屋外で快適空間を作れる「タープ」。キャンプやアウトドアには欠かせない存在ですが、重いモノを選んでしまうと車からの積み下ろしや移動が大変です。

そこで今回は、持ち運びがしやすいおすすめの軽量タープをご紹介。選び方も解説するので、自分に合うモノを探してみてください。

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軽量タープとは?

By: dod.camp

キャンプ場などで日差しを遮るために設営するタープのなかでも、特に軽いモノを「軽量タープ」といいます。重さによる定義はありませんが、携帯性を重視する場合は3000g以下を目安に選びましょう。

1000g前後までの軽量タープなら、カバンに入れたりバイクで積んだりしても負担になりません。軽くてコンパクトでも、テントの前に設営してリビングを作ったり夏場の暑さをしのいだりできるので、アウトドアやキャンプには欠かせないアイテムです。

また、ヘキサタープやスクエアタープ、自立式タープなどさまざまな形状があり、種類によっても重さがそれぞれ異なります。骨組みのパーツが少なく、生地の面積も小さいヘキサタープやスクエアタープが比較的軽量です。

軽量タープの選び方

性能をチェック

遮光性

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タープを使う目的のひとつは、日差しをしっかり遮ること。特に夏場のキャンプでは直射日光を浴びて熱中症になる危険性があるため、遮光性の高いモノを選ぶことが大切です。

タープの生地の色が濃いモノを選ぶと、直射日光をしっかり遮れるので快適に過ごせます。また、タープは生地が厚いモノほど遮光性が高くなりますが、その分重くなってしまうので注意しましょう。

通気性

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タープの中で過ごすときに重要なのが通気性。風が全く入らないタープを選んでしまうと、湿度が上がって蒸れてしまいます。ヘキサタープやスクエアタープは壁がないので通気を保てますが、入り口を閉じて使えるモノを選ぶ場合は風通しがよいかチェックしましょう。

ヘキサタープを選ぶ場合は、ポールを立てるポイントや高さを変えて設営できるモノを選ぶのもおすすめです。その場の風の流れに合わせてタープの形状を変えることで、心地よく風が通ります。低く設営して周りからの視線を遮れば、プライバシーの確保も可能です。

耐水圧

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雨が降ってきたときにタープの中に入って雨をしのげるかどうかも重要。タープの生地がどれだけの水圧に耐えられるかを表す「耐水圧」の数値を必ず確認しておきましょう。

耐水圧が高すぎると通気性が悪くなるため、1000~1500mm程度が目安。壁がないヘキサタープやスクエアタープは通気性がよいため、耐水圧が2000mm以上のモノもおすすめです。

ただし、耐水圧が高いモノほど価格が高くなることも把握しておきましょう。耐水圧が高くなくても生地に撥水加工が施されていればある程度の雨をしのげるため、使い勝手のよさなどのバランスを考えて選ぶことが大切です。

難燃性

キャンプではバーベキューや焚き火などで火を使うため、難燃性の生地を採用しているタープを選ぶのがおすすめです。通常の生地だと火の粉で穴が空いてしまい、最悪の場合は燃えてしまうこともあります。火を使わない場合は一般的なモノでも問題ありません。

サイズをチェック

軽量・コンパクト性

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キャンプで問題になるのが荷物の量と重さ。特にソロキャンプやツーリングキャンプの場合は、荷物が多いと移動が大変になります。軽量タープは軽いだけでなく収納サイズも小さいので、楽に持っていけるのが魅力です。

軽量タープのなかには、本体にペグとロープのみが付属したモデルがあります。タープが重くなる原因であるポールがないため、軽くてコンパクトになり持ち運びしやすいのが魅力です。ポールを使わずに樹木などに設営できる場合に適しています。

居住スペースの広さ

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タープの居住スペースは重要なポイント。軽いタープは生地の面積が小さい可能性があるため、展開サイズだけでなく、ポールに立てて地面に固定したときにどのくらいの広さになるのかもチェックしましょう。特に日差しを遮るために低く設営する場合は居住スペースが狭くなるので、収容人数が少なくなります。

ピクニックやテント前などで使用する場合は、人数分のテーブルや椅子が入るかを確認しましょう。ソロテントで使用する場合は、シュラフと荷物が雨に濡れないように置けることが大事。自転車やバイクがある場合はタープの下に入れられるかもチェックしておくと安心です。

