国内の釣りジャンルにおいて市場規模が大きい「バス釣り」。釣具屋に行くと数多くのルアーが陳列されていますが、特にソフトルアーはパッケージ別にサイズや色が細分化され、何をどれだけ買うべきなのか悩ましいところです。
そこで今回はバス釣り用ワームのおすすめをご紹介。揃えておくべきアイテムをピックアップしたので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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- 目次
- バス釣り用ワームとは?
- バス釣り用ワームの選び方
- バス釣り用ワームのおすすめ|ストレートワーム・スティックベイト
- バス釣り用ワームのおすすめ|シャッドテール・シャッド系ワーム
- バス釣り用ワームのおすすめ|クローワーム・ホッグ系ワーム
- バス釣り用ワームのおすすめ|バックスライド系ワーム
- バス釣り用ワームのおすすめ|虫系ワーム
- バス釣り用ワームのおすすめ|その他
バス釣り用ワームとは?

By: imakatsu.co.jp
バス釣り用ワームとは、その名の通りバス(ブラックバス)を釣るために開発されたワームのこと。ワームとは英語でミミズなどを示す言葉ですが、バス釣りにおいては柔らかい素材でできた疑似餌を意味し、「ソフトルアー」全般のことを指します。
種類としては魚類や甲殻類、昆虫などを模しており、大小さまざまなサイズや、長短さまざまなレングスがあるのが特徴。使い方としては、基本的に単体では釣りにならず、フックやシンカーなどを別途用意して、自分で仕掛け(リグ)を作ります。ラインの結び方やセット方法は重要なので、とくにバス釣り初心者の方は確認しておきましょう。
バス釣り用ワームの選び方
種類で選ぶ
ストレートワーム・スティックベイト

「ストレートワーム」は真っ直ぐな形状をしたソフトルアー。バス釣りにおいては厳密な定義はなく、テールがあったり、尻すぼみになっていたりと多少の違いはありますが、全体的に柔らかく、水流を受けてヘコヘコと動くのが特徴です。
「スティックベイト」とは棒状のソフトルアーのこと。ストレートワームと似ていますが、水中であまり湾曲せず、水平姿勢を保つのが特徴です。また、アイテムによっては塩を混入していることも多く、比較的高比重。バス釣りにおいてはベイトタックルで扱いやすのも魅力です。
なお、ボディに対して細身のテールが付いているタイプはピンテールワームとも呼びます。棲み分けとしては混在することが多いので留意しておきましょう。
シャッドテール・シャッド系ワーム

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「シャッド」とは、もともとバス釣りの本場として知られるアメリカに実在する魚の名前。日本においてはルアーのジャンル名として浸透しており、ソフトルアーではベイトフィッシュに模したタイプを指します。
なかでも「シャッドテール」と呼ばれるタイプは楕円形のテールが付いているのが特徴。くびれがあり、ブリブリとテールを振って魚にアピールします。
一方、テールにはストレート、二股、V字など複数タイプがあり、そうしたワームはシャッドテールとは別物。形状に厳密な定義はありませんが、本記事ではそうしたタイプをシャッド系ワームとして区別しています。
クローワーム・ホッグ系ワーム

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「クローワーム」とは、基本的にはザリガニを模したソフトルアーのこと。バス釣りにおいて形の定義はありませんが、ツメを2本有しているのが特徴です。なお、細身であったり、長いヒゲを備えていたりする甲殻類は「シュリンプ系」とも呼ばれます。
「ホッグ系ワーム」とは基本的にアームや足、パドル、カーリーテールなどのパーツがそれぞれ対になっているソフトルアーのこと。もともとはアメリカのルアーメーカーとして知られる「ZBC」の「ブラッシュホッグ」がネーミングの由来です。なお、同ジャンルにはビーバー系と呼ばれる扁平ボディのワームも含まれます。
