スーツのスラックスに折り目をしっかりと付ける「ズボンプレッサー」。スラックスに端正な折り目が付いていると、知的な印象を与えられます。アイロンをかけるより手軽に、しっかりした折り目が付くので、ビジネスパーソンにおすすめのアイテムです。
そこで今回は、ズボンプレッサーのおすすめ製品をご紹介。ビジネスシーンで好印象を獲得するためにも、ズボンプレッサーを身支度アイテムとして取り入れましょう。
- 目次
- ズボンプレッサーとは?
- ズボンプレッサーの種類
- ズボンプレッサーの選び方
- ズボンプレッサーのおすすめメーカー
- ズボンプレッサーのおすすめモデル|タテ型
- ズボンプレッサーのおすすめモデル|ヨコ型
- ズボンプレッサーの売れ筋ランキングをチェック
ズボンプレッサーとは?

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ズボンプレッサーは、スラックスに折り目をしっかり付ける電気器具。内部に発熱体を埋め込んだ2枚の板でズボンを挟み、圧力と高温の熱でズボンのシワを伸ばしながら折り目を付けられるので、アイロンよりも手間がかかりにくいアイテムです。
加熱方式には、絶縁したニクロム線を板に敷き詰めた「コードヒーター式」と、アルミニウム箔を敷き詰めた「面ヒーター式」の2種類があります。
ズボンプレッサーは120℃以下の低温加熱なので、直接スラックスを挟んでも生地を傷めにくく、忙しい朝でも数分で綺麗な折り目を付けられるのも魅力。加熱温度は自動調節により一定に保たれ、プレスが終わると自動で電源が切れる点も安心です。熱で除菌・消臭効果ができる機種もあります。
ズボンプレッサーの種類
タテ型のズボンプレッサー

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スタンドが付いており、床に立てて置けるタイプ。ウォークインクローゼットの中でもスペースを取らずに使えるのが魅力で、最近の主流もタテ型に移行しています。
ハンガー付きの機種にはジャケットを掛けられるため、朝の身支度を効率的に行いたい方におすすめです。タテ型は立ったままスラックスをセットできるので、簡単にセットできるのがメリット。
しかし、スラックスをセットした際に裾の方が見えにくいモノが多いため、シワが付かないようにしっかりと確認するのがおすすめです。前面の板をガラスにしているモデルや、シワ防止用のシートを内部に設置したモデルもラインナップしているのでチェックしてみてください。
ヨコ型のズボンプレッサー

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床に置き、本体を上に開いて使用するタイプのズボンプレッサー。タテ型より手間がかかりますが、スラックスをよく見てシワのない状態でセットできます。また、ヨコ型は上と下の板でスラックス全体を均一にプレスできるため、しっかりした折り目を付けられる点がメリットです。
使用する際は床に置くスペースが必要ですが、使っていないときは立てかけられるので収納には困りません。手持ちのハンドルが付いており、簡単に移動できます。
ズボンプレッサーの選び方
置き場所のスペースで選ぶ

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ズボンプレッサーを部屋に置くには、ある程度のスペースが必要です。タテ型は50cm×50cmほどの狭いスペースに設置可能。ワンルームやウォークインクローゼットでズボンプレッサーを使う場合はタテ型がおすすめです。
ヨコ型を床に置いて使用するには、100×50cmほどの本体スペースとスラックスをセットするスペースが必要なので、100×100cm程度のスペースが取れれば問題ありません。広い部屋を利用できるなら、ヨコ型を置いたままにしておくとラクに使えます。
プレス時間で選ぶ

ズボンプレッサーは製品によってプレス時間が異なるため、自分のニーズに合うモノを選びましょう。朝の支度をする間に素早くプレスしたい方には、プレス時間が短いモノがおすすめ。15分前後でプレスできるモノを選べば、スムーズに支度ができます。
長時間のプレスで衣類にダメージを与えたくない場合も、短時間でプレスできるズボンプレッサーを選びましょう。また、ズボンにしっかり折り目を付けたい場合は、プレス時間が30分前後のモノを使うのがおすすめ。生地が厚くてシワが取れにくい場合も、30分前後のプレスでシワを伸ばしましょう。
ズボンの厚さや素材によってプレス時間を変えたい方には、プレス時間を自分で設定できるモノが適しています。デリケートな素材のズボンを短時間でプレスしたり、しつこいシワが付いたズボンを長時間プレスしたりできるので便利です。
プレス温度で選ぶ

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ズボンプレッサーは、機種によってプレス温度が異なります。プレス温度が60~65℃程度の低温モデルと、75℃程度の高温モデルがあり、使い方に応じて選ぶことでより便利に使用可能です。
たとえば、低温モデルはシワを伸ばすのに時間がかかりますが、生地へのダメージが少なく、衣類の傷みを軽減できます。一方で、高温モデルは短時間でシワを伸ばすことが可能。機種によっては消臭・除菌効果も期待できますが、衣類が傷んでしまう場合もあるので注意が必要です。
プレスシートの有無をチェック

