うさぎが快適に暮らすために不可欠な「うさぎ用ケージ」。ひとくちにうさぎ用ケージといっても、サイズや床の素材などにはさまざまな種類があり、機能も製品によって大きく異なるので、どれを選べばよいのか迷ってしまいます。
そこで今回は、おすすめのうさぎ用ケージをご紹介。選び方のポイントについても解説するので、ぜひチェックしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
うさぎ用ケージの選び方
うさぎの大きさに合ったサイズをチェック
居心地のよいうさぎ用ケージを選ぶためには、ケージのサイズが体の大きさに合っていることが重量です。子うさぎを飼う場合は、成長後の体の大きさも想定して選ぶ必要があります。
うさぎ用ケージの横幅の目安は、小型種で50~60cm以上、中型種で60~70cm以上が目安。奥行きは50~60cmあれば問題ありません。食器やトイレ容器などを設置することも考慮して、手足を伸ばしてゆったりと寝転べるスペースを確保しましょう。
また、ケージの高さも大事なポイント。うさぎは物音がすると、立ち上がって周囲を確認する習性があるので、立ち上がった際に頭がぶつからないよう、高さ40cm以上のうさぎ用ケージがおすすめです。
床材をチェック
木製
木製すのこはかじれるので、うさぎのストレス解消にも役立ちます。ただし、木製の床材は尿や水分が染み込みやすく、お手入れに手間がかかる点には注意が必要。頻繁に取り出して丸洗いし、しっかりと乾燥させなければならないので、洗い替え用の予備の床材も用意しておきましょう。
木製すのこの床材は、トイレの場所をしっかりと覚えているうさぎを飼っている方や、こまめな掃除が苦にならない方におすすめです。
金属製
金属製の床材は、高い耐久性が特徴。また、排泄物が網目から落ちやすいので、うさぎ用ケージ内を清潔な状態でキープできます。さらに、サッと水洗いするだけで掃除が完了するのも魅力です。
デメリットは、かじって歯を傷めてしまったり、足裏に負担がかかったりする点。金属製の床材を選ぶ場合は、うさぎ用ケージの一部にマットなどを敷いて足休めの場所をつくるのもおすすめです。うさぎの様子を見ながら、快適に暮らせるよう工夫してみてください。
プラスチック製
プラスチック製の床材は、排泄物が染み込まないので清潔な状態をキープしやすい点や、うさぎの足裏にやさしいのが魅力。少々の汚れならウエットティッシュなどで拭き取るだけで掃除が完了するため、なるべくお手入れの手間をかけたくない方にはぴったりです。
ただし製品によっては、滑りやすいモノもあるので注意が必要。また、体重が重いうさぎを入れると壊れてしまう場合もあります。プラスチック製の床材は、体重が軽いうさぎを飼っている方や、トイレがあまり上手くないうさぎを飼っている方におすすめです。
安全性をチェック
うさぎ用ケージの安全性を大きく左右するのが、すのこの穴のサイズや金網の間隔です。うさぎは骨が薄く軽いため、骨折しやすい動物。穴が大きすぎたり、金網の間隔が広すぎると、うさぎが足を挟んで骨折などの怪我をするリスクが高まります。すのこの穴や金網の感覚が大きすぎるモノは避けましょう。
また、金網がビニールでコーティングされているケージも避けるのが無難。ビニールコーティングをうさぎがかじって食べてしまうと危険なので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
手入れのしやすさをチェック
うさぎ用ケージは、排泄物などで汚れがち。うさぎ用ケージのなかにはお手入れしやすいモノと、そうでないモノもあるので事前にしっかりと確認しておきましょう。
例えば床面のトレーだけを引き出せるタイプなら、ケージをいちいち分解しなくても手軽に掃除できて便利。引き出し部分にシートや新聞紙を敷いておけば、さらに掃除の手間を減らせます。
また、金網の下部を囲むように、おしっこ飛散防止用のカバーが付いているうさぎ用ケージも便利。特にオスのうさぎはマーキングのためにおしっこを飛ばすことが多いので、飛散防止機能の有無もぜひチェックしてみてください。
うさぎ用ケージのおすすめメーカー
マルカン(MARUKAN)
「マルカン」はペットフード・ケージ・掃除用品・おもちゃなどを取り扱う日本の総合ペット用品メーカー。犬・猫・うさぎはもちろん、爬虫類や昆虫向けの製品も数多く取り扱っています。
マルカンのうさぎ用ケージは、尿が外に漏れないカバーや引き出しトレイ、大きく開く天井パネルなど、掃除しやすさに配慮した製品が多いのが特徴。うさぎ用ケージを探す際には、チェックしておきたいメーカーです。
サンコー(SANKO)
