車輪を外すことなく、手軽にコンパクトに折りたためる「折りたたみ自転車」。フォールディングバイクとも呼ばれており、収納や持ち運びに便利なのがメリットです。オートキャンプに持ち運んだり、輪行してサイクリングしたり、さまざまな楽しみ方ができます。
そこで今回は、折りたたみ自転車のおすすめアイテムをご紹介。選び方のポイントや、おすすめメーカーについても解説するので参考にしてみてください。
- 目次
- 折りたたみ自転車のメリット・デメリット
- 折りたたみ自転車の選び方
- 折りたたみ自転車のおすすめメーカー
- 折りたたみ自転車のおすすめモデル|人気
- 折りたたみ自転車のおすすめモデル|安い
- 折りたたみ自転車のおすすめモデル|電動アシスト
- 折りたたみ自転車の売れ筋ランキングをチェック
折りたたみ自転車のメリット・デメリット
メリット

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折りたたみ自転車のメリットは、折りたたんでコンパクトにできること。持ち運んで室内保管すれば雨風による自転車の劣化を防げるほか、防犯にも役立ちます。また、公共交通機関を使って自転車を運ぶ「輪行」がしやすいのもメリットです。
小さくかわいい見た目のモノが多いので、おしゃれにこだわりたい方にもおすすめ。タイヤが小さく漕ぎ出し時のペダリングが軽いため、信号の多い都市部のサイクリングにも適しています。
デメリット

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折りたたみ自転車のデメリットは、タイヤが小さいためにスピードが出にくいこと。素早い移動を求める方や、ロードバイクなどのスポーツ自転車と一緒のツーリングにはあまり向いていません。
また、タイヤが小さいので、段差や路面のギャップによる衝撃を受けやすい点にも注意が必要。衝撃によるケガや転倒を避けるためにも、ゆっくりと無理のないスピードでのライディングがおすすめです。
折りたたみ自転車の選び方
折りたたんだ時のサイズをチェック

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折りたたみ自転車は、コンパクトに収納することが可能。しかし、前カゴの有無やタイヤの大きさなどにより、折りたたんだときのサイズが異なります。
購入する前に自宅に持ち運べるサイズか、公共交通機関で持ち運ぶ「輪行」が可能なサイズかなどをチェックするのがおすすめ。ニーズに応じてたたんだ状態のサイズを確認しておきましょう。
軽量なモデルなら持ち運びも簡単

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折りたたみ自転車の重量は、モデルによってさまざま。多くの折りたたみ自転車の重量は14~16kg程度です。
しかし、重量10kg未満の折りたたみ自転車なら、持ち運びの負担が少なく、手軽に運べるのがメリット。持ち運ぶ機会の多い方におすすめです。
なお、電動アシストタイプの折りたたみ自転車には、16kgを越える重量のモノも展開されているので、軽量性を重視する方は留意しておきましょう。
タイヤのサイズをチェック

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自転車を選ぶ際のサイズの目安として使われる「インチ」は、タイヤの直径のことを指します。大人向けの一般的なシティサイクルは、26もしくは27インチです。
一方、折りたたみ自転車は携行性を重視しているため、より小さいインチが採用されているのがポイント。20インチ以下の小さなタイヤの自転車は「ミニベロ」とも呼ばれます。
幅広い種類の折りたたみ自転車に採用されているのが「20インチ」。ラインナップが豊富で好みのモノを選びやすいため、初心者の方にもおすすめのサイズです。
「16インチ」は、車載や輪行の機会が多い方にぴったり。また、「14インチ」の折りたたみ自転車は、軽量かつコンパクトなモデルが多く、持ち運びや収納をしやすいのがメリットです。
ギア数をチェック

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ギアとは、歯車のことを指します。自転車の前後輪にギアが付いており、複数枚のギアに変速機を使って「ギアチェンジ」することで、より軽快で快適な走りにつなげます。
軽いギアほど進む距離が短く、重いギアほど進む距離が長くなりやすいのが特徴。漕ぎ出しや上り坂では軽いギア、スピードに乗ったら重いギアに切り替えて使うことで、一定のペダリングで走行できます。
折りたたみ自転車の場合、街乗りで快適に走るためなら3~6段変速程度がおすすめ。ギアの枚数が多いほど構造が複雑のため、重量などがかさんでしまう可能性があるので注意が必要です。
また、長い距離や坂の多い道を走る方は、7段以上の変速が可能なモデルがぴったり。メンテナンスのしやすさも考慮しながら、ニーズに合ったギア数を選択してみてください。
カゴ・スタンド・泥除けなどの付属品にも注目

