使用済みおむつのニオイ対策に役立つ「おむつ用ゴミ箱」。おむつペールとも呼ばれ、ニオイが漏れにくい構造を採用しています。似た形状のモノが多い一方、機能や素材は製品によって異なるため、どれを選べばよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、選び方と併せておむつ用ゴミ箱のおすすめアイテムをご紹介します。おむつ用ゴミ箱の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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おむつ用ゴミ箱は必要?
おむつ用ゴミ箱は一般的なゴミ箱とは異なり、使用済みおむつのニオイが外に漏れにくいのが魅力。おむつ用ゴミ箱を使うだけで、忙しいなかでも手軽におむつのニオイ対策が行えます。
本体やフタ部分が二重構造になっているモノ、パッキン付きのフタで密閉性を高めたモノなど、製品によって特徴はさまざま。消臭効果が期待できるカートリッジを併用するモデルもラインナップしています。
そのほか、赤ちゃんを抱っこしながら、無理なくおむつが捨てられるモデルも。おむつ用ゴミ箱は、育児の負担軽減にも活躍するおすすめのアイテムです。
おむつ用ゴミ箱の選び方
タイプで選ぶ
防臭力で選ぶならカートリッジタイプがおすすめ
防臭力で選ぶなら、カートリッジタイプの製品に注目。おむつ用ゴミ箱におけるカートリッジとは、内側へ設置するゴミ袋のことです。カートリッジ自体にニオイ対策が施されているモノなら、おむつ用ゴミ箱と併用することで、より高い防臭効果が期待できます。
ただし、カートリッジを都度買い換えながら使うので、ランニングコストがかかるのがデメリット。カートリッジの価格は製品によって異なるため、予算とのバランスを考慮して選びましょう。
カートリッジに加え、市販のゴミ袋に対応したモデルも販売されています。カートリッジのストックを切らしているときでも使えるので、併せて検討してみてください。
コスパを重視するなら市販のゴミ袋を取り付けるタイプを選ぼう
市販のゴミ袋が取り付けられるおむつ用ゴミ箱は、カートリッジタイプよりもランニングコストを抑えられるのが強み。なかでも、おむつ以外のゴミも捨てられるモデルは、長く使い続けられて経済的です。
カートリッジタイプと比較した場合、本体のみでニオイ対策を行うのが懸念点。しかし、最近はニオイが漏れにくい製品も充実しています。消臭剤がセットできるモデルもあるので、低コストでニオイ対策をしたいなら選択肢に加えてみてください。
素材をチェック
ニオイ移りしにくい「ステンレス・スチール製」
ステンレス・スチール製のおむつ用ゴミ箱は、ニオイ移りしにくいのが利点。また、耐久性に優れているため、長期間使えるモノを選びたい方にもおすすめです。特に、ステンレスは表面が滑らかなので、汚れが付着しにくいといったメリットもあります。
ただし、重量があるため、設置場所を都度変えたい場合には不向き。また、サビが発生する可能性がある点にも留意しておきましょう。
丸洗いできる「プラスチック製」
プラスチック製のおむつ用ゴミ箱は丸洗いが可能。手軽にお手入れできるので、清潔な状態を保ちやすいのが魅力です。パーツを分解して洗えるモノなら、より隅々まで掃除できます。
比較的安価なので、経済的な負担が少ないのも魅力。複数購入して、部屋ごとにおむつ用ゴミ箱を設置したい場合にも適しています。ただし、金属製のおむつ用ゴミ箱と比べた場合、ニオイが移りやすいのが難点です。
おむつ替えの頻度や設置場所を考慮して容量・サイズを決めよう
おむつ用ゴミ箱を選ぶ際は、おむつ替えの頻度や設置場所に応じて、容量やサイズをチェック。例えば、新生児期は1日に10回以上おむつを交換します。容量が少ないとゴミの収集日までに満杯になってしまうため、捨てるおむつの量に合ったモノを選ぶことが大切です。
赤ちゃんが生後6ヶ月以内なら、20〜30Lの製品に注目。生後6ヶ月を過ぎるとおむつ替えの頻度が徐々に減るので、10〜15Lを目安に選んでみてください。
ただし、容量が増えるとサイズも大きくなるため、部屋に圧迫感を与える場合も。スリムなモノなら、空間を有効活用しつつ容量も確保しやすいのでおすすめです。
スライド開閉式や内フタ付きのモノはニオイ漏れしにくい
