迫力のある高音質を再現するサウンドバー。リーズナブルな価格帯の製品からハイエンドモデルまでラインナップは豊富です。コスパを重視している方は、安いモデルが適しています。製品ごとに機能性や使いやすさが異なるため、あらかじめ特徴を確認しておくことが大切です。

そこで今回は、安いサウンドバーのなかから、おすすめアイテムをピックアップ。サウンドバーの相場や選び方も解説するので、チェックしておきましょう。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

サウンドバーとは?

By: sony.jp

サウンドバーとは、テレビなどのサウンドをより高音質で聴ける薄型かつ横長のスピーカーです。ツイーターや中高域ドライバー、ウーファーなど、複数のオーディオ構成要素を1つのスピーカーに内蔵しています。構成要素を組み合わせることで、臨場感と広がりのある空間を生み出せるのが魅力です。

サウンドバーは、会話シーンのセリフをクリアに再現したり、ドラマチックなサウンドステージをつくりあげたりと、さまざま役割があります。テレビ内蔵のスピーカーでは迫力が物足りないと感じている方にもおすすめです。サウンドバーを導入することで、お気に入りの楽曲や映画のサウンドをハイクオリティな音質で楽しめます。

サウンドバーはコンパクトサイズながら高音質を実現。リーズナブルな価格帯の製品も多くあります。ライフスタイルや設置場所に適した製品を見つけやすいのもポイントです。

サウンドバーの相場をチェック

サウンドバーの相場は、1万円以下から10万円以上のモノまでラインナップが豊富です。価格と性能が比例する傾向があり、あまりに安すぎる製品は音質が悪かったり壊れやすかったりする可能性があるので注意しましょう。

安いサウンドバーを求めている方や、はじめてサウンドバーを購入する方は、1万円〜4万円程度の範囲を目安に選ぶのがおすすめです。

なお、同じメーカーのサウンドバーのなかでも、型が古いほど安くなります。メーカーと価格の安さを重視している方は、新製品を避けるのも選択肢のひとつです。

安いサウンドバーの選び方

タイプで選ぶ

スペースを取らず価格を抑えて導入しやすいワンボディタイプ

By: amazon.co.jp

ワンボディタイプとは、1台のサウンドバーのみで構成されている製品です。薄型かつコンパクトサイズのスピーカーだけなので、置き場所を選びにくいのが魅力。テレビ下などに気軽に設置できます。

また、2ユニットタイプと比べて価格が安い傾向があり、はじめての方でも導入しやすいのもポイント。ただし、2ユニットタイプよりも重低音の迫力が劣りやすいのがデメリットです。

クリアな重低音で臨場感が楽しめる2ユニットタイプ

By: amazon.co.jp

2ユニットタイプは、低音専用のスピーカーであるサブウーファーがセットになったタイプです。ワンボディタイプよりも重低音や低音域を表現しやすく、迫力のあるサウンドを楽しめます。映画やドラマ、ゲームなどのサウンドをリアルに再現したい方におすすめです。

2ユニットタイプはサブウーファーが付属するため、あらかじめ設置スペースをチェックしておきましょう。また、サブウーファーの音が床に響きやすいので、時間内によっては近所に迷惑をかけてしまう可能性があります。集合住宅で使用する方は、音量を調節できるモノを選んだり、防音対策を行ったりなど、周りへの配慮することが大切です。

設置場所に適したサイズを選ぶ

By: amazon.co.jp

サウンドバーを選ぶときは、本体サイズと設置スペースの広さを確認しておきましょう。サウンドバーは、テレビとテレビ台のすき間に収まるサイズがおすすめ。本体サイズが大きすぎるとテレビに被る場合もあります。薄型モデルなら、テレビの正面に置いたときも液晶画面を遮る心配を軽減可能です。

設置方法は、据え置きタイプと壁掛けタイプの2通りです。限られたスペースに設置したい方は、壁掛け対応モデルがおすすめ。据え置きと壁掛けどちらにも対応している製品は、部屋の間取りや広さに応じて付け替えられて便利です。

接続方法のチェック

HDMI接続するならARCやeARC対応か確認

By: amazon.co.jp

HDMIケーブルを利用して有線接続する方は、「ARC」や「eARC」に対応しているのか確認しておきましょう。ARCとは、HDMIケーブルを使って、テレビの音声をAV機器に送る機能です。eARCはARCの拡張版であり、高品質なデータ転送をおこなえます。

