キャンプの際に、テントの下に敷いて使用する「グランドシート」。テント内の快適性向上や、テント本体の保護につながるアイテムです。さまざまなサイズ・素材・機能性のモノが展開されているため、どれを選べばよいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、グランドシートを選ぶときのポイントとあわせて、おすすめモデルをご紹介します。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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グランドシートとは?メリットもあわせて解説

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グランドシートとは、テントと地面の間に敷くシートのことです。テント内への浸水や底冷えを防ぎ、快適性を高められるのが魅力。砂利・小石・枯れ枝などが多いキャンプサイトでは、地面の凹凸感を和らげる効果も期待できます。
テントの保護につながるのも大きなメリット。テント底面と地面が接触しないため、生地が破れたり傷ついたりするリスクを抑えられます。さらに、テント底面への土や泥などの汚れを防ぎ、片付けやお手入れを簡単に行えるのが嬉しいポイントです。
幅広いシーンで使用できる、汎用性の高さにも注目。キャンプシーンでは、準備や撤収時に、一時的な荷物置きとして活躍します。そのほか、ピクニックや海水浴などに出かけた際には、レジャーシート替わりに使うことも可能です。
グランドシートの選び方
テントの底面積より10cm程度小さいサイズを選ぶ

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グランドシートを購入する際には、使用するテントの底面積よりも、縦横の幅が10cm程度小さいサイズを選ぶのがおすすめです。テントよりもサイズが大きい場合、はみ出た部分に雨水や夜露が溜まりやすく、かえって浸水するリスクが高まります。
大きいサイズのグランドシートを折って使用することも可能ですが、折り目などに凹凸が生じてしまう点に注意。快適性を重視する場合は、できるだけテントのサイズにあったモノを選びましょう。
素材を選ぶ
コンパクトに持ち運ぶなら化学繊維製

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ナイロンやポリエステルなどの化学繊維で作られたグランドシートは、軽くてコンパクトに収納できるのがメリット。ソロキャンプや登山など、持ち運べる荷物が限られるシーンで使用するのにおすすめです。
化学繊維製のグランドシートは、生地表面にコーティング加工を施すことで、防水性を高めています。ただし、劣化などによって加工が剥がれた場合には、浸水する可能性があるので注意が必要です。
化学繊維製のグランドシートには、機能性に加えて、デザイン性の高い製品が多く展開されています。機能性だけでなく、見た目にこだわって選びたい方にもぴったりの素材です。
雨天のキャンプにも使える合成樹脂製

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防水性を重視したい方には、ポリ塩化ビニルやポリエチレンなどの合成樹脂で作られたグランドシートがおすすめです。生地自体に高い防水性が備わっているため、雨天のキャンプでも安心して使用できます。
さらに、比較的リーズナブルな価格で購入しやすいのも大きなメリット。購入費用をできるだけ抑えたい方や、気軽に使用できるグランドシートを探している方にもおすすめです。
長く愛用するなら帆布製

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帆布製のグランドシートは、耐久性に優れているのが特徴。長く使用できる丈夫なモノを探している方におすすめです。
また、経年変化を楽しめるのも魅力のひとつ。使い込むほど生地が柔らかくなり、生地の風合いが変化していきます。製品数は限られているものの、愛着を持って使い続けたい方は、ぜひチェックしてみてください。
帆布のなかでも、表面に「パラフィン加工」が施されたモノは撥水性を発揮します。しかし、完全防水ではない点に留意しておきましょう。
耐久性の高さはデニール数に注目

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グランドシートの耐久性をチェックする際には、糸の太さを表すデニール数に注目してみてください。数字が大きいほど糸が太く、耐久性が高いことを示します。耐久性に優れたモノは、砂利や小石などの地面に敷いても破れにくいのが魅力です。
しかし、デニール数が上がるにつれ生地が分厚く、重量も増していく点に注意。持ち運ぶ際の手段や使用シーンを考慮しながら、バランスのよいスペックを選びましょう。
現在販売されているグランドシートは、100〜200デニール程度が一般的です。なかには、400デニールを超えるモノも展開されています。
耐水圧をチェック

