グリップを握るだけで、自分の握力を簡単に測定できる「握力計」。握力を数値で確認できるため、過去の記録や他人の握力と比較できます。日々のトレーニングの成果をチェックできるのはもちろん、健康維持にも役立つ便利なアイテムです。
そこで今回は、おすすめの握力計をご紹介します。あわせて選び方も解説するので、握力計の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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握力計の選び方
高精度なスメドレー式をチェック
握力計を検討する際は、デジタル・アナログともに高精度なスメドレー式をチェックしましょう。スメドレー式は、最も多く市場に出回っており、学校の握力測定にも使用されている一般的なタイプ。ハンドルを握って力を入れたとき、バネに加えられる力の最大値を測定します。
グリップの外側に目盛り盤を搭載しているのが特徴で、測定の精度の高さに定評があります。グリップの内側に目盛り盤を備えたコラン式もありますが、精度の高さはスメドレー式のほうが優秀です。また、欧米で標準とされるジャマー式は、価格が高いうえ、流通量も少ないのがデメリット。高精度かつ、購入しやすい握力計が欲しい方にはスメドレー式がおすすめです。
表示方式の種類をチェック
デジタル式
デジタル式は、測定した握力などの数値が液晶画面に表示されるタイプです。アナログ式と違って表示された数値をそのまま読み取るだけなので、人により数値が異なる心配を減らせます。測定値は0.1kg単位で測定できるのもポイントです。
また、平均値の測定や前回の測定値を記録するなどの機能も搭載。価格が安いモデルが豊富で、予算を抑えたい方にもおすすめです。
アナログ式
アナログ式は本体に表示された目盛りと、ハンドルを握ると動く針を読み取り、握力を測定するタイプです。デジタル式のように電池を必要としないので、測定したいときにすぐ使える点が魅力。そのままハンドルを握るだけで測定できることから、複雑な操作も必要としません。
しかし、アナログ式は針が示した目盛りを読み取る必要があるため、すぐに数値を判断するには慣れが必要です。また、人によって針と目盛りの見方にズレが生じることで、読み取った数値が異なってしまう可能性もあります。
最大計測値をチェック
握力計を選ぶ際は、最大計測値が何kgまで測れるのかをチェックしましょう。市場には、デジタル・アナログ問わず、90〜100kgまで測定できる握力計が多く出回っています。成人男性の握力の平均は45kg前後のため、100kgまで測定できるタイプがおすすめです。
ただし、握力計のなかには子どもや高齢者向けに、最大計測値が50kgに設定されているモノもあります。これから体を鍛えたい方は、最大測定値が低く設定されていないか購入する際にチェックしましょう。
最小計測単位をチェック
握力計は、どれだけ細かく測定できるかを示す、最小計測単位もチェックしましょう。握力計には、0.1kg単位で測定できるタイプと、0.5kg単位で測定できるタイプがあります。一般的にはデジタル式の握力計は0.1kg単位、アナログ式は0.5kg単位の測定が可能です。
アナログ式は、0.5kg刻みで目盛りが振られているので、デジタル式よりも細かい値は測定できません。そのため、より正確に握力を測りたい場合は、デジタル式がおすすめです。
握力計のおすすめメーカー
エヌフォース(N-FORCE)
「エヌフォース」は、LEDランタンやLEDヘッドライトを販売をしている、関西発のLEDライトブランド。ライトブランドですが、デジタル握力計も取り扱っているのが特徴です。販売しているデジタル握力計は、フィットネスクラブやスポーツジム、学校など多くの施設で採用されています。
エヌフォースの握力計は、データを記録できるのが魅力。記録を更新したときは知らせてくれるので、モチベーション維持にもつながります。
エバニュー(EVERNEW)
「エバニュー」は、アウトドア用品・学校体育用品・ウインタースポーツ用品など、スポーツ用品の開発・販売を行っている企業です。デジタル握力計をはじめ、長座体前屈測定器・立ち幅とび測定マットなど、体力測定に関連する製品を取り扱っているのが特徴。6〜19歳の年齢層を対象にした製品を、多数ラインナップしています。
エバニューの握力計は、5〜100kgまで測定が可能。最小単位は0.1kgに対応しているので、より正確な握力を測れるのもポイントです。
トーエイライト(TOEI LIGHT)
「トーエイライト」は、運動会用品・体力測定用品・水泳用品など、学校のスポーツに関わる多くの製品を販売している総合スポーツ用品メーカーです。握力計は、デジタル式・アナログ式ともにラインナップ。数字が見やすい大型の液晶を搭載したデジタル式や、握りやすいゴムパット付きグリップを備えたアナログ式など、多彩な握力計を取り扱っています。
