釣りに興味を持ちはじめた方のなかでも「エサが気持ち悪くて触れない」という方におすすめなのが「ルアー釣り」。ルアーはリアルに作られていますが、あくまでも疑似餌なので、苦手意識がある方でもトライしやすいのが魅力です。
そこで今回は海釣り用のルアーを特集。おすすめのアイテムをご紹介します。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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海釣り用ルアーの選び方
釣りたい魚の種類に合ったモノを選ぶ
釣りにおける「海」は幅広く、さまざまなフィールドがあります。都心の身近なところでは港湾部や海釣り公園、郊外では漁港や堤防、より自然に近いフィールドでは、サーフや磯などがあり、ターゲットとなる魚も異なります。
狙う魚種で分けるならば、シーバスや青物はフィッシュイーターの回遊魚なので、ルアーも捕食対象となる小魚を模したタイプが主流。より小さなメバルやアジを狙う場合はルアーもより小さくなります。
一方、カサゴやアイナメなどの根魚、チヌ(クロダイ)などは甲殻類を捕食していることが多く、ルアーもそれに寄せたほうが無難。釣りたい魚が絞れている場合は、まずどこにいるのか、さらにそこで何を食べているのかを把握したのち、合うルアーを選ぶようにしましょう。
狙う深度に合ったモノを選ぶ
表層から中層を狙うなら「トップウォーター・フローティングミノー」
狙う魚が比較的浅いレンジでエサを喰っている場合は「トップウォーター」や「フローティングミノー」を使うのがおすすめ。前者は水面で、後者は水深1〜2mラインで小魚を追っているときに有効です。
「トップウォーター」は水面に浮くタイプのルアーのこと。種類としては細長い「ペンシルベイト」や口が大きく開いた「ポッパー」などが代表的で、エサに見立てて捕食を促すのはもちろん、威嚇や好奇心などでアタックさせてバイトを誘発することもあります。
一方、「ミノー」とは魚を模したルアーのこと。なかでもフローティングミノーはルアー単体で浮くタイプで、アクションさせるとキレある動きをするのが特徴です。また、リーリング中に止めるとルアーが浮上し、バイトチャンスをつくれるのもポイント。下からの喰い上げを狙いたい際にも有効です。
深場を狙うなら「シンキングミノー・メタルジグ」
狙う魚が比較的深いレンジでエサを喰っている場合は「シンキングミノー」や「メタルジグ」を使うのがおすすめ。前者はより深いレンジを通せる、後者はボトム付近にまでアプローチできるのが特徴です。
「ミノー」とは魚を模したルアーのことですが、なかでもシンキングミノーはルアー単体で沈むタイプ。ルアー自体はリップが付いているので潜行深度は一定ですが、キャストしてからカウンドダウンすることで、さまざまなレンジをトレースできます。
一方、「メタルジグ」は金属の塊のルアーのこと。細身でキャスト時の空気抵抗が少なく、飛距離を稼げるのが魅力です。誘い方としてはボトム付近を意識した「ただ巻き」のほか、リフト&フォールを織り交ぜるのも効果的。青物ルアーでは3本バリのトレブルフックのほか、流動性の高いシングルのアシストフックを付けることもあります。
遠投する必要がないなら「ワーム」という選択肢も
「ワーム」とは英語で「worm」と書き、「ミミズ」などを示す言葉。釣りでは柔らかい素材でできた疑似餌のことを指し、その意味から「ソフトルアー」とも呼ばれます。
「ソフトルアー」は言葉として広義で、魚類や甲殻類、昆虫などを模したタイプも該当。ソフトルアーという枠にワームが含まれるとイメージしておくのが正しい認識ですが、ワームのほうが俗名として普及しています。
特徴としては量産しやすいので、同型で大小さまざまなサイズが作れるほか、カラーラインナップが多いのも魅力。なお、ワームは基本的に単体では釣りにならず、フックやシンカーなどを別途用意して、自分で仕掛け(リグ)を作るのが一般的です。
また、リフト&フォールを繰り返す縦の釣りでも、リーリングで誘う横の釣りでも使えるのが魅力。さらに、地形変化に即して使えるので、遠投せずショートピッチでキャストを繰り返す釣りや、足元を狙う釣りでも効果を発揮します。
