会社で配布された資料から要点を抜き出してクリップしたいとき、手描きの家計簿をパソコンにバックアップしたいときなどわざわざ大きなスキャナーを取り出すのも面倒。いざスキャンしようとしても、資料が冊子になっているとうまくスキャンできないこともあります。そんなとき活躍するのが「マウス型スキャナー」。マウスの背面にカメラを取り付け、カーソルを操作する感覚で手軽にスキャンが行える便利なマウス型スキャナーをいくつかご紹介します。
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キングジム(KING JIM) MSC20
マウス脇のスキャンボタンを押して即座に取り込みが可能。付属の専用ソフトを使って取り込んだ画像をトリミング等の編集できる高機能なマウス型スキャナーがあります。最大A4サイズまでを一気にスキャン可能で、400dpiの高解像度で対象を読み取ります。また横書き限定となるようですがOCR(文字認識)機能が搭載されています。通常はスキャナーで読み取ったものは1枚の画像として保存されますが、OCRに対応しているとその中の文字を読み取って自動的にテキストデータにすることができます。
サンワダイレクト 400-SCN019
チラシやポスターなど大きなものをスキャンしたいなら、A3まで対応したマウス型スキャナーがおすすめです。解像度は400dpi、640x300pxになります。OCR機能のほか、JPG・PDF・TIFF・BMP・PNG・XLS・DOC・TXT形式での変換に対応。もしも仕事などで使うのであれば紙の替わりになるPDFで保存可能。なお本製品にはMac用のドライバソフトも同梱されますが、サポート対象となるのはWindowsのみのようです。
IRISCan Mouse Executive 2
付属のマウスパッドにプリント等を乗せれば紙を傷めずスムーズに読み取ることができます。手書きのメモや付箋をモニターにペタペタ貼り付けている人に教えてあげたくなる製品です。
イーサプライ EZ4-SCN019
手軽に使えるコンパクトなスキャナーにはさまざまな用途があります。紙で残す必要がないため場所を取らないので、出先のカフェなどで貰ったオシャレなチラシをブログにアップしたいときや、新聞の切り抜きをスクラップしたい場合にも活躍。また、OCRに対応していると名刺管理としても役立つはずです。
サンワダイレクト ペン型スキャナー miniScanEYE 3 400-SCN003
最後にオマケとして、マウスとはちょっと違うハンディスキャナーをご紹介します。片手で持てるペン型のコンパクトボディで主に文章を取り込む作業に強く、日本語、英語、中国語を含む世界191ヵ国語の文字を認識可能です。こちらは有線式ですがワイヤレスタイプを発売しているメーカーもあるので、興味があったら探してみてください。
マウスとスキャナーが一体になると非常に便利ですが、精密機器が搭載されるため扱いには注意が必要になります。特に衝撃には十分に気をつけましょう。