空間をあたためるだけでなく、揺らめく炎を眺めて楽しめる薪ストーブ。体の芯からじんわりとあたたまるうえ、天板で調理を楽しむこともできます。しかし、製品によって暖房能力やデザインなどが異なるので、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、薪ストーブのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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薪ストーブの魅力とは?

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薪ストーブは、暖房効果に優れているのが魅力です。遠赤外線効果によって体がじんわりとあたたまり、テント内やタープ内を効率よく快適な空間を実現します。
また、ガラス窓から見える炎のゆらぎは、リラックスタイムにぴったり。夜のキャンプサイトで、ゆらめく炎を眺めながら過ごせるのがメリットです。
強力な熱源として調理に活用できるのもポイント。天板でお湯を沸かしたり、高火力を活かしてピザやオーブン料理を楽しんだりできます。災害時には暖房や調理の手段としても役立ちます。
薪ストーブの選び方
サイズをチェック

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薪ストーブを選ぶときは、使用するテントの広さや人数に合ったサイズを選ぶことが大切です。ストーブは輻射熱で周囲をあたためるため、サイズが小さすぎると暖房効果が不足します。反対に、大きすぎると過熱による火災のリスクが高まるので注意しましょう。
使う薪の長さも考慮するのがおすすめです。市販されている薪は長さ35~40cm程度のモノが多いため、ストーブ本体の奥行きが40cm以上あると薪を切る手間が省けます。
安全に使うためには、設置スペースの確保も重要です。ストーブの周囲に十分な空間を保ち、煙突の先端がテントの屋根から1m以上高くなるように設置しましょう。
準備・片付けが簡単なモノがおすすめ

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薪ストーブを初めて使う方は、準備や片付けが簡単なモノを選ぶのがおすすめです。燃焼効率が高く煙が出にくい構造のモデルを選ぶと、使用時だけでなくメンテナンスも楽になります。構造は固定式と組み立て式があり、固定式は頑丈で隙間が少なく、片付けが簡単なのが魅力です。
サイズや重量も、準備や片付けのしやすさを左右します。定期的な煙突掃除や灰の処理は欠かせないため、メンテナンスしやすい構造かどうかも確認しましょう。
ダンパー付きならテント内の温度を調整しやすい

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テント内の温度を快適に保ちたい方には、ダンパー付きの薪ストーブがおすすめです。ダンパーは煙突の排気量を調整する装置で、空気の流れをコントロールして燃焼温度を管理する役割があります。あたたまりすぎを防ぎ、快適な温度を維持するのに役立ちます。
ダンパーを閉めると、薪の燃焼速度がゆっくりになるのもポイント。薪の消費を抑えながら、長時間じんわりと燃え続けるため、夜間の暖房が持続しやすくなります。
ただし、使い方には注意が必要です。薪を追加で投入するときは、必ずダンパーを全開にしましょう。閉めたままだと煙がテント内に逆流する恐れがあります。
煙突の高さをチェック

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薪ストーブをテント内で使う場合、煙突の高さは重要なチェックポイントです。火災や一酸化炭素中毒のリスクを減らすため、煙突の先端はテントの屋根の一番高い部分から垂直距離で60cm以上高く設置することが基準とされています。より安全を考慮する場合は、1m以上の高さを確保しましょう。
煙突の高さが十分にあれば、ドラフトと呼ばれる煙の上昇気流が生まれやすくなります。煙がスムーズに排出されるため、テント内への逆流を防ぐ効果が期待できます。
折りたたみ式だと持ち運びしやすい

