唐揚げや天ぷらに欠かせない「サラダ油」。植物の種子を搾った油で、炒め物に使ったりドレッシングの材料にしたりと、幅広い料理に活用できます。ふだんなにげなく使っているサラダ油ですが、原料も製造方法もさまざま。加熱調理向きのモノから生食に適したモノまで、バリエーション豊富です。

そこで今回は、サラダ油のおすすめ商品をご紹介します。原料や容器にもこだわって、用途に合ったサラダ油を探してみてください。

そもそもサラダ油とは?語源や原料は?

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日本におけるサラダ油の起源は、1924年に発売された日清オイリオの「日清サラダ油」といわれています。当時ヨーロッパでは、食用油に酢や塩を加えてサラダのドレッシングにしていました。日本ではまだ、サラダにドレッシングをかける習慣がなかったため、サラダにかける食用油「サラダ油」の名称が選ばれたのが由来です。

サラダ油の原料には9種類あり、いずれも植物の種子。具体的には菜種・とうもろこし・ごま・綿実・べに花・米・大豆・ひまわり・ぶどうです。JASの規格では、サラダ油として認められるのは、このうちどれか1種類の種子を使って作られた商品だけ。2種類以上のサラダ油をブレンドして作る「調合サラダ油」は、純粋なサラダ油とは区別されます。

サラダ油とキャノーラ油の違い

安価で使いやすいキャノーラ油は、キャノーラという植物の種子から作られています。キャノーラは菜種の一種で、カナダで品種改良されたモノ。菜種油と同様、キャノーラ油もサラダ油です。

キャノーラ油は、人体に有害とされるエルカ酸やグルコシノレートの量が抑えられているのが特徴。また、オレイン酸がほかのサラダ油よりも豊富に含まれています。

サラダ油の選び方

種類で選ぶ

揚げ物や炒め物などに使える「菜種油」

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菜種油は、菜の花の種子から作られるサラダ油です。日本でよく使われるサラダ油のひとつで、加熱に強く、あっさりした味わいが特徴。酸化に強いオレイン酸が豊富に含まれています。

品種改良した菜種を原料とするキャノーラ油も、菜種油の一種。高温での調理に適しており、揚げ物や炒め物に使うサラダ油としておすすめです。

独特のコクやうま味がある「大豆油」

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大豆の種子を原料とする大豆油も、日本でよく使われるサラダ油のひとつです。大豆由来のうま味とコクに特徴があり、プロ御用達のサラダ油としても有名。精製後に独特の匂いが残ることが多く、菜種油やコーン油とブレンドして使用されることもあります。

菜種油やひまわり油と同様、オレイン酸を豊富に含むサラダ油。マヨネーズやマーガリンの原材料にも使われています。揚げ物や炒め物といった加熱調理はもちろん、サラダのドレッシングなど活用できる場面はさまざまです。

香りが特徴の「とうもろこし油」

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コーン油とも呼ばれ、アメリカで多く消費されているサラダ油。原料はとうもろこしの胚芽で、コーンスターチを作る際に分離したモノが使われています。淡い黄色味を帯びており、とうもろこし由来のコクと独特の香ばしい風味が特徴です。

リノール酸を多く含み、香りのよさからマーガリンやスナック菓子の原材料にも使われるサラダ油。揚げたあとの保存性に優れているため、天ぷら油として重宝されています。ほかにも、炒め物などオールラウンドに使えるサラダ油です。

ドレッシング作りにおすすめの「べに花油」

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サフラワー油とも呼ばれるべに花油は、べに花の種子が原料。リノール酸を豊富に含む「ハイリノレイック」、オレイン酸が主成分の「ハイオレイック」の、2種類のべに花油があります。香りやくせが少なく、さっぱりとした口当たりが特徴。ドレッシングやマリネなどにぴったりです。

ただし、サラダ油のなかでは値段がやや高め。酸化に強いハイオレイックのべに花油は、揚げ物や炒め物などの加熱調理に適しています。

幅広い調理に使える「ひまわり油」

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ひまわりの種子が原料のひまわり油は、輝く黄金色をしたサラダ油です。ビタミンEとオレイン酸が豊富に含まれ、無味無臭でくせがないのが特徴。酸化に強く風味が落ちにくいため、揚げ物や炒め物に使うと香ばしく仕上がります。

