車を停めた駐車場からテントサイトまで、すこし距離があるようなキャンプ場の場合、重いクーラーボックスやタープなどを手で持って運ぶのはひと苦労。そんな時に活躍するのが4輪キャリーカートです。多少距離があっても、未舗装の路面であっても、4つの車輪でなんのその。安定して荷物が運べます。定番品からちょっと変わったものまで、おすすめの4輪キャリーカートを紹介します。
4輪キャリーカート特集
フィールドアー(FIELDOOR) マルチキャリー
本体重量が約11kgであるのに対し、積める荷物の重さは最大100kgとかなり大容量が積めるキャリーカートです。その分本体は大きいのですが、使わないときは折りたたむことができるので、コンパクトにしまえます。
また折りたたんだ状態のままタイヤが転がる仕様なので、使う場所まで簡単に運べて便利。ストッパー付きのタイヤが悪路でも坂道でも安心して引っ張って運ぶことを可能にしてくれます。
プライウッド(plywood) オリジナルグランデ キャリーワゴン(GRANDE CARRY WAGON)
耐荷重は100kgで容量は188Lと、バスタブ並みの大容量を誇るキャリーカート。折りたたむ際には、タイヤも外せます。そのため車のトランクに小さく積み込めます。なにより力強い迷彩柄がこの製品の一番の特徴! この手の商品のなかでは珍しい柄なので、非常に目立つキャリーカートです。
ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER) フォールディングキャリーワゴンウォッシャブル
本体が通気性のいいメッシュ地で作られているため、まるごと水洗いが可能なキャリーカート。荷物を運ぶ以外に、洗って濡れたものを乾かすための干し場としての使用できます。
もちろん他のキャリアカートと同様に、耐荷重量は100kgで容量は150Lと大容量にもかかわらず小さく折りたたみが可能です。もちろん、折りたたんだ状態で移動できます。
コールマン(Coleman) アウトドアワゴン 2000021989
頑丈そうなタイヤと、真っ赤なボディーが印象的なキャリーカート。折りたたんだ状態で収納するときに必要なカバーが付属してきます。さすがはコールマンですね。
その他にも、詰め込んだ荷物を固定するためのフック付きラバーバンドや、バンドのフックを本体に固定するためのリングが付いているなど、使う人のニーズに答えているような設計のキャリーカート。
ラジオフライヤー(RADIO FLYER) クラシックレッドワゴン Classic Red Wagon #18
キャリーカートといえば、王道はやはりラジオフライヤーでしょう。アメリカの家庭にはどこでも必ず1つはあるという定番のキャリーカート。
もともとは子どものおもちゃだったようですが、人が乗れるほどの頑丈さからガーデニング用品やバーベキュー用品、キャンプ用品などを運ぶためによく使われるようになりますした。カスタムベースとして、自分好みに改造するという楽しみもあります。
ラジオフライヤー(RADIO FLYER) トラベラーワゴン
同じくキャリーカートの定番ラジオフライヤーですが、標準的なタイプとくらべてひとまわり小さいモデル。積載量は先に紹介したモデルとくらべて若干劣るのですが、一方でタイヤがエアータイヤになっていてひとまわり大きい点が特徴です。
タイヤが大きいぶん踏破力が優れています。多少のでこぼこはものともせず、また周囲には木枠が取り付けられているので多少高さのあるものも安定して運べます。
国分グリーンファーム どこでもキャリーワゴン(ルーフ付)
折りたたみ式のキャリーカートに、360度回転して砂浜や足場の悪いところでも走行可能なタイヤがついています。加えて屋根まで付属。キャリーカートの決定版ともいうべきモデルですね。
屋根はカートに積んだ食品を太陽の光から遮ることができるので、あるととても便利です。高さがあるものを運ぶときにはもちろん取り外しも可能です。
単なる荷物運びの道具と思いきや、ラジオフライヤーのように独自の文化を形成してしまったものまであるキャリーカートの世界。どんなシチュエーションであれ、キャンプの時にはほぼ毎回使うようになるのでしょうから、愛着が湧くのも納得です。
定番品を手に入れて、自分好みにカスタムするのもよし、新しいアイディアが詰まった製品を買って、その機能を仲間に自慢するのもよし。存在感があるアイテムだけにたくさん悩んで、比較して、自分にとっても一番を見つけましょう。