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折りたたみ自転車を普段使いしたい方は、カゴの有無も確認しましょう。カゴ付きのモデルなら、買い物袋などのちょっとした荷物を入れておけて便利。ただし、折りたたみ時のサイズは大きくなりやすいため注意が必要です。
また、泥除けフェンダー付きのモノは雨あがりの泥ハネを軽減し、服が汚れてしまうのをカバーします。天候に左右されず自転車を楽しみたい方におすすめです。
スタンド付きの折りたたみ自転車なら、壁や柱がない場所でも手軽に駐輪できるのがメリット。駐輪場などに停めて使うことを想定している方に適しています。ニーズに応じた付属品を確認し、より快適に使えるモデルを選んでみてください。
電動アシストのモデルも人気

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電動アシストモデルの折りたたみ自転車には、電動モーターが搭載されています。ペダルを踏んだときにモーターがアシストするため、漕ぎ出しがスムーズに行えるのがメリット。コンパクトさと、電動アシスト自転車の走行性のよさを兼ね備えているモノを求めている方におすすめです。
ただし、電動アシスト付きのモデルはアシストなしのモデルに比べて高価になりがち。また、電動モーターを動かすためのバッテリーを搭載している分、車体が重い傾向にあるので留意しておきましょう。
折りたたみ自転車のおすすめメーカー
ダホン(DAHON)

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アメリカに本社を置く自転車メーカー「ダホン」。環境や暮らしにやさしい移動手段として、折りたたみ自転車の開発をはじめたことにより誕生しました。
ダホンの折りたたみ自転車は数多くの特許を取得しており、たたみやすいのがメリット。また、展開しているモデルも幅広く、好みのモデルを選びやすいのも嬉しいポイントです。
パナソニック(Panasonic)

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「パナソニック」は、日本の大手家電メーカーです。白物家電を中心に照明器具や配線器具など、さまざまな製品を取り扱っています。
パナソニックの折りたたみ自転車は、電動アシスト付きのモデルを多く展開しているのが特徴。パナソニックの節電機構「エコナビ」を搭載しているため、快適な走りをサポートします。電動アシスト付きモデルを探している方におすすめです。
サイクルベースあさひ

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「株式会社あさひ」が全国展開している、大型自転車専門店「サイクルベースあさひ」。自転車の製造・発売を手掛けており、オリジナルブランドも多数ラインナップしています。
折りたたみ自転車は、機能性の高いモデルから、安価でコスパに優れたモデルまで幅広く揃っているのがメリット。また、災害時の備えとしても活躍する「エマージェンシーバイク」など、積載に優れたモデルも展開しています。
折りたたみ自転車のおすすめモデル|人気
ダホン(DAHON) K3

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タイヤのサイズが14インチとコンパクトで、本体重量7.8kgと軽量な折りたたみ自転車です。折りたたみ時のサイズは幅65×高さ59×奥行28cmを実現。自宅の玄関スペースなどに置いたりしても邪魔になりにくいのがメリットです。
3段変速付きで快適な走行をサポート。日常使いはもちろん、車載してキャンプや行楽時の移動手段に活用するのもおすすめです。また、バスケットやラックを取り付ける専用の台座を搭載しています。
ダホン(DAHON) Speed RB
「ドロップハンドル」を採用しており、本格的な走りを追求する方におすすめの折りたたみ自転車です。20段変速が可能なため、急な上り坂などにも対応できます。
折りたたみ時のサイズは、幅82×高さ66×奥行56cmとコンパクトサイズなのもメリット。さらに、ブレーキはディスクブレーキを使用しているので、雨などの悪天候時も高い制動力を発揮します。
ダホン(DAHON) Boardwalk D7
洗練されたデザインがおしゃれな、20インチの折りたたみ自転車。泥除けを装備しているので、雨上がりの路面でも安心して走行できます。サイクリングはもちろん、通勤などにもおすすめのアイテムです。
折りたたみ時は幅78×高さ65×奥行34cmとコンパクトなサイズで、持ち運びしやすいのがメリット。7段変速機能を備えており、長い距離や坂道の走行に適しています。
サイクルベースあさひ アルブレイズ -F
フロント側のギアに52Tを採用し、パワフルな走りにつなげる20インチの折りたたみ自転車。コンパクトに折りたためて収納性が高いだけでなく、ロングライディングにも向いているモデルです。
軽量なアルミフレームを使用しており、ペダルを含めた重量約13kgを実現。さらに、外装8段変速を採用しているので、さまざまな路面環境で快適な走りをサポートします。
アルミ製のサイドスタンドを標準装備しているのもポイント。外出先でのちょっとした駐輪が手軽にできる折りたたみ自転車を探している方にもおすすめです。
サイクルベースあさひ LOG OUTRUNK-L
アルミ素材を採用しており、重量8.5kgを実現した軽量タイプの折りたたみ自転車です。トップチューブに持ち手が付いているため、手軽に持ち運びできるのも魅力。車に積み込んで、アウトドアや旅行先でのサイクリングを楽しみたい方におすすめです。
全長121cmなうえ、ハンドルを折りたためるのもポイント。また、クイックレバーを使ってハンドル角度を調節できるのもメリットです。
サイクルベースあさひ カジュリーフォールディング-L

