、フィルター寿命は380Lが目安のため、長く愛用できます。アウトドア・旅行・災害用と幅広いシーンで役立つ携帯浄水器を探している方におすすめです。
セイシェル(Seychelle) サバイバル プロ
ボトルろ過容量が0.7Lの携帯浄水器です。水を入れて押し出すだけで浄水を飲めるので、初心者でも簡単に使えるのがメリット。また、ミリタリーテイストのおしゃれなデザインも魅力です。
可能ろ過容量は、約380Lを実現しているのも特徴。さらに、英国軍から依頼されて軍事的な防衛に重点を置いて開発した、タフな設計もおすすめポイントです。
SAKUTTO 携帯浄水器
手のひらサイズのコンパクトな携帯浄水器です。中空糸膜フィルターや不織布フィルターを採用しており、除去率約99%と謳っています。泥が混じった水も、素早くろ過できるのが魅力です。
市販のペットボトルにセットしたりストローで飲んだりと、シーンに応じて使い分けられるのもメリット。さらに、ウォーターバッグが付属しているので、浄水を持ち運べます。
フィルター交換不要で、約5000Lの浄水が可能。付属の洗浄用ポイントで逆注入して乾燥させるだけと、使用後のお手入れも簡単です。
厚生労働省の定める食品衛生法や、日本国内の厳しい検査基準をクリア。アウトドアに持ち運びやすいモノを探している方におすすめです。
モンベル(mont-bell) グレイル ウルトラプレスピュリファイヤー 1899156
わずか10秒ほどで浄水できるボトルタイプの携帯浄水器です。浄水カートリッジは、電気吸着体・超粉末状活性炭・銀処理済ゼオライトで構成。ウイルス・細菌・寄生虫などを99.9%以上除去できると謳われています。
アウターボトルに原水を入れて、インナープレスのキャップを閉めてゆっくり押し出すだけで浄水完了。カートリッジの交換やメンテナンスも簡単で、手軽に使いやすいのが魅力です。
カートリッジ交換目安は150L。ろ過時間が25秒以上かかったらカートリッジの交換時期のため、把握しやすいのがポイントです。サイズは直径7.5×高さ25cm。持ち運びやすくておしゃれなデザインなので、登山やキャンプなどにおすすめです。
Greeshow 携帯浄水器 GS-282
3段階浄水システムを採用した携帯浄水器です。浄水速度200ml/minを実現しており、細菌・有機フッ素化合物・重金属などを取り除けると謳われています。さらに、高水準の除去率99.9999%を備えているので、素早くきれいな飲み水を確保できるのが魅力です。
フィルター1本で500mlペットボトル400本分の浄水が可能。また、軽量コンパクトで持ち運びやすいため、アウトドアはもちろん災害用としてもおすすめです。
ペットボトルに装着すればそのまま飲めるほか、水源に直接ストローを挿し込んで飲めるのもメリット。容器に溜めれば飲み水を確保できるなど、シーンに応じて使い分けられます。
ノズルを回して交換するだけの簡単手順で、手軽にメンテナンスできて便利。ひとつ持っておくと重宝するアイテムです。
OHKEY 携帯浄水器
ペットボトルやウォーターパックなどに取り付けるだけで浄水が作れる携帯浄水器です。ミクロン中空糸膜フィルターを搭載しており、99.9999%と高水準の除去率を備えているのが特徴。カビ・鉄サビ・濁り成分などをしっかりろ過すると謳われています。
厚生労働省が定める、厳しい検査基準をクリアしているのもポイント。また、フィルター交換不要で、3年間もしくは5000Lの浄水を行えます。
コンパクト設計で、登山やキャンプなどで荷物を減らすのにも便利。風呂の残り湯やトイレのタンクにも使えるなど、断水時や災害用の備えとしてもぴったりです。
カタダイン(KATADYN) ビーフリー 12990
スイス発の浄水器ブランド「カタダイン」の携帯浄水器です。0.1ミクロンのマカロニ状ホロファイバー膜を採用。水に含まれる微生物を99.9%除去すると謳っています。
容量1Lのボトルタイプで、重さはわずか63gと軽量。持ち運びやすく、登山やトレッキングなどで活躍します。また、バックフラッシュ不要で、お手入れが簡単。使用後にしっかり乾燥させることで、長期間の保管も可能です。
浄化能力は約1000L。目盛り付きの透明容器なので、調理にも役立ちます。手軽に使いやすいため、初心者にもおすすめです。
ソーヤー(SAWYER) ソーヤー ミニ SP128