バックスライド系ワーム

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「バックスライド」とは、後ろ向きでスライドフォールするという意味。バス釣りにおいてはおもにソフトルアーで使う言葉で「甲殻類がお尻をすぼめるようにして逃げる様子」のことを指します。
「バックスライド系ワーム」はお尻側に十分なウエイトがあり、フォール時の抵抗を斜め方向に受け流すパーツを備えているのが特徴。基本的にワームは順付けするとアングラー側に寄ってきますが、バックスライド系ワームを逆付けにすると進行方向にウエイトが乗り、奥へ奥へと滑り込んでいきます。
特にカバーの釣りで多用するワームなので、気になる方はぜひチェックしておきましょう。
虫系ワーム

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「虫系ワーム」とは、水面に落ちた昆虫などをイミテートするソフトルアー。バス釣りにおいては着水音が小さかったり、波紋が出るパーツが付いていたり、吸い込みやすいように柔らかい素材を採用したりと、動きや質感にこだわったアイテムがラインナップされています。
虫系ワームのタイプとしては2つ。浮くタイプのフローティングと沈むタイプのシンキングがあります。前者は表層に置けるほか、波紋を出して周囲に存在感をアピールできるのがポイント。後者はピリピリと足を微振動させながら、ゆったりとフィールしてバイトを誘うのが特徴です。
その他

By: jackall.co.jp
バス釣りで使うソフトルアーは上記のほかにもさまざまな種類があり、非常に細分化されていますが、まだカテゴライズされていないアイテムも数多くあります。
また、ルアーには流行り廃りがあるので要注意。例えば、ブルーギルを捕食しているバスが多ければギル型のワームが効きますが、その数が減ると効果は薄れ、ほかのベイトフィッシュを模したワームが効果を発揮します。かつて流行っていたモノをてっきり見なくなったということも起こりえるので、意識しておきましょう。
カラーで選ぶ

By: depsweb.co.jp
バス釣りのなかでもソフトルアーのカラーはバリエーションが豊富。理由はハードルアーよりも複雑なカラーが作りやすいためです。
製法としてはインジェクションとハンドポワードの2種類があります。前者は立体的に製作された金型に原料を流し込んで作られるタイプで、量産しやすいのが特徴。後者は手作業で原料を流し込むやり方で、手間はかかりますが、素材の硬さや柔らかさに対応して融通が効くほか、カラーも細かい調節が可能です。
なお、ソフトルアーのカラーは実際に魚がエサとして捕食しているカラーから、自然界に存在しないほどアピールの強いカラーまで揃っているのもポイント。ナチュラル系と呼ばれるカラーはワカサギやブルーギルなどのベイトフィッシュカラー、ザリガニやテナガエビなどの甲殻類が代表的で、アピール系はピンクなどの派手なカラーが定番です。
カラー選びのセオリーは天候や水質などフィールドの状況によって異なるので、ある程度パターンをおさえておくのが理想的。ワームはそのフィールドで強いカラー、捕食対象のベイトに寄せたカラーをまず揃え、反応がなければ別の色へとカラーローテーションするのがおすすめです。
バス釣り用ワームのおすすめ|ストレートワーム・スティックベイト
ゲーリーヤマモト(Gary YAMAMOTO) カットテールワーム
ロングセラーアイテムとして多くのアングラーに知られているバス釣り定番のワーム。カラー・サイズともに、豊富なラインナップが特徴です。
また、さまざまなリグで使えるほか、フィールドを問わず使えるのもポイント。野池や小規模河川ではマスバリ横刺しちょん掛けをしたノーシンカーで水面を漂わせる、ジグヘッドワッキーでリフト&フォールさせるのが効果的です。
一方、広大なフィールドではダウンショットで横方向に動かす、ネコリグでボトムをついばむベイトフィッシュを演出するなどがおすすめ。常にストックを用意しておきたいほど実績の高いアイテムです。