ケーブル1本繋ぐだけで、テレビとの接続が可能。テレビ側のHDMI端子がARCやeARCに対応していない場合は、「光デジタル出力」に対応しているのかチェックしておきましょう。

スマホやタブレットと接続するならワイヤレス接続

By: rakuten.co.jp

スマホやタブレット端末とサウンドバーを接続したい方は、ワイヤレス対応モデルを選びましょう。Bluetooth接続モデルは、簡単にペアリングをおこなえるのが魅力。スマホやタブレット端末の音楽をサウンドバーで流せるのが特徴です。

複数の機器との接続に対応したマルチペアリング機能を搭載した製品もあります。テレビだけでなく、デスクトップPCとの接続も可能です。あらかじめペアリングしておけば次回からは自動接続するので、毎回ペアリングする手間を省けます。

臨場感を高める機能に注目

奥行きのある音を楽しめる立体音響技術

By: sony.jp

奥行きのあるサウンドを楽しみたい方は、立体音響技術を搭載した製品がおすすめです。立体音響技術には「DTS:X」や「Dolby Atmos」などがあります。

前方だけでなく、頭上を含む広範囲にわたってサウンドを広げるので、臨場感あふれる空間を楽しめるのが魅力。映画やドラマ、ゲームのサウンドを重視している方にもおすすめです。

よりよい音質を求めるなら4Kパススルー機能

By: rakuten.co.jp

ブルーレイレコーダーなどから映像と音を取り込み、テレビ経由で接続すると音の解像度が低くなってしまいます。「4Kパススルー機能」を搭載した製品は、ブルーレイプレーヤーなどと直接接続するため、劣化なく4Kデータを直接サウンドバーに取り込めるため、ハイクオリティのサウンドを楽しめるのが魅力です。

音質を重視している方は、4Kパススルー機能を搭載したモデルをぜひチェックしてみてください。

安いサウンドバーのおすすめメーカー

デノン(DENON)

By: amazon.co.jp

デノンは1910年に設立したオーディオメーカーです。100年以上の歴史があります。「いい音を追求して皆さまに届ける」という姿勢は変わらず、さまざまな製品を手がけているのが特徴です。

デノンのサウンドバーは、ラインナップが豊富。コンパクトサイズのワンボディタイプや、低域から高域まで追求した2ユニットタイプがあります。高音質なサウンドを楽しめるモデルを探している方におすすめのメーカーです。

ヤマハ(YAMAHA)

By: yamaha.com

ヤマハは、音楽を通して「感動を・ともに・創る」を目指しているメーカーです。アコースティックからデジタルまで、さまざまな楽器を手がけています。一般家庭向けの製品だけでなく、業務用の音響機器やオーディオ機器も豊富です。

ヤマハのサウンドバーは、機能性と使いやすさを兼ね備えているのが特徴。専用アプリも展開しており、スマホを介して好みのサウンドにカスタマイズできます。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY)

By: sanwa.co.jp

サンワサプライはパソコンの周辺機器やオフィス用品などを多く扱っているメーカー。サウンドバーは小型~中型のモデルを中心に揃えています。リーズナブルな価格で入手できるのが魅力です。出力のワット数が大きすぎず、適度なボリュームで動画を楽しめます。

低音を補強するパッシブラジエーターを搭載したモノなど、迫力あるサウンドを楽しめるモデルもラインナップしているのがポイント。動画視聴環境をバージョンアップしたい方におすすめです。

安いサウンドバーのおすすめ

デノン(DENON) サウンドバー DHT-S217

デノン(DENON) サウンドバー DHT-S217 2022

立体音響技術のDolby Atmosに対応した安いサウンドバーです。水平方向の音の広がりに加えて、頭上まで響く立体的な音響空間を生み出します。ステレオ・5.1ch・7.1chの音源も3Dサウンドにアップミックスできるのも魅力です。

4K/60Hz映像信号に対応するHDMI入力を1系統、出力を1系統備えています。衛星放送や動画配信サービス、ゲーム機の高精細な映像をハイクオリティサウンドとともに楽しめます。また、映像のダイナミックレンジを拡張するHDRの映像信号や4Kのパススルーに対応しているのもポイントです。

