お手軽なデイキャンプやレジャーに欠かせないものとなると、テントよりもタープですね。その他にも、一泊以上のキャンプならスクリーンタープが大活躍しますし、大人数でのキャンプやレジャーなら、シェルタータイプもいいですね。自分の持っているタープやテント、その他のギアを組み合わせていかにしてサイトを快適に設営するか、考えるだけで楽しくなっちゃいます。
今回は、そんなアウトドアシーンには欠かせないタープの張り方とおすすめタープを紹介します。
タープの選び方
ポイント1:滞在時間と利用人数を考えよう
デイキャンプやレジャーであれば、少なくても日中のみの使用という想定になると思いますが、通常のキャンプとなると1泊以上の滞在時間となります。1日以下であれば、あまり深く考えず、利用人数で大きさを考えればOKです。複雑な構造のものよりもお手軽に設置と撤去ができるヘキサタープがおすすめ。
利用人数が多くなるようであれば、いくつもヘキサタープを張ると控えのロープが煩雑になるので、思い切って大型のスクリーンタイプやシェルタータイプにするなど選択肢は広がります。
ポイント2:テントや他のギアとの組み合わせを考えよう
1泊以上のキャンプの場合、テントサイトに併設する自分のテントや仲間のテントとの位置関係や配置間隔など、絶妙な配置を考えられれば驚くほどテントサイトが快適になりますし、各自バラバラと適当に張ってしまうと使い勝手が悪いものになってしまいます。各テントの配置や出入り口の方向、テントサイト内の人の動線などをどこまで考えられるかが重要になってきます。
とは言え、あまり難しく考える必要はなく、テーマは『快適』ということを頭に置いて考えると、テントサイトを考えること自体が楽しくなりますよ。
ポイント3:大は小を兼ねないこともある
『大は小を兼ねる』とよく言いますが、キャンプ場で張るタープにおいては必ずしも当てはまらないのです。キャンプ場で自分たちに与えられるテントサイトは、多くの場合はスペースが限られています。よほど山奥のキャンプ場か自然のフィールドでない限りは好き勝手にスペースを使うことはできないのは当たり前ですが、悲惨なのは与えられたスペース内で持ってきたタープを張れないような場合です。
タープは控えロープも含めると意外と広い面積を必要としますので、張り切って大きなタープを買ってしまうと実は張れるテントサイトがあまりない…なんてことも。大小一つずつ持っているとベストですが、まず揃えるなら少し小さめから手に入れましょう。
おすすめタープ4選
ロゴス(LOGOS) ドームFITヘキサ
最もベーシックな製品で余分な機能はないです。しかし、風にも強くしっかりと日差しから守ってくれる、タープの役割をきっちり果たしてくれるヘキサ型のタープ。テントとの組み合わせも汎用性が高いですし、構造がシンプルな分、設営と撤去も簡単です。
スノーピーク(snowpeak) HDタープ シールド・レクタ
有効面積が広く、実用的な形状のスクエア型タープ。アウトドアフィールドでリビングスペース的な一区切りのスペースを構築できる点がおすすめ。このタープなら、大切な家族や友人を雨から守ってくれるでしょう。
コールマン(Coleman) スクエアスクリーン/340
ファミリーキャンプには定番のスクリーン型タープ。全面のメッシュを下ろせば虫の侵入を防止する蚊帳代わりになり、フルオープン時よりも一層パーソナルな空間を作り出すことが可能です。小さなお子さんがいるご家庭や、虫さされを気にする方におすすめです。
ロゴス(LOGOS) アーチLINKシェルター320
大型シェルター型のタープ。ファミリーキャンプや大人数でのキャンプのリビングスペース的な共有スペースとしての活用に最適。同型のものを複数つなげたり、車やテントとつなげたりと使い方もさまざま。キャンプサイト作りの幅が大きく広がるギアで、アーチ型フレームを交差させる構造は強度と居住性が抜群です。
代表的なヘキサ型タープ、スクエア型タープ、スクリーン型タープ、シェルター型タープの4つを紹介しました。今回挙げた3つのポイントを確認して、自分が使いたいと思っているアウトドアシーンを想定してよく考えて選びましょう。すでに持っているテントなどのギアによっては、効率的に連結できたりと使い勝手が格段に良くなる場合もあります。タープの魅力を最大限に生かして活用できるものを見つけてくださいね。