自宅でもジムと同じようなトレーニングができる「ホームジム」。効率よくトレーニングを行うためにも、鍛えたい部位や設置スペースなどを考慮して筋トレマシンを選ぶのがポイントです。
そこで今回は、ホームジムにおすすめの筋トレ器具をご紹介。選び方についても解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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ホームジムとは?
自宅にトレーニング器具などを設置し、トレーニングを行えるスペースのことをホームジムといいます。環境や目的に適した筋トレマシンを設置することで、自宅で手軽に本格的なトレーニングを行えるのが魅力です。
ホームジムに設置する筋トレマシンは、さまざまなタイプのモノが展開されています。1台で幅広いトレーニング内容に対応できる多機能搭載タイプや、重点的に鍛えたい部位の筋トレに適したタイプなどがあるため、目的に適したモデルを選ぶのがポイントです。
ホームジムで行えるトレーニング
胸・腕のトレーニング
胸や腕を効果的に鍛えたい場合は、チェストプレスマシンとしての機能を備えたタイプがおすすめです。大胸筋・上腕三頭筋・三角筋といった部位のトレーニングに適しています。
チェストプレスマシンは座った状態から、胸を張って前にバーを押し出して静止し、元に戻すという動作を繰り返します。バーを押すときはゆっくりと息を吐きながら、戻すときは息を吸いながら行うのがポイントです。
背筋のトレーニング
背中を効果的に鍛えたい方には、ラットプルダウンマシン機能を備えたタイプがおすすめ。座った状態で頭上のバーを掴み、胸元に引き下げてウエイトを持ち上げる運動を繰り返す筋トレマシンです。
主に広背筋をはじめ、僧帽筋・大円筋・小円筋といった背中の筋肉を鍛えられます。広い範囲の背筋を鍛えやすいのがメリットです。ただし、大型の製品が多いので購入する前にスペースを確保しておく必要があります。
腹筋のトレーニング
腹筋を鍛えるには、ケーブルマシン機能を備えたタイプが適しています。ケーブルマシンとは、両サイドにあるケーブルを引くことでウエイトを持ち上げ、筋肉に負荷がかけられる器具です。
ケーブルマシンで腹筋を鍛えるには、上体を丸めるようにケーブルを引っ張り、限界点で停止後にゆっくり元に戻す運動を繰り返すケーブルクランチが効果的。腕ではなく、おへその辺りを見ながら上体で引くように意識するとより効果を期待できます。
また、ケーブルマシンは体勢や引っ張る軌道を変えることで、腹筋以外にも幅広いトレーニングに対応可能です。
太もものトレーニング
太もものトレーニングには、レッグエクステンションマシン機能を搭載したタイプがおすすめ。膝を伸ばしながら足先でウエイトをセットしたパッドを持ち上げる運動により、太もも前部の大腿四頭筋が鍛えられます。
また、膝を曲げながらパッドを下げる運動で、太もも裏側のハムストリングやふくらはぎの筋肉を鍛えるレッグカールに対応するモデルも展開。太ももの表と裏側を全体的にトレーニングできるのが魅力です。
ホームジムの筋トレマシンの選び方
床の耐荷重に注意して重量で選ぶ
ホームジムに設置する筋トレマシンには、重量が100kg以上のモデルも展開されています。そのため、床の耐荷重を確認して、対応できる重量で選びましょう。住宅に器具を設置する場合の重量は、建築基準法によって180kg/m²と定められています。
アパートなどの集合住宅では床が抜けると、階下層に被害がおよびます。狭いスペースに高重量の器具を集中して設置する場合には注意が必要です。
設置スペースを考慮してサイズで選ぶ
ホームジムに筋トレマシンを設置する際は、サイズもチェックしたいポイントです。確保できるスペースに対して大きすぎるマシンでは設置できない場合があります。無理に設置すると、トレーニングを行うための余裕あるスペースを確保しにくく、安全に使用できない可能性もあるので注意が必要です。
