豪華で贅沢なキャンプが楽しめる「グランピング」にも利用されるなど、最近注目を集めているコットンテント。見た目がおしゃれなだけでなく、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるなど機能面に優れているのが魅力です。

そこで今回は、コットンテントのおすすめブランドをご紹介します。そのほか、使用する際のメリットとデメリットやお手入れ方法も解説するのでぜひ最後までチェックしてみてください。

コットンテントとは?

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コットンテントは、名前の通りコットン(綿)素材で作られているテントのことを指します。天然素材ならではの優しい風合いで、通気性がよく「夏涼しく、冬暖かい」のが特長です。

コットンテントというと、ナチュラルな生成り色のワンポール型テントをイメージしますが、他にもさまざまなカラーリングと形状があります。総じて高級感がありおしゃれなキャンプを楽しみたいという方におすすめです。

コットンテントのメリット・デメリット

コットンテントのメリット

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コットンテントは、ポリエステルやナイロン素材のテントと比べて厚みがあり、そこに空気の層ができるので優れた断熱効果と保温効果をもたらします。そのため、夏は暑さを防ぎ冬は暖かい空気を逃がしません。

また、コットンは水分を吸収する性質があるので、結露が発生しにくいのもメリット。さらに、熱にも強いため換気性の高い円錐型のティピーテントであれば薪ストーブと組み合わせて使えます。

耐久性の高さも大きなメリット。きちんとメンテナンスをして使えば15年以上もつとも言われています。

コットンテントのデメリット

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コットンテントは化学繊維に比べて厚みがあるため、重くてかさばる点がデメリットとして挙げられます。水分を吸収するので雨が降るとさらに重くなり、持ち上げるのにもひと苦労です。

また、メンテナンスに関しても化学繊維素材のテントよりも手間がかかり、収納前にしっかりと乾燥させないとすぐにカビが生えてしまいます。一方、最近では水に強いポリエステルを混ぜた「ポリコットン」素材を採用したモデルがラインナップ。軽くて手入れも楽なのでおすすめです。

価格面についても高額ですが、おしゃれ感と居心地のよさ、メンテナンス次第で長く使えることを考えれば決してコスパも悪くはありません。

コットンテントのおすすめブランド

ノルディスク(NORDISK)

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デンマーク生まれのアウトドアブランド「ノルディスク」。創業100年を超える老舗で、世界的な信頼を獲得しています。円錐型をしたおしゃれなティピーテントは、設営が簡単で居住性もよく一躍人気製品となりました。

シロクマのロゴマークも評判で、ノルディスクのコットンテントは「シロクマ」の愛称でも親しまれています。最近ブームとなっている、グランピングの火付け役とも言われ、おしゃれキャンパーの憧れのブランドです。

ノルディスク(NORDISK) アルフェイム(Alfheim) 12.6 142013

ノルディスクのコットンテントの原点とも言うべきティピー型テント「アルフェイム」。コットン素材のナチュラルな風合いが魅力です。コットンとポリエステルを混紡した生地は強靭でありながら防水性にも優れています。

また、天井トップ部分には換気口があり、薪ストーブの煙突を通すことも可能。さらに、1本のポールで立つ「ワンポール」タイプのシンプルな構造なので設営も簡単なので初心者の方にもおすすめです。

ノルディスク(NORDISK) アスガルド 7.1 ベーシック 142012

「アスガルド」は、ノルディスクのコットンテントの代名詞ともなっている人気モデル。天幕の裾部分を立ち上げてスペースを有効に使えるようにした「ベル型」のテントです。ドアと窓はメッシュ仕様で風通しも良好。ポリコットンの上に撥水処理が施されているので雨をしっかりと防ぎます。

別売りのテント内に個室が作れる「インナーキャビン」にも対応しており、より快適なベッドルームを創り出すことも可能。コットンテントで優雅なキャンプを楽しむ際にもおすすめのモデルです。

ノルディスク(NORDISK) ウトガルド 13.2 142010

最大8人まで寝られる、まるで家に泊まっているかのような広くて快適な空間を楽しめるモデル。個室が作れるキャビンを別途購入して、片方をベッドルームにしてもう片方を広めのリビングにするなどアイデア次第で使い方も広がります。生地に採用しているポリコットン素材は、優れた通気性と耐水性で快適に過ごせるのもポイントです。

テンティピ(Tentipi)