おむつ用ゴミ箱のなかでも特にニオイ漏れが起きにくいのは、スライド開閉式のモノや内フタを備えたモノ。フタを左右に動かすスライド開閉式のおむつ用ゴミ箱は、空気の動きを抑制し、ニオイが広がりにくいのがメリットです。
内フタが付いたおむつ用ゴミ箱は、外フタとの二重構造で気になるニオイをシャットアウト。ニオイが漏れないよう、外フタ・内フタのそれぞれに工夫が施された製品もおすすめです。
ペダル式やワンタッチオープン式ならラクに開閉できる
ペダル式やワンタッチオープン式のおむつ用ゴミ箱は、ラクに開閉できるのが魅力。ペダル式は、ペダルに足を乗せるだけでフタを開けられます。ワンタッチオープン式は、片手で簡単に操作できるのがメリットです。
そのほか、人感センサーを搭載し、ゴミ箱に近づくだけでフタが開く製品もラインナップ。おむつ用ゴミ箱に直接触れることなく使えるので衛生的です。
安全性にも注目
安全性に配慮した製品も要チェックです。赤ちゃんが寝返りやつかまり立ちなどで移動できるようになると、おむつ用ゴミ箱に接触する可能性も。赤ちゃんが過ごすスペースに設置する場合は、角の丸いモノを選びましょう。
フタにロック機能を備えたモデルなら、赤ちゃんが自分で開けて汚物に触れるリスクを減らせます。また、いたずらにより中身が散乱するのを防げるのでおすすめです。
おむつ用ゴミ箱のおすすめ|カートリッジタイプ
日本育児 Color Korbell おむつポット
おむつを捨てるときにだけ内フタが解放される、二重構造のおむつ用ゴミ箱です。バネを備えた内フタが、おむつを入れる際に反動で開く仕組み。外フタにはゴムパッキンが使われています。
容量は16Lで、赤ちゃん用のおむつを20個ほど捨てられるのも特徴。縦長の形状で空間を活かしやすく、設置スペースが限られている場合にもおすすめです。
ペダル式なので、両手がふさがっていてもおむつを捨てられます。ペダルは踏み込む場所が広く、使い勝手も良好。手軽におむつを処理できます。そのほか、カートリッジはやさしいベビーパウダーの香り付き。また、生分解性プラスチック素材を用いており、環境に配慮されているのもポイントです。
アップリカ(Aprica) ニオイポイ
立体シャッター構造でニオイ漏れを防ぐおむつ用ゴミ箱です。カートリッジに消臭・抗菌成分「ケスクリーンα」を配合しているのも特徴。硫化水素やアンモニアなどの臭いを分解し、雑菌の繁殖を抑えると謳われています。
ボタンを押すだけでフタが開くため、開閉時の負担が少ないのもおすすめポイント。容量は14Lで、Mサイズのテープ式おむつが25個入る設計です。スリムなので、寝室やトイレなどのちょっとした隙間にも設置できます。
コンビ(Combi) 強力密閉抗菌おむつポット ポイテック W防臭
気になるニオイをしっかり閉じ込めるおむつ用ゴミ箱です。カートリッジには、防臭層・抗菌層・香気層からなる「新3層バイオマスフィルム」を採用。使用済みおむつを1個ずつねじりながら包み、強力に密封します。
使用済みおむつを入れたらフタが開いた状態でレバーを回転させ、最後にフタを閉めることにより、フタ裏の突起棒でおむつが押し込まれる仕組み。おむつを奥まで押し込む手間がかからず衛生的です。
カートリッジの価格が比較的安い点にも注目。ランニングコストをできるだけ抑えたい場合にもおすすめです。
コンビ(Combi) 5層防臭おむつポット スマートポイ
付属するカートリッジ1個で、Sサイズのおむつを約180枚処理できるおむつ用ゴミ箱。双子育児でおむつの消費量が多い場合にもおすすめです。
抗菌成分を配合した5層構造のフィルムにより、ニオイをシャットアウトできると謳われているのも特徴。フタの内側にあるシャッターと相まって、優れた防臭力を発揮するおすすめの製品です。
ケラッタ(kerätä) EZkan おむつポット EZ-270
使い勝手に優れたおむつ用ゴミ箱です。ペダルを踏むと開閉でき、片手でおむつを捨てられます。また、フタを開けたままキープできるので、おむつをまとめて捨てたいときにも便利。本体前面の扉はワンタッチで開くため、ゴミ袋を交換しやすいのもおすすめポイントです。
外フタと内フタを備えた二重構造で、外フタにはパッキンが付いています。カートリッジには高密度のポリエチレン素材を使用。市販のゴミ袋に対応しているのもメリットです。