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薪ストーブを手軽に持ち運びたい方には、折りたたみ式の製品がぴったりです。脚や煙突を分解し、本体を平たく折りたためるのが特徴。車の荷室や自宅での保管スペースを取りません。
煙突などの部品が本体内部にすべて収納できるタイプも便利。ただし、製品によっては大きな薪がそのまま入らない場合がある点には留意しておきましょう。
薪ストーブのおすすめ|屋外
ホンマ製作所 クッキングストーブ RS-41
ミリタリーグリーンがおしゃれなアウトドア用クッキングストーブ。暖を取るだけでなく、天板での調理も楽しめるのが特徴です。
重量は約6kgで、持ち運びに便利な取手も付いています。煙突やT笠といった必要な付属品がそろっているのもうれしいポイント。キャンプや庭先で気軽に火のある時間を楽しみたい方におすすめです。
ホンマ製作所 フォールディングキャンプストーブ HS-440
タフに使える折りたたみ式のステンレス製薪ストーブ。本体にはサビに強いステンレスSUS430を採用しており、長く愛用できるのが特徴です。フォールディングタイプなので、使用しないときは脚を折りたたんで収納できます。
天板は厚さ4.5mmの鉄板で、暖を取りながら調理も可能。最大40cmの薪が入り、煙突などの付属品も一式揃っています。冬場のキャンプであたたかく過ごしたい方におすすめのモデルです。
ホンマ製作所 ステンレス ストーブコンロセット APS-48DX
三面の窓から炎の揺らめきを眺められる薪ストーブ。アウトドアでの調理はもちろん、暖を取るときにも活躍します。ステンレス製の本体に設置されたガラス窓が、あたたかい雰囲気を演出するのも魅力です。
本体の重さは約4.6kgで、キャンプサイトなどへも気軽に持ち運べます。アウトドアレジャーを楽しむ方はもちろん、万が一の災害に備える防災用品を探している方にもおすすめのアイテムです。
バンドック(BUNDOK) マキスト BD-501
脚を広げるだけで簡単に組み立てられる薪ストーブ。暖を取りながら、天板での煮炊きも楽しめるモデルです。扉には耐熱ガラス窓が付いており、ゆらめく炎を眺められます。
排気と吸気の調節口で、火力を細かくコントロールできるのが特徴。薪を継ぎ足しやすい設計も使いやすさのポイントです。あたたかく過ごしたい冬のキャンプで、煮炊きも楽しみたい方におすすめします。
ジーストーブ(G-Stove) ヒートビュー XL 12006
揺らめく炎を眺められるポータブル薪ストーブ。耐熱ガラス付きの扉から、燃焼中のあたたかな光景を楽しめます。燃焼効率がよく、煙のはけも良好なステンレス製のモデルです。
折りたたみ式の脚を採用し、煙突などの付属品は本体にすべて収納できます。使用中でも灰を取り除けるスクレーパーが付属する点も特徴。携帯性と機能性を両立させたい方におすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) KAMADO 煙突ガラス窓付角型ストーブ UG-75
炎を眺めながら、調理も楽しめる多機能ストーブ。一台でストーブ、BBQ、かまどの3役をこなす便利なアイテムです。扉にはガラス窓が付いており、揺らめく炎を眺められます。
脚のジョイント方法を変えることで、高さを2段階に調整可能。ゴトクやバーベキュー網も付属しているため、煮炊きから網焼きまで多彩な調理が楽しめます。収納バッグ付きで持ち運びやすく、キャンプで本格的な料理に挑戦したい方におすすめです。
ロゴス(LOGOS) miniたき火ストーブ 81064082
コンパクトに収納でき、調理も楽しめる本格派なたき火ストーブ。取り外し式のトッププレートにより、調理器具の直火加熱に対応します。煙突は高さを2段階に調節でき、シチュエーションに応じた使い分けが可能です。
火力を調節できる機能に加え、ロストル付きで燃焼効率も良好です。火の粉の飛散を抑えるスパークアレスターも標準で装備しています。キャンプサイトで安全にたき火や料理を楽しみたい方におすすめのモデルです。
フィールドア(FIELDOOR) 薪ストーブ
少人数のキャンプシーンに合う小型設計の薪ストーブ。煙突などの付属品は本体に収納でき、折りたたみ式の脚で持ち運びもスムーズです。素材は錆に強いステンレス製で、長さ35cmまでの薪に対応します。
分割式の煙突はシーンに合わせて最大210cmまで高さを変えられます。火の粉の飛散を抑えるスパークアレスターや、炎が見える耐熱ガラス窓も搭載。冬のキャンプをあたたかく過ごしたい方におすすめのモデルです。
モキ製作所 俺のかまど MK6K
自分で組み立てる楽しみを味わえる、本格的な無煙かまど。鍛冶屋が創ったこだわりのモデルは、プラモデル感覚で仕上げられます。煙が出にくい設計もうれしいポイントです。
炊飯はもちろん、BBQや焼き鳥など多彩な調理に対応。鉄製のボディは使い込むほど味わいが増し、自分だけの風合いを育てられます。アウトドアでこだわりの調理を楽しみたい方におすすめのアイテムです。
キャンキャンパー(Cancamper) 焚き薪ストーブ s2403
窓から見える炎の揺らぎを堪能できる薪ストーブ。前面と側面には、強度と耐熱性を兼ね備えたガラスが配されています。天板での煮込み料理はもちろん、プレートを外せば網焼きや直火調理も楽しめる設計です。
煙突などのパーツは本体の炉内に収まるため、車載時もかさばりません。設置もシンプルなので、ペグ固定に難しい調整は不要。薪の継ぎ足しも簡単なモデルで、キャンプ初心者の方にもおすすめです。
薪ストーブのおすすめ|テント用
Soomloom 薪ストーブ DECO 2.0 サイドシェルフ付き outdoor-193-new