本体の高さは67mm。薄型かつスタイリッシュな設計なので、テレビの前に設置しやすいのが特徴です。付属の壁掛け用テンプレートとスペーサーを利用することで、壁面に取り付けられます。設置場所に応じて、据え置きと壁掛けを選択可能です。

デノン(DENON) サウンドバーシステム DHT-S316

デノン(DENON) サウンドバーシステム DHT-S316 2018

臨場感あふれるシアターサウンドを再現する2ユニットタイプの安いサウンドバーです。Dolby Digital・DTS・AAC のサラウンド音声のデコードに対応。音響心理学に基づいたアルゴリズムのバーチャルサラウンド技術により、ハイクオリティのサウンドを楽しめます。「ムービーモード」や「ミュージックモード」など、視聴するコンテンツに合わせてサウンドモードの切り替えが可能です。

ワイヤレスタイプのサブウーファーは、パワフルな低音を増強するのが特徴。ワイヤレスタイプなのでサウンドバーとケーブル接続する必要はなく、好きな場所に設置できます。あらかじめサウンドバーとペアリングしておけば、電源を入れるだけで自動的に接続されるのもポイントです。

人の声をクリアにする「ダイアログ・エンハンサー」を内蔵。設定をオンにすることで、全体の音量を上げなくてもニュースやナレーションなどの声が聞き取りやすくなります。

ヤマハ(YAMAHA) サウンドバー SR-B30A

ヤマハ(YAMAHA) サウンドバー SR-B30A 2023

長年培った音響技術を採用した安いサウンドバーです。3次元音場フォーマットのDolby Atmosにも対応。アクションシーンからドラマシーンまで、表現力豊かなサウンドを再現します。

サウンドモードは、映画・ステレオ・スタンダード・ゲームの4種類。視聴するコンテンツや、その日の気分に合わせてサウンドモードを選択できます。また、コンテンツ視聴時に低音を強化したいときは「バスエクステンション」がおすすめです。パワフルなサウンドを再現します。

専用アプリをインストールすると、スマホとサウンドバーの連携が可能です。スマホを介して、好みのサウンドに調節できます。操作画面もシンプルなので、使いやすさも良好です。サウンドバーとテレビの接続は、HDMIケーブルまたは光ケーブルを使用しておこなえます。

ヤマハ(YAMAHA) サウンドバー SR-C20A

ヤマハ(YAMAHA) サウンドバー SR-C20A 2020

幅60cmのコンパクトなサウンドバー。省スペースで設置したい方におすすめです。壁掛けでの設置にも対応しています。

コンパクトながら迫力のサウンドを楽しめるのもポイントです。75mmのサブウーファーユニットとデュアルパッシブラジエーターを内蔵しており、しっかりとした低音を楽しめます。また、ボーカルやセリフを際立たせるクリアなサウンドも実現しています。

サウンドモードは音楽再生に適した「ステレオ」に加え、テレビ番組の視聴におすすめの「スタンダード」、空間の広がりを表現する「映画」、没入感を高める「ゲーム」の4種類を搭載。コンテンツの魅力をしっかりと引き出します。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) サウンドスピーカー 400-SP088

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) サウンドスピーカー 400-SP088 2019

横幅約41cmの小型サイズを実現した安いサウンドバーです。幅を取りにくいので、テレビ台などにすっきり設置できます。最大出力は50Wです。コンパクトながら高出力でテレビの音をしっかり届けられます。24インチ程度のPC用モニターや、40インチ程度の薄型テレビにもぴったりです。

2.25インチのスピーカーユニット2基と、低音域を強化するパッシブラジエーターを搭載。中音域から高音域までの再現性に優れています。価格の安さとサウンド性能を重視している方にもおすすめです。

3.5mmステレオミニジャックケーブル・光デジタルケーブル・Bluetoothなど、さまざまな接続方法に対応しています。用途に合わせて切り替えられるのが特徴。コスパに優れたモデルを探している方におすすめです。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) サウンドバー 400-SP092

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) サウンドバー 400-SP092 2020

パソコンでコンテンツの視聴を楽しみたい方におすすめの小型サウンドバーです。サイズは幅約450×奥行き約50×高さ約60mm。モニター下のちょっとしたスペースに設置できます。