ルアーの重量をチェック
使用できるルアーの重さは、ロッドの適合ルアーウエイトから判断するのが基本。基本的にはより重いほうが遠投しやすく、軽いルアーのほうが難しいように感じますが、記載されているスペックを参考にしたうえで、判断するのが重要です。
逆に、使いたいルアーが先に決まっていれば、その重さを背負えるようなロッドを選ぶのがおすすめです。
柔らかいロッドで極端に重たいルアーを投げるとロッドが力負けしてしまうので注意。最悪の場合、竿が折れてしまいます。一方、硬いロッドで極端に軽いルアーを投げようとしても竿の反発力が使えず、ルアーはうまく飛びません。選ぶ際はルアーとロッドとのタックルバランスを考慮して判断するようにしましょう。
海釣り用ルアーのおすすめ|初心者向け
メガバス(Megabass) ジャイアントドッグX SW
国産ペンシルベイトを代表する同社「ジャイアントドッグX」のソルトバージョン。「ジャイアント」と銘打たれていますが、サイズは98mm・16.5gと極端に大きくはなく、ベイトタックルでもスピニングタックルでも扱えるのが特徴です。
ドッグウォークさせた際の切れ味がよく、鋭くスライドするのもポイント。海釣りで使うトップウォータールアーのなかでも比較的汎用性が高く、さまざまな魚が狙えるのが魅力です。
ウォーターランド(Water Land) スプラッシュサウンダー 115
サウンドにこだわって開発されたペンシルベイト。ラインアイの位置を低く設定しているほか、超硬質なプラスチックを採用することによって大きな音を発するのが特徴です。
使い方としては2〜3回アクションさせてからポーズを入れるなどして、スピードやリズムを意識するのがおすすめ。長さは115mm、重さは23.5g、カラーは10色をラインナップしています。
マリア(Maria) ポップクイーン F105
大型のフィッシュイーターに効果的な定番の海釣り用ポッパー。キャスト時の空気抵抗が少なく、広範囲を素早くサーチできるのが特徴です。
また、大きく動かすことで周囲にしっかりと存在感を示せるのもポイント。サイズは50mm・80mm・105mm・130mm・160mmと小さめから大きめまで揃っているのも魅力です。
本製品は長さ105mmで、重さは25g。フックは太軸の#2が付いています。なお、カラーは7色とやや少なめなので、購入を検討する際は意識しておきましょう。
ウォーターランド(Water Land) レッドアイポップ
水面まで魚を引っ張り出せるおすすめのポッパー。水しぶきを出す軽めのポップ音ではなく、ベイトフィッシュを捕食する音(チャガー音)に近い「ボコン」という重低音を発し、バイトを誘えるのが特徴です。
サイズは65mm・8.5gとやや小ぶりで、淡水・海水を問わず使いやすいのもポイント。なお、ラインナップにはひと回り大きい90mm・20gの「レッドアイキング」も用意されています。興味がある方は併せてチェックしておきましょう。
ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナーZ バーティス R 125F
トレブルフックが3つ付いた海釣り定番のミノー。タングステンウエイトによる重心移動システムを採用しており、飛距離がしっかりと出せるのが特徴です。
本製品の長さは125mm、重さは20.5gで、フックサイズは#5。タイプとしてはスローフローティングで、潜行深度は50~100cmが目安です。
カラーはベイトフィッシュを意識したナチュラル系からナイトゲームでの視認性が高いハイアピール系までを揃えた14色をラインナップ。単品指名買いはもちろん、色違いで複数購入するのもおすすめです。
シマノ(SHIMANO) エクスセンス サイレントアサシン 120F フラッシュブースト
シーバスのほか、比較的大型の青物までカバーできるおすすめの海釣り用ミノー。ボディ内部にキラキラと光る反射板が入っており、フラッシング効果でバイトを誘えるのが特徴です。