ロック機能を搭載しているほか、フタがゆっくりと閉まる設計を採用するなど、安全性にも配慮されています。容量は27Lで、新生児用おむつが65個入るのも特徴。投入口の幅は20.5cmと広く、内フタを外せばさらに拡張できます。おむつ卒業後も、ペットのお世話で出たゴミや生ゴミを捨てるゴミ箱として使用可能です。
トーニュー(Townew) スマートトラッシュボックス T Air X TWN1003
人感センサーを搭載したおむつ用ゴミ箱です。センサーの感知範囲に入るとフタが開閉し、投入したゴミを自動で密閉。ゴミ袋の取り出しを感知すると、新たなゴミ袋が自動でセットされる機能も備えています。
オープンモードに切り替えれば、フタを開けた状態で固定可能。おむつをまとめて捨てたいときに便利です。充電式で煩わしいコードがないため、リビングや寝室など、場所を変えながら使えます。フル充電で約1ヶ月半使えるので、充電を手間に感じる方にもおすすめです。
生ゴミ・ペットのゴミ・衛生用品などのゴミ箱としても使えるため、長く愛用できるモノが欲しい方にも適しています。
シュナグル(shnuggle) おむつペール
インテリアになじむ、シンプルかつスタイリッシュなデザインのおむつ用ゴミ箱です。外フタ・内フタを備えており、ニオイ漏れを抑えるのが特徴。また、手が触れる部分には抗菌加工が施されており、衛生的に使えます。
ワンタッチで開けられて、片手でおむつが捨てられるのもメリット。大容量なので、たくさんのおむつを捨てられます。カートリッジがなくなったら、30~45Lサイズの家庭用ゴミ袋でも代用可能。デザイン性と機能性に優れたおすすめの製品です。
おむつ用ゴミ箱のおすすめ|市販のゴミ袋を取り付けるタイプ
日本育児 Ubbi インテリアおむつペール
ニオイが移りにくいスチール製のおむつ用ゴミ箱です。パウダーコーティングが施されたスチール素材を使用。ゴムパッキンが付いたスライド開閉式のフタにより、ニオイ漏れを抑えるのも特徴です。
ゴミ袋の交換や掃除がしやすい設計で、使い勝手も良好。チャイルドロック機能を備えており、赤ちゃんによるいたずらを防げます。シンプルでおしゃれなデザインもポイント。スリムな形状で家具の隙間にも収まりやすく、設置場所が限られている方にもおすすめです。
ピジョン(Pigeon) ステール
ストロング密封構造を採用したおむつ用ゴミ箱です。回転スライド式のフタとパッキンの採用によって隙間が生まれにくく、ニオイを強力にブロックできると謳われています。
シンプルな操作性で手軽におむつを処理可能。ゴミ袋を交換する際、密封したまま取り出せるのもメリットです。インテリアになじむスタイリッシュなデザインで、リビングに設置しやすいモノを求める方にも適しています。
リトルプリンセス(Little Princess) Diaper Champ くるっとポン
手間なくおむつが捨てられるおむつ用ゴミ箱です。おむつが入った状態でハンドルを回し、前に倒すだけで処理が完了。片手でもおむつが捨てやすいよう、大きめの投入口を設けています。
市販のゴミ袋をセットできるので、ランニングコストを抑えたい方にもおすすめ。特殊密閉リングにより、ニオイ漏れを防ぎます。おむつを卒業後は、生ごみなどの処理に活用できて便利です。
プラスチックで作られており、全パーツが水洗いに対応。投入口やハンドルなどのパーツは分解も可能で、細部まで掃除しやすく衛生的です。軽い汚れなら、湿った布で拭き取るだけでも落とせます。
リッチェル(Richell) おむつペール 45 047733
フタの内側におむつ受けを配した製品です。おむつを捨てるときに、ボックス内の汚物が見えないほか、ニオイが漏れにくいと謳われています。フタ裏に消臭剤をセットすれば、より高い防臭効果を期待できるのでおすすめです。
片手操作で手軽におむつを捨てられるのも特徴。本体に袋止めを備えており、ゴミ袋をしっかり固定できます。フタとおむつ受けに抗菌加工が施されているのもポイントです。
ネビオ(Nebio) さわらずポイっと センサーペール BO81198xx
本体下部のセンサーに足をかざすと自動で開閉する電池式のおむつ用ゴミ箱。赤ちゃんを抱っこしているときや、おむつ替えの直後で手が汚れているときでも使いやすいおすすめの製品です。
投入口が広いにもかかわらず、ニオイ漏れを軽減できると謳っています。外フタが開いても内フタは閉じたままで、ボックス内の不要な露出を防げる仕様。内フタの上におむつを乗せると約2秒後に外フタが閉まり、おむつが格納される仕組みです。
