自宅でもジムと同じようなトレーニングができる「ホームジム」。効率よくトレーニングを行うためにも、鍛えたい部位や設置スペースなどを考慮して筋トレマシンを選ぶのがポイントです。

そこで今回は、ホームジムにおすすめの筋トレ器具をご紹介。選び方についても解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ホームジムとは?

自宅にトレーニング器具などを設置し、トレーニングを行えるスペースのことをホームジムといいます。環境や目的に適した筋トレマシンを設置することで、自宅で手軽に本格的なトレーニングを行えるのが魅力です。

ホームジムに設置する筋トレマシンは、さまざまなタイプのモノが展開されています。1台で幅広いトレーニング内容に対応できる多機能搭載タイプや、重点的に鍛えたい部位の筋トレに適したタイプなどがあるため、目的に適したモデルを選ぶのがポイントです。

ホームジムで行えるトレーニング

胸・腕のトレーニング

By: alinco.co.jp

胸や腕を効果的に鍛えたい場合は、チェストプレスマシンとしての機能を備えたタイプがおすすめです。大胸筋・上腕三頭筋・三角筋といった部位のトレーニングに適しています。

チェストプレスマシンは座った状態から、胸を張って前にバーを押し出して静止し、元に戻すという動作を繰り返します。バーを押すときはゆっくりと息を吐きながら、戻すときは息を吸いながら行うのがポイントです。

背筋のトレーニング

背中を効果的に鍛えたい方には、ラットプルダウンマシン機能を備えたタイプがおすすめ。座った状態で頭上のバーを掴み、胸元に引き下げてウェイトを持ち上げる運動を繰り返す筋トレマシンです。

主に広背筋をはじめ、僧帽筋・大円筋・小円筋といった背中の筋肉を鍛えられます。広い範囲の背筋を鍛えやすいのがメリットです。ただし、大型の製品が多いので購入する前にスペースを確保しておく必要があります。

腹筋のトレーニング

腹筋を鍛えるには、ケーブルマシン機能を備えたタイプが適しています。ケーブルマシンとは、両サイドにあるケーブルを引くことでウェイトを持ち上げ、筋肉に負荷がかけられる器具です。

ケーブルマシンで腹筋を鍛えるには、上体を丸めるようにケーブルを引っ張り、限界点で停止後にゆっくり元に戻す運動を繰り返すケーブルクランチが効果的。腕ではなく、おへその辺りを見ながら上体で引くように意識するとより効果を期待できます。

また、ケーブルマシンは体勢や引っ張る軌道を変えることで、腹筋以外にも幅広いトレーニングに対応可能です。

太もものトレーニング

By: alinco.co.jp

太もものトレーニングには、レッグエクステンションマシン機能を搭載したタイプがおすすめ。膝を伸ばしながら足先でウェイトをセットしたパッドを持ち上げる運動により、太もも前部の大腿四頭筋が鍛えられます。

また、膝を曲げながらパッドを下げる運動で、太もも裏側のハムストリングやふくらはぎの筋肉を鍛えるレッグカールに対応するモデルも展開。太ももの表と裏側を全体的にトレーニングできるのが魅力です。

ホームジムの筋トレマシンの選び方

床の耐荷重に注意して重量で選ぶ

By: rakuten.co.jp

ホームジムに設置する筋トレマシンには、重量が100kg以上のモデルも展開されています。そのため、床の耐荷重を確認して、対応できる重量で選びましょう。住宅に器具を設置する場合の重量は、建築基準法によって180kg/m²と定められています。

アパートなどの集合住宅では床が抜けると、階下層に被害がおよびます。狭いスペースに高重量の器具を集中して設置する場合には注意が必要です。

設置スペースを考慮してサイズで選ぶ

By: alinco.co.jp

ホームジムに筋トレマシンを設置する際は、サイズもチェックしたいポイントです。確保できるスペースに対して大きすぎるマシンでは設置できない場合があります。無理に設置すると、トレーニングを行うための余裕あるスペースを確保しにくく、安全に使用できない可能性もあるので注意が必要です。

設置スペースをしっかりと把握したうえで、適したサイズの筋トレマシンを選ぶのがおすすめ。製品によっては1畳分程度のスペースでも設置できる、コンパクトなタイプも展開されています。

1人で組み立てられるかどうかで選ぶ

基本的にホームジムで使用する筋トレマシンは、自宅での組み立てが必要です。初心者は、1人で組み立てられるかを確認して選ぶことも重要。製品によって1人での正しい組み立てが困難な場合があるほか、作業中の危険性を高める可能性もあるので注意しましょう。

組み立てが困難な場合は、対応するメーカーや代行業者などに依頼するのも手段のひとつ。ただし、当然ながらメーカーや業者に依頼した場合には別途料金が発生します。

ホームジムにおすすめの筋トレマシン

ボディメーカー(BODYMAKER) ホームジムDX TM066

ボディメーカー(BODYMAKER) ホームジムDX TM066

39種類以上の幅広いトレーニングに対応できる筋トレマシンです。大胸筋・三角筋・広背筋・上腕二頭筋・腹筋など上半身を鍛えるトレーニングから、ヒップやハムストリングなど下半身を鍛えるさまざまなトレーニングに対応できます。

