スピーカーを置くだけならイスや机の上でも十分ですが、スピーカーがもつ本来の音質を楽しみたい方にはスピーカースタンドがおすすめです。スピーカースタンドを設置するだけで音がクリアになり、シアタールームに置けば臨場感溢れる時間を楽しめます。

今回は、素材別におすすめのスピーカースタンドや選び方を紹介。好みの音質や使用場所などに合わせて適切なモノを選び、満足のいく空間を作り出しましょう。

スピーカースタンドとは?

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スピーカースタンドとは、スピーカー本来の音質を楽しめるように設計された台座のことです。置くだけなら床や机の上でも十分ですが、共振してノイズが発生したり、スピーカー本体の振動まで吸収されて軽い音になったりします。

スピーカースタンドは、スピーカー底面と設置部分の振動を吸収し共振によるノイズの発生を抑制。スピーカー本来の音質を損なわないよう振動をコントロールして音質を整える役割を持っています。

スピーカースタンドの効果は?

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床や棚へ置いたときは籠った音でも、スピーカースタンドを使えば霧が晴れたようにクリアな音質に変わります。その効果ははっきりとわかるほどです。

音の空間的な広がりや楽器の位置まで判別できるようになるので、まるでライブ会場にいるような臨場感を味わえます。細かな音や低音の輪郭もくっきりと出るようになりますが、音質は商品によって異なるので、自分好みのモノを探し出すのもひとつの楽しみ方です。

スピーカースタンドの選び方

スピーカーを置いたときの高さで選ぶ

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ツイーターが耳の位置にくるよう、高さを考慮してスピーカースタンドを選びましょう。耳の穴がツイーターの中心から5cmほど上にくるよう設置できるモノが最適です。

ブックシェルフ型スピーカー用のスピーカースタンドは、主に椅子に座って聞くことを前提として設計されています。ソファやイスなどに座り、実際に聞くときの体制をとってみて、理想的な高さを測っておきましょう。

中には自由に高さ調節のできるスピーカースタンドもありますが、調整できないよう設計されているモノの方が高い性能をもつ傾向にあります。

スピーカーの形状に合わせて選ぶ

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スピーカーにはブックシェルフ型以外にも、床に置いて使う大型のフロア型、縦に長いトールボーイ型(ペンシル型)などがあります。スピーカースタンドを選ぶ際は、それぞれの形状に合ったモノを選ぶようにしましょう。

スピーカースタンドの多くはブックシェルフ型に合わせて作られています。フロア型やールボーイ型のスピーカースタンドを探している方は、購入前にスピーカーの形状に合っているかチェックしておきましょう。

スピーカーと天板のバランスで選ぶ

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スピーカーが安定するように、スピーカー底面の大きさとスピーカースタンドの天板の大きさをチェックしておきましょう。

スピーカースタンドの天板がスピーカーの底面部分よりも大きなモノの方が安定し、万が一の転倒を防止できます。天板のスピーカーをネジで固定できるモノなら、大きな地震が起きたときも安心です。

しかし、スピーカースタンドの天板の方があまりにも大きいと見た目のよさが損なわれてしまいます。安定性がありインテリアとしても映える、バランスのよいスピーカースタンドを選びましょう。

純正品かどうかで選ぶ

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有名なメーカーのスピーカーを使用する場合、専用のスピーカースタンドがないかチェックしておきましょう。オプションとして純正品のスピーカースタンドが用意されている場合があります。

専用のスピーカースタンドが用意されているなら、故障や音質の問題など特別な理由がない限り専用品を使用するのが無難。専用というだけあって、そのスピーカーの性能を最も引き出せるように設計されています。

素材で選ぶ

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スピーカースタンドには木製と金属製の2種類があり、どちらを選ぶかによって音質が全く異なります。

木製のスピーカースタンドは柔らかな音質が好きな方におすすめ。響きを意識して作られているので、硬めに作られているので高音も聴きやすいのが特徴です。ただ、響きを優先して作られている分ディテールに欠けます。特に低音は音の輪郭が曖昧になりがちです。

一方、金属製のスピーカースタンドはクリアな音質を楽しみたい方におすすめ。木製よりも振動の吸収に優れているので、籠りがちな低音もはっきりと聞こえるのが特徴です。ただ、音がクリアになる分硬くきつい印象が強くなります。

スピーカースタンドの素材による主な特徴は以上の通りです。しかし、メーカーやスピーカースタンドによっても変わります。自分好みの音質を見つけるためには、木製も金属製も幅広く検討しておくのがおすすめです。

