バーベルは、長いシャフトやプレートで構成されたトレーニング器具です。プレートを付け替えたり、枚数を増やしたりすれば、重量の調節が可能。両手で持ち上げて負荷をかけることで、筋トレに役立ちます。
筋トレ初心者の方からすれば、バーベルのシャフトの種類やプレートの素材など、分からないことも多いのではないでしょうか。そこで今回は、バーベルのおすすめ製品と選び方を解説します。バーベルの導入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
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バーベルとダンベルの違い

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バーベルはシャフトが長く、両手で持ち上げてトレーニングを行うための器具です。ダンベルに比べて動きの制限が多く、細かい筋肉をあまり必要としません。重量が重たくても、トレーニングしやすいのが特徴です。また、可動域が狭くなる分、フォームが安定しやすいのもメリット。重量が伸びたときの記録が分かりやすいのもポイントです。
一方、ダンベルは、基本的に片手で持ち上げてトレーニングを行う器具のことを指します。片手で取り扱う分、制限が少なく、さまざまな動きをしやすいのが特徴。細かい筋肉を必要とするので、重量があるとバーベルよりも扱いにくいといわれています。
また、ダンベルは左右の重量が独立しており、フォームが不安定になりやすい点にも要注意。左右で同じ回数のトレーニングをしても、効果が異なる場合があります。バーベルとダンベルはそれぞれ特徴が異なるため、自分の行いたいトレーニングにあわせてアイテムを選びましょう。
バーベルのおすすめ
パワーアーマー(POWER ARMOR) アイアンバーベルダンベル68KGセット
初心者向けの設計を採用しているバーベルです。1.25kg・2.5kg・5kg・10kgのプレートが複数付属しており、合計で68kgまでウエイトを増やせます。
オーソドックスなストレートのシャフトには、使いやすいスクリュータイプを使用。留め具にダブルロックカラーを使い、初心者でも扱いやすいのでおすすめです。プレートスリーブ部分には緩衝ゴムを搭載しており、パーツへの負担も軽減します。
シャフトは約長さ183cmで、本格的なトレーニングをできるのもポイントです。さらに、グリップには滑りにくい強化樹脂を使用。しっかりと握り込めて、効率よく筋トレを行えます。
パワーアーマー(POWER ARMOR) レギュラースクリューWバーアイアン16KGセット
シンプルで低価格なバーベルです。シャフトは約120cmのコンパクトな設計。スペースを広くとらないので、狭い空間でもトレーニングをしたい方におすすめです。EZバーなので握りやすく、少ない負担でカールトレーニングを行えます。
グリップ部分にローレット加工を施しており、トレーニング時にしっかりと握り込めます。加工範囲も広く、さまざまな内容に対応できるのがポイントです。
さらに、プレートは5kgが2枚付属しており、合計16kgにできます。グリップホールタイプなので持ちやすく、移動や取り付けしやすいのが魅力。気軽にバーベルトレーニングをしたい方は、チェックしてみてください。
Wout バーベルセット
プレートに床を傷つけにくいポリエチレンコーティングを施したバーベルです。静音性にも優れているため、周囲を気にせずトレーニングに集中できます。
シャフトには、約長さ143cmでスリーブが約28cmのストレートシャフトを採用。追加のプレートを購入することで、約100kgまで取り付けられます。ワンタッチカラーとスクリューカラーが付属しているも特徴です。
グリップ部分にはローレット加工を施し、しっかりとしたグリップを実現。快適な使用感が期待できます。40kgだけでなく60kgモデルも展開しており、レベルにあわせて使い分けられるのも魅力。初心者や中級者におすすめのバーベルです。
フィットエリート(FitElite) オリンピックHEXバー
動作の大きいトレーニングをする際に活躍する、オープンバックタイプのバーベルセットです。10kg・15kg・20kgのプレートが2つずつ付属しています。
穴径50mmのオリンピックプレートが取り付けられる仕様で、本格的なトレーニングをしたい方におすすめです。また、使わないときは床に立てて保管できるのもポイント。シンプルなデザインで場所を選ばず使いやすく、幅広いシーンで使えます。
スペースのない部屋でも筋トレができる、バーベルセットを探している方におすすめです。
アイロテック(IROTEC) オリンピック ラバーバーベル 134KGセット
合計134kgのウエイトでトレーニングができる、上級者向けのバーベル。さまざまなウエイトのプレートが付属しており、トレーニング内容にあわせて細かく調節ができます。
シャフトは約220cmのロングタイプを採用。幅広いトレーニングができるため、本格的に身体を鍛えたい方へおすすめです。
プレートの重量表示をイエローピット文字にしており、視認性が高いのも特徴。ウエイトを変更する際も迷いにくく、スムーズにトレーニングを行えます。扱いやすいオリンピックモデルのバーベルを探している方は、チェックしてみてください。
アディダス(adidas) ウエイトセット ADWT-11200
グリップハンドル付きのプレートで持ちやすい、バーベルセットです。トレーニング中にすばやくウエイトの調節ができるため、効率的に身体を鍛えられます。
さらに、プレートにはTPUコーティングを施しており、耐久性に優れているのも魅力。ウエイトは約20kgまで調節ができ、初心者だけでなくスポーツをしている方のウエイトトレーニングとしておすすめです。
バーにローレット加工を施しており、しっかりとグリップできるのもポイント。落ち着いたカラーリングや主張しすぎないブランドロゴなど、ディテールにもこだわったバーベルです。
ステディ(STEADY) バーベルシャフト プレート セット ST129
効果的な筋トレにこだわったバーベルセット。60kg・80kg・100kg・120kgの4種類を展開しており、初中級者から上級者まで幅広く対応しています。
シャフトは、ストレートとEZバーモデルを展開しているため、好みにあわせられるのが特徴。正しいフォームでトレーニングができるように目印のラインを引いており、初心者も効果的に使えます。グリップにダイヤローレット加工を施し、滑りにくいのも魅力です。
プレートは全面ラバー加工で、防傷・防音性に優れています。マンションやアパート住まいで、キズや音が気になる方にもおすすめです。
レザイア(LESIR) バーベルセット
3分割式のシャフトで、使用しないときはコンパクトに収納ができるバーベル。長さが約160cmと扱いやすく、さまざまなトレーニングができます。
グリップ部分には、ローレット加工を施しているため滑りにくく、トレーニングに集中できるのがメリット。中心から各40.5cm部分にラインが付いており、普段掴んでいる場所を把握しやすいのも魅力です。
重量感があるセメントタイプのプレートには、床を傷つけにくいエンボス加工を施しているため、安心して使えるのもうれしいポイント。スクリュー式のカラーでしっかりと固定ができるので、安定感も高いバーベルです。
プロアイロン(PROIRON) オリンピックHEXバー
約250kgの耐荷重で、本格的な筋トレができるトライセプスバータイプのバーベルです。4つのストッパーリングにより安定性が高く、集中してトレーニングに取り組めます。
プレートの組み合わせにより、幅広いウエイトでのトレーニングが可能。さらに、持ち手部分は約5mm厚の板材を使用しているので、高い耐久性を有しています。
ハンドル部分には滑り止め加工を施しており、使用感も良好。頑丈で使いやすいバーベルです。
Bonarca バーベルセット