バタフライにチェストプレスといったトレーニング機能の切り替えや、ウェイトの調節がピン1本で簡単に行えるのも魅力。加えて、ケーブルマシンやレッグエクステンションマシンなどの機能も兼ね備えています。プレートの重量は約55kgまでの調節が可能です。

サイズは幅118×奥行き138×高さ202cmで、重量はプレートを含めて約95kg。また、コンパクト設計を採用しているため、1畳程度のスペースに設置できます。機能性に優れた筋トレマシンを求めている方におすすめです。

アルインコ(ALINCO) マルチワークアウトジム FAG2022

アルインコ(ALINCO) マルチワークアウトジム FAG2022

油圧式のため、重り不要でトレーニングが行える筋トレマシンです。動作時に大きな音の発生を抑えやすく、静かにトレーニングできるのが特徴。また、アームによる胸・肩・腕のトレーニングや、フットレストでの太もものトレーニングなど、10種類以上の筋トレにも対応します。

背もたれの位置は切り替えができ、座面とフラットな状態にして使用可能。アームもピンの差し込みによってバタフライ機能とベンチプレス機能の切り替えができます。

アームの負荷レベルは12段階に調節ができるほか、ダイヤルでスムーズな操作をサポート。フットプレスはチューブ取り付け位置の変更で7段階に負荷が調節できます。細かい負荷調節で無理なく自分に合ったトレーニングがしやすい、ホームジムにおすすめの筋トレマシンです。

インターナショナルトレーディング(ITC) ホームジム 105wh

インターナショナルトレーディング(ITC) ホームジム 105wh

省スペースでマルチなトレーニングを行える筋トレマシンです。サイズは約幅110×奥行き130×高さ203cmと、約1畳分に設置できる大きさ。また、重りを除く本体重量は約40kgのほか、約5kgのプレート13枚を付属しています。

チェストプレス・バタフライ・ラットプルダウン・レッグエクステンション・ベントーオーバーローイングなど、幅広いトレーニングに対応可能。1台で大胸筋・広背筋・三角筋・大腿四頭筋・ヒップなどを効率よく鍛えられます。

トレーニング機能は固定バーで、ウェイト調節はピン1本でスムーズに切り替えられるのもメリット。汎用性と収納性を兼ね備えたモノを探している方におすすめです。

アイロテック(IROTEC) レッグエクス&カールベンチ

アイロテック(IROTEC) レッグエクス&カールベンチ

シーテッドレッグエクステンション機能とシーテッドレッグカール機能を備えた筋トレマシン。1台で太ももの表と裏の筋肉が鍛えられる、2way仕様のモデルです。

膝を伸ばしながら足先でパッドを持ち上げるレッグエクステンションで、太もも表側の大腿四頭筋を鍛えるのにぴったり。また、膝を曲げながら足首でパッドを下げる動作を行うシーテッドレッグカールは、ハムストリングなど太もも裏側の筋肉を鍛えるのに適しています。

8段階に調節できるバックシートを搭載。加えて、5段階に位置調節ができる可動式の足首部を採用しているなど、自分に合ったポジショニングで太もものトレーニングを行いたい方におすすめです。

ワサイ(WASAI) マルチベンチ MK035C

ワサイ(WASAI) マルチベンチ MK035C

4way仕様で全身のトレーニングが可能な筋トレマシンです。背もたれのシートを5段階に角度調節できるのが特徴。インクライン・フラット・シットアップなどの状態にして、さまざまなトレーニングが行えます。

シートを垂直に近い88°に立てた状態では、レッグエクステンションによる太もものトレーニングなどに対応。フラットにすれば、うつ伏せになり足首でパッドを持ち上げるライイングレッグカールができ、ハムストリングやふくらはぎの筋肉も鍛えられます。

斜めの状態に角度をつけるインクラインでは、ダンベルフライなどで胸の筋肉を鍛えるのにも有効。また、シットアップベンチのように背中側を下げた状態からは、腹筋を鍛えられます。

ワサイ(WASAI) ぶら下がり健康器 BS502

ワサイ(WASAI) ぶら下がり健康器 BS502

懸垂などの自重トレーニングを効果的に行いたい方におすすめの筋トレマシンです。本体のサイズは、約幅67×奥行き84×高さ187~218cm。懸垂マシンとして使用する場合、身長に合わせて7段階の高さの調節ができるのが特徴です。

身長は145~175cmの方にまで対応。また、広背筋が鍛えられる懸垂だけではなく、中間部に搭載されたハンドルにより、二―レイズやディップスといったトレーニングも行えます。また、比較的安い価格で購入しやすく、コスパを重視する方におすすめです。