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キャンプでは、地面が湿っていたり、雨が降ったりすることも想定されます。シチュエーションを問わず、テント内への浸水をしっかり防止するためには、グランドシートの耐水圧をチェックしておきましょう。
耐水圧とは、生地がどれくらいの水圧に耐えられるかを示す数値のこと。数値が大きいほど、生地の耐水性が高いことを表します。急な大雨でも安心して使用するためには、耐水圧1500mm以上を目安に選んでみてください。
しかし、耐水性が高まるにつれて生地の厚みが増したり、価格が上がったりする傾向があります。耐水圧をチェックする際には、ほかの機能性や価格とのバランスを見ることも大切です。
使いやすい性能をチェック
しっかり固定できるハトメ付き

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グランドシートをしっかり固定するためには、ハトメやループを搭載したモデルをチェックしてみてください。本タイプのグランドシートは、ペグを使って地面に固定できるため、使用中にズレたり飛ばされたりする心配を軽減できます。また、ペグで固定することで、レジャーシートや荷物置きなどさまざまな用途に活用できるのもメリットです。
雨や虫の侵入を防ぐバスタブ型

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グランドシートのなかには「リビングシート」とも呼ばれるバスタブ型のモノも展開されています。本体の縁が立ち上がっており、雨や虫の侵入を防止できるのが特徴です。
タープの下に敷いたり、2ルームテントの前室スペースに敷いたり、使い方はさまざま。アウトドアチェアなどを使わず、お座敷スタイルでキャンプを楽しみたい方にもおすすめです。
テントと同じメーカーで揃えるのがおすすめ