ジャッカル(JACKALL) フリックシェイク
水中でなまめかしく動くおすすめのストレートワーム。特にノーシンカーワッキー、ジグヘッドワッキー、ネコリグなどのライトリグに有効で、ブラインドでもサイトでも使えるのが魅力です。
ボディの中央にはリブがないフラットな面の「ハチマキ」があり、フックを刺す目印になるのもポイント。ゆっくりとスローに動かすのはもちろん、アクションに緩急をつけてバイトを誘うのも効果的です。
ディスタイル(DSTYLE) トルキーストレート
簡単なロッド操作でもしっかりと動くおすすめのストレートワーム。シェイクを入れて繊細に誘うのはもちろん、ただ巻きでもしっかりと水を受けて動くのが特徴です。
また、使い方としては根がかりを外した際に起こるハングオフを利用するのも有効。とくにネコリグとの相性がよいアイテムなので、気になる方はぜひチェックしておきましょう。
フォロー(FOLLOW) ワッキーティーチャー
シンプルな形状ながらこだわりが詰まったおすすめのストレートワーム。フックをセットする位置が複数設けられており、リグによって使い分けしやすいのが特徴です。
ボディ全体に対してヘッド側は若干太め、テール側は若干細めにデザインされているほか、マテリアルに張りがあるのもポイント。水を掴み、ボディをくねらせてしっかりとアピールできるのも魅力です。
ZBC スワンプクローラー
タフコンディションやハイプレッシャーのフィールドでも活躍が期待できるストレートワーム。細身のボディを採用しており、フワフワとしたアクションでバイトを誘えるのが特徴です。
1パッケージでの同梱本数が多く、コスパに優れているのも魅力。ボディのカラーで使い分けるのはもちろん、ラメの色合いによって使い分ける方もいるほど、根強いファンがいます。
使い方としてはネコリグが定番。障害物の乗り越えを感じながらボトムをイメージして、ゆっくりとトレースするのがおすすめです。
ゲーリーヤマモト(Gary YAMAMOTO) ヤマセンコー
高比重ボディを採用したバス釣り定番のワーム。ノーシンカーでもしっかりとキャストできるスティックベイトとして知られており、ベイトタックルでも扱いやすいのが特徴です。
特に水平フォールの姿勢は秀逸。オフセットフックのノーマルセッティングでもマスバリのワッキー掛けでもしっかりと対応できます。太さや長さのラインナップも豊富なので、いくつかバリエーションを揃えておくのがおすすめです。
オーエスピー(O.S.P) ドライブスティック ファット
細身のテールを備えた高比重のスティックベイト。バックスライド系ワームとしても有名なアイテムで、ゆらゆらと揺れながらバイトを誘えるのが特徴です。
本製品はオリジナルモデルの「ドライブスティック」をより太くしたファットモデルで、サイズラインナップは4.5インチのみ。フックはゲイプ幅の広いオフセットフックの#4/0〜#5/0を合わせるのがおすすめです。
デプス(deps) カバースキャット
独特なフォルムを採用したバス釣りで実績の高いスティックベイト。特に琵琶湖ではガイドも多用しており、プロ・アマを問わず、多くのアングラーから支持されているワームです。
サイズは2.5インチ・3インチ・3.5インチ・4インチとありますが、いずれもソルト含有量40%とかなり高め。使い方としてはノーシンカーが基本で、底まで落とし、ジャーク&ポーズでバイトが入ります。
特に大きめサイズは単体で十分なウエイトがあるので、水深があるエリアであっても単体でアプローチできるのが強み。気になる方はぜひ試してみてください。
バス釣り用ワームのおすすめ|シャッドテール・シャッド系ワーム
ボトムアップ(Bottomup) ブレーバー2
ハイプレッシャーなフィールドでも口を使わせることが可能な5.4インチのワーム。小さめのシャッドテールが付いていますが、ちぎればストレートワームとしても使え、ジグヘッドワッキーやネコリグとも相性がよいのが特徴です。
