発売開始から読書好きな方を中心に広く支持されている電子書籍リーダーKindle。紙の本と違い大量の本を簡単に持ち運べ、数々の便利機能でより充実した環境で読書を楽しめるのがポイントです。

そこで今回はKindle端末のメリットや選び方を踏まえつつ、各端末の特徴を比較しながら紹介していきます。

Kindle端末のメリット

読みやすくて目が疲れにくい

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Kindle端末は電子ペーパー技術である「E-Ink」を採用。本物の紙のような読み心地を得られるのが特徴で、画面が通常の紙と同じように見えます。液晶表示のようにバックライトを必要せず、眼精疲労を誘発するブルーライトも発生しないため、長時間の読書でも目が疲れにくいのが魅力です。

また、スマートフォンやタブレットの画面と違って光の表面反射による読みづらさがないことも特徴。外出先や旅行先で本を読む際、屋外の明るい日差しの中でも光の反射を気にせず読書を楽しめます。

充電が長持ちする

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Kindleは読書のみに機能を特化させた端末のため、スマートフォンやタブレットと比べて電力の消費効率がよいのが特徴。「E-Ink」の特性で電力は表示を切り替えるときのみ使用され、切り替え後は電力を一切必要としません。端末を一度フル充電すれば、1ヶ月以上連続で読書を楽しめます。

紙の本よりも持ち運びやすい

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Kindleの端末重量は161g程度、最も重いモデル(Kindle Paperwhite Wi-Fi+3G)でも217g程度。書籍の漫画本や新書は1冊約150gなので、紙の本とほとんど変わらない重さです。

ちなみに、32GBのストレージを搭載する大容量モデルでは約700冊の漫画本を保存できますが、これは重量に換算すると約105kgになります。つまり、漫画本1冊とほとんど同じ重さでその数百倍の数の本を簡単に持ち運べるのが、Kindleの魅力です。

加えて、端末の薄さは9.1mmで、漫画本の平均的な厚さである15mmを約40%も下回ります。最も薄いモデル(Kindle Voyage)は7.6mmなので、紙の本よりもコンパクトで持ち運びに便利です。

リーズナブルな価格で入手できる

一般的なタブレット端末は機能を抑えた廉価モデルでも2〜3万円ほど。しかし、Kindle端末は最廉価モデル(Kindle)で8000円ほど、人気の売れ筋モデル(Kindle Paperwhite)でも15000円ほどなので、タブレットに比べてリーズナブルです。

また、不定期で配布されるキャンペーンの特別優待クーポンを利用すれば、Kindleは2000円OFF、Kindle PaperwhiteおよびKindle Paperwhite マンガモデルは3300円OFFで購入できます。最廉価モデルのKindleに至っては6000円ほどで入手できるので、ぜひ利用しましょう。

紙の本にない便利な機能がある

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Kindle端末には、重要箇所にマーカーを引くのと同じ感覚で文章を強調できる「ハイライト」や読書中に思いついたアイデアなどを書き込める「メモ」、本の内容をSNSに投稿できる「シェア」など、より充実した読書体験をサポートする機能が搭載されています。

また、Kindle端末は辞書も内蔵。読書の最中にわからない単語と遭遇してもわざわざ紙の辞書を用意することなく簡単に意味を調べられます。辞書で調べた単語は単語帳に登録しておけるので、後からまとめて単語の復習が可能です。

加えて、紙の本と違って、文字の大きさを自由に変更できるのもKindleの特徴。8種類の文字サイズから選べるので、視力に関係なく読書を存分に楽しめます。

Kindle端末の選び方

キャンペーン情報の有無で選ぶ

Kindleの各モデルにはそれぞれ「キャンペーン情報つき」と「キャンペーン情報なし」のモノが存在。キャンペーン情報とは広告表示のことで、「キャンペーン情報つき」のモデルを選ぶと、本を読む前などに広告が表示されます。

一方、「キャンペーン情報なし」のモデルは「キャンペーン情報つき」より2000円高くなりますが、広告が表示されないので、より読書に集中できます。

広告表示の設定は端末購入後に変更できないので、広告表示をストレスに感じる方や本の世界に深くのめり込みたい方は「キャンペーン情報なし」のモデルがおすすめです。

3G回線対応の有無で選ぶ

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Kindle・Kindle Paperwhite・Kindle Oasisの3機種には「Wi-Fi」と「Wi-Fi + 3G」の2種類のモデルが用意されています。Wi-Fi + 3GモデルはWi-Fiでのデータ通信に加えて3G回線での通信も可能なのが特徴です。そのため、外出先などWi-Fiの接続環境がない場所でも本をダウンロードできます。

