自宅での本格的なウエイトトレーニングに役立つバーベル。ベンチプレスやスクワットといった高負荷な種目に取り組めるのが魅力です。製品によってシャフトの形状やプレートの素材などが異なるため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめのバーベルをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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バーベルとは?ダンベルとの違いも解説

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バーベルは、両手で持って使う長い棒状のトレーニング器具です。シャフトと呼ばれる棒の両端に、プレートという重りを装着して使用。高重量を扱いやすく、スクワットやデッドリフトなど、複数の筋肉を同時に鍛えるコンパウンド種目に適しています。

ダンベルは片手で扱える小型の器具で、左右それぞれ独立して持てる形状が特徴です。バーベルは両手で持つためフォームが安定しやすく、筋力アップを目指す方にぴったり。ダンベルは腕を自由に動かせるので可動域が広く、筋肉を大きくしたい筋肥大トレーニングに向いています。

トレーニングの目的に合わせて使い分けたり、組み合わせたりすることで、互いのメリットを活かした効果的なトレーニングができます。

バーベルの選び方

シャフトの形状を選ぶ

ストレート

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ストレートタイプは、名前の通り形状がまっすぐな、バーベルのなかでも一般的とされるタイプです。ベンチプレス・スクワット・デッドリフトといった基本的な種目に適しており、全身の筋肉をバランスよく鍛えられます。

高重量のトレーニングにも耐えられる強度があり、初心者から上級者まで幅広く使用できるのが魅力です。なお、まっすぐな形状なので手首に負担がかかることもあります。安定したトレーニングのためにも、正しいフォームを意識しましょう。

EZバー

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EZバーは、シャフトが波打つようにカーブしている形状が特徴です。Wシャフトとも呼ばれ、握ったときに手首が自然な角度になるため、トレーニング中の負担を軽減できます。ストレートバーでのトレーニングで、手首への負担が気になる方におすすめです。

主に上腕二頭筋を鍛えるアームカールなどの種目で活躍。特定の筋肉にピンポイントでアプローチしたい場合に適した形状です。手首への負担を気にせず、よりトレーニングに集中したい方はチェックしてみてください。

トライセプスバー

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トライセプスバーは、中央が四角い枠のようになっており、縦向きのグリップを握る特殊な形状をしています。名前の通り、腕の裏側の「上腕三頭筋」を鍛えるのに特化しているのがポイントです。

グリップが縦向きのため手首への負担が少なく、握力が安定しやすいのが魅力。より重いウエイトが扱いやすくなるとされています。

シャフトの長さを選ぶ

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バーベルのシャフトの長さは、主に160cm・180cm・200cm・220cmの4種類が展開されています。トレーニングの目的や自宅の設置スペース、使用するラックの幅に合わせて検討することが大切です。

全身をバランスよく鍛えたい方には、180〜200cmの長さがおすすめ。設置スペースが限られている場合は180cm、腕などの部分的なトレーニングが中心なら160cmのシャフトも使いやすく便利です。

200cmのシャフトは多くのトレーニングの基準で、重量計算しやすいのがポイント。競技や高重量トレーニングに取り組む方には、オリンピック競技でも使われる220cmのシャフトが適しています。

スリーブの種類を選ぶ

スタンダードシャフト

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スタンダードシャフトは、プレートを取り付けるスリーブの直径が28mmのバーベルです。ホームジム用として多く展開されているタイプで、比較的手頃な価格の製品がそろっています。これから自宅でトレーニングを始めたい方にぴったりです。

スリーブ部分に回転する機構がなく、プレートは固定されたまま。シャフト自体の重量は約10kg、長さは180cm前後の製品が充実しており、手軽に扱いやすいのもポイントです。28mm径のプレートとセットで使いましょう。

オリンピックシャフト

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オリンピックシャフトは、スリーブの直径が50mmの本格的なバーベル。パワーリフティングなどの競技でも使用されており、高重量を扱うトレーニングに適しているのがポイントです。

スリーブにはベアリングなどが内蔵され、回転する機構がついています。プレートが回転することで手首や肘への負担を軽減し、スムーズな動作をサポートするのが魅力です。

本格仕様のため、価格はやや高い傾向があります。シャフト自体の重量は約20kg、長さは約220cmの製品が代表的です。使う際は、同じ50mm径に対応したプレートやラックをそろえる必要があります。

プレートの加工の有無を選ぶ

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バーベルプレートには、表面にラバー加工を施したタイプもあります。ラバーコーティングされていると、トレーニング中にプレート同士がぶつかったり、床に置いたりするときの音を軽減できて便利です。また、床や機器を傷つけるのを防ぐ効果もあります。とくに集合住宅でトレーニングする方におすすめです。

