低価格ながら扱いやすく人気の高い「ドライアイロン」。スチームアイロンが主流となりつつある今の時代でも、普段使い向けやコンパクトな持ち運び用モデルなど、さまざまな種類のドライアイロンが販売されています。
そこで今回は、おすすめのドライアイロンをご紹介。スチームアイロンとの違いや選び方もあわせて解説するので、ぜひ自分にぴったりの1台を見つけてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
- 目次
- ドライアイロンのデメリット
- ドライアイロンのメリット
- ドライアイロンとスチームアイロンどっちがいい?違いを解説
- ドライアイロンの選び方
- ドライアイロンのおすすめメーカー
- ドライアイロンのおすすめ
- ドライアイロンの使い方
ドライアイロンのデメリット
ドライアイロンにはスチーム機能がないので、ハンガーにかけた衣類のシワ取りをするのは不向きです。スチームを使ってセーターなどの衣類をふわっと仕上げられないのもデメリット。また、ドライアイロンを使用する際にはアイロン台を用意する必要があります。
ドライアイロンは熱と手の力でシワを取るため、毛織物やウールなどの毛流れを整える必要がある衣類には向いていません。毛織物やウールを着る頻度が高い方は、ドライアイロンよりもスチームアイロンを使うのがおすすめです。
ドライアイロンのメリット
ドライアイロンを使用してアイロンがけをすると、ハリのある仕上がりになるのがメリットです。シャツやシーツのシワをきれいに取り、パリッと仕上げたい場合に適しています。また、スチームアイロンに比べると単機能で価格が安いのも魅力です。
メンテナンスがほとんど必要ないのもドライアイロンの特徴。スチーム機能を搭載していないため、かけ面に水垢が付きにくく快適に使えます。かけ面の汚れが気になった場合は、軽く拭くだけで手入れが可能です。
ドライアイロンとスチームアイロンどっちがいい?違いを解説
ドライアイロンとスチームアイロンのどちらがよいか迷った場合は、それぞれの特徴とアイロンがけに適した素材を把握して、自分の使い方に合うモノを購入しましょう。
ドライアイロンは熱と圧力でシワを伸ばすのが特徴。霧吹きをしないとシワがきれいに伸びない素材にも適しています。合成素材や天然素材の綿・麻・絹などをパリッと仕上げたい方にもおすすめ。水が苦手な素材や湿った衣類にアイロンがけをするのにも便利です。
水を入れて蒸気を発生させるスチームアイロンは、頑固なシワを伸ばせるのがメリット。薄手の綿素材などに適しています。ボリュームダウンしたニットに蒸気を当てるとふんわりと仕上がるのも魅力です。衣類に蒸気を当てることで、除菌や消臭の効果も期待できます。
ドライアイロンの選び方
消費電力をチェック
ドライアイロンを選ぶ際、事前にチェックしておきたいポイントのひとつが消費電力です。消費電力の高さは、かけ面の温度に直結します。消費電力が低いモデルはかけ面の温度が十分に上がらず、思うようにしわが取れない可能性があるので注意が必要です。
また、温度が低いとしわを取るのに時間がかかり、消費電力は低いのに電気代が高くなる場合もあります。効率的にしわ取りをおこないたい場合は、消費電力が1000W前後のドライアイロンがおすすめです。
重さをチェック
重さもドライアイロンを選ぶうえでは重要な要素のひとつです。ドライアイロンは1000g前後のモデルが多くラインナップされています。より扱いやすいモデルが好みの場合は、600g程度の軽量で動かしやすいモデルがおすすめです。
数は多くないものの、旅行や出張などに持ち運べるコンパクトかつ軽量なモデルもあります。スーツや学生服などにしっかりとした折り目を付けたい場合は、ある程度重さがあると楽に作業可能です。用途にあわせて、適切な重さのモデルを選んでみてください。
温度調節機能の有無をチェック
ドライアイロンを選ぶ際は、温度調節機能の有無にも注目。ドライアイロンのなかには、温度を段階的に調節できるモデルもラインナップされています。デリケートな素材の衣類にアイロンがけしたい場合は、低温に設定できるモデルがおすすめです。
温度調節の方法は、ダイヤル式が一般的。LOW・MID・HIGHといった温度による調節のほか、ドライアイロンによってはポリエステル・ウール・シルクなど、衣類の材質にあわせた調節が可能なモデルもあります。
立ち上がりの時間をチェック
立ち上がりまでにかかる時間も、事前にチェックしておきたいポイント。一般的に、ドライアイロンはしっかりと温度が上がってから使用するアイテムです。温度が上がるまでに時間がかかるモデルの場合、電気代が高くなってしまうことがあります。
また、立ち上がりの時間が短いモデルは、忙しい朝や出勤前にもスムーズに使用可能です。省エネなモデルに興味がある方や、少しでも使い勝手に優れたモデルを選びたい方は、短い時間で立ち上がるモデルを選んでみてください。
ドライアイロンのおすすめメーカー
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