また、重心移動システムの「AR-C」を採用しており、遠投性の高いのもポイント。タイプとしてはフローティングで、キビキビと動くのも魅力です。長さは120mmで、重さは19g。フックは#4が前後2点に付きます。
アムズデザイン(AMS Design) アイマ コモモ SF-125
複数回モデルチェンジをしている定番のリップレスミノー。水面直下5〜50cmをカバーするフローティングルアーで、ゆっくり巻いてもしっかりと動くのが特徴です。
サイズは125mm、重さは18gで、カラーは12色を用意。なお、同シリーズは海釣りルアーのなかでもラインナップが豊富で、レングスや潜行震度の違うモデルも数多く揃っています。気になる方は広くチェックしておきましょう。
タックルハウス(TACKLE HOUSE) ショアーズ オルガリップレス
多くのアングラーから信頼を得ているメバリング用のリップレスミノー。ただ巻きで釣れる海釣りルアーとして知られており、ゆらゆらとしたローリングでバイトを誘えるのが特徴です。
タイプとしてはスローフローティングで、潜行深度は水面直下20cm前後が目安。ラインナップは43mm・2.3gの「SOL 43」と50mm・3.3gの「SOL 50」の2つを用意しています。
ラパラ(Rapala) カウントダウン
ロングセラーモデルのシンキングミノー。歴史ある同社のなかでも名作ルアーとして知られており、小魚を捕食するフィッシュイーター全般に効果を発揮するのが特徴です。
素材にはバルサを採用しており、キビキビと泳ぐのがポイント。サイズは2.5cm・2.7gの「CD1」から、11cm・16gの「CD11」までの計6種類をラインナップしています。
ラパラ(Rapala) カウントダウンエリート
魚種を問わず釣れるおすすめのシンキングミノー。本製品は同社「カウントダウン」の現代仕様モデルで、淡水・海水を問わず実績を挙げているのが特徴です。
内部の骨格には高強度のステンレスプレートが組み込まれており、低重心化を図っているのもポイント。サイズは3.5cm・4gの「CDE35」から9.5cm・14gの「CDE95」まで、計4種類をラインナップしています。
メガバス(Megabass) X-80 SW
もともとバス釣り用だったミノーを海釣り用にしたモデル。とくにシーバスゲームで実績が高く、ボート・オカッパリを問わず、さまざまなフィールドで活躍するのが特徴です。
キャスタビリティが高く、飛距離が稼げるのもポイント。ラインナップとしてはスローシンキングの11gとシンキングの14gが用意されていますが、レングスは80.5mmで共通しています。
ダイワ(Daiwa) TGベイト SLJ
海釣りのなかでもスーパーライトジギングで使うのにおすすめのメタルジグ。フックはティンセル付きのアシストフック3本で、フロントがダブル、リアがショート丈のシングル仕様になっているのが特徴です。
素材はタングステンで、サイズは55mm・30g、64mm・45g、68mm・60g、78mm・80gの4種類を用意。カラーラインナップ豊富で、ローテーションしやすいのも魅力です。
メジャークラフト(Major Craft) ジグパラ ショート
センターバランス設計のオーソドックスな海釣り用メタルジグ。本製品は同社「ジグパラ」シリーズのなかでもショートレングスのモデルで、キャスティングからバーチカルな釣りにまで使えるのが特徴です。
重さは20g・30g・40g・50g・60gと5種類をラインナップ。フロントにはシングルのアシストフック、リアにはトレブルフックがついています。比較的安価なルアーなので、単品購入はもちろん、まとめ買いするのもおすすめです。
ダイワ(Daiwa) 月下美人 ビームスティック
海釣りのなかでもメバリングなどのライトゲームでおすすめのソフトルアー。柔らかさがありつつも強度のある素材を採用しており、気兼ねなくキャスト&リトリーブを繰り返せるのが特徴です。
サイズは1.5インチと2.2インチがあり、それぞれカラーラインナップが豊富なのもポイント。視認性の高いアイテムも揃っているので、ナイトゲームにもしっかりと対応できます。
ベイトブレス(Bait Breath) ニードルリアルフライ