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「テンティピ」は、スウェーデンのティピー型テントの専門メーカーです。北極圏に近く夏は30℃、冬は-45℃にもなる過酷な環境で開発とテストを行っているテントは高い信頼性を誇っています。

円錐型のティピーテントを研究し尽くしたシンプルで強靭な構造と厳選された素材、設営が簡単で風雨に強く、居住性も快適です。ティピーテント用に開発された薪ストーブと組み合わせれば、真冬のキャンプも暖かく過ごせます。

テンティピ(Tentipi) ジルコン tntp-0003

洗練されたデザインと優れた機能性で高い評価を受けている「ジルコン」。コットンとポリエステルの混紡素材を採用し耐久性と防水性を確保しつつ、軽量でリーズナブルな価格を実現しています。トップとボトムにメッシュ付きベンチレーションを備え、通気性も良好。テント上部に薪ストーブの煙突を通すチムニーオープニングを装備しているので、真冬のキャンプも暖かく快適に過ごせます。

テンティピのコットンテントは3シリーズあり、「ジルコン」はミドルクラス、エントリーモデルには「オニキス」、ハイエンドシリーズには「サファイア」をラインナップしています。

キャンバスキャンプ(canvascamp)

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2005年にベルギーで創業した「キャンバスキャンプ」。100%コットンにこだわったテントを作り続けています。その優しい風合いと色味は自然素材ならではのモノ。化学繊維よりも耐久性に優れ、長く愛用でき、使い込むほどに深い味わいが生まれてきます。

丈夫で長持ちするコスパにも優れたコットンテントで、グランピング感覚のおしゃれなキャンプを楽しめるのが魅力です。

キャンバスキャンプ(canvascamp) シブレー 500 アルティメットプロ ccamp-002

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キャンバスキャンプの名品とも呼ばれる人気モデルが「シブレー」シリーズ。中でも「アルティメットプロ」は、厚手のコットン生地を採用し夏の日差しを遮断し、冬は暖かさを逃がしません。メッシュドアとメッシュウォールで風を通して虫もシャットアウト。大人2〜4人で使える広い空間で快適に過ごせます。

グランドシートと天幕は裾部分のジッパーで着脱可能。暑い夏にはジッパーを外して裾を巻き上げればテント内を心地よい風が吹き抜けます。

ローベンス(ROBENS)

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北欧、デンマーク発のテントブランド「ローベンス」。創業者のクラウス・ローベンスは若い頃、休日をキャンピングとカヤックに費やしていたといいます。その時の経験を活かしてリーズナブルでハイクオリティなテントを創りだしました。

その魅力は雨と風に対する強さ。最大風速200kmの風力発生機と降雨マシンによる過酷なテストを行い、条件をクリアしたモノだけが出荷されます。風雨に弱いといわれるコットンテントの常識を覆す防水・耐風性能で快適なキャンプをサポートしてくれるのが魅力です。

ローベンス(ROBENS) クロンダイク 130144

クロンダイクは、ローペンスを代表するコットンテントです。天幕には耐久性と通気性に優れた独自開発のポリコットンを採用しています。Aフレーム構造の大型ドアは出入りがしやすく、フルメッシュにもなるので通気性も優れているのが特長。強靭な構造で最大130kmの風速にも耐えられます。

天井部には煙突を通すポートを備えているので真冬には薪ストーブの使用も可能。対応人数は、最大で6人となっています。

コディアックキャンバス(KODIAK CANVAS)

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「コディアックキャンバス」は、アメリカのロッキー山脈の厳しい環境のもとで誕生したテントメーカーです。耐久性と防水性にこだわった独自の100%コットンダックキャンバス素材を採用。通気性にも優れており、快適な居住性能を備えています。

ノルディスクのシロクマのロゴマークは日本でも有名ですが、こちらのロゴマークはクマの足跡とワイルドな印象。大きな空間を創り出すロッジ型に近いクラシカルなデザインが人気でおしゃれキャンパー注目のブランドです。

コディアックキャンバス(KODIAK CANVAS) フレックスボウ6 GMU-1027

コディアックキャンバスの人気モデルです。耐久性と防水性、そして通気性を兼ね備えた独自の100%コットンダックキャンバス素材を採用しています。フロアシートは継ぎ目がないので雨の侵入をしっかりと防ぐことが可能。

前面と背面に大型のD型メッシュドアがあり風通しがよく、大人6人でも余裕の広さで快適に過ごせます。クラシカルなデザインがおしゃれキャンパーに評判のおすすめコットンテントです。

オガワ(ogawa)