アイリスオーヤマは生活用品の企画や製造、販売をおこなう企業です。2000年代からは家電事業にも力を入れており、ジェネリック家電メーカーとしても人気があります。シンプルなデザインで使いやすい製品が多く、価格も安いのが魅力です。
ドライアイロンは立ち上がりが早く、衣類のシワをサッと伸ばせるのがメリット。かけ面にはフッ素コーティングが施されており、滑りがよく快適に使えます。価格も安いので、一人暮らしを始める方や初めてドライアイロンを使う方におすすめです。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは、日本の大手電機メーカーです。洗濯機や冷蔵庫などの白物家電に加え、血圧計や美顔器などの健康家電や美容家電も取り扱っています。パナソニックの製品は多機能で使いやすく、デザインもおしゃれなのが特徴です。
ドライアイロンは軽量で扱いやすいのがメリット。フッ素コート加工が施されたかけ面は滑りがよいので、スムーズにアイロンがけができます。操作も簡単で分かりやすいため、初めてアイロンを購入する方にもおすすめ。レトロなデザインでおしゃれなのも魅力です。
ドライアイロンのおすすめ
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ドライアイロン PDIR-01F
軽量で扱いやすいおすすめのドライアイロン。重量が約1100gと比較的軽量に設計されているので、老若男女を問わず気軽に扱えます。立ち上がりにかかる時間は約30秒と短く、忙しい朝にもストレスなくスムーズに使用可能です。
温度調節機能の搭載も魅力のひとつ。約80~210℃まで、ハンドル上部のつまみを回すだけで簡単に調節できるため、衣類の素材にあわせた温度を選択できます。
かけ面にフッ素コーティングが施されているのもポイント。糊が付きにくく、滑らかな使い心地を実現しています。電源コードの長さは約1.6m。本体サイズは幅121×奥行き258×高さ130mmとコンパクトなので、収納しやすいのも嬉しい点です。
定格消費電力は1000W。見た目も機能もシンプルで使いやすいドライアイロンです。
パナソニック(Panasonic) 自動アイロン ドライアイロン NI-A66
大量の衣類のアイロンがけもスムーズにこなせる、おすすめのドライアイロンです。本体サイズは100×110×230mmとコンパクトで、800gと軽量。力に自信がない方でも簡単に持ち上げたり動かしたりできます。
かけ面に、フッ素コート加工が施されている点も魅力のひとつ。かけ心地が滑らかでスムーズに本体を動かせるため、腕に負担がかかりにくく素早くアイロンがけをおこなえます。また、かけ面に糊が付きにくいので、使用後は簡単にお手入れ可能です。
温度調節機能も搭載。衣類の素材にあわせられるため、デリケートな服にも安心して使用できます。温度はハンドル下のダイヤルを回して調節できるので、直感的な操作が可能。低い温度設定の場合は、立ち上がりにかかる時間が約30秒と短い点も特徴です。
ディービーケー(DBK) ドライ専用アイロン The DRY2 J78D
軽量で取り回しやすいおすすめのドライアイロン。アイロンの動きにあわせて、コードが上下するフレキシブルコードを搭載しています。アイロンがけをしている際にコードが邪魔になりにくいので、快適に作業可能です。
温度調節機能も利用可能。衣類の素材にあわせて、LOW・MED・HIGHの3種類から温度を選択できるため、デリケートな洋服にも使用できます。フッ素樹脂コーティングが施されたかけ面も特徴。衣類の上を滑らかに動かせるので、スムーズに作業できます。
先端が細く設計されている点も魅力のひとつ。シャツやパンツなどの洋服はもちろん、手芸のような細かい箇所にアイロンを使いたい方にもおすすめです。重量が600gと軽量なため、長時間でも快適に使用できます。
通電ランプが搭載されており、安全面も良好。軽量なドライアイロンを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
アイテック コンビニアイロン AQS-1048
コンパクトで持ち運びやすいドライアイロン。本体サイズは約幅155×奥行き85×高さ31mm、重量は約265gと非常に軽量かつコンパクトです。かけ面を内側にして2つ折りにできるので、カバンに入れて旅行先や出張先などに持ち運んで使用できます。
広げた状態と折りたたんだ状態のどちらでも使用できる点が魅力のひとつ。一般的なアイロンのように台の上で衣類のシワを伸ばせるのはもちろん、ワイシャツやスーツを挟むと綺麗な折り目も付けられます。袖口や襟元のような細かい部分も的確に狙ってプレスできるため、仕上げ用としてもおすすめです。
温度調節機能も搭載。ポリエステル・ウール・シルク・コットン・デニム・リネン生地の6種類にあわせた温度を選択できます。フレキシブルケーブルを採用しているので、使用中にコードが邪魔にならない点も魅力。旅行や出張が多い方におすすめのドライアイロンです。