ハリのある素材を採用したストレートワーム寄りのピンテールワーム。サイズラインナップは2インチ・2.5インチ・3インチの3種類で、アジやメバルなどのライトゲーム全般に使えるのが特徴です。
内部にはBYS-MIXフレーバーが配合されており、喰いが深いのもポイント。タフコンディションでも活躍するおすすめの海釣り用ルアーです。
ジャッカル(JACKALL) グッドミール ピンテール 1.5インチ
海釣りのなかでもアイナメやカサゴなどのロックフィッシュを狙うのにおすすめのピンテールワーム。中層でのただ巻きはもちろん、ボトムでのズル引きやリフト&フォールでも使えるアイテムで、小魚や甲殻類をイミテートできるのが特徴です。
サイズは1.5インチと極小なので、リグとしてはジグヘッドがおすすめ。バルキーなボディと小刻みに震える細身のテールを備えているので、存在感と動きの双方でアピールできるのも魅力です。
エコギア(ECOGEAR) グラスミノー
海釣りのライトゲーム全般で使えるロングセラーのシャッドテールワーム。サイズは28mmのSS、42mmのS、64mmのM、85mmのLと4種類をラインナップしており、魚種を問わず使えるのが特徴です。
つるんとした弾力のあるボディと小さめのテールを採用しており、なまめかしくベイトフィッシュを演出できるのもポイント。カラーも豊富で、ナチュラル系からハイアピール系、さらにはナイトゲームに有効な夜光系まで用意されているのも魅力です。
エコギア(ECOGEAR) パワーシャッド
細身のボディを採用したおすすめのシャッドテールワーム。やや張りのある硬めのマテリアルを素材に使っていたり、逆三角形デザインのテールを備えていたりすることで、力強いウォブリングを発するのが特徴です。
淡水・海水を問わず使えますが、海釣りではシーバスや青物のほか、フラットフィッシュやタチウオなどにも効果的。サイズは4インチ・5インチ・6インチの3種類を用意しています。
オーエスピー(O.S.P) ドライブクロー SW
存在感のあるクローワーム。丸みを帯びた大きなツメでアピールするほか、それぞれのパーツも繊細に動き、しっかりとバイトを誘えます。
もともとバス用のアイテムですが、海釣りで使うワームとしても人気で、本製品のようなソルトカラーのラインナップも充実。サイズは2インチ・3インチ・4インチの3種類で、低活性時やハイプレッシャーのフィールドではダウンサイジングモデルを、ビックフィッシュ狙いであれラージサイズをチョイスするのがおすすめです。
オーエスピー(O.S.P) ドライブビーバー SW
肉厚なパドルを備えたホッグ系ワーム。やや扁平のボディを採用しているソフトルアーで、すり抜けのよさとアピール力の高さを兼ね備えているのが特徴です。
本製品は3.5インチのソルトカラーモデルで、アイナメなどのロックフィッシュ狙いに有効。リグとしてはテキサスリグ、またはリーダーレスダウンショットで使うのがおすすめです。
海釣り用ルアーのおすすめ|中級者向け
ダイワ(Daiwa) モアザン ソルトペンシル-F 95F
リアルなベイトフィッシュをイミテートした海釣り用のペンシルベイト。アクションがつけやすく、軽快なドッグウォークで逃げ惑う魚を演出できるのが特徴です。
また、エラを模した「ウォータースルーギル」構造によってスプラッシュやポップサウンドを発するのもポイント。汎用性も高く、シーバスのほか、クロダイや青物にも効果を発揮します。
本製品は95mm・9.2gの「95F」ですが、ラインナップは計3種類。ひと回り小さい70mm・4.7gと、ひと回り大きく、貫通ワイヤーを採用した110mm・17.3gも用意しています。
ブルーブルー(Blue Blue) ガボッツ 65
大きく縦に開いた口が特徴的なポッパー。使うタイミングとしては表層のベイトを追いかけている際や水面を意識しているときなどで、下から突き上げるようなバイトを得られるのが魅力です。
ロッドワークでバブルやポップ音を出すのはもちろん、ただ巻きするのもおすすめ。ポッパーのただ引きは波紋を出しながら真っ直ぐ泳いでくるルアーが多いですが、本製品はゆらゆらと揺れながら泳ぐのもポイントです。
