釣り竿を車に積む際に活躍するのが「車載用ロッドホルダー」。1ピースロッドを車載したい場合に重宝するほか、リールをセットしたまま積載できて便利です。釣り場に到着したらすぐに釣りをはじめたいときにも役立ちます。
しかし、多様なモデルが販売されており、はじめて購入する際は迷ってしまうことも。そこで今回は、おすすめの車載用ロッドホルダーをピックアップ。併せて選び方も解説するので、気になる方はチェックしてみてください。
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車載用ロッドホルダーの選び方
固定方法をチェック
アームタイプ
アームタイプの車載用ロッドホルダーは、車内両サイドの備え付けのアシストグリップを利用して、パイプやバーを取り付けるのが特徴です。車内の天井に沿うように設置できるため、場所をとらずすっきりと取り付けできるのが魅力。モデルによっては5~8本ほどのロッドを積載可能なので、バスフィッシングなどロッドを多く使用する釣りで活躍します。
耐久性に優れており、ロッドやリールの重みに耐えやすいのも特徴。がっちりと固定できるので、山道や凹凸の多い悪路を走行する際にロッドを守れます。ただし、既存のアシストグリップを取り外して設置するタイプが多い点に注意。一度取り付けたら外すのが大変なため、家族とドライブする機会が多いなど、車を完全な釣り仕様にしたくない場合には不向きです。
また、調節幅が狭いモノもあり、車種によっては取り付けできない場合も。購入する際は、愛車に取り付けできるのかをチェックしておきましょう。
ベルトタイプ
ベルトタイプの車載用ロッドホルダーは、アシストグリップにベルトを装着し、面ファスナーでロッドを固定するのが特徴です。脱着しやすく、釣りに行くときだけ使いたい場合に便利。コンパクトで収納に場所をとらないほか、車種を問わず取り付けできるのもメリットです。
ただし、アームタイプと比べて固定力はやや劣ります。軽量なロッドを積載する際や本数が少ない場合に使用するのがおすすめ。また、重みで垂れ下がって頭上のスペースが狭くなることがある点は留意が必要です。
簡易取付タイプ
吸盤をガラス面に貼り付けて設置するのが簡易取付タイプです。簡単に脱着できてコンパクトなので、未使用時に邪魔になりません。ガラス面ならどこでも貼り付けできるため、自宅でも使用可能。クーラーボックスに取り付けて竿置きにできるモデルも発売されています。安価な価格設定のモデルが多いのも魅力。釣りに行く回数が少ない方にもおすすめです。
ただし、粘着力が落ちると脱落するおそれがあり注意が必要。重量のあるタックルを掛けるのには向いていません。また、リアにクォーターガラスを備えている車種は問題ありませんが、軽自動車などドアガラスに設置せざるを得ない場合は窓の開閉が制限されます。
車種に合ったサイズをチェック
車種に適合しているかをチェックせずに購入してしまうと、取り付けできない場合があるため注意が必要です。とくに、アームタイプの車載用ロッドホルダーは幅が細かく調節できないこともあります。購入する際はサイズをしっかりと確認しておきましょう。
モデルによっては、車のメーカーと型式で適合を確認できるモノもあります。なかには、車種専用モデルも発売されているのでチェックしてみてください。フィットするモデルが見つからない場合は、純正品が販売されているかを調べてみるのもおすすめです。ただし、価格設定が高めなので、コスパを重視する方にはベルトタイプや簡易取付タイプが適しています。
車載したいロッドの長さと本数をチェック
車載用ロッドホルダーを選ぶ際は、固定できるロッドの長さをチェックしておきましょう。取り付け位置や車種によっては、フロントガラスまで届いてしまう場合も。うまく固定できず、走行中の振動で穂先を傷つけてしまうおそれもあります。
車載できるロッドの本数も要チェック。常に何本くらい使用するのかを考慮して、適切なサイズのモデルを選択するのがおすすめです。掛けられる本数が少ないと困る場合があるほか、必要以上に積載できるタイプはスペースの無駄になってしまいます。また、リールをセットしたまま複数本を同時に掛けたい場合には、重みに耐えられるか耐荷重も確認しておきましょう。
車載用ロッドホルダーのおすすめ
カーメイト(CARMATE) INNOロッドホルダー IF14
ロッドを7本掛けられるアームタイプの車載用ロッドホルダーです。ルアーロッドはもちろんギャフやタモの柄など幅広い用途に対応可能。グリップ径32mmまでの振出竿から1ピースロッドまで対応できる、ジャンルを問わない汎用性が魅力のおすすめモデルです。