LEDライト・前カゴ・リング錠・泥除け・スタンドを標準装備した、20インチの折りたたみ自転車です。折りたたみ時のサイズは、約縦740×横800×奥行500mm。コンパクトなサイズ感で、省スペースに保管したい方におすすめです。
外装6段変速を備えており、上り坂や向かい風などに適したギアを選択しやすいのもメリット。加えて、太めの1.75サイズのタイヤを装備しているため、路面からの衝撃を軽減できるのもポイントです。
ルノー(RENAULT) プラチナマッハ9 61205
タイヤのサイズが20インチの折りたたみ自転車です。18段階変速を搭載しており、パワフルな走りからライトな乗り心地までサポート。さまざまな環境下でのサイクリングに適しています。
ペダルとスタンドを除く重量は約9.4kgと、軽量なのもメリット。加えて、折りたたみ時のサイズは84×61×45cmのため、輪行して持ち運ぶのもおすすめです。
ターン(tern) Link A7
7段変速機能を備えている、20インチの折りたたみ自転車です。グリップシフトを採用しているので、グリップを握ったまま変速が可能。快適な走行をサポートできます。
カラーバリエーションが豊富なのもメリット。マットシルバー・マットブラック・ガンメタルなどのカラーを展開しています。また、比較的リーズナブルな価格で購入しやすいため、コスパを重視する方にもおすすめです。
折りたたみ自転車のおすすめモデル|安い
ダホン(DAHON) Hit
快適に街乗りしやすい6段変速を搭載している、20インチの折りたたみ自転車です。泥除けに役立つ前後フルフェンダー設計を採用。さらに、スタンドを標準装備しており、駐輪のしやすさにも配慮しています。
ハンドルの高さを約10cm調節できるのもメリット。家族での共有や、ユーザーの好みによって変えられます。また、カラーラインナップが豊富なのも嬉しいポイントです。
ダホン(DAHON) Route
折りたたみ時のサイズは、幅89×高さ64×奥行34cmの折りたたみ自転車です。重量は12.2kgと比較的軽いのもメリット。持ち運びやすさを重視する方におすすめです。
グリップ式のシフターを搭載しており、グリップを握ったままでも変速が可能。また、手のひらに馴染みやすいエルゴタイプのグリップで、快適な操作をサポートします。
サイクルベースあさひ ミモレット-L
ファッションの一部として活用できる、おしゃれな折りたたみ自転車。太めのタイヤを採用しており、荒れた路面でも安定して走行しやすいのがメリットです。
白色LEDダイナモランプを搭載しているので、夜間や薄暗い場所での視認性も良好。また、折りたたみレバーは少ない力で操作できるため、初めて折りたたみ自転車を購入する方にもおすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAINSTAG) ナビライト FDB206
砲弾型LEDオートライトを搭載した、6段変速の折りたたみ自転車。暗くなると自動点灯するほか、発電機を搭載しているため、電池の交換が不要なのもメリットです。
折りたたみ時のサイズは幅49×長さ77×高さ62cm。車載や輪行をして、サイクリングを楽しみたい方にもおすすめです。また、カラーは、マットブラック・マットグレー・マットモスグリーンをラインナップしています。
キャプテンスタッグ(CAPTAINSTAG) ナビー FDB206
折りたたみ時のサイズは、幅44×長さ80×高さ62cmの折りたたみ自転車です。玄関などにコンパクトに収納しやすいのが特徴。また、6段変速に対応しているのもメリットです。
カラーは、シルバー・レッド・グリーンなどをラインナップ。比較的リーズナブルな価格のため、初めて折りたたみ自転車を購入する方にもおすすめです。
