ファミリーキャンプにかかせないキャンプグッズといえば、タープです。広々としたタープは、日差しや雨を気にすることなくくつろげる、リビングのような空間を演出してくれます。キャンプグッズの中でも大きな買い物ですし、上手に選びたいですよね。種類や形もさまざまある中から、おすすめのタープをご紹介します。
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さまざまな種類・形のある中から、最適なタープを選ぶために、主に「ヘキサ・スクエア・スクリーン・自立式」の4タイプに分けられるタープの特徴をご紹介します。
タイプ1:ヘキサタープ・ウィングタープ
手軽に立てることができる「ヘキサタープ・ウィングタープ」は、2本のポールと張り綱で支えるタイプ。慣れれば1人でも立てることができます。コンパクトに収納でき、軽量なのが特徴。解放感があり、風通しがとてもいいです。ヘキサはシートの形が六角形、ウィングはひし形という違いがありますが、最近は六角形のヘキサタープが主流になっています。小さいサイズのヘキサタープは雨が吹き込みやすくなりますので、大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。
タイプ2:レクタングラータープ・スクエアタープ
ヘキサタープよりも、しっかりとした印象の「レクタングラータープ・スクエアタープ」。メインポール2本と4本のサブポールで支える長方形のレクタングラータープ。ポール4本を使って四角形に設営するのがスクエアタープです。ヘキサタープに比べ、設営に手間がかかりますが、屋根が高くなり圧迫感がありません。屋根がカバーする面積も広くなるため、雨でも安心。並べて設営することもでき、大人数で使う時におすすめのタープです。
タイプ3:スクリーンタープ
テントのような形の「スクリーンタープ」。ネットで四方が覆われており、虫が入ってこないというのが最大の利点で、風や雨にも強い設計です。リビングのように快適な空間を作れますが、解放感がないのが難点。また、気温が高い時には蒸し暑く感じます。逆に寒い時期には、比較的暖かく過ごせます。雨が降らなければシートをひいて、テントとして利用することもできるので、大家族のキャンプには持ってこいですね。蚊やブヨなどの虫におびえることなく過ごせるので、女性やお子さんには嬉しいタープです。
タイプ4:自立式タープ
ワンタッチで簡単に設営できるのがポイントの自立式タープ。作りはしっかりしていますが、風に弱く、重いのが難点。女性でも簡単に扱えるので、キャンプだけではなく、さまざまなアウトドアレジャーやイベントに活躍するタープです。
その他
背の高い車に取り付けることができるタイプの「カーサイドタープ」もありますが、利用できる面積が狭くなるためファミリーキャンプには不向き。設営が簡単で軽量なので、1~2人のキャンプに重宝します。
おすすめタープ10選
ユニフレーム(UNIFLAME) REVOタープ600
日本の国産アウトドアメーカーとして、多くのアウトドア用品を扱う「UNIFLAME」からのおすすめは、6~10人の大人数で使える幅600cmのワイドヘキサタープ。タープの張り方により、開放感・プライバシーの両立ができます。ヘキサタープの弱点である、設営時にできるシワを解消する設計。シートはライトグレーコーティングで、昼は日差しをさえぎり、夜はランタンの光を反射して明るくなります。
モンベル(mont-bell) ビッグタープHX
登山用品で絶大な人気を誇る、日本生まれのアウトドア総合ブランド「mont-bell」。頑丈で、安心して使えるヘキサタープがおすすめです。耐久性を高めるため、タープの縫合に工夫を加え、生地には火が燃え広がらないよう難燃加工が施してあります。簡易テントや防水シートとしても使える頑丈なタープは、長く使えて重宝しますよ。
ロゴス(LOGOS) ナバホ Tepee ブリッジヘキサ-AE
インディアンテイストのナバホ柄が可愛い「LOGOS」のタープは、キャンプをより一層盛り上げます。LOGOSのタープはデザインのみならず、素材にもこだわっています。撥水加工、UVカット加工はもちろん、火の粉が付いても燃え広がらない難燃性素材を使用し、安心の設計になっています。キャノピーポールの長さを変えることで、タープの高さを調整できるのも特徴です。
スノーピーク(snow peak) HDタープ “シールド”・レクタ(L)
新潟県で生まれた日本のアウトドアブランド「snow peak」。厳しい自然環境下で検証したハイスペックな製品を提供します。snow peakの大型レクタングラータープは、タープ下を涼しく保つ遮光ピグメントPU加工が施され、日よけに対して抜群の効力を発揮します。ポールのポジションを移動することで、設営のバリエーションが広がり、汎用性に優れているのが特徴です。
コールマン(Coleman) スクエアータープDX
100年以上の歴史を持つアメリカのアウトドアブランド「Coleman」の大型サイズタープ。紫外線に対して抜群の効力を発揮します。シートは色落ちが少なく、防水性に優れ、32mmの高強度ポールを採用しているため、安心して使用できます。重量は重くなりますが、コンパクトに収納でき、キャリーバック付きなので楽に持ち運びできます。
コールマン(Coleman) インスタントシェード
全てが一体型で、一人でも楽に設営可能な自立式タープ。別売りのサイドウォールを取り付ければ、より効果的に風や日差しを防ぐことができます。楽々設営できるのに、サイズは3m四方と大きめなのが嬉しいポイント。女性でも簡単に設営できるので、アウトドアだけでなく、運動会などのイベントにも活躍しそうですね。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) クイックシェード375×250UV
アウトドアレジャーを日本に広めた立役者「CAPTAIN STAG」は、使いやすさ・購入しやすさを第一に考える、アウトドアブランドです。会議室で使う長テーブルが2本横並びで入る、ワイドタイプのタープは、組み立ても簡単。ポールは頑丈なスチール製で、パウダーコーティングが施され、錆やキズにも強い設計となっています。キャスターバッグ付きで、持ち運びも楽々です。
ドッペルギャンガーアウトドア(DOPPELGANGER OUTDOOR) レインボーパーティーシェード TT3-226
レインボーカラーが目を引くおしゃれなタープ。テントのようにポールを通すだけで自立するタープは、簡単に設営でき、幅4m・高さ2.1mと広さも十分。大人が立っても圧迫感がありません。重量もわずか5.35kg。キャリーバックで楽々運搬が可能です。気分も明るくしてくれるレインボーカラーのタープは、ファミリーキャンプにおすすめです。
コールマン(Coleman) ワイドスクエアスクリーンタープ
ほぼ四角形で、幕壁が垂直に近いため、テーブルやコンロを置いても広々使えます。テントと連結可能なフラップを装備。テントとつなげれば、快適な居住スペースの出来上がりです。メッシュは巻いてフルオープンにすることもできますので、熱い夏にも安心。冬はフルクローズにすれば暖気が逃げません。フルクローズ時に出入りが便利なドアがあるのも嬉しいポイントです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ラニーメッシュタープテント
シチュエーションや天候に合わせて、スクリーンタープにも、スクエアタープにもなる便利なタープです。虫の侵入を防ぐ1mmメッシュは、通気性も優れていますが、全面を巻き上げれば、開放感たっぷりのスクエアタープに変身! 前面と両サイド面は、2分割でき、使い方も自由に広がります。シルバーコーティングで強い日差しを反射。コンパクトに収納できるので、小型車でも楽に運べます。
ファミリーキャンプにおすすめのタープをご紹介しました。日差しや雨を防ぎ、キャンプ場を自宅のリビングのような快適空間に変身させる便利なタープは、ファミリーキャンプにかかせません! サイズや形もさまざまですが、家族にぴったりのお気に入りタープを見つけて、キャンプを思いっきり楽しんでくださいね。