木製のスピーカースタンドおすすめモデル

ハヤミ(HAYAMI) 小型スピーカースタンド(2台1組) NX-B300

イスに座って聞きたいときに丁度よい、高さ45cmのスピーカースタンドです。天板は19×23cmとブックシェルフ型の小型スピーカーを乗せるのに適した大きさに設計されています。

表面にはブラックマットシートが貼ってあり、光沢をほどよく抑えた上品なデザイン。滑らかな曲線を描く支柱はモダンなインテリアとしても映えます。ベース部分にはフロントカットを採用。他のインテリアとも馴染みやすいよう工夫されています。

また、見た目のだけでなく安定感も良好。スクエアベースの台座は約10kgまでのスピーカーを支えます。付属の滑り止めシールを使用すれば転倒する心配もありません。

ハヤミ(HAYAMI) 台型スピーカースタンド(2台1組) SB-521

より安定感を重視する方や大きめのスピーカーを使用している方におすすめのスピーカースタンドです。天板が20×27cmと大きいので、底面の広いスピーカーも安定します。付属の滑り止めシールを付ければズレの心配もありません。

同社のAcordeシリーズ家庭用オーディオラックと合うようにデザインされており、落ち着いたダークブラウンと木目調のデザインが特徴。オーディオラックと合わせれば空間全体を落ち着いた雰囲気にコーディネートできます。

2台1組で左右に設置できるので、シアタールームやテレビ横など、空間の広がりや臨場感を感じたい方にもおすすめです。

ハヤミ(HAYAMI) 台型スピーカースタンド(2台1組) SB-525

同社の「SB-521」と同じAcordeシリーズのスピーカースタンドです。家庭用オーディオラックとも合う、落ち着いた木目調のブラウンが特徴です。

スピーカースタンドの天板の大きさは18×24cm。小型のスピーカーを置くのに適しています。高さは59.6cmとSB-521よりも高めなので、他のスピーカースタンドだとツイーターが耳の下に来てしまう方におすすめ。ハイポジションですが滑り止めシールが8枚ついており、台座もスクエア型なので安定感も良好です。

ハヤミ(HAYAMI) H型スピーカーベース(2台1組) SB-135

中板の方向を変えれば30cmから35cmへと幅を調節できるH型のスピーカースタンド。設置場所の幅やスピーカーの幅に合わせてバランスよく配置できるのが大きなメリットです。

付属のフェルトシートを使用すれば床と水平が保てるので、最適な位置にスピーカーを固定できます。背が低いので重めのスピーカーを乗せても安定感があり、付属の特殊マットを使用すればスピーカーの滑り対策も万全です。

JVCケンウッド(KENWOOD) スピーカースタンド LS-EXA3

素材の持つ柔らかで明るい音質はそのままに、低音をクリアにするスピーカースタンドです。厚さ30mmのMDF材ボードに、コルク・真鍮・フェルトの3構造からなるインシュレーターを採用。共振をほどよく抑えてウッドコーンのよさを引き出します。

12×23.2cmとコンパクトなので、卓上用としてもおすすめ。JVCから出ている「EX-HR9」や「EX-HR5」などのスピーカー専用に設計されているので、対象スピーカーを持っている方なら一度は試したいスピーカースタンドです。

ハヤミ(HAYAMI) ブロック型スピーカーベース(4個1組) SB-125

4個1組になっているブロック型のスピーカースタンドです。1個ずつが独立しているのでスピーカーの幅に合わせて適切な位置にセッティングできます。さらに、長方形なので縦横を変えれば20cmと30cmの2段階の高さ調節が可能です。

スピーカースタンドの幅は8cmと太いので安定感があり、50kgまで耐えられます。付属の滑り止め用特殊マットを使用すれば、地震やぶつかったときの転倒も防止します。

ハヤミ(HAYAMI) セパレート型センタースピーカースタンド(2個1組) SB-112

2個1組になっているセパレート型のスピーカースタンド。小型から大型まで、約20kgまでのスピーカーならどのような幅のモノにも使用可能です。

さらに、上下それぞれ違った角度がつけられるので、耳の位置に合わせて好きな角度に調節可能。付属の滑り防止特殊を使えばズレや転倒の心配もありません。

ハヤミから出ている日本製のオーディオ家具「HAMILeX」に合うようデザインされていますが、落ち着いたブラックトーンのスピーカースタンドは様々なインテリアとも馴染みます。リーズナブルで汎用性も高いスピーカースタンドです。

ハヤミ(HAYAMI) センタースピーカースタンド(1台) SB-113

「SB-112」と同じ日本製のオーディオ家具「HAMILeX」に合うようデザインされているスピーカースタンドです。本製品はより細かく角度調節ができるよう設計されています。