「サンコー」は1957年創業の老舗ペット用品メーカー。うさぎ・ハムスター・フェレットなどを中心に、デリケートな小動物向けのペット用品を数多く取り扱っています。
サンコーのうさぎ用ケージは、傾斜加工がされたモノや大きいうさぎ用など、バリエーションが豊富。デザイン性も優れているので、ぜひチェックしてみてください。
うさぎ用ケージのおすすめ
マルカン(MARUKAN) うさぎのスッキリおそうじケージ
幅63.5×奥行50×高さ55cmのうさぎ用ケージです。すのこはトイレと一体になった左側と、フラットな右側で分かれており、トイレ側のすのこだけを取り出して掃除できます。
2つの引き出しトレーが付いているのも注目ポイント。引き出しトレーの中もトイレ側が仕切られているため、日々の掃除が簡単です。側面の扉を開ければ、別売りのラビットボックスを外付けすることも可能。掃除しやすいうさぎ用ケージを探している方におすすめです。
マルカン(MARUKAN) クリアケージ M
部屋の雰囲気になじみやすい、落ち着いたカラーの人気うさぎ用ケージです。サイズは幅82×奥行56.5×高さ60.5cmと、ゆったりとしたサイズ。金網の周囲には、おしっこの飛散防止用のクリアカバーが付いています。
床材には足裏にやさしいプラスチック製のすのこを採用。さらに、ロフトとして使えるハンギングトレイも付いているので、空間を広く使って遊べます。床下には手前に引き出せるトレーを配置。おしゃれでお手入れしやすい、おすすめのうさぎ用ケージです。
マルカン(MARUKAN) うさぎが上手に飼える リビングルーム
排泄物が飛び散りにくい、深めのトレイを土台にしたうさぎ用ケージです。床材には耐久性に優れた金属製のすのこを採用。サイズはMとLの2種類用意されているので、うさぎの大きさに合わせて選べます。
大きく開く天面扉が付いているのも特徴。うさぎや食器・トイレ・おもちゃの出し入れがスムーズに行えます。価格が比較的安いのも嬉しいポイント。コスパのよいうさぎ用ケージを求めている方におすすめです。
マルカン(MARUKAN) うさぎのカンタンおそうじケージH50B 三角形トイレセット ML-460
うさぎを飼育するために必要なモノが揃うセット。三角トイレが付属しているほか、トイレシーツとトイレ砂の試供品も付いています。初めてうさぎを飼育する方におすすめです。
うさぎ用ケージのサイズは幅63.5×奥行50×高さ50cmで、中型種のうさぎに適しています。正面扉だけではなく、左右両扉と天面扉も付いているので、飼育用品の出し入れやお世話をしやすいのがメリットです。
引き出し式のトレイを搭載しており、溜まった汚れを簡単に掃除できます。また、おしっこの飛び散りを防ぐおしっこカバーも付いているので汚れにくいのが特徴です。
三角トイレには汚れ防止構造の樹脂製すのこを採用。トレイ部分が汚れにくく、お手入れが簡単にできます。
サンコー(SANKO) イージーホーム60 ローメッシュ WH C246
約2×2cmの細かいメッシュ構造のうさぎ用ケージ。ケージ噛みや不正交合を防ぎ、安全にうさぎを飼育できます。スチール素材を使用しており、耐久性に優れているのも特徴です。
内部空間のサイズは約幅56×奥行43×高さ40cmです。正面にはロック付きの大扉が付いています。さらに、天面のパネルが大きく開く仕様で、飼育用品の出し入れやお世話をしやすいのもメリットです。
排泄物やゴミなどの汚れを確実に下のトレイに流す設計もポイント。ベースカバーの側面は二重構造で、外漏れを防ぎます。うさぎ以外にもさまざまな小動物の飼育におすすめの製品です。
サンコー(SANKO) イージーホーム エボ 80BK C61
日々のお掃除を楽にする設計のうさぎ用ケージ。ベースカバーのパネル受け部分に傾斜が付いており、汚れをしっかりトレイまで送ります。さらに、内側の返しを二重設計にすることで、伝い漏れを減らしているのも特徴です。
前面には取り外し可能な扉が付いています。約横34.5×縦27cmの大型扉で、お手入れの際に便利です。また、大きく開く天面パネルも付いているので、飼育用品の出し入れも楽にできます。
汚れが外漏れしにくい引き出し式のトレイを採用しているのもポイント。溜まった汚れを簡単に掃除できます。
サンコー(SANKO) ライトキャリー
移動中の一時利用を想定して作られた軽量タイプのうさぎ用キャリーです。床材は目の細かい金属製のすのこ。金網・すのこ・トレイは完全に分かれており、楽にお手入れできます。