淡白な風味のひまわり油は、サラダのドレッシングや製菓の材料としても使われており、幅広い調理に活用できるサラダ油です。

製造方法の違いと特徴

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圧搾法

サラダ油は、植物の種子や胚芽から作られます。原料となる素材に圧力をかけることで、物理的に油分を搾り出す製造方法が「圧搾法」。この方法が適しているのは、菜種・べに花・ごまといった、油分を多めに含んだ原料です。

圧搾法のみで取り出した油が「一番搾り」。原料本来のおいしさを味わいたいなら、風味やうま味が損なわれにくい圧搾法で作られたサラダ油がおすすめです。

抽出法

大豆など比較的油分の少ない原料に対して行われるのが「抽出法」。原料を入れた容器に特殊な溶剤を加え、原料に含まれる油分を溶剤に移します。その後、蒸留装置で溶剤を揮発させ、油分のみを抽出。原料中の99%以上の油を搾り取れるとされています。

圧抽法

圧搾法と抽出法の2つを組み合わせた製造方法が「圧抽法」。素材の風味を保ったまま油を取れる圧搾法ですが、薬品の力でほぼ100%の油分をこし出す抽出法とは異なり、原料中に10~20%もの油分が残ってしまいます。

菜種油はもともと種子に油が多く、圧搾法だけではすべての油分を取りきれません。しかし、圧抽法を使えば、原料から油分を無駄なく取り出すことが可能です。

容器の種類や容量をチェック

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ガラス製の瓶に入った商品もありますが、サラダ油の容器はペットボトルが主流です。しかし、容器選びで大切なのは素材以上に持ちやすさ。とくに、大容量の商品は、取っ手付きなど取り回しがしやすい形状のモノが適しています。

容器に酸化防止の工夫があることも重要です。サラダ油にとって酸化は大敵。空気中の酸素と結合して油が分解されると、劣化が進みます。色が濃くなり風味が落ちて、揚げ物をすると気泡がなかなか消えません。古い油が原因で胸やけや腹痛を起こしたり、食中毒になったりすることもあります。

また、どんなに注意していても、開封後はサラダ油の酸化が進むものです。使う用途や頻度に応じて、賞味期限内に使いきれる容量の商品を選んでみてください。

サラダ油のおすすめ商品

J-オイルミルズ AJINOMOTO 大豆のサラダオイル

大豆のコクとうま味が感じられる

国内で搾油し精製した、J-オイルミルズの食用大豆油。アメリカやブラジルなどから輸入した大豆を丸ごと使っており、コクとうま味がしっかりと感じられます。プロの料理人が愛用することでも知られる大豆油。唐揚げや炒め物などに使えば、大豆の芳醇な風味でたちまちプロのような仕上がりになります。

加熱調理だけでなく、ドレッシングなどにもぴったりです。中容量の「UDエコペットボトル」を採用し、持ちやすく注ぎやすいのも嬉しいポイント。いつもの料理をワンランクアップさせたい方に適しています。

・1本

・5本セット

J-オイルミルズ AJINOMOTO アマニブレンド油

オメガ3脂肪酸が豊富なアマニ油をブレンド

とうもろこし油にアマニ油を加えてブレンドした、J-オイルミルズの調合サラダ油です。オメガ3脂肪酸が豊富なアマニ油が30%も入っているのが特徴。熱に弱く酸化しやすいアマニ油の弱点を、加熱に強いコーン油と合わせることで補っています。

くせが少なく、揚げ物や炒め物などの加熱調理はもちろん、ドレッシングにしたりそのままかけたりする使い方も可能。二重構造の「鮮度キープボトル」を採用しており、軽く押すだけで油が出てきます。さまざまな料理にたっぷり使える調合サラダ油が欲しい方におすすめです。

・1本

・3本セット

J-オイルミルズ AJINOMOTO べに花油

あっさりと軽くくせがない

ハイオレイック種のべに花から作った、J-オイルミルズのべに花油です。原料であるべに花の種子は、アメリカで搾油して精製。その後、日本国内で最終精製しています。ハイオレイック種のべに花は天然のビタミンEと、酸化安定性に優れたオレイン酸が豊富。コレステロールゼロの、あっさりと軽いおいしさが特徴のサラダ油です。

天ぷらやフライを揚げたり、炒め物にしたりといった加熱調理におすすめ。油っぽさが少なく、くせがないので、サラダのドレッシングなどにも使えます。持ち運びがしやすい、角型の「UDペットボトル」入り。揚げ物がさっぱり仕上がるべに花油を探している方に適しています。