セパレートタイプではないので幅は42cmと固定されていますが、後部にある階段状の段差によって、3段階の中から好きな角度にスピーカーを固定できるのが特徴。椅子の位置や使用者の背の高さなどによって角度を変えたいときに役立ちます。

スピーカー接地面にはフェルトシートが貼ってあるのでグラつく心配もありません。付属の滑り防止特殊マットを使用すれば安定感も良好です。

金属製のスピーカースタンドおすすめモデル

キクタニミュージック(KIKUTANI MUSIC) スピーカースタンド MO-SPS

価格がリーズナブルな2個1セットのスピーカースタンドです。鉄製なので低音域もクリア。高さ20.6cm、天板サイズ24×21cm、耐荷重12kgとブックシェルフ型スピーカーなどの小型スピーカーに適したサイズです。

支柱周りがシンプルなので、コード類の多いPC周りのスピーカースタンドとしてもおすすめです。ゴム製のインシュレーターが16個も付属しているので、振動による音のブレや音質の低下も軽減。揺れやすい卓上に置いても常に高音質で楽しめます。

ハヤミ(HAYAMI) ポール型スピーカースタンド(2台1組) SB-109

高さ調節可能なスピーカースタンドです。55cmのローポジションから100cmのハイポジションまで自由に調節できるので、椅子の高さや背の高さに合わせた高さにセッティングできます。

さらに、天板のサイズは10.5×10.5cmのコンパクトサイズのモノと、16×18cmの中型サイズのモノの2種類が付属。スピーカーのサイズに合わせてバランスよくセッティングできるのが魅力です。

付属のスピーカー固定ネジや固定シールを使用すれば、ハイポジションでもグラつかず安定感も良好。高さ調節可能で安定感のあるスピーカースタンドを探している方におすすめです。

エース・オブ・パーツ エモーションズ(Ace of Parts Rights Reserved) スピーカー用スタンド MS-01

小型スピーカー向けの高さ調節可能なスピーカースタンドです。本体中央にある調整の部を回すだけで、68~110cmまで好きな高さに調節できます。椅子の高さやテレビなどの位置を気にせず使えて、他のインテリアにも馴染みやすいシンプルなデザインです。

スピーカー固定用のネジ穴があるので安定感も良好。ネジ穴はM5とM6のネジに対応しており、付属品としてM5のネジが入っているので購入後すぐに使い始められます。イラスト付の説明書も同梱しているので、組み立てが苦手な方にもおすすめです。

ヤマハ(YAMAHA) スピーカースタンド SPS-90

楽器や音響機器として有名なヤマハから出ているスピーカースタンドです。スピーカーパッケージNS-P40・NS-P285・NS-PA40・NS-PB40専用に設計されています。

スピーカースタンドはそれ専用に設計されたモノを使うに越したことはありません。これらのヤマハスピーカーを検討中の方はセットでの購入がおすすめです。

2台1組のスピーカーですがベース部分の直径は23cm。省スペースなので狭い空間にもすっきりと収まり圧迫感がありません。さらに、ポール部分を操作すれば91~120cmまで伸縮自在。椅子や背の高さに合わせて理想的な位置に調節できます。

アイシン高丘(Aisin Takaoka) TAOC スピーカースタンド EST-60HL

アイシン高丘が1995年に発売したSSTシリーズの制振技術を踏まえて作り出した、「制振」と「整振」の機能を持つスピーカースタンドです。スチールと鋳鉄でできたスピーカースタンドが切れ味のよいクリアな音へと導きます。

天板部に独自技術の二重板構造、鋳鉄粉封入支柱、4点スパイク支持フットなどを採用し、スピーカーによる共振を抑えています。さらに支柱内部の鋳鉄粉の配合比重や粒度、分量にも注目。スピーカーの振動をほどよく抑え、音質を整えるように設計しています。

オンキヨー(Onkyo) スピーカースタンド(2台1組) AS-12EX

オンキヨーから出ているスピーカーD-412EX・212EX・112EXLTD・112EX専用のスピーカースタンドです。スピーカーによる共振を吸収し抑える独自設計を施しているので、ブックシェルフ型スピーカーの力を十分に引き出し、豊かな響きを作り出します。

天板は18×25cmと14×21cmの2種類。スピーカーの大きさに合わせて適切な方を選べます。天板を十分支える安定感のあるポールの太さも魅力的です。ベース部分には、より安定するよう3点支持構造を採用しています。

1台5.5kgと重めに作られていますが、付属のスパイクを使えば床への影響も軽減できます。対象のオンキヨースピーカーを使用する方はもちろん、安定感重視の方にもおすすめです。

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