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プレスシートを搭載したモノは、ズボンをきれいにセットできるのがメリット。ズボンを挟む際に両足の間にシートをセットすることで、二重線やヨレが入りにくくなります。ズボンプレッサーがうまく扱えない方や、初めて使う方におすすめです。
機能で選ぶ

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タイマー機能
衣類の素材に合わせてプレス時間を変えたい場合は、タイマー機能を搭載したモノがおすすめ。厚手のズボンを長時間プレスしたり、デリケートな衣類を短時間でシワ取りしたりできるので便利です。
タイマー機能には15分ボタンや30分ボタンで切り替えできるモノと、ダイヤル操作で任意に設定できるモノがあります。15分や30分の切り替えができれば十分なのか、無段階で最長時間まで設定できた方が使いやすいのかを考えたうえでズボンプレッサーを選びましょう。
除菌・消臭機能
ズボンプレッサーには、除菌・消臭機能を備えたモノがあります。なかなか洗えない素材のズボンをきれいに保ちたい方におすすめです。汗のニオイが気になる場合も、除菌・消臭機能があるモノをチェックしてみましょう。
また、除菌機能を搭載したモノは、高温のプレス熱による除菌効果が期待できます。除菌・消臭機能があるモノを使いたい場合は、仕様書でそれぞれの機能の詳細を把握しておきましょう。
ジャケットハンガー付き
ズボンプレッサーには本体背面にジャケットハンガーが付いているモノがあります。ズボンをプレスする際にジャケットを掛けておけば、素早く着替えられるので便利です。次の日に着ていくスーツを夜のうちに準備する習慣がある方にも適しています。
消臭機能付きジャケットハンガーを搭載したモノもおすすめ。大型ファンの内部に消臭フィルターを搭載し、ニオイを吸い込みながら消臭された風をジャケットに吹き出します。汗などのニオイを軽減する効果が期待できるのが魅力です。
ズボンプレッサーのおすすめメーカー
東芝(TOSHIBA)

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大手の電気メーカーである「東芝」のズボンプレッサーは、熱を利用して除菌をするモデルや、消臭フィルターとファンを使って衣類の消臭ができるモデルなど、さまざまな機能を搭載した製品を展開。ニオイや衛生面の対策がしたい方におすすめです。
コルビー(CORBY)

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1930年に創業されたメーカー「コルビー」のズボンプレッサーは、世界中で多くの支持を集めています。独自の「サーミカーブコントロール」を採用した製品は、生地へのダメージを軽減できるのが魅力。大切な衣類への使用におすすめです。
ツインバード工業(TWINBIRD)