設置スペースをしっかりと把握したうえで、適したサイズの筋トレマシンを選ぶのがおすすめ。製品によっては1畳分程度のスペースでも設置できる、コンパクトなタイプも展開されています。
1人で組み立てられるかどうかで選ぶ
基本的にホームジムで使用する筋トレマシンは、自宅での組み立てが必要です。初心者は、1人で組み立てられるかを確認して選ぶことも重要。製品によって1人での正しい組み立てが困難な場合があるほか、作業中の危険性を高める可能性もあるので注意しましょう。
組み立てが困難な場合は、対応するメーカーや代行業者などに依頼するのも手段のひとつ。ただし、当然ながらメーカーや業者に依頼した場合には別途料金が発生します。
ホームジムにおすすめの筋トレマシン
ボディメーカー(BODYMAKER) ホームジムDX TM066
39種類以上の幅広いトレーニングに対応できる筋トレマシンです。大胸筋・三角筋・広背筋・上腕二頭筋・腹筋など上半身を鍛えるトレーニングから、ヒップやハムストリングなど下半身を鍛えるさまざまなトレーニングに対応できます。
バタフライにチェストプレスといったトレーニング機能の切り替えや、ウエイトの調節がピン1本で簡単に行えるのも魅力。加えて、ケーブルマシンやレッグエクステンションマシンなどの機能も兼ね備えています。プレートの重量は約55kgまでの調節が可能です。
サイズは幅118×奥行138×高さ202cmで、重量はプレートを含めて約95kg。また、コンパクト設計を採用しているため、1畳程度のスペースに設置できます。機能性に優れた筋トレマシンを求めている方におすすめです。
アイロテック(IROTEC) マルチホームジム150V2
1畳程度のスペースがあれば設置できる筋トレマシンです。本体サイズは幅128×奥行140×高さ204cmで、重さは112kg。さらに、ケーブルクランチを搭載しており、腹筋を鍛えられます。
シートは肉厚で体のラインにフィットしやすいのがメリット。また、チェストプレスグリップはダブルグリップ仕様のため、持ち手を変えればトレーニングの幅を広げられます。
バタフライ・チェストプレスはピン1本で簡単に切り替えられるので、スムーズにトレーニングを進めやすいのがポイント。ロープリーラックは、左右どちら側にも取り付けられて便利です。
ラットプルダウン・レッグエクステンション・ベントオーバー・ヒップエクステンションなどに対応しているのも魅力。省スペースで本格的なホームジムを作りたい方におすすめです。
インターナショナルトレーディング ホームジム 105wh
サイズが約幅110×奥行130×高さ203cmで、1畳分程度のスペースに設置できるホームジムに適した筋トレマシンです。脚部前後2ヶ所ずつに滑り止めストッパーが付属。激しいトレーニングでも本体がズレにくい仕様です。
チェストプレス・バタフライ・ラットプルダウン・レッグエクステンションなど、幅広いメニューを行えるのが魅力。さらに、固定バーの上げ下げや抜き差しだけで負荷を変えられるので、スムーズにトレーニングを進められます。
TOP FILM ホームジム
39種類以上のメニューをこなせるマルチ機能付き筋トレマシンです。ベントラッパー・ブーリー・ストレートバー・ダブルグリップなどを搭載。全身をしっかり鍛えやすいのがメリットです。
ピン1本で簡単に重量調節が行える、ウエイトスタック式を採用。約6.8~68kgまで調節できるため、部位やレベルに合わせながらスムーズにトレーニングを進められます。
保護カバーが付属しており、マシンとストッパーの接触によるパーツの破損を軽減できるのが特徴。機能性に優れた筋トレマシンを求めている方におすすめです。
アルインコ(ALINCO) マルチワークアウトジム FAG2022
油圧式のため、重り不要でトレーニングが行える筋トレマシンです。動作時に大きな音の発生を抑えやすく、静かにトレーニングできるのが特徴。また、アームによる胸・肩・腕のトレーニングや、フットレストでの太もものトレーニングなど、10種類以上の筋トレにも対応します。
