書類をデータ化して保存できる「スキャナー」。仕事で使う資料や毎日の家計簿など、生活のさまざまな場面で溜まりがちな紙ベースの情報を整理できるのが魅力です。各企業から多くの製品が展開されていますが、どのように選べばよいのか迷ってしまいがちです。

そこで今回は、エプソンのコンパクトスキャナー「DS-C480W」をご紹介。スモールオフィスや自宅に取り入れやすい多機能なモデルなので、ぜひチェックしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

• 目次
• スモールオフィスや自宅におすすめのスキャナーってどんなモデル？
• 収納時も使用時も省スペース
• さまざまな原稿に対応し使い勝手が良好
• PCがなくても指定した宛先にデータ送信・保存ができる
• まだまだある魅力的な機能【自宅編】
• まだまだある役立つ機能【スモールオフィス編】
• 製品情報

スモールオフィスや自宅におすすめのスキャナーってどんなモデル？

テレワークの普及で働き方が多様になりつつある昨今、ビジネスからプライベートまで活躍するスキャナーが手元にあると便利です。スモールオフィスや自宅で使う場合、大切なのが製品の大きさ。限られたスペースで設置するため、コンパクトであることが求められます。

また、使い勝手に優れていることも重要なポイント。さまざまな用紙に対応し、短時間でクオリティの高いスキャンができること、そしてスキャナー1台で多くの作業をこなせることが望まれます。

エプソンのスキャナー「DS-C480W」であれば、コンパクトなサイズを実現しつつ、用紙対応力にも優れているため、スモールオフィスや自宅で使うモデルとしておすすめ。PCレスで手軽にスキャンしてクラウドサービスやネットワーク上のフォルダーにデータを送れるなど、仕事に役立つ機能を搭載しているのも魅力です。

SDGsへの取り組みが増えている現在、使う側の私たちも環境に配慮した製品を選びたいものです。「DS-C480W」は再生プラスチックを約30％使用して作られており、環境にやさしいのも特徴です。
（注）再生プラスチックの含有率は調達の状況によって変動する可能性があります。

収納時も使用時も省スペース

コンパクト設計で設置場所を取らない

「DS-C480W」は、幅296×奥行104mmのサイズで、デスク周りやカウンター、サイドテーブルなどスペースの限られた場所に設置でき、置き場所に困らないのが魅力です。

また、電源ケーブルやUSBドライブの挿入口を本体側面にまとめて配置しているのもポイント。電源などの配線のために背面スペースを大きく空ける必要がなく、壁際近くに置いて使用できます。

「Uターン給紙」採用で排紙スペースがいらない

使用時も省スペースなのがメリット。一般的なスキャナーは、スキャンした用紙がスキャナーの手前に排出される仕組みのため、使用時は排紙のためのスペースを確保しなくてはいけません。一方で、「DS-C480W」はスキャンした原稿を本体の上部に排出する「Uターン給紙」を採用しているので、排紙スペースを必要としません。スキャナーの手前に書類を置いたり作業したりできるため、手狭なデスクスペースを有効に使えます。

「Uターン給紙」での使用時、A4原稿で30枚/分の高速スキャンができるのも魅力。一度に20枚の原稿がセット可能で、多くの書類を扱う際には効率よく作業を進められます。コンパクトながら使い勝手に優れた実力派モデルです。
（注）読み取り速度はエプソン自社基準測定値（使用環境・方法によって異なります）。

さまざまな原稿に対応し使い勝手が良好

A4やレシートなど、普段は「Uターン給紙」で連続スキャン

「DS-C480W」は用紙対応力に優れているのも特徴。「Uターン給紙」での使用時、A4、B5などの定型サイズの原稿に加えて、レシートや名刺、ハガキの連続スキャンが可能です。名刺のデータ化や溜まったレシートの整理などに利用でき、日常的に活躍します。

通帳や身分証など特殊な原稿は「ストレート給紙」でスキャン

本体の後ろのレバーを引くことで、原稿を上から下に真っすぐ排出する「ストレート給紙」で使用できるのもポイント。「ストレート給紙」ではキャリアシートなしで、免許証や保険証などのプラスチックカード、二つ折りにしたA3／B4サイズの大判原稿などを手差しでスキャンできます。また、通帳などの小冊子もスキャン可能なので、会計事務所や経理業務での利用もおすすめです。

PCがなくても指定した宛先にデータ送信・保存ができる

「DS-C480W」は使い勝手がよいのも魅力。PCを接続していなくても、書類をスキャンして、指定した場所へダイレクトにデータを送信・保存することができます。上記の図のように、PCレスでスキャンして保存できる6つの機能を備えています。

スキャンしてUSBドライブに直接保存

6つのPCレス機能のうち、データを持ち運びたいときに活躍するのが「スキャン to USBドライブ機能」です。利用方法は、スキャナー側面のUSBポートにUSBドライブを接続し、あとはタッチパネルから「USBドライブ」のアイコンを選んでスキャンするだけ。PCがなくてもUSBドライブにデータを保存できます。自宅でスキャンしたデータを出先のPCで確認したい場合などに便利です。

