ショッピングサイトAmazonが展開する「Fireタブレット」。コスパに優れたタブレットとして人気を集めています。しかし、さまざまな種類があることから製品選びに悩まれている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめのFireタブレットをご紹介。自分に合った製品の選び方についても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

Fireタブレットの特徴

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Fireタブレットの大きな特徴として、高性能かつ高コスパが挙げられます。モデルによって搭載されているディスプレイの解像度やプロセッサは異なるものの、優れた画質および処理速度を実現しています。

また、幅広いモデルをラインナップしており、自分の使用用途に適した製品を選びやすいのもメリット。外出先に持ち運んで使用したい場合や、大画面で映像作品を視聴したい場合など、さまざまなシーンで活躍します。

ケースの種類が多く展開されているのも特徴のひとつ。自分好みの外観にカスタマイズできるため、見た目を重視したい場合にもおすすめのタブレットです。

Fireタブレットでできることは?

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Fireタブレットは、動画や書籍、音楽、ゲームなど幅広く楽しめるタブレットです。Amazonが展開していることもあり、同社が展開しているサービスに幅広く対応しています。

プライム会員ならPrime Videoで数千もの映像作品を視聴したり、Prime Readingで数百冊の書籍・雑誌を閲読したりできます。加えて、音楽が好きな場合は、Prime Musicで1億曲の音楽を聴くことも可能です。

また、Amazonが展開するサービスだけでなく、Amazonアプリストアから好みのアプリをインストールして使用できます。動画配信サービス「Netflix」や「Hulu」をはじめ、人気ゲームなどもラインナップしています。

ただし、Amazonアプリストアは、展開されているアプリが少ないのがデメリット。自分が使用したいアプリがラインナップしているかを事前に確認しておきましょう。

Fireタブレットの選び方

ディスプレイサイズで選ぶ

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Fireタブレットのディスプレイサイズは、7インチ・8インチ・10.1インチの3種類が展開されています。外出先に持ち運んで電子書籍や動画を楽しみたいなら画面の小さい7インチや8インチのモデルがおすすめです。

重量も抑えられており、カバンに入れて持ち運びしやすいのが魅力。また、コスパをとくに重視したいなら8インチのモデルが適しています。価格を抑えながらも解像度やCPU、バッテリー持続時間などで優れた性能を有しています。

自宅で映像作品を楽しみたいなら大画面で視聴できる10.1インチがおすすめ。フルHDの解像度を採用しており、画質にも優れています。

用途に合ったスペックを選ぶ

高負荷の作業を行うならCPU性能をチェック

高負荷の作業を行うならCPU性能の確認も大切な要素のひとつ。CPUの性能は、処理速度を表すクロック数と処理作業を行うコア数などによって決まります。それぞれ数値が大きいモノほど優れた処理性能を有しているのが特徴です。

なお、Fire 7は2.0GHzの4コア、Fire HD 8シリーズは2.0GHzの6コア、Fire HD 10シリーズは2.0GHzの8コアを搭載しています。

アプリを同時に起動させたり、グラフィックがきれいなゲームを快適にプレイしたりしたい場合は、8コア搭載のFire HD 10および10 Plusがおすすめです。

ゲーム好きならゲームモードの有無をチェック

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ゲームアプリをプレイするならゲームモードが搭載されているモデルがおすすめ。ゲームモードとは、デバイスのメモリとパフォーマンスをゲーム向けに最適化する機能のことです。より快適なゲームプレイをサポートします。

また、Alexaやそのほかのアプリからの通知が表示されなくなる機能も搭載。手に汗を握る緊迫とした場面でも、通知による集中力の低下を防げます。とくに、オンライン対戦を楽しみたい場合に便利な機能です。

書籍や動画を保存するならストレージ容量をチェック

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Fireタブレットに書籍や動画を保存するならストレージ容量の確認をしましょう。ストレージ容量が十分でないと、データ整理を頻繁に行う必要があり、使用時にストレスを感じてしまう場合があります。