本製品のサイズは65mm・6gとやや小ぶりで、海釣りではシーバスだけでなく、クロダイ(チヌ)にも効果的。なお、ラインナップには90mm・11gや、150mm・42gも用意されています。
タックルハウス(TACKLE HOUSE) コンタクト フィードポッパー CFP120
独特のカップ形状を採用したおすすめのポッパー。浮き姿勢は垂直に近く、軽いジャークでもしっかりとポップサウンドが出せるように設計されているのが特徴です。
さらに、ボディ内部のウエイトボールが動く「R-Unit2.0」を採用しており、イレギュラーアクションを出せるのも魅力。サイズも100mm・120mm・135mm・150mm・175mmと豊富に揃っています。
本製品は長さ120mmで、重さは30g。フックは「オーナーばり」の「カルティバ ST-46 スティンガートリプル」の#1が付いています。
ブルーブルー(Blue Blue) ブローウィン! 125F スリム
タングステンウエイトの重心移動システムを採用したおすすめのフローティングミノー。細身でありながら悪天候時でもしっかりと飛距離を稼げるのが特徴です。
また、アクションは比較的ナチュラルで、リトリーブスピードもデッドスローから高速巻きまでしっかりと対応。長さは125mm、重さは14gで、フックは#6が3本付いています。
アムズデザイン(AMS Design) アイマ サスケ 120 裂波
ロングセラーモデルのリップレスミノー。シーバスや青物、フラットフィッシュなど、さまざまな魚種に効果を発揮する海釣り用のルアーで、汎用性が高いのが特徴です。
本製品のサイズは120mmで、重さは17g。フックは#3が3つ付きます。タイプとしてはフローティングで、潜行深度は70〜90cmが目安。カラーはベイトフィッシュライクなナチュラルカラーからアピール力の高い派手なカラーまで揃っています。
バレーヒル(Valleyhill) エアディープ80S
海釣り用のルアーのなかでも、ボートや船からターゲットの魚を使うのにおすすめのミノー。急潜行するタイプで、障害物に対してタイトに通せるのが特徴です。
サイズは80mmで、重さは10g。リップが大きく、潜行深度も深めで、通常のミノーより一段下を引けるのもポイントです。オープンウィーターはもちろん、橋脚やバースなど、縦ストラクチャーで実績の高いルアーなので、気になる方はぜひ試してみてください。
ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR
スローシンキング仕様のミノー。ハイピッチによるタイトなウォブンロールアクションが持ち味で、スローに引いてもフラッシングと波動でしっかりとアピールできるのが特徴です。
サイズは125mmで、重さは26g。フックは「オーナーばり」の「カルティバ ST-46 スティンガートリプル」の#6が前後に付きます。
潜行深度は2mオーバーが目安ですが、引き抵抗は比較的軽めなのもポイント。ストレスなくキャスト&リトリーブを繰り返せるおすすめの海釣り用ルアーです。
オーエスピー(O.S.P) ルドラ 130 S
海釣り用のルアーのなかでもシーバスで実績の高いミノー。もともとのオリジナルモデルはバス用ですが、本製品はソルト仕様のシンキングモデルで、潜行深度は2mラインが目安です。
サイズは130mmで、重さは22g。フルフラットボディを採用により、強烈なフラッシングを発するのもポイント。トゥイッチやジャークはもちろん、ただ巻きも有効なので、興味がある方はぜひ試してみてください。
シマノ(SHIMANO) コルトスナイパー アオモノキャッチャー
海釣り用のルアーのなかでもライトショアジギングでおすすめのメタルジグ。タイプとしては本体後方に重心があるリアウエイトバランス設計で、比較的コンパクトながら飛距離がしっかりと出るのが特徴です。
ジャークによるクイックなスライドや、安定したフィールによってバイトを誘えるのもポイント。フックはフロントにアシストフックが2本で、ウエイトは28g、35g、42g、60gを用意しています。
ジャッカル(JACKALL) ビッグバッカージグ