握力計のおすすめ|デジタル式
エヌフォース(N-FORCE) デジタル握力計 HG
フィットネスクラブ・スポーツジム・学校など、さまざまな施設で使用されているデジタル握力計。大型の液晶画面を搭載しているため、数字の確認をしやすいのが特徴です。19件のユーザー登録が可能なので、家族やスポーツチームで共用できます。
目標の数値を超えると液晶画面で知らせてくれるため、モチベーションを維持しやすいのもポイント。握力計には、年齢・性別ごとの握力平均データが入っているので、目標の目安として使用できます。
エヌフォース(N-FORCE) デジタル握力計 MG-251
サイズ約30×55×140mm、重量157gと、持ち運びに便利な軽量・コンパクトタイプのデジタル握力計。乾電池不要で使用できるUSB充電式なので、電池交換の手間もありません。約90分で充電が完了し、フル充電で約15時間の使用が可能です。
本製品は、3つの測定モードを搭載しているのも魅力。5秒で握力測定が完了するシンプル測定モードや、前回の測定値と比較できるユーザー測定モードを使用できます。また、簡易的な握力トレーニングを行える、エクササイズモードを搭載。事前に設定した目標値で握るたびに音で知らせるので、何回続けられるか試しながら鍛えられます。
zakka-town デジタル握力計 ZAZ-y-80-A
最大19件までユーザー登録できるデジタル握力計。測定値を年齢・性別ごとの平均値と比較して、「弱い」「平均」「強い」の3段階で表示します。単4乾電池2本で使用できるため、都度充電するのが面倒な方におすすめです。
また、前回の測定値との比較を表示する、測定比較機能を搭載しているのもポイント。前回の測定から何kg上下しているかも、数字で表示されます。グリップ幅調整ダイヤルを備えているので、使用する方の手の大きさに合わせて調節可能です。
サンパーシー デジタル握力計
メモリーモードと、クイックテストモードの2つのモードを搭載したデジタル握力計。クイックテストモードでは、測定した握力の最大値のみを示します。メモリーモードでは、保存しておいた測定結果との比較をアップ・ダウンで表示。記録を更新すると、モチベーションアップにつながります。
また、最大19件までユーザー登録ができるのもポイント。家族やスポーツチームなど、複数人でも使用できます。調整ノブを左右に回すと、手の大きさに合わせて握りやすい位置にハンドルを調整可能。測定単位をlb(ポンド)に変更できるので、握力をkg以外で確認したい方におすすめです。
Handeful デジタル握力計 HFEH11GYAA
大きなデジタル液晶を搭載したデジタル握力計。測定結果を大きな数字でデジタル表示する、視認性の高さが魅力です。平均握力値や記録を更新時なども、液晶画面で知らせてくれます。幅を自由に調整できる握力グリップを備えているため、手の大きさにかかわらず、さまざまな方が使用可能です。
最大19人までユーザー登録でき、家族やスポーツチーム、サークル仲間と一緒に使えるのもポイントです。年齢・性別に対する平均値の比較を、「weak」「normal」「strong」の3段階で表示可能。モチベーション維持にもつながるアイテムです。
竹井機器工業(TAKEI) グリップ-D T.K.K.5401
左右計4回の測定後、最大値の平均値を液晶に表示するデジタル握力計。測定範囲は、5〜100kgまで対応しています。0.1kg単位で測定できるため、より詳細に握力を測りたい方におすすめです。
最終測定終了後、約1分で電源が自動で落ちるオートパワーオフ機能を搭載。余計な電力消費を防げるため、電池交換の頻度を減らせます。
Handexer デジタル握力計 HFEH20WBAB
バックライト付きLCDディスプレイを搭載したデジタル握力計。鮮明な表示により、細かい数字も確認しやすいのが魅力です。最大計測値は120kgまで対応しているため、100kg以上の握力自慢の方でも使用できます。
また、持ち心地のよいハンドグリップは、滑りにくい仕様。調整ノブを回すと、手の大きさに合わせてグリップ幅のフィット感を調整できます。優れる機能を搭載した、握力計を探している方におすすめです。
NAOTACK デジタル握力計
大型のLEDディスプレイを搭載した、視認性に優れるデジタル握力計。数字がLED表示されるため、測定結果を確認しやすいのが魅力です。USB Type-C端子を備えた充電式。充電ケーブルを他のデバイスとType-Cで統一したい方や、乾電池の交換が面倒な方におすすめです。
カウンター付きのフィットネスモードを搭載しているのもポイント。ユーザー登録時に目標値を設定しておくと、設定値の力で握ったときに音で知らせます。最大1999回カウントするので、握力測定だけでなく、トレーニングを行いたい方にもおすすめです。
握力計のおすすめ|アナログ式
トーエイライト(TOEI LIGHT) 握力計ST3 T-1781