カラフルなプレートが特徴的なバーベルセットです。ウエイトごとに色分けをしているので、スムーズに調節が行えます。シャフトは約長さ139cmで扱いやすいのも魅力。持ちやすいストレートタイプで、さまざまなトレーニングを行えます。
プレートは、1.25kg・2.5kg・5kgを各2つ付属。合計20kgで、初心者の筋トレやフィットネスにもおすすめです。留め具はグリップ式なので、すばやく固定できます。
手頃な価格帯で手に取りやすいのもポイント。初心者でも簡単に使える、コスパの高いバーベルを探している方におすすめのモデルです。
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バーベルの選び方
シャフトの長さをチェック

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バーベルのシャフトの長さは、主に120cm・160cm・180cm・200cm・220cmがラインナップされています。短いシャフトはスペースを取らず、価格も比較的リーズナブルなので、狭い空間で筋トレを行う方や、コストを抑えたい方におすすめです。
ただし、短いシャフトは、トレーニングの際に体とプレートの間隔が狭くなりがち。トレーニングの内容が制限されてしまう場合もあります。また、ラックとの併用が難しい点にも留意しておきましょう。
本格的にトレーニングをしたい方には、180cm・200cm・220cmのシャフトがおすすめです。長さがあると、グリップとプレートの間隔に余裕があるほか、ラックと併用しやすいため、ベンチプレス・デッドリフト・スクワットなど、幅広いトレーニングを行えます。
シャフトの形状をチェック
ストレートタイプ

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ストレートタイプとは、名前の通り真っ直ぐな形状のシャフトのことを指します。シャフト形状のなかでもオーソドックスなタイプで、握りやすく、さまざまなトレーニングに対応可能です。
また、ストレートタイプのシャフトは「オリンピックシャフト」「スタンダードシャフト」の2つに分類されます。一般的に、オリンピックシャフトは、スリーブの太さが50mmで重量が20kg、長さが220cmです。耐荷重がある分、重たいプレートを取り付けられます。高負荷をかける本格的なトレーニングを行いたい方におすすめです。
スタンダードシャフトは、オリンピックシャフトよりも細く、長さが短いタイプをラインナップしているのが特徴。軽量なシャフトが多く、自宅の限られたスペースでトレーニングを行うのに適しています。価格もオリンピックシャフトに比べて安い傾向にあるので、導入しやすいのがメリットです。
EZバー