なお、ラバー加工のプレートは、加工がないアイアンプレートよりも価格はやや高い傾向があります。製品によっては1~2kg程度の重量誤差があったり、厚みが出たりする場合も。シャフトに取り付けられる枚数が少なくなる可能性も考慮しておきましょう。

ゴム特有のニオイが少なく、耐久性に優れたウレタン加工の高性能なプレートも展開されています。床に落とすトレーニングに対応したバンパープレートや、プレート単体でもトレーニングしやすいグリップ穴付きのタイプもあるので、チェックしてみてください。

ローレット加工のタイプを選ぶ

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バーベルを握る部分には、滑り止めの「ローレット加工」というギザギザの刻みが入っています。グリップ力を高め、安全なトレーニングをサポートする重要な機能です。ローレット加工には、主にマウンテン型・ボルケーノ型・ヒル型の3種類があります。

マウンテン型は凹凸が鋭く、滑りにくいのが特徴。パワーリフティングなど、高重量を扱うトレーニングに向いています。手のひらを傷つけやすいのは懸念点です。

ボルケーノ型は一般的な商業ジムなどでも採用されており、滑りにくさと手へのやさしさを両立したタイプ。ヒル型は凹凸が緩やかでグリップ力は控えめですが、皮膚への負担が比較的少ないのが魅力です。

バーベルの重量を選ぶ

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バーベルトレーニングを始めるにあたり、最初にどの程度の重さを選ぶか迷う方も多数います。初心者の場合、まずは正しいフォームを身につけることが何よりも大切です。体重の約0.5~0.7倍の重さで、10回程度無理なく持ち上げられる重量を目安にしてみてください。

いきなり重い重量に挑戦するのではなく、まずは約10kgのバーベルシャフトのみでフォームを確認するのもおすすめです。シャフトの直径は28mm・28.5mm・50mmなどの種類があり、多くの目的に使いやすい28.5mmは初心者の方にも向いています。

フォームが安定してきたら、少しずつ重量を増やしていきましょう。5〜10kg程度のプレートを段階的に追加していくのもひとつの方法。自分の筋力や当日のコンディションに合わせて、無理のない範囲で調整することが、安全なトレーニングにつながります。

セット内容で選ぶ

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何からそろえればよいか分からない初心者の方には、バーベルセットがおすすめです。バーベルセットは、シャフト・プレートに加え、プレートを固定する「カラー」と呼ばれる留め具の3点が基本構成。届いた日からトレーニングを始められるのが魅力です。

セットを選ぶときは、まずシャフトの長さを確認しましょう。全身を鍛えたいなら180〜200cm程度、腕などの特定部位が目的なら120〜150cmほどが目安。また、シャフトの直径とプレートの穴の直径が合うかどうかも要チェックです。

プレートを固定するカラーには、ネジ式でしっかり固定できるスクリュータイプと、ワンタッチで素早く着脱できるスプリングクリップタイプがあります。セットによっては、トレーニング用のベンチやラックが付属しているので、用途に合わせて検討してみてください。

バーベルのおすすめ

グロング(GronG) アイアンバーベルセット

グロング(GronG) アイアンバーベルセット

トレーニングに合わせて重量を選べるおすすめのバーベル。80kg・100kg・120kgの3種類から選択できます。シャフトには81cmラインがついており、部位に合わせた手幅の確認が簡単。ローレット加工で握りやすいのも特徴です。

プレートには持ちやすいグリップホールがあるため、交換の際も安心。また、ワンタッチカラーにより、プレートをスムーズに着脱できます。自宅で本格的なトレーニングを始めたい方にぴったりなアイテムです。

wout バーベルセット

wout バーベルセット

自宅でトレーニングを本格的におこなえるバーベル。全長は約143cm、最大荷重は100kgです。組み立て不要のため、ベンチプレスやデッドリフトといった種目を届いた日から始められます。

プレートをスムーズに交換できるワンタッチカラーが同梱されているのもポイント。同社のダンベルのプレートも流用できます。自宅のトレーニング環境をより充実させたい方におすすめのアイテムです。

ユーテン(YouTen) バーベルセット

ユーテン(YouTen) バーベルセット

使いやすさにこだわったホームジム用のバーベル。プレートの付け外しは簡単で、レベルに合わせた重量調整が可能です。ラバーリング付きのカラーがプレートの回転を防ぐのがポイント。トレーニングに集中できます。

シャフトにはグリップ位置の目安になる81cmラインを配置。プレートはポリエチレン加工が施されており、傷に強いのもメリットです。また、床を傷つけにくいのもポイント。ダイヤローレット加工されたグリップで、汗をかいても滑りにくい仕様です。