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100年を超える歴史を持つ日本有数のテントメーカー「小川テント」。現在は経営母体が変わり「キャンパルジャパン」から「オガワ(ogawa)」ブランドとして製造販売されています。日本の気候風土を知り尽くし、丁寧に作り込まれているテントはどれも高機能でキャンプ好きに絶大な信頼を得ています。

ここ数年、コットンテントが再評価されているのを受けて、人気モデルの「ビルツ」や「ツインピルツフォーク」などにコットン素材を採用したモノをリリース。これぞ日本のテントメーカーの底力ともいうべき完成度の高いテントをラインナップしています。

オガワ(ogawa) ビルツ15 T/C 2790

ワンポール型テントとして定評があるビルツにポリエステルとコットンの混紡素材「T/C」を採用した8人用テントです。高さがあり開放的な広い空間を持つ八角錐型。裾部分8カ所を固定して1本のポールを立ち上げるだけで簡単に設営できます。

テントの下に敷いて、底部分を保護する「グランドシート」をめくれば土間部分を作ることができ、簡単な煮炊きも可能。天井部分に煙突を通すホールがあるので冬場は薪ストーブも設置できます。

オガワ(ogawa) グロッケ12 T/C 2785

耐久性と防水性をあわせ持つ独自の混紡素材を使った6人用テント「グロッケ」。床面は五角形で約12平方メートルの広さがあり、高さもあるのでゆとりの空間が生まれます。Aフレーム構造の出入り口はフルオープンにもできて開放的です。

虫をシャットアウトするメッシュ窓も装備しているので安心。設営も簡単なので、キャンプ初心者の方にもおすすめできるコットンテントです。

オガワ(ogawa) ツインピルツフォーク T/C 3345

幅広い使い方ができることで人気のシェルター「ツインピルツフォーク」に、風合いのよいコットン混紡素材をプラスしたモデル。心地よい肌触りと優れた通気性と吸湿性を持っています。

本製品と組み合わせて設置できる「フルインナー」や「ハーフインナー」を別途購入すれば、ベッドルームとリビングルームを作ることも可能。アイデア次第でさまざまな使い方ができるおすすめのモデルです。

ディーオーディー(DOD)

若者を中心に安くて機能性が高いギアで人気の「ディーオーディー」。グランピングを意識した大型コットンテントからソロに最適なモデルまで、コットン素材の魅力を活かしたテントを数多くリリースしています。価格が安くても十分な基本スペックと高い利便性を有しているので、初心者の方にもおすすめです。

ディーオーディー(DOD) パップフーテント T2-540

ソロキャンプにおすすめのモデル。コットンとポリエステルの混紡生地を採用し、コットンの肌触りのよさや優しい風合いを活かしながら、防水性と軽量性を高めています。熱に強いのでテントの近くで焚き火が可能。

テントの入り口部分にあるひさしを伸ばせば、雨や日差しを防げる広いタープスペースを確保できます。コンパクトに収納でき持ち運びにも便利。ソロツーリングにも最適のおすすめテントです。

ディーオーディー(DOD) タケノコテント T8-495

最大8人の大人が寝られる、約8.6畳の巨大なワンルームを持つ「タケノコテント」。テントの隅部分には約140cmのポールを設置して高さを出すので、圧迫感なく過ごせます。屋根部分はポリコットン生地、壁部分にはポリエステルを採用しています。

8面全面にメッシュ窓があり通気性も良好です。大型コットンテントとしては価格も比較的安く、コスパに優れたおすすめモデルです。

番外編:コットンテントのメンテナンス

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コットンテントの大敵は湿気。カビによる汚れとイヤな臭いは、一度発生してしまうとなかなか落ちません。カビの発生を防止するためには、完全に乾かしてから収納袋に入れるようにしてください。

雨天や結露で濡れたまま収納した場合、早急に取り出して乾燥させましょう。天日干しができない場合は、浴室乾燥や室内干しで除湿器をフル稼働させるなどの工夫が必要です。また、100%コットンであればコインランドリーの大型乾燥機に対応できるモデルもあります。

泥汚れに関しては、製品にもよりますが基本的に中性洗剤を使用してブラシで優しく落としてください。最近ではテントクリーニングのサービスも充実。しっかりと汚れを洗浄してくれるのはもちろん、防水・防カビ加工をしてくれる店舗もあるのでチェックしてみてください。

また、使用頻度にもよりますが、コットンテントはきちんとメンテナンスして丁寧に扱えば15年以上もつとも言われています