天井扉は大きく開くため、うさぎの出し入れもスムーズ。また、ケージの上部には取っ手が付いており、簡単に持ち運べます。通院や庭で日光浴をさせたいとき、ちょっとしたお出かけなど、うさぎを移動させる際に活躍するおすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ラビットケージ UK-650
家電や日用品などを豊富に取り扱う人気メーカー「アイリスオーヤマ」のうさぎ用ケージです。床材には足裏にやさしい木製すのこを採用。天面はフルオープンできるので、すのこの入れ替えもスムーズに行えます。
パステルグリーンの爽やかなデザインも魅力。サイズは幅61.2×奥行45.2×高さ42.5cmと小さめなので、ネザーランドドワーフなどの小型のうさぎを飼っている方におすすめです。
アドメイト(Add.Mate) ラパン 掃除のしやすい広々ケージ ノワール うさぎ用
ブラックとホワイトを組み合わせたエレガントなデザインのうさぎ用ケージです。床材にはセパレートタイプのプラスチック製すのこを採用。すのこの色は、汚れが目立ちにくいブラックです。
床下には掃除しやすい引き出し式のトレーを配置。キャスターも付いているため、ケージの周囲を掃除する際も楽に移動できます。ちょっとしたインテリアとしても活躍する、おすすめのうさぎ用ケージです。
ジェックス(GEX) クリアフロント80
正面に透明なアクリルパネルを採用したうさぎ用ケージ。中の様子がよく見えるモノが欲しい方におすすめです。前面の扉は大きく開く仕様で、取り外しもできます。
お手入れが楽にできる工夫が施されているのもポイント。天面のワイヤーパネルは大きく開き、固定も可能です。また、正面扉から出し入れできる2分割すのこや、引き出し式のトレイも付いています。
組み立て時のサイズは幅81.5×奥行54.5×高さ59cmで、うさぎが広々と過ごせるのが魅力。キャスターも付いており、移動しやすいのもメリットです。さらに、おしっこガードの隙間が狭く、牧草などが入りにくい設計を採用しています。
ジェックス(GEX) スマートルームクリア-Ⅱ
クリアなアクリル素材を使用したうさぎ用ケージ。四方から中の様子がよく見えます。また、汚れてもサッと拭くだけでキレイにできるため、お手入れしやすいのもメリットです。
入り口の段差が少ない低床フロアを採用しているのもポイント。内部のトイレとすのこの段差もなくしているので、移動がスムーズにできます。
前面の扉は大きく開く仕様で、着脱もできます。お世話や部屋んぼの際に便利です。
ジェックス(GEX) ラビんぐ フラットフロア70 ネザーランドドワーフ用
シニアうさぎにおすすめのうさぎ用ケージ。トイレとフロアの段差を小さくしたフラットフロア構造を採用しています。
置き場所を簡単に変えられるキャスター付きなのもポイント。キャスターを外した状態でも使用できます。キャスターなしの場合の入口高は6cmです。低床設計でケージへの出入りがしやすいので、部屋んぽも楽にできます。
左右問わず三角トイレを設置できるリバーシブルすのこを採用しているのも特徴。ピンで留めるだけで三角トイレの着脱を簡単に行えます。さらに、底トレイだけを外せる仕様のため、お手入れが楽なのも魅力です。
ジェックス(GEX) ラビんぐ 大きな扉のラビットハウス ミルキーホワイト
初めてうさぎを飼育する方におすすめのうさぎ用ケージ。組み立て時のサイズは幅70×奥行45×高さ53cmです。天面がフルオープンで大きく開くので、飼育用品の出し入れやお世話が簡単にできます。
すのこはワイヤー式のモノを採用。排泄物やゴミなどが下に落ちやすく、内部をキレイに保てます。足やお尻が汚れにくいので衛生的です。
OSJ ウサギケージ TX296332
キャスター付きのうさぎ用ケージ。掃除や配置換えなどの際にうさぎ用ケージごと移動させられます。また、キャスター4つのうち2つにはストッパーが付いているので、固定しておくことも可能です。
トレーにはプラスチック素材を採用。取り外して丸ごと水洗いすることもできます。掃除しやすいうさぎ用ケージが欲しい方におすすめです。
ケージの素材には頑丈なスチールを使用しています。うさぎが噛んでも変形しにくく、耐久性に優れているのが特徴です。さらに、サビを防ぐエポキシ樹脂塗装もされています。
うさぎ用ケージの楽天市場ランキングをチェック
うさぎ用ケージの楽天市場の売れ筋ランキングもチェックしたい方はこちら。
うさぎが快適に暮らせるケージを選ぶためには、うさぎの体格に合っているかはもちろん、耐久性・衛生面などを総合的に考慮する必要があります。また、デザインが部屋のインテリアになじむかも大事なポイントです。今回ご紹介したおすすめ製品を参考に、うさぎにとって居心地のよいケージを選んでみてください。