アウトドアでも重要なギアであるタープ。テントやテーブル、チェアなども外せないですが、簡単設営で休息地を作ることができるタープはやはり必需品。「ここは私たちの陣地」とアピールするのにも有効ですね。もちろん日除けになるだけでなく、雨風も防ぐことができ、朝露がテントやテーブルに付くのも防いでくれます。
でも、いろいろな製品があって選びづらい…。そんな時は、実績のあるアウトドアメーカー、キャプテンスタッグの中から選んでみるのはいかがですか?
今回は、キャプテンスタッグの、手の届きやすい価格帯のおすすめタープを、種類別にご紹介します。
キャプテンスタッグについて
キャプテンスタッグは、新潟県に本社を置くパール金属株式会社のアウトドアブランドです。アウトドア・ギアといえば海外のものが有名ですが、登山用品をベースにしたものが多く、ファミリーキャンプで楽しむにはコスト・機能の面でオーバースペックな感があります。
その点、キャプテンスタッグは等身大のギアといった側面が強くて、ファミリーキャンプで使いやすく、また、コストパフォーマンスが高いのが魅力です。
種類別キャプテンスタッグのおすすめタープ
タープには、大きく分けてヘキサタイプとスクエアータイプ、そしてメッシュタイプがあります。それぞれメリットとデメリットがあるので、自分が使う利用シーンに応じて選びましょう。
開放感、 コスト重視ならヘキサタイプ
ヘキサとは、ヘキサゴン(六角形)の略称。2本のポールを支えとして、六角形の大きなスクリーンをその上に張ります。自立式ではないので、六角形のそれぞれの角をロープとペグで固定する必要があります。従って、ペグが打てない場所では使えません。一人で張るのもコツが必要です。
しかし、ヘキサタイプは覆う面積が大きく、構造がシンプルなため安価で、持ち運ぶのに軽量というメリットがあります。また、支えるポールが2本だけで、あとは見た目には空間に天幕が浮いているような状態ですので、横からの開放感はほかのタイプに比べて断然あります。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ルディナ ヘキサタープセット M-3167
ヘキサタイプのベーシックなタープ。6人までの空間を確保しつつ、収納するときはわずか3キロというコンパクトさが魅力です 。また、スクリーンは紫外線を95%カット。2本のポールが基本ですが、別売りのポールを足せば多彩なレイアウトも可能です。
スクリーンの対水圧は1,000mm。縫い目からの雨の侵入を防ぐシームレス加工が施されており、少々の雨ではビクともしません。たくさんの機能を搭載しているだけでなく、価格も低いので、コスパに優れたタープを探している方におすすめ。
場所を選ばず簡単設置なら、スクエアータイプ
スクエアータイプは文字通り四角形の屋根。キャプテンスタッグでは、「クイックシェード」という商品名で展開しています。折りたたみ式のしっかりとした骨組みがベースで、骨組みを広げてスクリーンを載せ、四本の足をペグで固定すればおしまいです。
自立式なので、ペグでなくても金属の重りや水の入ったタンクで足を押さえれば、コンクリートの上でも使うことができます。フリマや野外フェスの店舗としてよく使われています。一人でも時間をかけずに設置することが可能ですが、骨組みがしっかりしている分、大きくて重いという面もあります。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) クイックシェード DX300UV- Sキャスターバッグ付 M-3271
型番の300とはサイズを表しています。文字通り300×300センチの四角形のスクリーン。6人分の居住スペースが確保できる大きさです。重量は17.5キロありますが、キャスターバッグが付いているので、車さえあれば移動も苦にならないでしょう。また、骨組みがしっかりしているので洗濯物をかけたり、食器などのカゴをぶらさげたりすることも可能です。
快適度重視ならメッシュタイプ
最後のメッシュタイプは、天幕というよりはテントの延長線上と考えれば分かりやすいです。屋根以外の壁面が開閉式のメッシュになっています。虫の侵入を防ぐと同時に通気性にも優れ、心地よい風を感じることができます。
キャンプ場では、居住エリアとしてメッシュタイプのタープの中にテーブルやチェアを置き、寝るときだけテントに移動する、というファミリーをよく目にします。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) レニアス スクリーンメッシュタープセット M3165
メッシュの壁面を覆うスクリーンを付属したメッシュタープセット。突然の雨にも対応できます。快適度で言えば、今回紹介するタープの中でもトップクラス。他のタープ同様の開放度を得たい場合には、メッシュの壁面を巻き上げて天幕のみにすることも可能です。ファミリーで快適な食事がしたいという方におすすめ。
アウトドアといっても、やはり人間は雨風を防げる拠り所を求めるもの。テントの中でずっと過ごすのも閉塞感がありますし、雨や直射日光の下、料理を行うのにもタープは必需品です。快適で充実したアウトドア体験のために、用途に合ったタープを探してみましょう!