ドウシシャ(DOSHISHA) ピエリア ミニアイロン DMA-04
コンパクトで使いやすいドライアイロン。本体サイズが幅100×奥行63×高さ51mmと小さいので、持ち運んで使用できます。ハンドルは折りたためるため、省スペースで収納可能です。
コンパクトながら、かけ面にはしっかりとフッ素加工が施されています。さらに、襟元やシャツのボタン周りなどの細かい場所も、簡単にしわ取り可能。ハンカチやネクタイなどにも使えるほか、手芸用や名前シールの貼り付けにもおすすめです。
ドウシシャ(DOSHISHA) ミニアイロンplus DMP-21
小回りの利くドライアイロンです。サイズが約幅60×奥行103×高さ82mm、質量が約185gとコンパクトで、扱いやすいのが魅力。学用品の名前シールの貼り付け・ワッペンの貼り付け・アイロンビーズなどの作業に適しています。
スプレー機能が付いているのもおすすめのポイント。出張先でワイシャツの襟元・袖口などのシワをきれいに伸ばしたいシーンで役立ちます。また、立てて置けるため、場所を取らずに収納できるのもメリットです。
コロンとしたかわいいフォルムも人気。カラーはレッド・ブルー・イエローの3色をラインナップしています。また、十分な機能を有しつつ価格が安い点にも注目。コスパのよいドライアイロンがほしい方は、チェックしてみてください。
クルラ(Qurra) ポータブルアイロン ポケツムリ 3R-HMA02GY
手のひらサイズのドライアイロンです。約315gと軽くて小さいため、さまざまな場所へ持ち運びやすいのが特徴。専用の収納袋とアイロン面カバーが付いており、旅行・出張先に携帯したい方にもおすすめです。
充電式タイプで、コードレスで使用できるのもメリット。コードが絡まったり引っ張られたりする煩わしさがありません。また、コンパクトで小回りが利きやすく、襟・袖・ボタン周りなどの細かい部分もきれいに仕上げられます。
付属のアイロンミトンを使えば、ハンガーにかけたまま、すばやくシワを伸ばせるのも魅力です。また、滑りやすさと耐久性に優れた「セラミック加工」を施しているので、軽い力で快適に使えます。
ミストスプレーがセットなのもポイント。取れにくい頑固なシワにはミストを吹きかけて、スムーズにシワを伸ばせます。機能的で使い勝手のよい人気のドライアイロンです。
石崎電機(ISHIZAKI ELECTRIC) 充電式ミニアイロン SI-USB5K
毛玉取りもできるドライアイロンです。かけ面がマグネットによる着脱式で、アイロン・毛玉取りの2WAYで使えます。また、アイロン装着時の質量が約310gと軽く、取り回しがよいのも魅力です。
100℃・130℃・165℃の3段階で温度切り替えが可能。シルクなどのデリケートな衣類から、綿や麻などの生地まで、シーンに合わせて柔軟に対応できます。
コードレスで使えるのもポイント。コードがないため快適に作業できるほか、コンセントのない場所でも手軽に使用できます。また、低温使用時で最大約70分と長時間の連続使用ができるのも強みです。
本体と付属品がすべて収まる収納袋が付いているのもメリット。保管の際に付属品を紛失するのを防ぎ、旅行・出張先へもスマートに持ち運べます。旅先でも身だしなみに気を配りたい方におすすめのドライアイロンです。
明誠 コードレスミニアイロン
コードレスのドライアイロンを使いたい方におすすめの製品です。わずらわしい電源コードがなく、楽に取り回せるのが魅力。USB充電式でモバイルバッテリーやパソコンからも充電できます。1回の充電で約25分連続使用できるのもメリットです。
かけ面にはフッ素コーディングを施しており、滑りがよくスムーズにアイロンがけができます。三角先端設計で襟などの細かい部分のアイロンがけがしやすいのもポイント。小型軽量なので、旅行や出張で携帯したい方にもおすすめです。
ドライアイロンの使い方
ドライアイロンを使う際には、説明書をよく読んで布地に合った温度に設定しましょう。多くの製品には、パイロットランプが搭載されており、温度を設定するとランプが点き、スタンバイOKになるとランプが消えます。
かけ面があたたまったら、ハンドルをしっかりと握ってアイロンがけをしましょう。布地のシワをしっかり取りたいときは、手に力を入れて作業するのがおすすめ。途中でアイロンから手を離すときは、本体を横にせず立てて置きます。
シワが取れにくい厚手の布地や麻には、霧吹きをしてアイロンがけをするのがおすすめ。衣類の洗濯表示に当て布の表示がある場合は、アイロン用の当て布を使いましょう。
使用後は電源を切ってコンセントを抜き、かけ面が十分に冷めるまで立てておきます。ドライアイロンのかけ面は非常に熱いので、冷める前に触ったり箱やケースに入れないようにしましょう。子供の手が届かない場所に置くことも大切です。
シンプルな機能のドライアイロンは、操作が簡単で扱いやすい点が魅力。重量が軽くコンパクトなモデルが多いので、長時間の作業も比較的少ない負担でこなせます。水を使用しないためお手入れが簡単で、長く使いやすい点もメリット。本記事を参考に、ぜひ自分にぴったりの1台を見つけてみてください。