・1本

・5本セット

J-オイルミルズ AJINOMOTO さらさらキャノーラ油

あっさりとした風味で人気がある、J-オイルミルズのキャノーラ油です。カナダやオーストラリアから輸入した菜種を、国内の工場で搾油し精製。商品名の通りサラッと軽いサラダ油で、くせがないので幅広い料理に活用できます。揚げ物や炒め物だけでなく、ドレッシングやお菓子作りにもぴったりです。

コレステロールがゼロなのも魅力。1000gと1350gの容器はエコボトルで、使い終わったらつぶして捨てられます。健康志向の方や、素材があっさり仕上がるキャノーラ油が欲しい方におすすめです。

・1本

・10本セット

日清オイリオ ヘルシーリセッタ

原料のベースに菜種油を使った、日清オイリオの人気商品。油特有のしつこさがなく、揚げ物や炒め物が軽い風味に仕上がります。中鎖脂肪酸が入っているのも特徴です。

ペットボトルの容器は持ちやすい角型。油の天敵である酸素を遮断する「酸化ブロック製法」を採用しています。工場で容器にサラダ油を詰める際、キャップの下のわずかな空間に窒素を充てん。容器内の酸素濃度を下げることで開封前の劣化を防ぎ、開封後もフレッシュな状態が長持ちします。健康志向であっさりしたサラダ油が好きな方におすすめです。

・1本

・10本セット

日清オイリオ 日清キャノーラ油

鮮度を長持ちさせることにこだわった、日清オイリオのキャノーラ油。厳選した良質なキャノーラを使った、油っこくないサラダ油です。活性炭フィルターを使い、低温で精製することで酸化を抑える「ライト&クリア製法」により、加熱したときの油臭い匂いをカット。すっきりとした味わいになっています。

キャノーラ油は高温での調理に適しているので、唐揚げや天ぷらなどにぴったり。サクッと、おいしく揚がります。1300g入りの商品以外は、容器にエコボトルを採用。開封前の酸化を約30%カットすると謳われる工夫がされています。さらっと軽いキャノーラ油で、揚げ物をおいしく食べたい方におすすめです。

・1本

・8本セット

日清オイリオ 日清ピュアグレープシードオイル

フランス産のぶどう種子を100%使用した、日清オイリオのグレープシードオイル。必須脂肪酸のひとつ、リノール酸が多く含まれています。すっきりと軽い風味が特徴で、サラダのドレッシングやマリネなど、加熱せずにそのまま使うレシピにぴったり。そのほか、肉や魚のグリル、卵料理ともよく合います。

コレステロールゼロが嬉しい、サラサラした質感のサラダ油。国内でもう一度精製して鮮度を高めてから、瓶の容器に充てんしています。健康に配慮されたおいしいサラダ油が欲しい方におすすめです。

・1本

・6本セット

ムソー 純正なたねサラダ油

遺伝子組み換えでない原料で作った、ムソーの食用菜種油です。菜種の種子から圧搾法のみでこし出した油を、70~80℃のお湯で洗って不純物を除去。一番搾りの菜種油だけを100%使用しています。紙パック入りの大容量タイプ。天ぷらやフライを揚げるとき、継ぎ足しながら使えて経済的です。

加熱に強い菜種油は、炒め物にもぴったり。あっさりした味わいなので、サラダのドレッシングや手作りマヨネーズの材料にも適しています。容器は折りたたみ線が入った「つぶせるパック」で、使いきったあとは小さくたたんで捨てることが可能。オレイン酸などが豊富な菜種油を、たっぷり使いたい方におすすめです。

・1本

・6本セット

昭和産業 キャノーラ油

オレイン酸を豊富に含んだ、昭和産業のキャノーラ油。1000g・1200g・1500gと、商品ラインナップはいずれも大容量タイプです。大さじ1杯あたりで見ると、コレステロールだけでなく炭水化物やたんぱく質も0g。さらっとした軽さと、淡白な風味が特徴のピュアオイルです。

加熱調理に強いキャノーラ油は揚げ物や炒め物にぴったり。くせがなくあっさりしているので、ドレッシングなどにも使えます。容器は取り回しがしやすい、取っ手付きのペットボトル。家計にやさしい価格で、コスパも優れています。健康が気になるけれど、揚げ物は食べたい方に適しています。

・1本

・12本セット

三和油脂 まいにちのこめ油

日本国内で生産された米ぬかだけを使った、三和油脂のこめ油。玄米由来のおいしい味を楽しめる一方で、油自体に香りはほとんどありません。こめ油は酸化しにくいのが特徴で、揚げ物に使うと泡立ちが少なく、軽くさっぱりと揚がります。くせがなくさらっとしているので、ドレッシングなどにもぴったりです。