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グランドシートを選ぶ際には、自分が使用するテントと同じメーカーで揃えるのもおすすめです。メーカーによっては、グランドシートとテントのサイズを統一しているケースがあります。
別々のメーカーからそれぞれ選ぶよりも、ジャストサイズのモノを見つけやすいうえ、テイストをあわせられるのが大きなメリットです。これからキャンプ道具を揃える初心者や、製品選びの手間をできるだけ軽減したい方は、ぜひ注目してみてください。
グランドシートのおすすめ
コールマン(Coleman) マルチグランドシート 210W 2000038134
テントの大きさにあわせて、サイズを調節できるグランドシートです。本体の最大サイズは、約190×160cm。同メーカーが展開する1〜2人用テント「ツーリングドームST」と、2〜3人用テント「ツーリングドームLX」に対応しています。
そのほか、横幅210cmまでのテントであれば使用可能。ソロ用または、デュオ用のテントを持っている方におすすめのサイズ感です。
本体の素材には、75デニールのポリエステルタフタを採用。重さが約320gと、比較的軽量で持ち運びやすいのがメリットです。耐水圧は約2000mmを有しています。
コールマン(Coleman) リビングフロアシート 300W 2000038135
本体の縁が立ち上がるバスタブ型のグランドシートです。シート上に砂や虫が入りにくいため、お座敷スタイルでゆったりとキャンプを楽しめます。2ルームテントのリビング部分などで使用するのにおすすめです。
使用時のサイズは約300×300cm。リビングスペースの大きさにあわせて、約300×230cmに折り込んで使用することも可能です。コールマンの製品のなかでは、2ルームテントやスクリーンタープの計5モデルに対応しています。素材には、210デニールのポリエステルタフタを採用。耐水圧は約5000mmです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テントグランドシート270 UA-4525
本体サイズが約255×255cmのグランドシート。フロアサイズが270×270cmのテントを使用している方におすすめの大きさです。キャプテンスタッグが展開するテントのなかでは、4〜5人向けから5〜6人向けまでの計6種類の製品に適応しています。素材にはポリエチレンを採用。丈夫で防水性に優れています。
シートの角には、ペグダウンして固定するのに便利なループを配置しているのが特徴。そのほか、持ち運びに便利な収納バッグが付属しているのも嬉しいポイントです。
オレゴニアンキャンパー(Oregonian Camper) 防水グランドシート Lサイズ OCB 2252
豊富なカラーバリエーションを展開するグランドシートです。デザインは無地から柄までさまざま。自分好みのモノを選びたい方におすすめです。
本体サイズは200×140cm。グランドシートだけでなく、レジャーシートや荷物置き、車のラゲッジシートなど、幅広い用途で活躍するサイズ感です。シートの角に配置されたハトメを利用することで、ツェルトやタープとしても使用できます。
素材には、600デニールのポリエステルを採用。裏面には「PVCコーティング」が施されており、防水性を確保しています。お手入れの際には、水洗いが可能です。
コンコス(concos.) GROUND SHEET
厚手の綿帆布で作られたグランドシート。優れた耐久性を発揮するため、タフに使用できます。本体表面には「パラフィン加工」を施しているのが特徴。撥水性があるので、急な雨にも対応できるうえ、汚れを簡単に拭き取れるのがメリットです。
ヴィンテージな雰囲気や、帆布ならではの風合いも大きな魅力。無骨でかっこいいデザインのグランドシートを探している方におすすめです。カラーバリエーションは、オリーブ・コヨーテ・ブラックの3種類がラインナップしています。
展開時のサイズは、131×205×0.08cm。本体の周囲には、ハトメが搭載されています。収納する際には、38×38×5cmの大きさに折りたたむことが可能です。
ヴァストランド(VASTLAND) グランドシート 280cm×210cm VL-GSS-280-GRY
長さを無段階調節できるコードを搭載したグランドシート。コードの長さは、1〜30cmの範囲内で調節できます。
素材には、210デニールの「オックスフォードポリエステル」を採用。角部分を二重生地にすることで、強度を確保しています。耐水圧5000mmを実現する撥水加工が施されており、湿気や浸水リスクを軽減できるのが魅力です。
展開時のサイズは280×210cm。収納時には、34×20cmまで小さく折りたためます。また、重さが約780gと軽量性に優れているのもポイント。コンパクトで持ち運びやすいグランドシートを探している方におすすめです。
ZEN Camps グランドシート
フラット型・バスタブ型の2タイプから選べるグランドシート。いずれのタイプも、本体サイズは大判です。また、本体の素材には、密度が高くて厚手の「オックスフォード生地」を採用。丈夫で破れにくいことから、地面の状況を問わず安心して使用しやすいのがメリットです。
地面と接する生地裏面には「PVCコーティング」が施されており、高い防水性を発揮します。使用後に、付着した土などを水で流して掃除できるのも便利なポイント。お手入れが簡単なグランドシートを探している方におすすめです。
HOBI 三代目サバイブシート 4L SAN-4L-BO
上質かつ薄手の日本製帆布を使用して作られたグランドシート。本体サイズは200×200cm、重量は1620gです。帆布製でありながら、比較的軽量なのが魅力。帆布ならではの頑丈さに加えて、持ち運びやすさにもこだわりたい方におすすめです。