0.5L容量のパウチが付属した携帯浄水器です。パウチだけでなく、ペットボトルやストローにも接続可能。ハイドレーションシステムにも組み込めるなど、本格的なトレッキングから海外旅行まで、さまざまなシーンで活躍します。
フィルターにU字型の「ホロウ ファイバー メンブレーン」が入っており、0.1ミクロンの穴でろ過可能。さらに、独自の繊維技術を用いているので、優れた強度を備えています。38万L以上浄水でき、コスパよく使えるのもおすすめポイントです。
かりはな製作所 携帯型浄水器 mizu-Q PLUS
軽量かつコンパクトな携帯浄水器です。バッグや引き出しの中に保管しやすいため、アウトドアだけでなく災害用の備えとしても活躍。市販のペットボトルに取り付けて、ペットボトルを押し込むだけで浄水完了します。
水道水・川・湖などの水にも使用可能。また、高精度中空糸フィルターと繊維状活性炭により、ウイルスなどをしっかり除去すると謳われています。
カートリッジ1個で、約350Lの水道水を浄水可能。交換手順が簡単なので、メンテナンスの手間を軽減できます。旅行などのお出かけ時に使いやすいモノを探している方におすすめです。
エムエスアール(MSR) ミニワークス EX 31300
ポンプタイプの携帯浄水器です。耐久性に優れた、セラミックフィルターを搭載しているのが特徴。また、フィルターカートリッジをスクラブパッドでクリーニングするだけで、浄水能力が回復すると謳われています。
ドロムライトバッグやドロメダリーなどに直接取り付け可能。浄水をたっぷり持ち運びやすいのもメリットです。
総重量は480gで収納サイズが22×12cmと、軽量コンパクト。家族や友人など、大人数でアウトドアを楽しむ際におすすめです。
シーガルフォー(SEAGULL IV) ファーストニード XLE
2way式の手動ポンプを搭載した携帯浄水器です。毎分平均約1.8Lのスピードで、約680Lまで浄水を作り出せるのが特徴。付属のボトルアダプターは市販のペットボトルに接続できるので、飲料水を手軽に持ち運べます。
カートリッジの交換目安は約1年と長く、メンテナンスの手間を軽減できるのもメリット。また、本体ユニット・接続パーツ・ノズルには、耐久性に優れたステンレスを使っています。高性能で長く愛用しやすいモデルを探している方におすすめです。
ライフセーバー(LIFESAVER) 携帯浄水器 LifeSaver Bottle
「Ultra-Filtrationフィルター」を採用した携帯浄水器です。細菌低減率は99.9999%、ウイルス低減率・シスト低減率は99.99%と謳っています。
活性炭フィルターで、塩素や嫌なニオイも軽減。美味しくて安全な水を確保しやすいのがおすすめポイントです。
水を汲んで数回ポンプするだけで浄水が完了します。最大ろ過水量は4000L。フィルターが寿命に達すると自動的に通水を停止するので、ろ過されていない水を飲むのを避けられて便利です。
ボトル容量は0.75Lで、最大流量は1分間で2L。水の吸い上げ時や排出時に強い吸引や力は不要なため、初心者や力に自信がない方でも使いやすいのがメリットです。
Greeshow 携帯浄水器 GS-2801
自動給水機能を備えた携帯浄水器です。大容量の2800mAhリチウム電池を内蔵しており、ワンタッチで水を吸引吸入できるのが特徴。フル充電なら180分の連続使用が可能で、1000L以上の水を連続ろ過できます。
USB Type-C充電ポートを搭載し、モバイルバッテリーを使えば充電できて便利。加えて、LEDライトが付いているので、暗い場所でもスムーズに操作できます。軽量コンパクトな設計に加えて、専用の収納袋が付属しているため持ち運びも簡単です。
ウルトラプレフィルターや活性炭フィルターなどを使った、5段階浄水システムを採用。また、0.01ミクロンのフィルターも使用しているので、99.9999%の細菌をろ過できると謳われています。優れた浄水性能を備えているモノを探している方におすすめです。
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川や湖などの水を飲み水に変えられる携帯浄水器。タイプや機能性などさまざまなアイテムが展開されていますが、使用シーンを考慮しながら携行性やメンテナンス性をチェックして選ぶのがおすすめです。アウトドアライフを安心して過ごすのに役立つ便利グッズのため、自分にぴったりな携帯浄水器を見つけてみてください。