測定範囲0〜100kgまでに対応するアナログ握力計。最小測定単位は、0.5kgに対応しています。測定精度の高いスメドレー式なので、握力を正確に測りたい方におすすめです。
長さ21.5×幅14.5×厚さ5cmのサイズ感に、重量540gで持ち運ぶことも可能。本体にはポリカーボネート、グリップにはアルミダイキャストを、目盛り盤にはアルミを採用しています。
エバニュー(EVERNEW) 握力計100 EKJ094
本体に強化ポリカーボ樹脂を、耐力部はゴムパット付きの金属を採用したアナログ握力計です。最小測定単位は、0.5kgに対応。kg未満は切り捨てになる、新体力テストで使用したい方におすすめです。
大きさは幅14.6×長さ22×厚さ5cm、重さは560gと携帯も可能なサイズ感と重量。ビニールレザーケースが付属しているため、持ち運びやすさを重視する方にもおすすめです。
松吉医科器械 ツツミ 握力計 スポーツテスト用 YO3
0〜100kgまで握力を測定できるアナログ握力計。最小測定単位は、0.5kgに対応しています。小数点以下を切り捨てる、学校のスポーツテストで使用する方におすすめです。
本体には強化ポリカーボネートを、グリップには金属を採用。ピンクカラーが目を引く見た目なので、かわいいデザインの握力計が欲しい方にもおすすめのモデルです。
エバニュー(EVERNEW) 握力計ES-100 EKJ080
搭載したアナログ計器により、0〜100kgまで測定できるアナログ握力計。最小測定単位は、0.5kgに対応しています。信頼性の高い日本製なので、製造国にこだわる方におすすめです。
シルバーとブラックのカラーによる、スタイリッシュな見た目も魅力。本体には強化ポリカーボ樹脂、耐力部にはガラス繊維入強化樹脂を、グリップには金属を採用しています。デザインや素材を気にする方にもおすすめのモデルです。
竹井機器工業(TAKEI) グリップA アナログ握力計 T.K.K. 5001A
最大計測値100kgに対応する、一般用のアナログ握力計。最小計測単位は、0.5kgに対応しています。強化プラスチック保護仕様で、計測針が故障しにくいのも魅力。長期的に使用したい方におすすめのモデルです。
レッド・ブルー・ホワイトによる、ポップなデザインもポイント。握力計の見た目にもこだわる方におすすめです。
トーエイライト(TOEI LIGHT) 握力計グリップA T-2048
測定精度の高いスメドレー式の握力計グリップA。測定範囲は0〜100kg、最小単位は0.5kgに対応しています。本体にはガラス繊維強化ポリアミド、グリップには熱可塑性エラストマーを採用しているのもポイントです。
ブルー×レッドのポップなカラーリングも魅力。握力計はシンプルなカラーのモノが多いため、おしゃれなデザインのモデルを探している方におすすめです。
トーエイライト(TOEI LIGHT) 握力計DX3 T-1782
握りやすいゴムパット付グリップを備えた、スメドレー式の握力計。最大測定値は100kg、最小測定単位は0.5kgに対応しているのが特徴です。本体にはポリカーボネート、グリップにはアルミダイキャスト・シリコーンゴム、目盛り盤にはアルミを採用しています。
サイズは長さ22×幅14.5×厚さ5.2cm、重量は600gで持ち運ぶことも可能。また、専用ケースが付属しているため、携帯性を重視する方におすすめです。
秦運動具工業(HATAS) スメドレー型握力計 103-SA
本体に強力ポリカーボネート樹脂を採用した、スメドレー型握力計です。グリップには、耐久性に優れる金属を使用した日本製モデル。長期的に使用したい方におすすめです。
グリップには滑り止めの加工を施しており、握りやすいのもポイント。ストッパーを立ててグリップを回すと、手の大きさに合わせてグリップ位置を調整できます。機能性に優れた握力計が欲しい方にもおすすめのモデルです。
握力計の測り方のコツ
握力計は、正確な計測を行うためにも正しい握り方や測り方を理解して使用するのが重要。正確に計測するためにはまず、自分の手に合ったグリップの幅に調節するのが大切です。握ったときに人差し指の第二関節が、ほぼ直角となる程度にグリップの幅を調節しましょう。
直立した姿勢で膝を伸ばし、腕を下げリラックスして握力計を持ちます。実際に計測する際には、深く吸い込んだ息を吐いたり、声を出して握り込んだりするのがコツ。息を吐きながらゆっくりと力を込めたり、一気に吐き出して瞬間的に握ったりと、自分に合った方法で行うのもポイントです。
また、大きな声を出すと、より強いパワーが発揮しやすいとされています。なお、握力を測るときには、身体や衣類などに触れると測定不可となることもあるので注意が必要です。
グリップを握るだけで簡単に握力を測定できる「握力計」。複数のユーザーを登録可能なモノや、過去の記録と比較できるモノなど、多彩な機能を搭載した製品が多く販売されています。握力を鍛えている方はもちろん、健康維持にも活用できるアイテムが欲しい方は、ぜひチェックしてみてください。