オオトモ(OTOMO) Raychell FB-206R
リーズナブルな価格で購入しやすい、20インチの折りたたみ自転車です。6段変速を採用しており、快適な走行をサポート。さらに、グリップシフトを使用しているので、握ったまま手軽に変速できます。
フロントバスケットを備えているため、荷物を持ち運びしやすいのもメリット。また、前後輪にスチール製の泥除けを搭載しており、服が汚れてしまうのを軽減できます。コスパに優れた折りたたみ自転車を求めている方におすすめです。
ルノー(RENAULT) ライト8 11263
ペダルやスタンドを除く重量約8.3kgを実現した折りたたみ自転車です。カラーは、イエロー・ホワイト・ブルーの3色を展開。おしゃれなカラーリングのモノを探している方におすすめです。
タイヤのサイズは14インチのミニベロモデルで、折りたたみ時のサイズは665×560×410mm。コンパクトサイズのため、玄関先などに収納しやすいのがメリットです。
折りたたみ自転車のおすすめモデル|電動アシスト
パナソニック(Panasonic) オフタイム BE-ELW075
手軽に折りたたみやすい、電動アシスト付き折りたたみ自転車。走行可能な距離や走行可能な時間を表示し、急なバッテリー切れを軽減できるのがメリットです。
外装7段変速で、フロント側のギアは47T、リア側のギアは12-24Tを採用。上り坂の軽快な走りや、スポーティな走りをサポートします。車載しやすい電動アシスト付き折りたたみ自転車を求めている方におすすめです。
サイクルベースあさひ LOG OUTRUNK e-L 14インチ
トップチューブに樹脂製の持ち手を施し、持ち運びに便利な電動アシスト付き折りたたみ自転車。約3時間の充電で、最長24kmの走行が可能です。
片足スタンドを備えているため、駐輪が手軽に行えるのもメリット。また、14インチの小型サイズながらタイヤ幅1.95サイズの太めのタイヤを使用しており、さまざまな路面に対応できます。
トランスモバイリー(TRANS MOBILLY) E-BASIC
シンプルに折りたたみできる、20インチの電動アシスト付き折りたたみ自転車です。バッテリー容量は5.0Ahで、1回の充電で約40kmの走行を実現しています。
前カゴを取り付けできるキャリアを搭載しているのもメリット。別売りカゴを取り付ければ、荷物の持ち運びしやすく便利です。また、前後に泥除けフェンダーを備えているため、衣服の汚れを軽減できます。
トランスモバイリー(TRANS MOBILLY) ULTRA LIGHT AL-FDB163E NEXT
タイヤのサイズが16インチの電動アシスト付き折りたたみ自転車です。ブレーキワイヤーとホイールの内側をレッドカラーに統一。おしゃれなデザインの折りたたみ自転車を探している方におすすめです。
電動アシスト付きながら、重量約11.9kgと軽量なのもメリット。さらに、マグネット脱着式のバッテリーを搭載しているのもポイントです。
トランスモバイリー(TRANS MOBILLY) ULTRA LIGHT E-BIKE NEXT206
重量約13.5kgと軽量な20インチの折りたたみ自転車です。折りたたみ時のサイズは、810×500×650mmとコンパクト。持ち運びしやすく、輪行用としてもおすすめです。
電動アシストタイプなうえ、6段階変速を搭載しているのが嬉しいポイント。乗りやすさを重視する方は、ぜひチェックしてみてください。
普段使いからアウトドアまで活用の幅が広い「折りたたみ自転車」。自分好みのカラーを選ぶことで、モチベーションアップにもつながります。また、機能的なモデルを選べば、パワフルな走行を実現できるのも魅力です。今回ご紹介したおすすめの折りたたみ自転車を参考に、自分にぴったりのアイテムをみつけてみてください。