焚き火台や調理コンロにもなる多機能な薪ストーブ。天板は取り外し可能で、用途に合わせてスタイルを変更できます。本体正面の大きな窓から炎の揺らめきを眺められるのも魅力です。
本体の素材には、サビに強く丈夫なステンレス鋼を採用。また、煙突は分解して本体内に収納でき、専用バッグでコンパクトに持ち運べます。手軽に本格的なキャンプを楽しみたい方におすすめのモデルです。
LandField ワイドウィンドウ付きハンディー型薪ストーブ LF-HOS030
ワイドウィンドウから炎のゆらぎを存分に楽しめるハンディー型薪ストーブ。約19kgで持ち運びしやすく、耐荷重30kgで安定した調理が可能です。暖房と調理の両方に対応し、テント内を効率的にあたためられるのが魅力です。
空気取り込み機能により煙たさを軽減でき、火力調節も簡単。広い天板では複数の調理器具を同時に使用でき、丸蓋を外せば直火調理も楽しめます。本格的なキャンプ料理に挑戦したい方におすすめです。
Mt.SUMI アウトドア薪ストーブ マイクロ SG2309MC
ソロキャンプに特化した機能的な薪ストーブ。収納サイズは29×22.5×21.5cmで、本体重量は5.9kgです。20cm以下の薪に対応しており、冬のキャンプシーンで活躍します。
焼き網や火バサミ、収納バッグなどが付属する充実のセット内容。ストーブの上で調理も楽しめるため、食事の幅が広がります。暖を取りながら料理も満喫したい方におすすめのモデルです。
ウィンナーウェル(Winnerwell Nomad) ノマドビュー Mサイズ SKU910107
サイドの大きな窓から揺らめく炎を楽しめる薪ストーブ。素材にはサビに強いステンレス304を採用しており、アウトドアシーンにも対応するタフなモデルです。ドアの空気口とダンパー付き煙突で、火力の調整も手軽に行えます。
天板のフタを外せば直火での調理が可能。煙突などの付属品は本体に収納でき、脚もワンタッチで開閉できるため、設営から撤収までスムーズです。暖房と調理を1台でこなしたい本格志向の方におすすめのアイテムです。
OneTigris TIGER ROAR テントストープ CE-CHL03
暖房から本格的な調理まで楽しめる薪ストーブ。ドイツにあるSCHOTT社の耐熱ガラスを扉に採用し、美しい炎を眺められます。燃焼中の薪の量も確認しやすく、厚さ3mmの天板で鍋やケトルを置いて調理も可能です。
工具を使わずに組み立てられる手軽さが魅力。煙突などの全部品は本体内部にすっきりと収納できます。本格的な調理も楽しめるので、冬のキャンプで暖を取りたい方におすすめのモデルです。
TOMOUNT GY2 炎を楽しむ薪ストーブ
揺らめく炎を二方向から楽しめるキャンプ用の薪ストーブ。前面と側面に耐熱ガラスを配置したデザインです。キャンプの夜にあたたかい光が安心感を与え、ゆったりとした時間を演出します。
暖房はもちろん、直火調理やお茶沸かしにも対応する多機能なモデル。サビに強く耐久性のあるステンレス製で、付属品は本体に収納できます。工具不要で初心者でも扱いやすく、手軽にキャンプを楽しみたい方におすすめです。
オガワ(ogawa) ちびストーブ3 4115
暖を取りながら調理も楽しめる薪ストーブ。本体には耐久性のある鉄板を、煙突にはステンレスを使用。冬のキャンプサイトをあたたかく演出する、おすすめのアイテムです。
煙突や火バサミ、ロストルといった必要なモノがそろっている点も魅力。持ち運びに便利な専用の収納ケースも付属します。これから薪ストーブキャンプを始めたいと考えている方におすすめです。
CHANGE MOORE 薪ストーブ
二次燃焼で煙が少なく、効率的に燃える薪ストーブ。側面は二重壁構造で煙が出にくく、スムーズに火付けできます。上昇気流が起こりやすい構造で、高い燃焼効率が特徴です。
調理に使える厚い天板もポイント。サイドの耐熱ガラス窓からは炎を眺めたり、薪の量を確認したりできます。折りたためば収納サイズ44×46×11cmになるため、ツーリングなど荷物を抑えたい方におすすめです。
FUTURE FOX 薪ストーブ 3面ガラス
3面のガラス窓から炎のゆらぎを眺められる薪ストーブ。素材に鉄を採用しており、蓄えた熱をじんわりと放出してテント内を芯からあたためます。王道のブラックカラーで、さまざまなテントに馴染むデザインも魅力のひとつです。
天面での湯沸かしに加え、天板を外せば焚き火調理も楽しめます。空気量を調整して火力をコントロールできるため、キャンプ初心者の方にもおすすめです。炎のぬくもりと視覚的な癒やしで、冬のキャンプをより豊かにしてくれるモデルです。
薪ストーブを使用する際の注意点

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薪ストーブを設置する際は、建築基準法や消防法などを守り、壁や床に耐熱断熱処理を施しましょう。ストーブの周りには燃えやすいモノを置かないように距離を確保してください。また、ビニールやプラスチックなど、薪以外の燃料は絶対に使用しないことが大切です。
子どもやペットがいるご家庭では、ストーブガードを設置すると火傷のリスクを減らせて安心です。加えて、不完全燃焼による一酸化炭素中毒を防ぐため、1時間に1〜2回程度の換気を心がけましょう。
さらに、年1回以上の煙突掃除と本体の定期点検も欠かせません。使用後は、本体が自然に冷えるのを待つのが基本です。故障の原因になるため、水をかけて急に冷やすことはしないように注意しましょう。
薪ストーブは、じんわりとあたたまるモノや、素早くあたためるモノなど、製品によって特徴が異なります。また、ダンバーの有無やサイズなど、チェックすべきポイントもさまざまです。設置する部屋の広さや用途を考慮し、自分のライフスタイルに合ったモノを選んでみてください。