小型ながら2基のスピーカーユニットと2基のパッシブラジエーターを搭載。迫力のサウンドを楽しめます。

サウンドバー前面にボリュームつまみを配置しているのもポイント。直感的に操作できます。上面に早送りやモード切り替えのボタンがあり、扱いやすいのが魅力です。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 薄型サウンドバー 400-SP100

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 薄型サウンドバー 400-SP100 2022

テレビ下の狭いスペースにも設置可能な高さ6cmのサウンドバーです。薄型ながら4基のスピーカーユニットと2基のパッシブラジエーターを内蔵しており、低音から高音までしっかりとしたサウンドを楽しめます。

映画・ゲームなどを楽しむ際に迫力を求める方にもおすすめ。「ニュースモード」「映画モード」「音楽モード」の3つのサウンドモードを搭載しています。

接続方式は光デジタルと3.5mmステレオジャックに加え、Bluetoothにも対応。テレビやパソコンなど、さまざまな機器と簡単に接続できます。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) サウンドバースピーカー 400-SP084

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) サウンドバースピーカー 400-SP084 2019

迫力のサウンドを求める方におすすめのサウンドバー。1万円台と比較的リーズナブルながら、100Wの出力に対応したアイテムです。ウーファーユニット4基とツィーターユニット2基を搭載しており、低音から高音までをしっかりとカバーします。低音をサポートするパッシブラジエーターが2基内蔵されていることもポイントです。

高さが4.5mmと薄型なのも特徴。テレビの前に置いても視界の邪魔をしにくく、映画やゲームをしっかりと楽しめます。HDMI・Bluetooth・光デジタル・AUX・同軸デジタルと入力方法が多彩なのも魅力です。

本体天面のボタンや、付属のリモコンにより直感的な操作がおこなえます。

ハイセンス(HISENSE) シアターサウンドシステム HS214

ハイセンス(HISENSE) シアターサウンドシステム HS214 2020

独自の「バーチャル5.1chサラウンド」を実現した安いサウンドバーです。Movieモード・Musicモード・Newsモードのバーチャルサラウンド技術を搭載。それぞれのモードに合わせたサラウンド補正により、臨場感のある高音質な空間を生み出します。

78mm口径のサブウーファーを内蔵。重低音は11段階で好みに合わせて細かく調節できます。コンパクトサイズながらインパクトのある重低音再生が可能です。

本体は高級感のあるスタイリッシュなデザインに仕上げています。さまざまなテレビとも組み合わせやすいのが特徴です。HDMI ARC1本だけで簡単に接続できるのもポイント。また、テレビリモコンを使ってサウンドバーの音量調節をおこなえるのも魅力です。サウンド性能だけでなく、使いやすさにもこだわっています。

FunLogy Soundbar

FunLogy Soundbar 2023

総合出力100Wを実現した安いサウンドバーです。大口径のスピーカーを内蔵しているので、コンパクトサイズながらパワフルな音量を届けられます。フルレンジドライバーを左右に配置。サブウーファーと一体化することで臨場感を生み出します。

ユニット性能を引き出す「ダウンファイアリング方式」を採用。また、バスレフポートを裏面に回すことで、3Dサラウンド音響を再現可能です。サウンドモードは、スタンダードモード・クリアボイスモード・低音モードの3種類から選択できます。

HDMIケーブルなどの有線接続だけでなく、Bluetooth5.0にも対応。スマホやタブレット端末との接続も可能です。マルチペアリングをおこなえるので、タブレット端末やテレビ、デスクトップPCにも接続できます。

Donner サウンドバー DHT-S300

Donner サウンドバー DHT-S300 2023

リーズナブルな価格帯ながら5つのドライバーを搭載したサウンドバーです。しっかりとした低音を生み出す2台のウーファーと、センターに配置されたミッドレンジ、クリアな高音を生み出す2台のソフトドームツィーターの組み合わせにより、精密なサウンドが楽しめます。Dolby Atmos対応で、映画を楽しみたい方にもおすすめです。

天板は強化ガラスで覆われており、高級感を演出。テレビとはHDMI端子で簡単に接続できます。スマートフォン用の専用アプリを利用すれば、イコライザーの調節も可能。好みのサウンドでコンテンツを楽しめます。