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「ツインバード」は、リーズナブルな製品を数多く展開する家電メーカー。ツインバードのズボンプレッサーは、ヨレや二重線などの失敗をしにくい便利な機能が搭載されています。デザインもシンプルで、部屋の雰囲気に馴染みやすいのもおすすめのポイントです。
ズボンプレッサーのおすすめモデル|タテ型
東芝(TOSHIBA) ズボンプレッサー HIP-T56
ワンタッチレバーを搭載した、おすすめのズボンプレッサー。ズボンをセットしてレバーを下げるだけで簡単に使用可能です。大型のプレス面で足の長いズボンや大きめのズボンのシワも伸ばせます。
プレス終了後に自動で電源が切れる「オートオフ機能」も搭載。さらに、ズボンの二重線を防ぎやすく、折り目を綺麗に仕上げられるプレスシートを採用しています。
また、プレス部に内蔵された消臭繊維による、消臭効果も魅力。ハンガー付きのデザインは、スーツのジャケットを掛けておくなど、収納の際も便利に使用できます。
東芝(TOSHIBA) ズボンプレッサー HIP-T100
プレスしながらニオイもケアできる、消臭機能付きのズボンプレッサー。「消臭フィルター」が汗やタバコに含まれるアンモニア臭を抑制します。また、本体付属のハンガーに掛けたジャケットを強力消臭できる「大型ファン」を搭載。ニオイが気になる方におすすめの1台です。
生地の厚みに合わせてしっかりプレスできるよう、最大30分までのタイマー設定が可能。パワフルモードを選べば除菌効果も期待できます。
名刺入れや小銭入れなどを入れられる収納ケースのほか、スマホなどを充電できるコンセント付き。本体サイズは約幅51.4×奥行き48.2×高さ107.5cmでキャスター付きなので、移動時もスムーズです。
東芝(TOSHIBA) ズボンプレッサー HIP-T36
シンプルな機能で使いやすいズボンプレッサーです。ズボンをセットしてスイッチを押すと、10~15分でプレスが完了します。タイマー機能がない単機能なズボンプレッサーを使いたい方にもおすすめです。
内部にプレスシートがあり、ズボンをきれいにセットできるのも魅力。ズボンプレッサーを初めて使う方にもおすすめです。脱いだジャケットを掛けられるジャケットハンガーも付いています。使わないときは電源コードを背面に巻いて収納できるので便利です。
コルビー(Corby) ズボンプレッサー 3300JA
生地にやさしい加熱方式を採用した、おすすめのズボンプレッサー。電源を入れるとすぐに60℃近くまで温度が上がり、生地を傷めにくい理想的な温度をキープしながらプレスできます。
また、独自の「ストレッチャーバー・システム」によって、ズボンを上方向に引き伸ばしながらシワや膝部分を整えてプレスすることが可能。シャープな仕上がりを実現します。30分タイマーを備えているのも便利です。
さらに、ジャケットハンガーのほか、ネクタイピンやカフスを置けるアクセサリー棚、収納式のネクタイハンガーも搭載。翌朝の出勤準備も短時間で済ませられます。便利で使いやすいズボンプレッサーを探している方におすすめです。
コルビー(Corby) ズボンプレッサー 4400JTC
高級感溢れる見た目と機能の高さを両立した、おすすめのズボンプレッサー。ズボンを自動で引き伸ばし、シワや膝の出っ張りを整えてプレスする「ストレッチャーバー」によって、いつでもシャープな仕上がりを実現します。
スイッチを押すと数分で60℃近くまで温度が上昇。その後はサーモスタットによって生地にやさしい温度をキープします。さまざまな生地に適した温度でプレスすることが可能です。
15分・30分のタイマー付きなので、プレスしたまま放置しても安心。また、「クッションパッド」によってダブルの折り返しやズボンの厚みにも対応できる点も魅力です。さらに、小物が置けるアクセサリー棚やジャケットハンガー、収納式のネクタイハンガーも搭載しているので、朝の身支度をスムーズに行えます。
コルビー(Corby) ズボンプレッサー 3300JC
生地を傷めにくい加熱方式「サーミカーブコントロール」を採用している、おすすめのズボンプレッサー。生地に適した温度を保ちながらプレスできます。また、シワやヨレを上に引き伸ばす「ストレッチャーバー・システム」により美しい折り目を作ることが可能です。
本体サイズは約幅46×奥行き36×高さ109cmとスリム。ホワイトを基調としたシンプルなデザインなので、さまざまな部屋に圧迫感なく置くことが可能です。インテリアに馴染みやすいモノを探している方はチェックしてみてください。
ツインバード工業(TWINBIRD) パンツプレス SA-D719B
プレス中の状態が見える、ガラスパネル式のズボンプレッサーです。二重線やヨレ、シワを予防できるため、初めて購入する方にもおすすめです。ズボンを挟んでレバーを下ろすだけと操作は簡単。セットした後でも生地を伸ばせる2段ロック機能付きです。ズボンのニオイ対策に役立つ消臭シートも付属しています。
本体はダークグレーを基調としたクールなデザイン。サイズは約幅40.5×奥行き45.4×高さ90cmとスリムなので、狭い部屋にも圧迫感なく置けます。また、普段ポケットに入れている携帯電話やカード入れ、鍵などをまとめて置ける収納スペースがあるのもポイントです。
ツインバード工業(TWINBIRD) ズボンプレッサー SA-4625
リーズナブルな価格ながら、綺麗な仕上がりを実現できる機能を搭載しているツインバードのズボンプレッサー。脱いだズボンをそのままセットするだけで、簡単にプレスできます。電源は自動で切れるタイプなので、翌朝までセットしたまま放置できます。
二重シワを防ぐプレスシート付き。また、2段階ロック仕様なので、セット時のシワやヨレをチェックしやすいのも魅力です。上部に小物スペースが付いており、ポケットの中身をまとめて置いておけます。本体サイズは約幅43×奥行き40×高さ90cmと比較的コンパクト。狭い部屋にも圧迫感なく設置できます。
ズボンプレッサーのおすすめモデル|ヨコ型
東芝(TOSHIBA) ズボンプレッサー HIP-L36
除菌もできるおすすめのズボンプレッサーです。「除菌プレス熱」によって、気になるニオイのもととなる雑菌を除去する効果が期待できます。ヨレや二重線をチェックしやすいヨコ型なので、綺麗に折り目を付けられます。
本体サイズは約幅53.8×奥行き85.3cmと大きめですが、高さは約7.5cmと薄く、クローゼットや押し入れの隙間にも収納可能。重さも約6.2kgと軽いため、1人でも無理なく持ち運びできます。また、約1.7mの電源コードは便利なリール式なので後片付けも簡単です。
スーツを綺麗な状態に保つズボンプレッサー。手軽にズボンに折り目を付けられるのでおすすめです。ビジネスシーンで好印象を与えるためにも、ズボンプレッサーでスラックスに綺麗な折り目を付けてスーツをかっこよく着こなしましょう。