スキャンしてクラウドストレージにデータ保存

スキャンデータを複数人で共有したいときや、PCとスマホなど異なるデバイスで閲覧したいときには「スキャン to クラウド機能」が便利。エプソンのサービス「Epson Connect」経由で各種クラウドストレージサービスへアップロードできます。

上記左側の画像は「Epson Connect」のデータ転送先を選択する画面。「スキャン to クラウド機能」を利用する際は、「Epson Connect」にユーザー登録して事前にどのクラウドストレージサービスに保存するかを設定します。続いて、上記右側の画像のようにパネルの「クラウド」アイコンをタップし、設定した宛先を選択してスキャンすれば、データがクラウドストレージサービスに保存されます。保存先として設定できるクラウドに「Dropbox」や「Google Drive」など、複数あるのがポイントです。

そのほかにも、ネットワーク上の共有フォルダーに直接データを送る「スキャン to ネットワークフォルダー機能」を搭載。ネットワーク上のPCやサーバーの共有フォルダーにスキャンデータを送信・保存できます。社内でのデータ共有に便利です。
（注）Microsoft、SharePointは、米国 Microsoft Corporation の、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
（注）Dropboxは､米国Dropbox Inc.の商標または登録商標です。
（注）Google Driveは、 Google LLC の商標です。

まだまだある魅力的な機能【自宅編】

スマホから手軽にスキャンできる

自宅での使用に適した機能を備えているのもポイント。Wi-Fiに対応しているため、スマホアプリ「Epson Smart Panel」を利用すれば、スマホからダイレクトにスキャナーを操作してスキャンできます。スキャンしたデータはスマホ上でプレビュー・編集・保存が可能。日々のレシートや大切な書類も、いつでも手元で確認・管理することができて便利です。

また、スキャンした画像は、スマホのカメラで撮影した画像に比べて、ピントずれや歪みがなく鮮明に再現できるのが魅力。上記画像のように、スマホのカメラで撮影すると目立ってしまう紙の折り目や影が、スキャンデータでは抑えられていることが分かります。チャットやSNSで紙資料を共有する際にもスキャンデータを活用すれば、スムーズにコミュニケーションがとれます。

（注）Wi-Fi、Wi-Fi DirectはWi-Fi Allianceの登録商標または商標です。

PCアプリのシンプルスキャンモードを利用すれば簡単に操作が可能

PCからスキャナーを使うのに便利なアプリケーション「Document Capture Pro」が用意されているのもメリット。迷わず簡単にスキャン作業をこなせる「シンプルスキャンモード」を利用すれば、PC操作が苦手な人でもストレスなくスキャン作業を行えます。操作の手順がわかりやすく表示されているほか、スキャン→プレビュー画面での確認→保存・転送までを3ステップで実行できるので便利です。

まだまだある役立つ機能【スモールオフィス編】

PCアプリのジョブスキャンモードを活用して効率的な作業を実現

「DS-C480W」はビジネスシーンでも活躍。アプリケーション「Document Capture Pro」の「ジョブスキャンモード」では、あらかじめスキャン・保存・転送までの一連の動作を実行する「ジョブ」を登録可能。よく使う設定を登録しておけば、ワンクリックで作業を終えられるので、業務の負担を軽減するのに役立ちます。ほかにも、大量書類をまとめてスキャン後、自動で仕分けてメールなどへ転送できる高度機能も搭載しています。

「e-文書モード」で電子帳簿保存法にも対応

「DS-C480W」では、e-文書法・電子帳簿保存法の要件を満たした設定でスキャンができる「e-文書モード」が用意されています。複雑な操作をせずに、商法や税法に関係する書類を適切な電子データで保存できるのが特徴。これから電子帳簿保存法への対応を検討しているなら、e-文書モードが搭載されているスキャナーを選ぶのがおすすめです。
（注）本製品は、e-文書法および電子帳簿保存法に適合した設定でスキャンできますが、スキャンしただけでは適正な電子化文書として認められません。必ず各法令およびガイドラインに 従ってスキャンしたデータを管理、運用してください。

上記画像左側が通常のスキャン、右側がe-文書モードでのスキャンデータです。通常のスキャンでは修正テープで消して書き直した跡を認識できませんが、e-文書モードでは改ざんの跡がはっきりと写ります。

製品情報

A4ドキュメントスキャナー DS-C480W

スモールオフィスや自宅に取り入れるのに適した、コンパクトなスキャナーです。2.4インチのタッチパネルが搭載されており、直感的に操作ができるのが特徴。使い勝手も良好で、PCを介さず直接指定した宛先にデータ送信・保存ができます。クラウドやネットワーク上のフォルダーに手軽にスキャンデータを送れるので便利です。

また、用紙対応力に優れているのもポイント。キャリアシートなしで通帳などの冊子や、A3／B4サイズの原稿を二つ折りにしてスキャンできます。多機能なスキャナーを探している方におすすめです。

A4ドキュメントスキャナー DS-C420W

機能を厳選したコンパクトなスキャナーです。「DS-C480W」と比べて、タッチパネルやPCレスでクラウドやネットワークフォルダーに直接データを送る機能は搭載されていませんが、手軽に使用できるのが魅力。コスパ重視のスキャナーを探している方におすすめです。