シンプルなJ型フックの採用により、ロッドを片手で着脱できる操作性のよさも魅力。ホルダーの位置を前後左右自由に移動できるなど、使い勝手にも優れています。ロッドを前後のフックにしっかりと固定でき、走行中にズレにくいのもポイントです。
カーメイト(CARMATE) INNOロッドホルダー IF16
5本のロッドを積載できるアームタイプの車載用ロッドホルダーです。1ピースロッドと2ピースロッドのどちらにも対応可能。グリップ径22~32mmに対応しており、さまざまなジャンルのロッドを積載できます。
クロスホルダーにはセッティング時に調節しやすいレバー式を採用。セットしたパイプに取り付けやすいようブラケットを別ピースにしているなど、はじめての方でも設置しやすい工夫をこらしたおすすめモデルです。
全方位からロッドを固定するクランプ式のホルダーは、オプションで2本まで追加できるのも便利。別売りのグリップアダプターを活用すれば、アシストグリップに直接取り付け可能です。
カーメイト(CARMATE) INNOロッドホルダー IF18
積載本数8本と、バスフィッシングなど多くのロッドを使い分けたい方におすすめの車載用ロッドホルダーです。横フレームを長くしたタイプで、横幅のある大型車にも対応可能。1ピースロッドと2ピースロッドのどちらにも対応しているほか、シーバスロッドやフライロッドも積載できます。
フレーム部の最大積載重量7kgで大型リールを取り付けたまま積載しても安心。車内の乗員を保護する目的で定められている「内部突起規制」を考慮して、角R3.2mm以上の新型パーツを採用しているのもポイントです。オプションの「IFグリップアダプター」を活用すれば、アシストグリップを取り外さずに直接取り付けできます。
カーメイト(CARMATE) INNOロッドホルダー IF9
ルーフサイドの片側に設置する2~3本用の車載用ロッドホルダーです。三角形のリアホルダーを備え、リールなしロッドを3本、リール付きロッドを2本積載可能。ロッドの直径22~32mmに対応し、さまざまなロッドを積載できるおすすめモデルです。
フロントホルダーを1ピース用と振出竿用から選択できるのも便利。穂先用のスポンジが付属しており、破損が心配な場合に重宝します。ルーフサイドの片側に設置するため、デッドスペースを有効活用できるのも魅力。頭上への圧迫感が気になる方にも適しています。
カーメイト(CARMATE) INNOロッドホルダーデュアル8 IF17
ロッドを最大8本セットできるアームタイプの車載用ロッドホルダーです。しっかりホールドできるデュアルホルダーを搭載。クランプ式で、1ピースロッドや2ピースロッドをズレないように固定できるおすすめモデルです。
リアホルダーは22~32mmのグリップ径に対応。バスロッドやトラウドロッド、フライロッドなどさまざまなタイプのロッドを積載できます。
ホルダーの位置を前後左右に調節できる使い勝手のよさも魅力。別売りのホルダーを活用すれば、最大10本まで増設可能です。ワイドなフロントホルダーにより、ロッド同士が干渉せず等間隔で載せられるのもポイント。フレーム部の最大積載重量7kgで、リールをセットしたままの状態で積載したい方にもぴったりです。
カーメイト(CARMATE) INNOロッドホルダー IF20
ロッドのティップを天井に当てるようにセットし、テンションを利用して固定する構造の車載用ロッドホルダー。バーとホルダーをリアのみにセットするタイプでフレームがなく、頭上をすっきりさせたい方におすすめのモデルです。竿先をやさしくホールドするスポンジが付属しています。
グリップ径22~35mmのロッドに対応しています。最大5本のロッドをセットできるほか、別売りのホルダーを利用すれば2本分の増設が可能です。最大積載重量は5kgで、リールをセットした状態で載せたい方にも適しています。
槌屋ヤック(TSUCHIYA YAC) 80系 ノア・ヴォクシー・エスクァイア専用 スマートロッドホルダー U-NV1F
80系ノア・ヴォクシー・エスクァイア専用の車載用ロッドホルダーです。3列目シートのアシストグリップに取り付ける5本用アームタイプ。車種専用ですっきりとセッティングしたい方におすすめのモデルです。
リアホルダーは32mm径のロッドまで、フロンドホルダーは7mmの穂先まで積載可能。1ピースロッドや2ピースロッドなど、さまざまなロッドに対応します。片手で簡単にロッドを取り出せるリアホルダーを搭載し、操作性に優れているのも魅力です。
オルルド釣具 車載用ロッドキャリー キャリルドA