設営のしやすさをチェック

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設営のしやすさを把握するために、購入前にタープの設営方法を確認しておきましょう。ポールを使うタイプは、本体とポールが接続しやすいモノを選んだほうが簡単に設置できます。タープの高さを変えて使いたい場合は、ポールの長さを調節できるかどうかもチェックしておきましょう。

樹木に吊り下げて設営するタープは、ロープの先端をペグで地面にしっかり固定できるかが重要です。ペグは金属製のほうが地面に打ち込みやすく簡単に設営できます。ポールの扱いが苦手な方は吊り下げて設営できるモノがおすすめ。キャンプ場では樹木に吊り下げても問題ないか事前に確認しましょう。

軽量タープのおすすめモデル

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) トレッカー レクタタープ290x180UV UA-1082


キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) トレッカー レクタタープ290x180UV UA-1082
天候を気にせずアウトドアが楽しめる

広い居住スペースが確保できるスクエア型の軽量タープ。約290×180cmの長方形で開放感があり、熱気がこもりにくく夏場も涼しく過ごせます。素材に引き裂き強度に優れたポリエステルのリップストップ生地を採用。手ごろな価格ながら高耐久で長く愛用できるので、コスパ重視の方にもおすすめです。

各コーナーを補強しているため、引っ張り強度が高く破れにくいのもポイント。耐水圧2000mmとシームレス加工により水滴が侵入しにくいのに加え、シルバーコーティング加工が施されているため紫外線カット効果も期待できます。天候を気にせずアウトドアが楽しめる高機能な軽量タープです。

フィールドア(FIELDOOR) スクエアタープ


フィールドア(FIELDOOR) スクエアタープ
雨天時の使用はもちろん、暑い夏場の使用もできる

携帯性重視の方におすすめの軽量タープです。重量約1300gと軽いのに加え、付属のキャリーバックに収納すれば直径14cm×25cmとコンパクトにまとめられるので、リュックに入れて持ち運べます。

使用サイズ約280×280cmのスクエア型で、1~2人程度で使うのにおすすめ。16カ所にループベルトが設けられているため、シーンに応じて張り方が変えられます。耐水圧1500mmの優れた耐水性能に加え、UVカットコーティングやシルバーコーティングが施されているのもポイント。雨天時の使用はもちろん、暑い夏場の使用も快適です。

モンベル(mont-bell) ミニタープHX #1122474


モンベル(mont-bell) ミニタープHX #1122474
雨天時も気兼ねなくキャンプが楽しめるモデル

キャンプツーリングやソロキャンプにおすすめの軽量タープです。総重量は870gと軽く、直径12.5×23cmとコンパクトにまとめられるのが魅力。携帯や収納に便利なスタッフバッグが付属しているのも嬉しいポイントです。使用サイズは幅280×奥行338×高さ165cmで、荷物を置いてもゆったり使えます。

難燃加工が施された75Dポリエステルタフタを採用。火の粉が飛んでも穴があいたり燃え広がったりしにくいので、焚き火の側でも使用しやすいのが魅力です。耐水圧1500mmと耐水性にも優れているので、雨天時も気兼ねなくキャンプが楽しめます。

ユニフレーム(UNIFLAME) REVOタープ solo TAN 682050

ユニフレーム(UNIFLAME) REVOタープ solo TAN 682050

スペースの確保が難しい狭い場所でも設営しやすい軽量タープ。地面の面積が、最大約7×7mあれば設営できるのが魅力です。約350cmと奥行があり、約180cmと高さがあるので使い勝手も良好。食事をする際のリビングスペースとしてはもちろん、日除けや駐輪スペースとして使うのもおすすめです。

素材にポリエステルタフタ150Dを採用しており、強度が高く破れにくいのが魅力。耐水圧1800mm以上であるのに加え、PUコートや撥水処理、UVカットコーティングが施されているため天候や季節問わず使用できます。重量1100g、収納サイズ約40×15×15cmと軽量コンパクトで携行性も良好です。

スノーピーク(snow peak) ライトタープ ペンタ シールド STP-381

スノーピーク(snow peak) ライトタープ ペンタ シールド STP-381

離陸する飛行機を思わせる変形五角形のユニークな形状が特徴の軽量タープです。1本のポールで自立するワンポールタイプで、トレッキングポールやパドルを代用することも可能。2本のフックが付いたパドルフッキングカバーが付属しているので、パドルでの設営も簡単です。

設営時は400×320×150cmとゆったりした広さがありながら、収納ケースに入れて32×9×20cmとコンパクトにまとめられるのも魅力。また、本体重量が790gと軽いので、ソロキャンプ用の軽量タープを探している方にもおすすめです。