この3G回線の通信費用はAmazonが負担してくれるため、ユーザーはWi-Fi + 3Gモデルを購入するだけで3G通信を無料で利用可能です。

ただし、3G回線ではダウンロードできない本も多くあるのが難点。特に漫画は1冊あたりのデータ量が多いため、3G回線ではほとんどの場合ダウンロードできません。そのため、活字の本だけではなく漫画も読むという方はWi-Fiモデルを選ぶことをおすすめします。

マンガモデルかどうかで選ぶ

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Kindle端末の中でも特に人気の売れ筋モデル、Kindle Paperwhiteには通常モデルとマンガモデルの2種類が存在。漫画本のデータ容量は小説や新書と比べて大きいため、マンガモデルには通常モデルの8倍である32GBの大容量ストレージが搭載されています。

漫画本は1冊当たり約50MB。通常モデルに搭載されている4GBのストレージ容量だと85冊ほどしかKindle端末に漫画本を保存できませんが、マンガモデルならば700冊以上の漫画本が保存できます。

また、活字だけの書籍なら数千冊の保存ができるので、頻繁に漫画を読む方だけではなく、大量の電子書籍をKindle端末で一括管理したいという方にもおすすめです。

Kindle端末のおすすめ機種

Kindle

Kindle端末のエントリーモデル。解像度は167ppiとやや低めで、漫画では画像が荒くなりがちですが、活字だけの本を読む場合であれば十分この解像度で事足ります。

また、上位機種と違ってバックライトが非搭載のため、暗い場所での読書には適していません。しかし、紙の本を読むときと同じようにデスクスタンドを使えば夜の読書にもえます。

全体的に機能は抑えめですが、その分気軽に入手しやすい価格なので、試しにKindleでの電子書籍の読書を体験してみたいという方に特におすすめ。もちろん、とにかく安くKindle端末を講習したい方や、本は明るいところでしか読まない方、活字の本しか読まない方にも最適なモデルです。

Kindle Paperwhite

Kindle端末の中でも特に人気のあるスタンダードモデル。エントリーモデルのKindleとの価格差は5000円ほどですが、機能のバランスがよく、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。

解像度がKindleの2倍近い300ppiに向上しているため、活字がより読みやすくなっているほか、漫画もより高精細な画像で表示できます。また、Kindleにはなかったバックライトも搭載されているため、暗い場所でも端末単体で読書が可能です。

このモデルではWi-FiモデルのほかにWi-Fi + 3Gモデルも用意。3G回線は漫画本のダウンロードには非対応ですが、活字だけの本であれば場所を選ばずどこでもダウンロードが可能なため、活字本の愛読者にもおすすめです。

Kindle Paperwhite マンガモデル

スタンダードモデルであるKindle Paperwhiteの大容量モデル。通常モデルとの違いはストレージ容量で、通常モデルの4GBに対して、本モデルは8倍の32GBストレージが搭載されています。通常モデルの4GBでは約85冊の漫画本が保存できますが、マンガモデルでは700冊以上も保存が可能です。

そのほか、機能の面では通常モデルとマンガモデルに違いはありません。価格差は2000円ほどですが、漫画本を始め大量の本をKindle端末に保存・管理したい方におすすめのモデルです。

Kindle Voyage

Kindle Paperwhiteの上位機で、読書体験をより充実させる機能が搭載されたハイクラスモデル。下位モデルと違ってページ送りにスワイプは不要で、端末のベゼル部分にあるボタンに触れるだけで本のページを進められます。

6機のLEDが内蔵されているのも特徴。画面がより明るくなるので、暗い場所でも文字や画像をよりはっきりと表示できます。また、明るさの自動調整機能も搭載されているので、現在の環境に最適な明るさで読書が可能です。

Kindle Paperwhiteと比較して厚さは1.5mm薄く、重量も約25gも軽いため、携帯性も向上しています。1万円ほどの価格差がありますが、Kindleでのワンランク上の読書体験を楽しみたい方におすすめのモデルです。

Kindle Oasis

Kindleが提供する最高の読書体験を楽しめるフラグシップモデル。Kindle Voyageに搭載されていたすべての機能に加え、より上の次元のKindle体験ができる機能が搭載されています。

ディスプレイが下位モデルの6インチから7インチに大型化しており、漫画本などもより大きな画面で楽しめます。また、LEDの数がKindle Voyageと比べ2倍の12機に増えており、画面をより明るくでき微細な調整も可能です。

最大の特徴はIPX8等級の防水機能を備えている点。水深2mでも約60分まで耐えられるので、お風呂はもちろん、海辺やプールサイドでも水濡れによる故障を気にすることなく読書が続けられます。

端末重量は約194gと軽量なため、携帯性も良好。Kindle Paperwhiteと比較して17000円程の価格差がありますが、Kindleで最高の読書を体験したい方におすすめのモデルです。