コストパフォーマンスに優れたアイテム。本格的なトレーニング環境を整えたい初心者の方にもおすすめです。

リーディングエッジ(LEADING EDGE) オリンピックバーベルセット

リーディングエッジ(LEADING EDGE) オリンピックバーベルセット

高重量のトレーニングに対応する本格的なバーベル。直径50mmのオリンピックシャフトは、最大200kgまでのプレート装着に対応します。滑りにくいようローレット加工されており、安定したトレーニングをサポートする点もおすすめです。

プレートは床を傷つけにくいオールラバーコーティング仕様。CPUラバーがゴム特有のニオイを抑えます。また、ワンタッチで装着できるマグネット式のカラーが付属。自宅でBIG3などの本格的なトレーニングをしたい方にぴったりなアイテムです。

ステディ(STEADY) バーベルシャフトプレートセット ST129

ステディ(STEADY) バーベルシャフトプレートセット ST129

握りやすさと静音性の高さが魅力のバーベル。プレートには穴があり、重量の調整や準備はスムーズです。全面にラバー加工を施しており、トレーニング中の音や床への傷を防ぎます。

シャフト表面には、滑りにくいダイヤローレット加工を採用。また、グリップ位置の目印が正しいフォームをサポートします。レベルや目的に合うモデルを選べるため、本格的にトレーニングに取り組みたい方におすすめです。

アイロテック(IROTEC) POWER ARMOR アイアンバーベルダンベル

アイロテック(IROTEC) POWER ARMOR アイアンバーベルダンベル

重厚感あふれる、ブラックパウダー塗装が魅力のアイアンバーベル。バーベルとダンベルの両方がセットになっており、さまざまなトレーニングに対応します。合計98kgで、これから筋トレを本格的に始めたい方におすすめです。

全長183cmのバーベルシャフトは、パワーラックでも使えるワイドグリップ仕様。ダブルロックカラーがプレートをしっかり固定するので、トレーニングに集中できます。緩衝ゴムがシャフトとプレートの衝撃を和らげる設計です。

ダンベルシャフトのグリップには強化樹脂を採用。滑りにくく握りやすいのもメリットです。

アディダス(adidas) ウエイトセット ADWT-11200

アディダス(adidas) ウエイトセット ADWT-11200

スタジオエクササイズにもおすすめのバーベルです。直径25mmのバーは手が小さな方でも握りやすく、トレーニングに集中しやすい仕様。クイックバーカラーが付属しており、ワークアウト中の重量調整はスムーズです。

プレートにはTPUコーティングを採用。耐久性も良好です。ハンドグリップ付きなので、プレート単体でのトレーニングにも活用できます。筋力トレーニングからHIITまで、自宅で幅広く取り組みたい方はチェックしてみてください。

ボディメーカー(BODY MAKER) オリンピックバーベルセット4 PR004ST575

ボディメーカー(BODY MAKER) オリンピックバーベルセット4 PR004ST575

黒一色の精悍なデザインが目を引く、高重量対応のバーベルセット。プレートの穴にスチールリングを埋め込んでおり、スムーズな交換を実現します。さまざまなトレーニング空間にマッチするデザインも魅力です。

オリンピックシャフトを採用しています。本格的なワークアウトにもぴったり。レベルに合わせて重量を調整できるため、ハードなトレーニングを求める方におすすめです。

リオレス(RIORES) RIORES ダーベル MAX

リオレス(RIORES) RIORES ダーベル MAX

1台で4役をこなす、多機能なトレーニングアイテム。バーベルのほか、ダンベルやケトルベルなど4種類の使い方ができます。トレーニングの目的に合わせて形状を変えられるのがポイント。省スペースで全身を鍛えられます。

プレートは転がりにくい十二角形。床を傷つけにくいTPR素材を採用しています。フォームラバーで覆われたバーベルシャフトのほか、体にフィットするカーブ形状も特徴。滑りにくいグリップで、初心者の方でも扱いやすい設計です。

ゆるみ防止用の補助ナットがトレーニングの安全性を高めます。自宅で手軽かつ安全に、さまざまなトレーニングを始めたい方におすすめです。

ワイルドフィット(WILD FIT) 白ラバーバーベルセット 1712

ワイルドフィット(WILD FIT) 白ラバーバーベルセット 1712

床にやさしいラバー仕様のバーベル。アイアンプレートにラバーリングを装着する設計で、音や衝撃を緩和します。シャフトは28mm径のスタンダードタイプで、安定したグリップ感を得やすいのもポイントです。

筋トレ初心者でも扱いやすく、普段ジムに通っている方の自宅トレーニングにもおすすめ。白いラバーは清潔感があり、トレーニング環境に馴染みます。トレーニング時の音が気になる集合住宅での使用を検討している方も、チェックしてみてください。

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