生地上のどこを計測しても、最低耐水圧1800mmを満たした高い耐水性能を備えているのもポイント。撥水加工も施されているので水が侵入しにくく、雨天時も安心して使用できます。通す光を軽減する「遮光ピグメントPU」加工により濃い影を落とすので、暑さの厳しい夏場も快適。通年使える軽量タープを求めている方にもおすすめです。

テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS) マンタタープ 2

テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS) マンタタープ 2

ファミリーキャンプやグループキャンプにおすすめの軽量タープです。組み立てサイズ約550×590cmと広々とした空間が確保できるので、大人数での使用に適しています。大きめサイズながら重量約1800gと軽く、約80×15×15cmとコンパクトに収納できるのも魅力です。

素材に軽くて引き裂き強度の高い68Dリップストップポリエステルを採用しており、丈夫で長く愛用でできるのもポイント。耐水圧2000mmの高い耐水性能を備えているので、天候を気にせずキャンプが楽しめます。

ディーオーディー(DOD) ヘーキサタープ TT5-582

ディーオーディー(DOD) ヘーキサタープ TT5-582

焚き火やバーベキューなど火を使うアウトドアにおすすめの軽量タープです。素材にコットンとポリエステルの混紡生地「ポリコットン」を採用。難燃性に優れており、火の粉による穴あきを軽減します。

最低耐水圧350mmですが、水分を含むと膨張する特性があるのもポイント。膨張することで繊維の隙間が埋まり、水の侵入を防ぎます。加えて、高い遮光性と通気性も備えているので、日差しの強い夏場も涼しく過ごすことが可能です。

使用サイズが約幅420×奥行420cmの広々としたヘキサ型で、ファミリーで使える軽量タープを求めている方にもおすすめ。重量は約3000g、収納サイズは約直径14×幅55cmと軽量コンパクトで携帯性も良好です。

ロゴス(LOGOS) トラッドソーラー ツーリングタープ-BA 71805607

ロゴス(LOGOS) トラッドソーラー ツーリングタープ-BA 71805607

耐風強度に優れたウイング型の軽量タープ。風の抵抗を受けにくい形状のため煽られたり潰れたりしにくく、風が強いときも気にせずキャンプが楽しめます。使用サイズが約幅440×奥行430cmと広く、約180cmと高さがあるのもポイント。リビングスペースとしてはもちろん、バイクなどを置く駐輪スペースとして活用するのもおすすめです。

素材に難燃性バルキーポリタフタを採用しているため、火の粉が飛んでも穴があきにくく、燃え広がる心配がありません。耐水圧2000mmと強い雨にも耐えられる高い耐水性能を備えているのに加え、UVカット加工が施されているので紫外線対策にも役立ちます。

オガワ(ogawa) システムタープ ペンタ4×4 T/C 3339

オガワ(ogawa) システムタープ ペンタ4×4 T/C 3339

難燃性・耐水性に優れたT/C素材を採用した軽量タープです。T/C素材はポリエステルとコットンの混紡生地「ポリコット」のことで、火や水に強いのが特徴。火の粉が飛んでも穴があいたり燃え広がったりしにくく、水が侵入しにくいのが魅力です。

通気性がよく遮光性に優れているので、熱気がこもりにくく夏の炎天下でも涼しく過ごせます。400×400×245cmの五角形で、2~3人程度で使うのにおすすめ。総重量は約2700g、収納サイズは直径16cm×36cmと軽量コンパクトで持ち運びしやすいのも嬉しいポイントです。

エムエスアール(MSR) ランデブーサンシールド120ウィング

エムエスアール(MSR) ランデブーサンシールド120ウィング

1年を通して活用できる軽量タープを求めている方におすすめのモデルです。素材には、軽量ながら引き裂き強度に優れた68Dリップストップポリエステルを採用。価格は高めですが、丈夫なので長く愛用できます。また、総重量1620gと軽く、収納サイズ51×15cmとコンパクトにまとめられるので、かさばりにくく携帯性も良好です。

フロア面積10m²のミドルサイズで、2~4人程度での使用におすすめ。耐水圧1500mmと耐水性が高いので突然雨に降られても安心です。軽量ながら強度が高く錆びに強い6000シリーズのアルミを採用しているのもポイント。UPF50+のUVプロテクションも備わっているので、紫外線対策にも役立ちます。