ロッド操作に対応するレスポンスがよいほか、フォール時の小刻みの揺れも秀逸。ボディに入っているリブも深く、水をしっかり掴んで、強く水を押すのも魅力です。
ケイテック(KEITECH) スイングインパクト ファット
ハイカロリーなベイトフィッシュを演出できるおすすめのワーム。丸みのあるボディと大きく揺れるテールによってビッグバスも仕留められるのが特徴です。
本製品はボリュームがあり、高速リトリーブからデッドスローまでしっかりと対応できるのも魅力。バス釣りでは各種リグのほか、ジグトレーラーとしても優秀です。
ゲーリーヤマモト(Gary YAMAMOTO) 2.5インチ レッグワーム
バス釣りで使うワームのなかでもタフな時期やハイプレッシャー化したフィールドで頼りになるアイテム。マッディーウォーターのほか、クリアレイクやリザーバーなど、あらゆる場面で使えるほか、スレた魚に対してもなんとか口を使わせられるのが特徴です。
ライトリグ全般に使えますが、特にダウンショットリグとの相性は良好。ロッドやライン操作を駆使して、丁寧に動かすのがコツです。喰わせ重視でいきたい場合はぜひ試してみてください。
オーエスピー(O.S.P) ドライブシャッド
さまざまなリグとの相性はもちろん、ジグトレーラーとしても使えるシャッドテールワーム。ボディとテールが振動し、なまめかしく動くのが特徴です。
高速リトリーブからデッドスローまでしっかりと対応できるのも魅力。ハイピッチなウォブル&ロールアクションで、周囲に存在感をアピールできるおすすめのルアーです。
ボトムアップ(Bottomup) ヴァラップスイマー
ボディのサイドに平らな面を設けたフラットタイプのシャッドテール。タイトピッチで泳ぐのが特徴で、スイミング姿勢が安定しているのもポイントです。
内部に混入する塩のバランスに配慮しているのも魅力。背中側は少量、腹側はより高密度にすることによって低重心化を図っています。トータルバランスに優れたアイテムを探している方はぜひチェックしておきましょう。
デプス(deps) サカマタシャッド
テールが二股に分かれているシャッド系ワーム。単体でボリュームがあるため、遠投性能とキャスタビリティが高いのが特徴です。
ボディの側面に突起を設けているのもポイント。フォール時はゆっくりとロールしながら着底し、トゥイッチやジャークを加えるとキール部分で水を受け、ダートアクションを出せます。
また、ラインナップが豊富なのも魅力。サイズは4インチ・5インチ・6インチ・8インチがあり、さらにそれぞれノーマルマテリアルとヘビーウエイトマテリアルが用意されているので、計8タイプが揃っています。
イマカツ(IMAKATSU) ジャバロン
ボリューミーなベイトフィッシュを演出できるおすすめのシャッド系ワーム。連結ボディによるヒラ打ちによって捕食を促せるのはもちろん、リアクションバイトを誘えるのも特徴です。
また、スキッピングがしやすいのもポイント。オーバーハングや桟橋下などにも送り込みやすく、ピンスポットでもスローに動かせるのが魅力です。
なお、ヘッド部分の身切れが気になる場合はワームの先端に小さめのコイルを入れてフックを固定。ノーシンカーでの使用が基本ですが、キャスタビリティを上げたい場合はネイルシンカーでウエイトアップを図るのもおすすめです。
バス釣り用ワームのおすすめ|クローワーム・ホッグ系ワーム
オーエスピー(O.S.P) ドライブクロー
丸みを帯びた大きなツメが特徴のクローワーム。カバー撃ちのテキサスリグはもちろん、縦ストラクチャーではダウンショットで使うのも効果的です。
また、ラインナップが豊富なのもポイント。低活性時やハイプレッシャーのフィールドではナチュラルカラーのダウンサイジングモデルを、ビッグフィッシュ狙いであればド派手なカラーのラージサイズをチョイスするなど、サイズとカラーで使い分けることでさらなる釣果アップが期待できます。
ゲーリーヤマモト(Gary YAMAMOTO) モコリークロー
バス釣りで実績の高いクローワーム。同ジャンルのワームはアメリカザリガニを模していることが多いものの、本製品はニホンザリガニをイミテートしており、コンパクトなシルエットにまとまっているのが特徴です。