手軽に装着できるベルトタイプの車載用ロッドホルダーです。前後4つのアシストグリップに通して固定するだけと簡単に取り付け可能。ベルト取り付け幅75~160cmと、車種を問わず設置できるおすすめモデルです。ブラック・レッド・グレーの3カラーから選択できます。
ロッドを5本まで積載でき、しっかり固定すればリール付きロッドにも対応可能。ただし、ベルトが緩んでいると垂れ下がってくる場合があるため注意が必要です。また、ガイドがベルトにかかっていると破損するおそれがあるため、セットする際は当たらないように十分気を付けましょう。
DRESS 車載ロッドベルト
さまざまなフィッシングギアやアウトドアアイテムを展開している「DRESS」の車載用ロッドホルダーです。工具や穴あけが不要で、簡単に取り付けられるベルトタイプ。取り付け幅が約80~175cmのロングと、約70~120cmのショートをラインナップしています。
柔らかいクロロプレン素材を採用しており、ロッドの傷を防止しながらホールド。幅5cmの幅広ベルトにより、ロッドにかかる負担を軽減できます。不意の脱落を防止するロック付きバックルを搭載しているのも魅力です。
エイチ・ワイ・エス 日吉屋(HYS) No.765ロッドキャリー ベルトタイプ
手軽に取り付けできるベルトタイプの車載用ロッドホルダーです。アシストグリップを取り外したくない方におすすめ。ミニバンやステーションワゴンの2列・3列シート上にセッティングできる吸盤も付属しています。
ベルトは75~150cmの範囲で長さを調節可能。トラウトロッドやシーバスロッド、オフショアロッドなどさまざまなロッドに対応します。ロッドは6本まで車載でき、面ファスナーで強力に固定可能。簡単に脱着できるため、釣行回数の少ない方や車を釣り仕様にしたくない方におすすめです。
エイチ・ワイ・エス 日吉屋(HYS) No.769ロッドキャリー Popular Edition
ロッドを5本まで積載できる車載用ロッドホルダーです。ベルト式と吸盤式の2WAYタイプで、さまざまな車種に対応可能。簡単に脱着できるため、家族で出かける機会が多く釣りへ行くときのみ装着したい方におすすめのモデルです。
脱落防止ストッパー搭載の二重ロックにより、ワンタッチバックルが外れても安心。ベルトの長さは車種に合わせて75~150cmの範囲で調節可能です。ロッドはリアベルトの面ファスナーを利用して留めるだけで、簡単かつ強力に固定できます。
エイチ・ワイ・エス 日吉屋(HYS) No.757ロッドキャリーPE-3RC
シンプルなベルトタイプの車載用ロッドホルダーです。2列目と3列目にアシストグリップを搭載している車種に適合します。取り付けはワンタッチバックルを車幅に合わせて長さを調節するだけ。手軽に脱着できるモデルを求めている方におすすめです。
ロッドの固定は面ファスナーで止めるだけと簡単で、気軽にロッドの取り出しができます。ただし、ベルトが緩んだまま取り付けるとロッドを破損するおそれがあり、とくに凹凸な道を走行する際には注意が必要です。また、ベルトの性質上伸びる場合がある点にも留意しておきましょう。
タカ産業 ロッドカーホルダー2 A-0095
90~128cmの範囲で長さを調節できる車載用ロッドホルダーです。バーとベルトを併用するタイプで、付属のクリップを使ってロッドを固定するのが特徴。取り付けはアシストグリップに面ファスナーで固定するだけと、手軽に使えるおすすめモデルです。
ロッドは最大6本積載可能。フロントのベルトにロッド移動防止用の面ファスナーが5カ所付いており、ブレーキをかけた際にロッドが前に移動するのを防止し、繊細な穂先の破損を防ぎます。買い求めやすい低価格も魅力のひとつです。
タカ産業 ロッドキーパーベルト TYPEII A-0023 400986
全長135cmの車載用ロッドホルダー。アシストグリップを利用して簡単に取り付けられるベルトタイプを採用しています。長さがあり、ステーションワゴンやワンボックスカーなど車幅がある車種に取り付けたい方におすすめです。
ベルトと吸盤を組み合わせてしっかりと固定可能。3列シートなら吸盤なしでも取り付けられます。最大5本のロッドを積載可能です。
第一精工 吸盤ロッドハンガー1号
ガラス面に貼り付ける吸盤タイプの車載用ロッドホルダーです。吸着面の汚れを落としたらガラスに吸着させるだけなので、取り付けが簡単。アシストグリップを利用しないため取り外しやすく、家族でドライブに出かける機会が多いなど、車を釣り仕様にしたくない方におすすめのモデルです。
ロッドの弾性を利用して、車の天井に押し当てて固定することで走行中にカタカタと音が出ないのもポイント。片側に寄せてロッドを車載できるため、頭上の圧迫感が気になる方にもぴったりです。