コードレスかつ軽量で、設置場所の変更も容易。スリムでスタイリッシュなデザインを採用しており、狭いトイレなどにも置けます。また、動作音が静かなうえ角が丸く、ベビーベッドの近くに置きたい場合にもぴったりです。
吉川国工業所 like-it プーポット PO-01
パッキンと一体化したラバーキャップと専用消臭剤により、ニオイ漏れを抑えるおむつ用ゴミ箱です。本体と底部分が分離しており、本体を持ち上げるだけでゴミ袋を取り出せる仕様。重いゴミ袋を引き上げる必要がないので便利です。
また、本製品には袋止めが付いており、新たなゴミ袋も手早くセット可能。容量は20Lで、新生児用のおむつが30個入ります。かわいらしい丸いフォルムも魅力的で、インテリアの一部として違和感なく設置できます。
八幡化成(HACHIMAN-KASEI) sceltevie オムニウッティ ニュートラル
着脱可能なフタにより、多様な使い方ができるおしゃれな製品です。赤ちゃんが小さなうちはおむつ用ゴミ箱、成長したらおもちゃ箱に変身。ほかにも、食材や小物を入れる収納ボックス、食器のつけ置き洗い用バケツなど、さまざまな使い道があります。
フタを乗せた状態での耐荷重は約150kg。大人が座れるほど頑丈なので、スツールやオットマンとしても重宝します。また、小さなテーブルとしてモノを乗せたり、重ねたりするのもおすすめです。
ガーデニングが好きなら、土や肥料を入れるといった使い方も。持ち手にはホースを通して固定できる穴が設けられており、水やりにも使えます。本製品は容量が10LのLサイズ。mini・S・LLサイズもラインナップしています。
渡辺金属工業(Watanabe Metals) OBAKETSU おむつ消臭ペール
兵庫県発の老舗バケツメーカーが手掛けるおむつ用ゴミ箱。小さな部品まで選り抜きの日本製素材を使用し、自社工場で製造・検品・出荷しています。縦ラインが刻まれた円筒型のボディに、ひのきで作られた取っ手を配置。おしゃれな見た目で、インテリア感覚で設置できます。
本体に使われているトタンは、屋外の壁材にも使われるほど丈夫な素材。また、トタンの内側に補強針金をプラスし、さらに強度を高めています。サビに強く、汚れたら丸洗いできるのもメリットです。
外フタと内フタとの間に消臭剤を入れられる設計。おむつを卒業したら、屋外で生ゴミ用のゴミ箱としても使えるのでおすすめです。
T‐WORLD 防臭おむつペール WO-0296105
二重構造のフタとパッキンにより、ニオイ漏れを抑えるおむつ用ゴミ箱です。容量は14Lで、Sサイズの赤ちゃん用おむつなら約20枚捨てられます。
消臭剤を配合した樹脂素材を用いており、本体にニオイが移りにくいのもポイント。フタ裏には、市販の消臭剤を入れられるスペースを用意しています。ワンタッチで外フタを開けられるのもメリット。使い勝手のよいモノを選びたい方にもおすすめです。
リス(RISU) HOME&HOME 防臭ペール 20S 5_GBED
20Lサイズのゴミ袋が収まるおむつ用ゴミ箱です。目安として、Lサイズの赤ちゃん用おむつが40個入ります。スリムかつシンプルなデザインで、トイレなどの狭い場所にも設置可能。リビングで家具同士の隙間に置きたい場合にもおすすめです。
フタ裏に発泡ポリエチレン製のパッキンを採用し、ニオイ漏れを抑制。フタはワンプッシュで開けられます。使い勝手を重視する方にもぴったりです。
ケユカ(KEYUCA) 防臭ダストボックス 3300961
抗菌剤配合のパッキンにより密閉性を高め、ニオイ漏れを抑えるおむつ用ごみ箱。四角いフォルムを採用しており、壁面に沿って設置できるのもメリットです。
袋止めには強度のあるステンレス素材を採用。凸凹を活用すればゴミの分別もできるので、おむつと生ゴミを集約したい場合にもおすすめです。後部のみキャスターが付いているため動かしやすく、周辺の掃除もラクに行えます。キャスターはやわらかな素材で覆われており、床を傷つけにくい仕様です。
機能性に優れたおむつ用ゴミ箱を求めている方は、チェックしてみてください。
おむつ用ゴミ箱の売れ筋ランキングをチェック
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おむつ用ゴミ箱は密閉性が高く、ニオイが漏れにくいのがメリット。簡単に開閉できるモノを選ぶことで、おむつ交換の負担を減らせます。サイズ・素材・ランニングコストなどに注目しながら、ぴったりなモデルを見つけてみてください。