本体表面に施された独自のパラフィン加工は、強撥水性と滑らかな生地感を実現しています。手触りがよいため、シート上にそのまま座ったり、寝そべったりしやすいのが嬉しいポイントです。
シートの各角には、直径2.2cmの肉厚なハトメを配置。市販のポールや枝を通して立ち上げることで、風よけや砂よけとしても活躍します。
ジーメンス(JIMENCE) プレミアムグランドシート 120×200cm
1000デニールの「ポリエステルオックスフォード」を使用した極厚グランドシートです。撥水コーティングが施された表面は、水分をこぼしてもサッと拭き取れるのが魅力。「PUコーティング」が施された裏面は、優れた防水性を発揮します。
本体を展開したときのサイズは120×200cm。ソロキャンプにおすすめのサイズ感です。シート上にマットやコットを設置しても、スペースに余裕があります。収納時のサイズは36×20×6cmです。
専用の収納袋が付属しているのも嬉しいポイント。収納袋は、本体と同じ防水素材で作られているのが特徴です。
ロゴス(LOGOS) ぴったりグランドシート270 84960102
本体の4隅に紐が付いたグランドシート。吊り下げ式インナーテントのループに直接結んで固定できるのが特徴です。素材には「PEラミネートクロス」を採用。地面からの湿気や冷気による影響を軽減する効果が期待できます。
サイズは約縦262×横262cm。270サイズのテントにぴったりあう大きさです。比較的大型の製品でありながら、リーズナブルな価格で購入できるのも魅力のひとつ。初めてグランドシートを購入する方や、気軽に使えるモノを探している方におすすめです。
Soomloom キャンバスグランドシート outdoor-235
耐水圧約2000mmのスペックを持つ、綿帆布製のグランドシートです。生地の中にロウを染み込ませる「パラフィン加工」によって、撥水性を高めているのが特徴。水や汚れに強いうえ、地面からの湿度や湿気もよく遮断します。
厚手で丈夫な生地は、耐摩耗性に優れているのが魅力。凹凸の地面の上でも、気軽に使用できます。テントの底面をしっかり保護できるグランドシートを探している方におすすめです。
使用時のサイズは約縦216×横120cm。本体の4隅にはハトメが配置されており、ペグを使用した固定が可能です。未使用時はコンパクトに折りたためるため、収納や持ち運びも簡単です。
LUHANA グランドシート GSAG-5000
サイズのバリエーションが豊富なグランドシートです。ソロからファミリーまで、さまざまなキャンプスタイルに対応できます。本体カラーは、アーミーグリーン・ブラウンの2種類。いずれも自然のなかに馴染みやすいカラーリングです。
素材には「ポリエステルオックスフォード」を採用。210デニールの厚手生地で、耐摩耗性・耐久性に優れているのが魅力です。さらに「PUコーティング」を施すことで、耐水圧5000mmの防水性を実現しています。
本体の周囲6箇所には、固定用のループとゴムロープを搭載。ペグを通して地面に打ち込むことで、しっかり固定できます。また、別途ポールとガイロープを用意すれば、簡易タープとしても使用可能。多機能なグランドシートを探している方におすすめです。
HIMIMI 防水軽量グランドシート
軽量かつ、コンパクトに収納できるグランドシートです。専用の収納袋が付属しているため、持ち運びも楽に行えます。ソロキャンプや登山など、軽量性が重視されるシーンで使いたい方におすすめです。
素材には、優れた耐摩耗性を持つ「オックスフォード布生地」を採用。生地両面に耐水加工を施すことで、耐水圧2000mmを確保しているのが特徴です。さらに、裏面の縫い目部分に施した「シームテープ加工」により、防水性を実現しています。
90×210cmのSから、240×210cmのXXLまで、サイズのバリエーションが豊富なのも嬉しいポイント。用途や使用人数にあわせて、ぴったりのモノを選べます。本体カラーは、グレー・アーミーグリーン・カーキ・ブラックの4色展開です。
バンドック(BUNDOK) グランドシート BD-529
本体中央部に、ワンポールテント用の穴を配置したグランドシートです。面ファスナーで穴の開閉を行えるため、ワンポールテント以外の各種テントにも使用できます。1枚でさまざまな形状のテントに使える、汎用性の高いモノを探している方におすすめです。
展開時のサイズは約190×190cm。バンドックが展開するテントのなかでは、1人用のパップテント「ソロベース」と、1人用のワンポールテント「ソロティピー」に対応しています。
素材には「PU加工」が施されたポリエステルを採用。耐水圧約5000mmのスペックを備えているため、雨天でも安心して使用できます。また、重量約470gと軽量性に優れているのも魅力。付属の収納袋に入れて、気軽に持ち運べます。
オガワ(ogawa) PVCマルチシート 270×270用 1405000000
展開時のサイズが260×260cmのグランドシート。フロアサイズが270×270cmのテントにぴったりの大きさです。オガワが展開するテントのなかでは、5人用の「ピスタ5」と「リサービアIII」に対応しています。
PVC製の本体は、耐水圧10000mm以上の高い耐水性能を備えているのが魅力。さらに、縫い目のない「高周波溶着」によって防水性を高めています。安心感のあるグランドシートを探している方におすすめです。
固定部には、ハトメ・ショックコード・フックを搭載。ペグを打ち込むことで、地面にしっかりと固定できます。
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「グランドシート」は、キャンプの快適性をアップさせるアイテムのひとつ。製品数が豊富なので、使用するテントのサイズを目安にするのはもちろん、自分のキャンプスタイルなどにあわせた素材選び・機能性選びも大切です。本記事の解説を参考にしながら、ぜひ、自分にぴったりのグランドシートを見つけてみてください。