ナーバスなバスをもバイトに持ち込めるように開発され、各種パーツは存在感がありながらも全体的にはやや控えめ。タフコンディションのフィールドでも頼りになるおすすめのアイテムです。
ZBC ウルトラバイブスピードクロー
バス釣りの本場であるアメリカはもちろん、日本でも評価の高いクローワーム。テキサスリグやラバージグのトレーラーに適したアイテムで、カバー周りで使うのがおすすめです。
スイミング時のアクションが秀逸で、パーツがピリピリと動くのもポイント。高速引きはもちろん、スローに引いてもしっかりとアピールできます。また、リフト&フォールも効果的。多くのアングラーから長年支持されているおすすめのルアーです。
ノリーズ(NORIES) エスケープツイン
日本のホッグ系ワームを代表する定番アイテム。分厚いパドルを備えており、ボトム着底からゆっくりと倒れ込み、魚に対して強烈にアピールできるのが特徴です。
水押しが強く、特にカバー撃ちで効果的。なお、本製品はオリジナルモデルですが、ひとまわり大きいビッグやひとまわり小さいリトル、さらに小さいチビとさまざまなサイズがラインナップされています。
オーエスピー(O.S.P) ドライブビーバー
扁平ボディを採用したビーバータイプのホッグ系ワーム。最近評判の高いアイテムとして知られており、すり抜けのよさとアピール力の高さを兼ね備えているのが特徴です。
フォールやリトリーブ時はパーツがブルブルと震え、しっかりと存在感をアピールできるのもポイント。ヘビーカバーに強く、テキサスリグやリーダーレスダウンショットで使うのがおすすめです。
なお、サイズラインナップによってヒゲがストレートかカーリーテールかのいずれかに分かれているので、気になる方は確認しておきましょう。
ボトムアップ(Bottomup) ブルスホッグ
スリムな形状と存在感のあるツメが特徴のホッグ系ワーム。アクションさせると強く水を押し、カバーに潜むバスに対してもしっかりとアピールできるのが特徴です。
ボディには短くも張りのある足が順手で4×2本、さらに逆手で2本付いているのもポイント。それぞれが躍動するので、リフト&フォールなどの縦の動きはもちろん、ズル引きなどによる横の動きでも効果を発揮します。
メガバス(Megabass) スラップホッグ
肉厚でボリューミーなホッグ系ワーム。ボディには弾力があるほか、各種パーツも存在感があり、ボトムトレースはもちろん、中層スイミングのジグストでもアピール力が高いのが特徴です。
ボディから伸びた4本の足はそれぞれ逆手で、リトリーブ時やフォール時の抵抗やブレーキとなるのもポイント。サイズは3.5インチで、カラーは12色をラインナップしています。
バス釣り用ワームのおすすめ|バックスライド系ワーム
スミス(SMITH) ファットイカ
バックスライド系ワームとして定番のアイテム。たっぷりと塩が詰まったボディに水の中で抵抗となるフラスカートが付いており、ゆっくりと送り込めるのが特徴です。
ラインナップとしては本製品のほか、より耐久性に優れた「ヘビーカバーファットイカ」も人気。なお、それら2つ、さらにオリジナルモデルの「イカ」はスミスのラインナップです。
一方、より細身の「ライトイカ」はゲーリーヤマモトの製品にカテゴライズ。素材としてはいずれもゲーリーヤマモトのマテリアルを採用しています。スミスからのリリースであってもパッケージはゲーリーヤマモト仕様となっているので、注意しておきましょう。
ジャッカル(JACKALL) カバークロー
カバー撃ち用のバックスライド系ワームを求めている方におすすめのアイテム。ツルッとしたボディかつパーツは少なめで、スナッグレス性能が高いのが特徴です。
サイズは3インチで、ピンスポットに撃ち込みやすいのもポイント。なお、ラインナップには本製品のオリジナルモデルのほか、4.5インチの「カバークロー グランデ」も用意されています。気になる方は併せてチェックしておきましょう。
ケイテック(KEITECH) グライドカマロン 3.5インチ