ラインナップが豊富に揃う海釣り用のメタルジグ。青物狙いにおすすめのルアーで、ライトジギングやスーパーライトジギングで使うのがおすすめです。
サイズは42mm・10gから、47mm・15g、54mm・20g、62mm・30g、68mm・40g、78mm・60gの6種類。なお、別シリーズには面長形状の「ビッグバッカージグ スライドスティック」も用意されています。
バークレイ(Berkley) ガルプ!ソルトウォーター ベビーサーディン
強烈な集魚力があるピンテールワーム。味と匂いの成分が十分に含まれた海釣り用のルアーで、フィールドや魚種を問わず釣れるのが特徴です。
本製品は液付けですが、パッケージにダブルジップを採用しており、液漏れに配慮。サイズは1.5インチと2インチがあります。
扱いにはやや気をつける必要がありますが、海釣りのライトゲームにおいては実績の高いアイテムなので、興味がある方はぜひ試してみてください。
ダイワ(Daiwa) 月下美人 アジングビーム
海釣り用のルアーのなかでもアジングで使うのにおすすめのソフトルアー。タイプとしては細身のピンテールワームで、微波動でバイトを誘えるのが特徴です。
ボディのリブと先端、さらにテールを幅広にし、ジグヘッドリグでの操作性を意識しているのもポイント。サイズは2インチで、カラーは16色をラインナップしています。
サーティフォー(34) オービー
テールの末端と途中にボールを配置したピンテールワーム。アジやメバルのほか、根魚のカサゴにも有効な海釣り用のルアーで、ソルトのライトゲーム全般に使えるのが特徴です。
本製品は動きすぎないのが魅力で、ただ巻きはもちろん、リフト&フォールで誘うのも有効。サイズは1.6インチと小さめながら存在感があるのもポイントです。
オーエスピー(O.S.P) HPシャッドテール SW
縦の動きにも横の動きにも対応できる海釣り用のシャッドテールワーム。捕食を意識したい場合はゆっくりと、リアクションを狙いたい場合は素早く動かすのがポイントで、フォールやスイミングでバイトを誘えるのが特徴です。
動きとしてはテールが小刻みに揺れ、なまめかしいアクションを演出してくれるのが魅力。岩場や根回りではテキサスリグ、中層ではジグヘッドリグがおすすめです。
サイズは2インチ・2.5インチ・3.1インチ・3.6インチの4種類をラインナップ。軽いウエイトのライトリグで狙いたい場合は小さめを、ビッグフィッシュを狙いたい場合は大きめを選ぶようにしましょう。
エコギア(ECOGEAR) ロッククロー
海釣りのなかでも根魚をテキサスリグで狙うロックフィッシュゲームで実績の高いクローワーム。ずんぐりむっくりとした形状ながらサイズは2インチで、コンパクトにまとまっているのが特徴です。
パーツの数や大きさも適度で、キャスタビリティも良好。味と匂いにもこだわっており、タフコンディションで頼りになるのも魅力です。
エコギア(ECOGEAR) バグアンツ
オーソドックスなホッグ系ワーム。海釣りのなかでも根魚に有効なルアーで、適度なアピール力を備えているのが特徴です。
サイズは2インチ・3インチ・4インチの3種類。カラーラインナップも充実しており、甲殻類系はもちろん、夜光タイプも用意されています。
また、素材に違いがあるのもポイント。タイプとしてはナチュラルシンキングマテリアル、ハーフフロートマテリアル、フローティングマテリアルの3種類で、自重で沈むモノと浮くモノ、その中間があります。ボトム着底時の姿勢などに違いがあるので、使い分けたい方はぜひチェックしておきましょう。
海釣り用ルアーのおすすめ|上級者向け
エバーグリーン(EVERGREEN) アマゾン
海釣りルアーのなかでもシーバス狙いでおすすめのペンシルベイト。サイズは16cm、重さは430gとやや大型で、ゆっくりとしたロッド操作であれば左右へ大きくスライド、素早く動かせば逃げ惑うベイトフィッシュを演出できるのが特徴です。
また、アクション時のサウンドが大きく、ランカーの釣果実績も十分。カラーラインナップも豊富で、派手系からナチュラル系まで揃っているのも魅力です。
シマノ(SHIMANO) エクスセンス コノシロペンシル 185F
