スーツのスラックスに端正な折り目がついていると、不思議と知的さを感じます。その折り目をしっかりつけてくれるのがズボンプレッサーです。アイロンをかけるより手軽に、しっかりした折り目がつくので、ビジネスマンにおすすめのアイテム。

シワだらけになったスラックスを履き続けると、だらしなく映ります。イマイチな自分にならないためにも、今こそズボンプレッサーを身支度アイテムとして取り入れましょう。

ズボンプレッサーとは?

By: amazon.co.jp

スラックスに折り目をしっかりつけて消えないようにする電気器具。内部に発熱体を埋め込んだ2枚の板でズボンを挟み、圧力と高温の熱でズボンのシワを伸ばしながら折り目をつけてくれるので、アイロンよりも手間がかかりません。

加熱方式は絶縁したニクロム線を板に敷き詰めたコードヒーター式」と、アルミニウム箔を敷き詰めた「面ヒーター式」の2種類。

ズボンプレッサーは120度以下の低温加熱なので、直接スラックスを挟んでも生地を傷めることなく、忙しい朝でも数分でキレイな折り目をつけられるのが魅力です。

加熱温度は自動調節により一定に保たれ、プレスが終わると自動で電源が切れる点も安心。熱で除菌や消臭ができる機種もあり人気を集めています。

ズボンプレッサーの種類

タテ型のズボンプレッサー

By: amazon.co.jp

スタンドが付いており床に立てて置けるタイプ。ウォークインクローゼットの中でもスペースを取らずに使えるので人気があり、最近の主流もタテ型に移行しています。

ハンガー付きの機種にはジャケットを掛けておけるので、翌朝のスーツをセットしておけば朝の支度に手間取りません。朝からバタバタせずにパリッとスーツを着こなすのに最適です。

タテ型は立ったままスラックスをセットできるので、体への負担が少なく、短時間で作業できるのがメリット。スラックスをセットした際に裾の方が見えづらいモノが多いので、よく確認してセットしないとスラックスにシワがついてしまうので注意。

最近はこの問題を解消すべく、前面の板をガラスにしているモデルやシワ防止用のシートを内部に設置したモデルが人気です。

ヨコ型のズボンプレッサー

By: amazon.co.jp

床に置き、本体を上に開いて使用するタイプ。スラックスをよく見てシワのない状態でセットできるので、タテ型より手間がかかってもシワをつけたくない方に支持されています。

使用する際は床に置くのでスペースを取りますが、使っていないときは立てかけられるので収納にはそこまで場所を必要としません。手持ちのハンドルが付いており、簡単に移動できます。

ヨコ型は上と下の板でスラックス全体を均一にプレスできるので、しっかりした折り目をつけられる点がメリット。スラックスを挟む際に移動させて床に置く手間がかかる点、使用する際にはある程度のスペースが必要な点がデメリットです。

ズボンプレッサーの選び方

置き場所のスペースで選ぶ

By: amazon.co.jp

ズボンプレッサーは大きな家電。部屋に置くには、ある程度のスペースが必要です。ヨコ型を床に置おいて使用するには、100×50cmほどの本体スペースとユーザーがスラックスをセットするスペースが必要。

100×100cm程のスペースが取れれば問題ありません。広い部屋や空き部屋を利用できるなら、ヨコ型を置きっぱなしにしておくとラクに使えます。

タテ型は50cm×50cmほどの狭いスペースに設置可能。ワンルームやウォークインクローゼットでズボンプレッサーを使う場合はタテ型がおすすめです。

ヨコ型を設置、使用するスペースが確保できない場合はタテ型を検討してみましょう。ズボンプレッサーは出し入れして使う家電ではなく、設置する家電と考えて選ぶのが基本です。

使い勝手で選ぶ

By: amazon.co.jp

ズボンプレッサーを購入するなら、家電量販店で実物を見るのがおすすめ。タテ型が良いと思っても、スラックスを挟んでみると上手くできずにシワがついてしまう場合もあります。

ヨコ型を毎回移動させて使う場合は、実際に持ち上げて移動する距離や重さに負担がないかよく考えてみましょう。毎日使うズボンプレッサーの使い勝手が悪いと、徐々に使わなくなってしまう可能性があります。

機能で選ぶ

By: amazon.co.jp

ズボンプレッサーには機種によってさまざまな付加機能があります。熱で除菌や消臭ができるタイプなら、気になるスラックスの臭いを軽減して清潔に保て、ハンガー付きの機種なら、脱いだジャケットをさっと掛けておけるので便利です。

その他にも、タイマー付きのモデルや前面がガラスで見えやすいモデルなどがあるので、自分に必要な機能は何かを考えてみましょう。

ズボンプレッサーのおすすめモデル|縦型

コルビー(Corby) ズボンプレッサー 4400JTBMG


ヨーロッパで圧倒的な人気を誇るコルビー。セットしたスラックスを自動的に引き伸ばす「ストレッチャーバーシステム」により、シワになりやすい膝の部分もキレイに仕上げます。

日本のホテルが導入しているズボンプレッサーの多くがコルビー製というのも、シワ伸ばしの実力が高いからこそ。フロントボードにトリムを施しており、高級感を演出しています。