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EZバーとは、シャフトの中心部がストレートではなく、W型に角度を付けたシャフト形状のことです。人間工学に基づいたグリップで、持ち手を縦向きにしやすく、モノを握る動作において、両手首の角度がハの字に近づくように設計されています。
EZバーは握りやすい構造で、肘や手首の負担が比較的少なく、安心してトレーニング可能。ハンマーカール・アームカール・スクワット・ショルダープレス・リバースカール・ランジなどのトレーニングにおすすめです。
トライセプスバー

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トライセプスバーは、上腕三頭筋を効果的に鍛えるためシャフト形状。両手のひらが向き合うような形で握れるタイプです。グリップの両サイドにプレートをセットした状態で、中央のグリップを縦に握り、持ち上げて負荷をかけます。
ストレートタイプに比べて、より強い力を発揮しやすく、安定したグリップでのトレーニングが可能。手首への負担が比較的少なく、握力が弱ってしまうのを避けられます。主に、ハンマーカール・フロントレイズ・フレンチプレスなどのトレーニングで使用するのが一般的。効率よく負荷を与えられます。
スリーブの太さをチェック

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スリーブとは、バーベルのプレートを取り付ける部分のことです。スリーブの太さには、オリンピックシャフトの50mmと、スタンダードシャフトの28〜29mmがあります。
オリンピックシャフトはスリーブが太い分、強度があるので、重たいプレートの取り付けが可能。筋力に自信のある方や、本格的なトレーニングを行いたい方におすすめです。
一方でスタンダードシャフトは、スリーブが細く、重さも軽量です。強度は乏しくなるものの、初心者の方でも扱いやすいのが特徴。なお、シャフトも細いため、手の小さい方でも握りやすいのがメリットです。
ローレットをチェック

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ローレットとは、シャフトのグリップ部分にあるギザギザの加工のこと。凹凸を設けることで滑り止めとして機能しますが、メーカーによってはローレット加工のないモノがあるほか、カットの深さにも違いがあります。
ローレット加工の種類は、浅くて丸みのあるエッジや、1つの山に4箇所の鈍いエッジ、火山の噴火口のようなえぐれた形状のエッジ、ピラミッド型の鋭いエッジなどさまざまです。エッジが鈍いほど、皮膚への負担は少なく、グリップが滑りやすい傾向に。一方で、鋭いエッジは強いグリップ力が得られる分、皮膚への負担がやや大きくなります。
皮膚への負担とグリップ力のバランスを考慮して、ローレット加工の種類をチェックしてみてください。
プレートの素材をチェック
アイアンタイプ

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アイアンタイプは、塗装などの防錆処理が施された、鉄がむき出しのタイプです。ラバータイプに比べて幅を取らないため、スリーブへの取り付けや収納に便利なのが特徴。重厚感があり、トレーニングのモチベーションが向上しやすいのもポイントです。
ただし、床や壁にぶつけてしまうとキズを付けやすいので、使用する際は衝撃吸収マットを使用するなどの対策が必要。また、プレート同士の接触で音が響きやすい点にも留意しておきましょう。
ラバータイプ

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ラバータイプは、プレートの表面がゴムでコーティングされたタイプです。鉄がむき出しになっていないので、床や壁、体に接触したときのダメージが少ないのが特徴。プレート同士が接触しても音が鳴りにくく、周囲に配慮してトレーニングを行いたい方におすすめです。
ただし、ゴムをコーティングしている分、アイアンタイプに比べてプレートのサイズが大きくなります。サイズが大きいことで、スリーブへ取り付けられるプレートの数が制限されることも。また、ゴム特有のニオイが気になる方も注意が必要です。
重さをチェック

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バーベルのプレート1枚あたりの重さは、1.25kg・2.5kg・5kgとさまざまです。プレートの組み合わせにより、総重量の調節ができるので、自身のレベルに応じた重さを選びましょう。
シャフト単体でも、バーベルシャフトは10kg程度、オリンピックシャフトは20kgの重さがあります。初心者の方は、シャフトだけ持ち上げてもトレーニングとして効果的です。
筋力が付いていない状態で高負荷のバーベルを持ち上げるのは危険なため、はじめは無理のない重さでトレーニングを継続しましょう。
セット内容をチェック

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バーベルとプレートのセットを購入する場合は、セット内容をチェックすることが大切です。プレートは製品によって重量が変わってくるため、自分の目的とするレベルにあうかどうかを購入前に確認してみてください。
さまざまなトレーニングに使う方は、プレートの枚数が多いバーベルセットを選ぶと細かい調節ができ、効果的に鍛えられます。一方で、プレートの枚数が多すぎると保管のスペースが必要な点に、注意が必要。本格的な筋トレをしない方は、枚数が少なく重量が軽めのモデルを選ぶと保管がしやすく便利です。
バーベルは重さだけでなく、シャフトの種類や長さ、スリーブの太さ、プレートの素材などをチェックして選ぶ必要があります。シャフトは、種類や長さによってトレーニングできる内容が異なる場合があるので、仕様をよく確認してみてください。本記事も参考にぴったりのバーベルを見つけて、効率よく体を鍛えましょう。