名前の通り「コノシロ」を意識して開発された海釣り用のペンシルベイト。アゴ下部分を丸く削った「カップスリット」が特徴で、ロッドワークで飛沫を上げながらアピールするのが効果的です。
ルアーは長さ185mm、重さ95gと大きめなのもポイント。浮き姿勢は80°と垂直に近いので、早く動かすか、大きく動かすかを意識するのがおすすめです。
シマノ(SHIMANO) オシア 別注平政 160F フラッシュブースト
海釣り用のルアーのなかでも青物狙いおすすめのペンシルベイト。名前に記載されている通り「平政(ヒラマサ)」狙いに有効なアイテムで、泳ぎが安定しているのが特徴です。
浮き姿勢は垂直気味で、水面のスケーティングのほか、水面直下のダイビングも有効。フラッシュブーストが搭載されておりフラッシング効果が期待できるほか、ボディ構造は後方重心で飛距離がしっかりと出るのも魅力です。
本製品のサイズは160mmで、重さは61g。なお、ラインナップにはもうひと回り大きい220mm・120gも用意してあります。
スカジットデザインズ(SKAGIT DESIGNS) パンプキン
青物のほか、シイラやGTなどを狙うのにもおすすめの海釣りルアー。タイプしては大きめなポッパーで、うねりのなかでもしっかりと水を捉えてスプラッシュするのが特徴です。
浮き姿勢は約80°で、大きくロッドを煽ってアクションさせると上方向にも高くスプラッシュをあげるのも魅力。サイズは110mm・30gと140mm・43gの2種類をラインナップしています。
ラパラ(Rapala) エックスラップ マグナム エクスプロード 170
大量のスプラッシュを発する海釣り用のポッパー。やや斜めの浮き姿勢と、浅めの大型カップによって、高く飛沫を飛ばせるのが特徴です。
本製品のサイズは170mm・140gで、ウエイトが十分あるのも魅力。なお、ラインナップにはひと回り小さい13cm・62gも用意されています。大型の青物を船からのキャスティング、さらにはトップで狙いたい方はぜひおさえておきましょう。
ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナーZ ランカーハンター
大型魚種にもしっかりと対応できるおすすめのフローティングミノー。タングステンウエイトを磁力でホールドする「MAGLOCKシステム」を重心移動システムに採用しており、遠投性とアクションの質の双方に配慮しているのが特徴です。
潜行深度は1.2mが目安で、サイズは130mm・26gと150mm・35.5gの2種類。内部には貫通ワイヤーを使用しており、耐久性の高いのも魅力です。
タックルハウス(TACKLE HOUSE) K-TEN ブルーオーシャン R2 BKF175R2
オリジナルモデルの「K-TEN ブルーオーシャン」から進化を遂げたおすすめのミノー。シルエットは先代を継承しているものの、随所にリニューアルが施されており、安心して使い続けられるのが特徴です。
タイプとしてはフローティングで、サイズは175mm、重さは51g。重心移動はウエイトの切り替えがきっちとできるマグネット仕様なのもポイントです。
ワイヤーもただの貫通ワイヤーではなく、負荷の分散を図った「3Dレーザーカット貫通ワイヤー」を採用。ボディシェルは厚め1.6mm、さらにフックが当たる部分は2mmとより厚くしており、細部にまで配慮されているのも魅力です。
ヨーヅリ(YO-ZURI) マグダーター(F)
アングラーからの評価が高い同社「マグシリーズ」のリップレスミノー。往年の名作として知られる「アイルマグネット」シリーズのDBを継承した海釣り用のルアーで、ヒラスズキや青物に効果を発揮するのが特徴です。
サイズは長さ105mm・重さ18g・フック#4と、長さ125mm・重さ28g・フック#1の2種類。タイプとしてはいずれもフローティングで、潜行レンジは浅めです。気になる方はぜひチェックしておきましょう。
デュエル(DUEL) ハードコア モンスターショット(S)
海釣り用のルアーのなかでも大型魚種にしっかりと対応できるシンキングミノー。高強度の肉厚ボディと貫通ワイヤー構造を採用しており、耐久性に優れているのが特徴です。