スイッチを押すと数分で約60℃まで温度を上げ、その後は適度な温度を保ちながら自動で電源のオンとオフを繰り返す「サーミカーブコントロール技術」により生地の傷みを軽減。

タイマーは生地に合わせて15分と30分に切り替えが可能。ジャケットハンガーとネクタイハンガーはもちろん、ネクタイピンを置いておけるアクセサリー棚もあり、必需品の置き場所に困らず便利に使えます。

ツインバード工業(TWINBIRD) パンツプレス SA-D719B


ガラスパネル採用によりセットしたスラックスの状態を目で確認出来るのが特徴のズボンプレッサー。今までのタテ型ズボンプレッサーにありがちな二重線やシワを予防し、スラックスをパリッと仕上げます。

セット後の生地にシワが入っても、2段ロック機能付きなので軽くプレスした状態でスラックスを伸ばして再セットが可能です。

ズボンの臭いを消す消臭シートはタバコを吸う方や飲酒の機会が多い方におすすめ。洗濯が難しいスラックスの嫌な臭いを解消します。本体上部の小物置きにスマホや鍵などの大切なアイテムをまとめて置いておけば、忙しい朝の忘れ物防止にも効果的。

片手でプレスできるワンタッチレバーは操作が軽く簡単なので、毎日のプレスに負担を感じることなく使用できます。

コルビー(Corby) ズボンプレッサー 3300JC


コルビーのスタンダードモデル。「ストレッチャーバーシステム(自動引き伸ばし機構)」を搭載し、スムーズにスラックスのシワが取れます。操作が簡単で使いやすく、落ち着いたマホガニー色もおしゃれで人気のモデルです。

30分タイマー付で、衣類に合わせてプレスが可能。収納式ネクタイハンガーやアクセサリー棚は、ポケットの中身や身の回りの物を置けるので便利です。本体背面のフックを利用して壁掛けにすれば省スペースで、ズボンプレッサーの置き場所に困っている方にもおすすめ。

東芝(TOSHIBA) ズボンプレッサー HIP-T100


東芝から出ているズボンプレッサーのハイエンドモデル。プレス熱でスラックスの除菌と消臭が可能で、本体裏に搭載された大型ファンで、ハンガーに掛けたジャケットの臭いも強力に吸い込むすぐれモノです。

大型ファンには消臭フィルターが付き、汗やタバコの煙に含まれるアンモニア臭をしっかり抑制するので、衣類の臭いに敏感な方におすすめ。

タイマーは最大30分まで細かく設定でき、ウールなどのデリケートな衣類も短時間でプレス可能。生地の厚さや素材に合わせたプレスが可能なので大切な衣類を傷めません。

本体上部のフタ付小物収納ケースには、ホコリを防止したい財布や時計を清潔な状態で収納できます。本体横のコンセントを使えば、小物入れに置いたスマホや携帯の充電も可能です。

コルビー(Corby) ズボンプレッサー 7800JAMR

コルビー社が日本発売25周年を記念して発売したエグゼクティブモデル。フロントミラーでズボンを映し出しやすくするため本体を斜めに設計。プレスしたスラックスを着用し、お出かけ前の全身チェックもできます。ネクタイバーとジャケットハンガー、アクセサリー棚も付き便利です。

温度をゆっくり上昇させ生地を傷めないので、ウール混のスラックスも時間を短めに調節すればプレス可能。コルビー独自の使いやすいストレッチャーバーにより、セットしたスラックスを引き上げてシワを取り美しくプレスします。

タイマーは、15分、30分、45分の3段階で素材に合わせて切り替え可能。デジタルディスプレイを採用し、タイマーの残り時間を確認できる機能も魅力です。

ツインバード工業(TWINBIRD) パンツプレス SA-4625BL


低価格のズボンプレッサーを探している方におすすめのモデル。1万円以下とリーズナブルな価格にも関わらず、シワを防止するレスシートと2段ロックを搭載。

ズボンプレッサーにスラックスを挟むのは意外に難しく、取り出すとひどくシワをつけてしまう場合がありますが、プレスシートと2段ロック機構のダブルでこの問題を解消しています。

本体上部にはスマホや財布を置ける便利な収納スペース付き。タイマー機能はありませんが、加熱開始から10分で自動に電源オフになるので安心です。

安くて単機能なズボンプレッサーで十分なら、このモデルが満足おすすめ。他にはない濃紺カラーとシンプルなデザインは、大人っぽいイメージでお部屋の雰囲気を変えてくれます。

ズボンプレッサーのおすすめモデル|横型

東芝(TOSHIBA) ズボンプレッサー HIP-L36


除菌プレス機能を搭載したヨコ型のモデル。洗えないスラックスを清潔に仕上げるので毎日快適。折り目をしっかりつける簡単プレスシートが付いているので、スラックスがセットしやすくシワになりにくいのがメリットです。

本体重量は約6.2kg。手持ちに便利なハンドルが付いているので、男性なら問題なく使いたい場所に移動できます。部屋に広いスペースがあるなら、ヨコ型のズボンプレッサーを使った方がスラックスの上から下まで確認しながらセットできるのでおすすめ。

大型のプレス面は太めのスラックスや幅がある女性のプリーツスカートもパリッと仕上げてくれます。