プロックス(PROX) ピタッと! マルチハンガー PX825
さまざまなジャンルの釣り具を手がけている「プロックス」の車載用ロッドホルダーです。大型吸盤を搭載し、強力な吸着力でしっかりと固定できます。車内はもちろん、クーラーボックスに取り付けて竿置きにも利用可能。マルチハンガーとして活躍する、使い勝手のよさが魅力のおすすめモデルです。
コンパクトながら耐荷重5kgと、ウェーダーやウェア類を干したいときにも便利。吸着力が弱くなったり変形したりした場合は、50~60℃のお湯に5~6分間浸し、変形をもどし乾燥させて再使用することが推奨されています。
槌屋ヤック(TSUCHIYA YAC) ヘッドレスト用ロッドホルダー RV73
助手席のヘッドレストを利用して取り付ける車載用ロッドホルダーです。ヘッドレストのポールに取り付けるだけと、簡単に設置可能。天井のスペースを利用するタイプと比べて、未使用時に邪魔にならないおすすめモデルです。
ロッドホルダーが4個付属しており、好みに合わせて自由に配置できるのが特徴。車両の形状やロッドサイズ、用途によって置き方を変えられます。凹凸のラバー搭載で、滑りを軽減。細めのロッドもしっかり固定します。バッグや小物、ベストなどを掛けられるフックを搭載しているのも便利です。
槌屋ヤック(TSUCHIYA YAC) YAC VISOA ロッドスポット U-A13
ヘッドレストに設置する簡易タイプの車載用ロッドホルダー。運転席と助手席のヘッドレストポールの間に引っ掛けて取り付けるのが特徴。簡単に脱着でき、釣りに行く回数が少ない方や頭上のスペースを確保したい場合におすすめのモデルです。
伸縮式とベルト調節式の組み合わせにより、長さやハリ具合の調節も簡単。強度がある高弾性シリコン素材で滑りにくく、ロッドを傷つけずにやさしくホールドします。なお、ヘッドレストにポールがない車種には取り付けできない点に留意しておきましょう。
GRANDBASE ナイロン ロッドホルダー
簡単に脱着できるベルトタイプの車載用ロッドホルダーです。ネジ締めなどの組み立てがなく、アシストグリップにベルトを通して長さを調節するだけでセッティングが完了します。未使用時は取り外してコンパクトに収納でき、必要なときだけ使いたい方におすすめのモデルです。
左右のアシストグリップの間隔が75~100cmなら取り付け可能。グリップ径35mmまでのロッドを最大5本積載できます。
MK&JAMT ロッドキャリー付き天井ネット
車載用ロッドホルダーとして活用できるルーフネットです。200mm間隔でロッドをセットでき、リール同士がぶつかって破損してしまうのを防げます。
ロッド以外にもさまざまなモノを収納できるので、釣りをしながらの車中泊にもおすすめ。中央にベルトを備えており、後方の視界を妨げないようにたるみ具合を調節できます。
VICCA 車載ロッドホルダー
アシストグリップを利用して簡単に設置できる、ベルトタイプの車載用ロッドホルダー。バックルを採用しており、使わないときはワンタッチで取り外せて便利です。
竿に当たる部分に柔らかいネオプレン素材を採用し、ロッドの傷を防ぎながらやさしくホールドするのがポイント。滑り落ちを防げます。長さの調節後に、余ったベルトが邪魔にならないよう収納できるのも特徴。見た目がすっきりした状態で使えます。
TOKOSIO 車両釣り竿ホルダー
ヘッドレストを利用してシート裏にロッドをセットできる車載用ロッドホルダーです。ストラップを調節すれば簡単に設置できます。
釣り竿ホルダーにロッドを通すタイプで、落下の心配が少ないのも特徴。優れた耐久性と耐摩耗性を備えた素材を採用しており、長く使い続けられます。本製品には、最大3本のロッドを収納可能です。
オーサム ロッドホルダー
カールコード構造の車載用ロッドホルダーです。付属のカラビナを利用して、アシストグリップなどに引っ掛ければ簡単に設置可能。伸縮性があり、さまざまな車に取り付けられます。
カールコード部分は2.6mmの太い芯材でハリがあり、走行中の振動などでロッドが跳ね上がるのを防止します。付属のカラビナは樹脂製で、使用時に音が鳴ったり、取り付け時に車に傷をつけたりするのを予防。非価格的リーズナブルで買い求めやすいのも魅力です。
釣り竿を車載する際に便利な車載用ロッドホルダー。とくに、コンパクトにしまえない1ピースロッドを車載したい場合に重宝します。タイプによって取り付け方法が異なるため、使い勝手や用途を考慮して選ぶのが重要です。おすすめモデルを参考に、愛車に適した1台を見つけてみてください。