サイズは80mm・30g、95mm・40g、110mm・50g、125mm・60gの4種類。カラーラインナップの豊富なほか、サイズ別に限定カラーが用意されているのも注目すべきポイントです。
マリア(Maria) ムーチョ・ルチア
ショア・オフショアを問わず、海釣りのキャスティングゲームでおすすめのメタルジグ。タイプとしてはセンターバランス設計で、デフォルトでフロントにアシスト(シングル)フック、リアにトレブルフックがセットされています。
サイズは51mm・18g、55mm・25g、62mm・35g、68mm・45g、80mm・60gの5種類。ホログラム仕様でフラッシング効果が高いほか、塗装強度がしっかりしているのもポイントです。
オーナーばり(OWNER) カルティバ 撃投ジグレベル
海釣りルアーのなかでも青物を狙う際におすすめのメタルジグ。ウエイトラインナップは30〜230gの計9種類を用意していますが、いずれも空気抵抗の受けにくいフォルムを採用しており、キャスタビリティに優れているのが特徴です。
水平ウォールも魅力で、しっかりと喰わせにもっていけるのもポイント。また、カラーも豊富で、ターゲットや飛距離、フィールドの水深、ベイトフィッシュによって使い分けやすいのも魅力です。
がまかつ(Gamakatsu) 宵姫 アーミーシャッド 1.8インチ
耐久性の高いエラストマー素材を採用した海釣り用のワーム。サイズは1.8インチと小さめでありながらパーツが多く、しっかりと動き、存在感を示せるのが特徴です。
構成としては2本のアームとシャッドテールがあり、ボディ中央部にはくびれを用意。なお、くびれ部分をちぎれば、それぞれ単体でも使用できます。
釣れる要素が備わっているのはもちろん、使い勝手にも優れているので、コスパ重視で海釣り用のルアーを選びたい方におすすめです。
バークレイ(Berkley) ガルプ!ソルトウォーター パルスワーム
高い集魚力がある海釣りの定番ワーム。味と匂いの成分が十分に含まれたボディとモチモチとした質感とが相まって、タフコンディションでも信頼度が高いのが特徴です。
サイズは3.2インチと4インチの2種類。なお、ガルプ仕様ではない「パワーベイトSWパルスワーム」もラインナップされています。気になる方は併せてチェックしておきましょう。
ダイワ(Daiwa) シルバーウルフ アーバンクローラー
チニングでのフリーリグ専用として開発された海釣り用のソフトルアー。クロー系ともシュリンプ系ともいえる2.5インチのワームで、クロダイが甲殻類を捕食している際に有効なアイテムです。
アミノ酸特殊誘引成分「アミノX」を配合しており、深いバイトが期待できるのがポイント。尾っぽ部分に深いスリットを入れることで、バイト時にボディが折り曲がり、しっかりとフッキングが決まるのも魅力です。
海釣りルアーは異なる種類のモノをいくつか揃えておくべき
海にはさまざまな魚がいるので、アプローチ方法も多種多様。捕食対象が小魚なのか甲殻類なのか、サイズは大きいのか小さいのかなどによってもルアーの選択は異なってくるので、まずは釣ろうしている魚の生態をよく知ることが重要です。
釣りたい魚がどこにいるか、何を食べているかをある程度把握できたら、次はそれに合うルアーをピックアップ。どのあたりの水深にいるのか、表層なのか、中層なのか、深場なのか、底なのかによっても選ぶべきルアーは変わってきます。
いずれにしても適材適所でルアーを使うのが釣果への近道。釣れる条件を絞り切れていないとルアーを持ち過ぎることになりますが、一方で選択肢が限られてしまうと釣れるチャンスも少なくなってしまいます。
さまざまなルアーのなかからベストなアイテムを見つけ出すことは難しくもあり、楽しい部分でもあるので、バランスを考えつつ、持てる範囲でいくつか用意するようにしましょう。
本記事ではご紹介していませんが、海釣りではイカを釣るための「エギ」やマダイを釣るための「タイラバ」など、日本に古くから伝わる漁具も疑似餌に該当し、ルアーに含まれます。また、ルアーの元祖として知られる「スプーン」も南国の魚を狙うトロピカルフィッシュで有効。興味がある方はぜひ調べてみてください。