背もたれの位置は切り替えができ、座面とフラットな状態にして使用可能。アームもピンの差し込みによってバタフライ機能とベンチプレス機能の切り替えができます。
アームの負荷レベルは12段階に調節ができるほか、ダイヤルでスムーズな操作をサポート。フットプレスはチューブ取り付け位置の変更で7段階に負荷が調節できます。細かい負荷調節で無理なく自分に合ったトレーニングがしやすい、ホームジムにおすすめの筋トレマシンです。
ワサイ(WASAI) ぶら下がり健康器 HD5005
折りたたみ式のマルチベンチが付属した筋トレマシンです。懸垂・ディップス・プッシュアップ・シットアップなどに対応しているのが特徴。汎用性を重視して選びたい方におすすめです。
マルチベンチは、メニューや間取りに応じて向きを変えて設置可能。また、耐荷重120kgのバーベルフックを搭載しているので、別売りのバーベルやダンベルと組み合わせられます。
ワサイ(WASAI) ローマンチェア MK038
本格的なトレーニングに対応できるベンチタイプの筋トレマシンです。シット部角度は4段階、バックエックスシート部は10段階の調節が可能。シートを取り外せたりワンタッチで調節できたりと、使い勝手に優れています。
補強支柱やトラス構造を採用しているので、頑丈かつ優れた安定感を期待できるのもポイント。さらに、シット部分の厚さは約7cmを実現しています。
自重トレーニングはもちろん、ダンベルを使えば1台でさまざまなメニューをこなせるのが魅力。また、サイズは約幅45×奥行170×高さ47cmで、ホームジムを作るスペースに限りがある方にもおすすめです。
ボディデザイン(BODY DESIGN) ホームビルダーパックll
ラット・プレート・シャフト・ベンチが付属した筋トレマシンです。ベンチプレス・ダンベルカール・レッグエクステンション・レッグカールなど、豊富なメニューをこなせるのが魅力。幅広いメニューを1台で済ませたい方におすすめです。
バックシートとアームパッドは4段階調節が可能。また、ラック調節部は2点止め仕様なので、安全性の向上を期待できます。
バーウィング(BARWING) スミスマシン BW-SMS01
全身を鍛えられる筋トレマシンです。最大114kgのウエイトが付属しており、レベルや好みに応じて使えるのが特徴。耐荷重が大きいため、ハードなトレーニングにも対応できます。
フライデバイス・トレーニングチューブ・懸垂バー・マルチアタッチメントなど、48以上の多彩な機能を備えているのがメリット。さらに、高さや角度を調節できるので、同じメニューでも負荷や鍛える部位を変えられます。
サイズは、約幅148.8×奥行106.4×高さ211cm。省スペースで設置しやすいよう、トライアングル構造を採用しています。多機能タイプのため、本格的なホームジムを作りたい方におすすめです。
アイロテック(IROTEC) レッグエクス&カールベンチ
シーテッドレッグエクステンションとシーテッドレッグカールが行える、1台2役の筋トレマシンです。太ももの前後を鍛えたい方におすすめ。また、サイズは幅105×奥行86.5×高さ96.5cmです。
バックシートは8段階調節、レッグ部分は長さ調節が可能。体格に合わせてポジショニングしやすく便利です。さらに、足首部は可動式で膝上部固定パッドが付属しており、スムーズにトレーニングを行えます。
別売りのプレートを取り付けられるため、レベルに応じて長く使いやすいのがメリット。プレートは、レギュラータイプにもオリンピックタイプにも対応しています。
自宅で手軽に本格的なトレーニングができるホームジム。設置する筋トレマシンは豊富な展開されているので、スペースやトレーニング目的に応じて選ぶのがポイントです。今回ご紹介した筋トレマシンを参考に、理想のホームジムを作り上げる参考にしてみてください。