Fire 7は16GB、ほかのFire HDシリーズは32GB・64GBなどを自由に選択できます。主にネットサーフィンを楽しむ程度なら16GBで十分。書籍や動画をダウンロードして外出先で楽しみたいなら32GB以上がおすすめです。

また、micro SDカードスロットを搭載しており、最大1TBまで拡張することも可能。携帯性を重視しつつ容量も欲しい場合は、micro SDカードを使用するのもおすすめです。

ディスプレイの画質をチェック

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Fireタブレットを選ぶ際には、ディスプレイの画質も確認しましょう。Fire 7は1024×600、Fire HD 8シリーズは1280×800、Fire HD 10シリーズは1920×1200の解像度を有しています。

ネットサーフィンや電子書籍を楽しむ程度ならFire 7の解像度で問題ありません。ただし、きれいな画質で映像作品を視聴したいならフルHDに対応したFire HD 10シリーズがおすすめです。

音質重視ならスピーカー性能をチェック

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音質を重視したいならスピーカーの性能も確認すべき要素のひとつ。音楽や映像作品を楽しむ際により高い臨場感を得られます。

Fire HD 8 以上のモデルには、エンタメをプレミアムな多次元サウンドで楽しめると謳う「Dolby Atmos」のデュアルステレオスピーカーを搭載しています。より高い臨場感で音楽や映像作品を楽しめるため、映画好きの方やライブ映像を楽しみたい方におすすめです。

子供用として使うならキッズモデルにも注目

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Fireタブレットは、子供向けのキッズモデルも展開されています。7インチ・8インチ・10.1インチの3種類がラインナップ。キッズモデルは、年齢範囲を指定すれば、子供の年齢に適したコンテンツが表示されるのが特徴です。

また、Amazon Kids+が1年間使い放題なのもメリット。絵本や学習まんが、児童書のほか、文字・数字の学習アプリやプログラミングアプリ、ゲーム、ビデオなど幅広いコンテンツを無料で楽しめます。

加えて、キッズカバーが付属しており、子供がタブレットを落としてしまった場合でも故障するリスクを軽減できるのも嬉しいポイントです。

Fireタブレットのおすすめ|通常モデル

アマゾン(Amazon) Fire HD 10 Plus

Fireタブレットシリーズのなかでハイエンドクラスにあたるモデルです。クロック数2.0GHzの8コアCPUを搭載。加えて、一時的にデータを保存する作業領域「RAM」を4GB備えているため、処理速度に優れています。スペックを重視したい場合におすすめです。

また、ディスプレイサイズが10.1インチと比較的大きいのも特徴。解像度もフルHDと高いため、きれいな映像を楽しめます。さらに、「Dolby Atmos」のデュアルステレオスピーカーを搭載しているので、高い臨場感を体験可能です。

本モデルは、別途でワイヤレス充電スタンドが展開されており、スタンドに設置すれば、充電しながら操作できます。縦置き・横置きの両方に対応しているため、幅広いシーンで活用可能です。

横向きでスタンドに置くと、Alexaを使用する「Showモード」が起動するのもポイント。話しかけるだけで天気やニュースなどの知りたい情報の検索や、音楽の再生などを行えます。

アマゾン(Amazon) Fire HD 10

Fireタブレットシリーズのなかでも大きいディスプレイサイズを採用した10.1インチのモデルです。タブレットながら迫力のある映像を楽しめます。

加えて、解像度がフルHDと優れているのも特徴。大画面で高画質な映像作品を視聴したい場合におすすめです。

また、容量は32GB・64GBの2種類を展開。最大1TBまでのmicro SDカードにも対応しているため、容量不足の心配はほとんどありません。あらかじめ電子書籍や映像作品をダウンロードしておけば、Wi-Fiのつながらない部屋でも楽しめます。

クロック数が2.0GHzの8コアCPUを搭載しており、処理速度に優れているのもポイント。アプリの同時起動やグラフィックがきれいなゲームをプレイするなど、大きな負荷がかかる操作でもスムーズに行いやすいモデルです。