リノール酸とオレイン酸のバランスがよく、ビタミンEも含まれているのが魅力。900gと1500gの紙パックの容器にはガスが透過しにくいフィルムが使われ、酸化による油の劣化を防ぎます。素材の味を引き立てるサラダ油を使いたい方におすすめです。

・1本

・3本セット

ズッキ(Zucchi) ひまわり油

イタリアの老舗メーカーが作ったひまわり油。イタリアのロンバルディア州にある「ズッキ」は、1810年の創業以来、高品質な植物油を製造し続けています。

ひまわりの種を原料とする、ビタミンEやリノール酸を豊富に含んだサラダ油。植物油のなかでは発煙点が高く、唐揚げやとんかつなどに適しています。高温で一気に揚げられるので、カラッと仕上がり、油切れも良好です。

くせがなく素材の風味を邪魔しないため、ドレッシングやコンフィにもぴったり。また、冷やしても白濁せず、マリネ料理などは冷蔵庫から出してそのままテーブルに並べられます。リノール酸が豊富なひまわり油を、たっぷり使いたい方におすすめです。

・1本

・12本セット

岡村製油 一番搾り綿実油

日本にはほとんどないとされる、綿実搾油メーカーのサラダ油です。圧搾法で得た綿実の油分を精製した、良質なサラダ油。天然のビタミンEが豊富な綿実油は、和洋中さまざまな料理によく合います。ペットボトルの容器で、鮮度をキープしやすい小容量の使いきりタイプです。

フライや唐揚げがカラッと揚がり、油切れがよく、あっさりして胸やけしにくいのが特徴。サラダのドレッシングに使えば、綿実油の持つまろやかなうま味が広がります。また、シフォンケーキなどのお菓子作りにもぴったり。ぜいたくな一番搾りの綿実油を試してみたい方におすすめです。

・1本

・10本セット

理研農産化工 国産大豆油

主に豆腐の原料にされる良質な国産大豆を100%使用した、理研農産の大豆油。大豆は油分が少ないため、溶剤のヘキサンを使った抽出法で作られています。遺伝子組み換えでない大豆にこだわり、福岡県にある工場で製油したサラダ油です。

あっさりと軽いのが特徴で、和洋中を問わず、さまざまな料理に合わせやすい仕上がり。天ぷらや唐揚げはもちろん、餃子やサラダのドレッシング、製菓、製パンにも使えます。くせのない大豆油を求める方にぴったりです。

・1本

・3本セット

九鬼産業 九鬼天麩羅胡麻油

江戸前の高級天ぷら店で実際に使用されている、九鬼産業の高級ごま油です。原料のごまを厳選し、圧搾法でごまを搾り、天ぷらに合う風味になるよう焙煎にもこだわったサラダ油。素材のうま味を引き立てる、まろやかな味わいと上品な香ばしさが特徴です。

原料はごま油100%。加熱に強いので酸化して油っこくなりにくく、家庭の天ぷらがカラッとおいしく揚がります。注ぎやすい取っ手付きのペットボトル容器入り。高級店の天ぷらを自宅で手軽に味わいたい方におすすめです。

・1本

・6本セット

ボーソー油脂 米油

原料に国産の米ぬかを使った、ボーソー油脂のこめ油です。ビタミンEや植物ステロールを豊富に含んだサラダ油。軽く香ばしい風味で、くせがないので素材の味を邪魔しません。揚げ物や炒め物はもちろん、パンやスイーツなど幅広く活用可能。また、ポテトチップスや揚げせんべいの製造にも利用されています。

また、酸化に強いので、料理のおいしさが長時間持続しやすいのが魅力。お弁当のおかずや作り置きに重宝します。素材のよさを生かしたサラダ油を使いたい方にぴったりです。

・1本

・2本セット

日本コーンスターチ コーンサラダ油

とうもろこし胚芽を100%使用した、日本コーンスターチのとうもろこし油です。国内で製造しており、コレステロールがゼロなのが魅力。スチール缶に1.4リットルも入った大容量タイプです。

揚げ物がカラリと仕上がる、油切れのよさとコーンの風味が特徴。臭みやクセが少ないので、ドレッシングなどにも適しています。ビタミンEが豊富に含まれているのもメリット。健康志向の方にぴったりの商品です。

・1缶

・6缶セット