手頃な価格と性能の高さで多くの登山家やキャンパーに定評のあるモンベル。テントはもちろん、タープもその豊富なラインアップで、さまざまなシーンで活躍します。モンベルタープとひとことで言っても、用途はさまざま。どんなシーンでどんなタープがおすすめなのでしょうか。今回は、モンベルのおすすめタープと合わせて、タープの張り方やアレンジ方法を紹介します。
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タープは大別すると2種類。4方向がメッシュスクリーンで覆われている「スクリーンタープ」と、6角形のフライ(布)をポールと引き綱で張る「ヘキサタープ」。布がひし形の「フライタープ」もヘキサタープと同様のタイプです。虫よけや雨風を防ぐという点ではスクリーンタープは優れていますが、重量があってかさばる上、設営もかなりハードです。その点、ヘキサタープやフライタープはコンパクトで手軽。状況に合わせてアレンジも楽しめます。自由気ままに風を感じ、解放感を味わうなら、断然ヘキサタープ・フライタープがおすすめです。
張り方はいたってシンプル。ベーシックなヘキサタープは、2本のメインポールを立ち上げ、メインロープ4本+サブロープ4本をペグで地面に打ちつければ完成。コツをつかめば、15分程度で設営できますよ。最大のポイントはスペースの確保。ロープを張ることを考えると、布の大きさに対して、4倍程度の面積は必要になります。キャンプ場によっては、隣の区画に割り込んでしまうなんてこともありますので、場所によっては設営方法を考えたほうがよさそうですね。
タープは、角度を調整することで太陽の傾きに合わせて日よけにしたり、テントと接合することでリビングスペースや前室としての快適な空間を確保したり、テントや車を覆うことで雨の日の設営や撤収に活用したり、とアレンジ次第でいろんな用途に使えます。また、別売りのアイテムを増やすことで、タープの中で焚火を楽しむこともできます。フリーエリアのキャンプ場では、テントと離れたところに設営し、大自然の中でゆったりとした時間を満喫するのもいいですね。
モンベルのおすすめタープ4選
モンベル(mont-bell) ミニタープHX 1122474
風に強い六角形タイプのヘキサタープ。自転車やオートバイのソロツーリングなどにおすすめです。約23cm×約12.5cmとコンパクトで軽量。張り網に反射材が入っているので、ヘッドライトで光り、夜間でも安全に使用できます。スペースは比較的広く、他のミニタープと比べると快適性でも定評があります。ソロテントの前室にうってつけです。
モンベル(mont-bell) ビッグタープHX 1122295
設営が簡単で、投影面積が広く、耐久性に優れたバランス整った六角形タイプのヘキサタープです。居住空間が広くとれるので、テントの前室やリビングとして、または炊事スペースとしても余裕をもって利用することができます。通常のタープとしての利用以外にも、簡易テントや防水カバーとしても重宝するので、野外イベントに利用するのもおすすめです。
モンベル(mont-bell) ミニタープ 1122513
モンベルのタープの最軽量モデル。張り網、ペグ、スタッフバッグ込みで600gというのは驚きです。トレッキングや自転車・オートバイのソロツーリングなどでも気軽に持っていくことができますね。また、小型テントとの組み合わせに最適なサイズも魅力的。ソロユースには快適で十分なスペースを確保します。張り綱には反射板が入っているので、夜間も安全です。とにかくコンパクトに出かけたい! という人におすすめ。
モンベル(mont-bell) ビッグルーフ 1122293
多人数でもゆったりとくつろげる大型のタープ。張り綱をとる位置を17カ所設けているので、安定感も十分。各辺の真ん中1ヶ所から張り綱をとれば、雨水が溜まることなく流れ落ちるように設計されています。シームシーリング処理により防水性にも優れているので、雨天でも安心して利用できます。大人数のデイキャンプやBBQにおすすめです。
ヘキサタープの魅力は自由度の高さです。日差しの強い昼には日よけとして、急な雨にも慌てず対策ができる優れもの。別売の伸縮性のあるポールなどを組み合わせることでさらにその用途は広がります。ソロキャンパーからファミリーユース、イベントなど、あらゆるシーンで活躍します。