アマゾン(Amazon) Fire HD 8

価格を抑えながらも優れた性能を有したモデルです。コスパを重視したい場合におすすめ。本モデルは、クロック数2.0GHzの6コアCPUを搭載しています。

全世代機と比較して処理性能が最大30%高速化しており、高負荷の作業でない限りは、快適に操作しやすいスペックです。

また、ディスプレイに強化アルミノシリケートガラスを採用。万が一、使用中に落下させたとしても故障しにくいモデルです。子供と一緒に使用したい場合にもおすすめです。

ディスプレイサイズが8インチと、程よい大きさなのもポイント。外出先に持ち運んで使用したい場合にも適しています。最大13時間のバッテリー駆動を実現しているため、急なバッテリー切れの心配もほとんどありません。

アマゾン(Amazon) Fire 7

小型・軽量設計を採用したモデルです。ディスプレイサイズは7インチで、重量は282g。外出先に持ち運んで使用したい場合におすすめです。最大1TBまでのmicro SDカードを使用できるため、電子書籍や映像作品をダウンロードして外出先で楽しみたい場合にも適しています。

また、最大10時間の超稼働バッテリーを搭載しており、外出先で充電が切れにくい設計。加えて、比較的広く普及しているUSB Type-Cでの充電に対応。万が一、充電が切れそうな場面でも、モバイルバッテリーやUSB充電器などから充電できます。

本モデルは、Fireタブレットシリーズのなかでも価格が安く設定されています。コスパに優れたタブレットを購入したい場合にもおすすめです。

Fireタブレットのおすすめ|キッズモデル

アマゾン(Amazon) Fire HD 10 キッズモデル

高い性能を有しているキッズ向けのモデルです。クロック数2.0GHzの8コアCPUを搭載。加えて、一時的にデータを保存する作業領域「RAM」を3GB備えており、高い処理速度を実現しています。

アプリを同時起動したり、ゲームをプレイしたりなど、子供が大きくなって自発的にさまざまな操作を行う場合にもぴったりです。

「Amazon Kids+」が1年間使い放題なのも特徴。数千点のキッズコンテンツが楽しめます。また、子供の年齢に合わせて適したコンテンツが自動表示されるのも嬉しいポイント。小学校入学前から入学後まで長く使用したい場合にもおすすめです。

ディスプレイサイズが10.1インチと大きく、画面が見やすいのも利点。子供と一緒にコンテンツを楽しみたい際にも適しています。

アマゾン(Amazon) Fire HD 8 キッズモデル

キッズモデルのなかでもコスパに優れた製品です。クロック数2.0Ghzの6コアCPUと32GBのストレージ容量を備えています。価格を抑えながらも快適にタブレットを使用したいという方におすすめです。

また、キッズコンテンツを楽しめる「Amazon Kids+」が1年間使い放題なのはもちろん、ほかにも子供向けの機能が充実。カテゴリーまたはコンテンツ別の利用上限時間を15分単位で設定できる「利用時間設定」や、指定時刻に自動で画面が切り替わる「ベッドタイム設定」などを搭載しています。

8インチのディスプレイサイズを採用しており、外出先への持ち運びも簡単。加えて、最大13時間の長時間バッテリーを搭載しているため、旅行などの遠出で持ち運びやすいのもおすすめのポイントです。

番外編|Fireタブレット用アクセサリーがあるとより便利

Fireタブレットはアクセサリー・周辺機器で、より利便性を向上させられます。Bluetoothでキーボードを接続して使用すれば素早く文字を入力可能。さらに、タブレット用のペンがあればイラストなどを描けます。

また、Fireタブレット購入時に忘れずに買っておきたいのがケースです。本体を衝撃や傷から保護し、万が一落下させた場合でも故障するリスクを軽減できます。なかには、スタンド機能を搭載したモノも展開されており、長時間映像作品を視聴したり、ゲームをプレイしたりする場合にも便利です。

ほかにも、保護フィルムやモバイルバッテリーなど、便利なアクセサリー・周辺機器は多くラインナップされています。自分の使用用途から適した製品を探してみてください。

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