細部にまでこだわったおすすめのバックスライド系ワーム。カバーに対するすり抜け感はもちろん、ピックアップもしやすく、手返しよく撃っていけるのが特徴です。
ボディにはフックが刺しやすいようスリットが入っているほか、フックポイントを隠せるガードが付いているのも魅力。また、ネイルシンカーを入れるための穴も事前に空いており、細かいウエイト調節もスムーズにできます。気になる方はぜひ試してみてください。
エバーグリーン(EVERGREEN) クローモーション
ボトムまできっちりと落とし込めるおすすめのバックスライド系ワーム。サイズは3インチと比較的コンパクトなシルエットながら、単体で約10gがあり、ノーシンカーでもキャストしやすいのが特徴です。
また、フォール時のスライド幅がそれほど大きくないのもポイント。カバーに対してスルスル入っていくほか、すり抜け感もよく、テンポよく撃っていけるのも魅力です。
バス釣り用ワームのおすすめ|虫系ワーム
デュオ(DUO) レアリス ニンムシ
トータルバランスに優れた虫系ワーム。フローティングタイプのソフトルアーながら塩が混入しており、キャスタビリティが高いのが特徴です。
伸縮性のあるボディを採用しており、耐久性が高いのもポイント。内部には毛のような天然ファイバーが練り込まれており、昆虫のリアルさを追求しています。
着水音の静かさやパーツの動きによる波紋など、細部にまでこだわりが詰まっているのも魅力。バス釣りの虫パターンにトライしてみたい方はぜひチェックしておきましょう。
一誠(issei) 沈み蟲
「沈み蟲」と書いて「シズミムシ」と読むシンキングタイプの虫系ワーム。ボディに高比重マテリアルを採用しており、順付けであれば水平フォール、逆付けであればバックスライドセッティングになるのが特徴です。
サイズラインナップが複数用意されているのもポイント。魚のコンディションやフォールドの状況に合わせて使い分けができるのも魅力です。
バス釣り用ワームのおすすめ|その他
デプス(deps) ブルフラット
蛇腹状のテールを備えたギル型のワーム。サイズが豊富に揃っているので、フィールド状況やベイトの大きさによって使い分けしやすいのが特徴です。
また、タイプとしてソルトとノンソルトの2種類をそれぞれラインナップ。ソルト仕様は含有率にこだわっており、ハリ持ちのよさとマテリアルの柔軟性のバランスに配慮しています。一方、ノンソルト仕様は浮力が高いのが魅力。購入する際は違いをチェックしておきましょう。
ノリーズ(NORIES) フリップギル
内巻きのツインテールを備えたギル型のワーム。スパイラルフォールで誘えるのが特徴で、シーンとしてはベジテーションなどのカバー周りや、杭や立ち木などの縦ストラクチャーで使うのがおすすめです。
使い方としては、サスペンドを意識することが重要。ボトム着底まで落とし込み、追わせて喰わせることも可能ですが、中層で漂わせてやる気のあるバスを獲るのも有効です。気になる方はぜひ試してみてください。
オーエスピー(O.S.P) サイコロラバー マックスソルト
変わった形状をしている不思議なソフトルアー。いわゆるモジャモジャ系のワームで、使い方としてはマスバリをボディのセンターに通し掛けし、ノーシンカーやダウンショットで誘うのがおすすめです。
もともとは別ブランドのハンドメイドでしたが、多くの要望に応え同社が量産化に着手。素材はオリジナルモデルと比べて若干硬めで、ハリ持ちがよいのが違いです。
なお、同社ラインナップは「ノンソルト」と「マックスソルト」の2種類。本製品は比重の高い後者で、キャスタビリティやフォールスピードを意識したい場合に有効です。
ハイドアップ(HIDEUP) 旧コイケ
センター部分の玉からあらゆる方向に毛が伸びたモジャモジャ系のワーム。タフコンディションやハイプレッシャーフィールドにも強く、喰わせ能力に長けているのが特徴です。
リグはノーシンカーワッキーやジグヘッドワッキーのほか、ダウンショットなどのライトリグにもマッチ。タックルはスピニング、ラインは2〜5lbを使うのがおすすめです。
イマカツ(IMAKATSU) ヘアリースパイダー クジャラ
モジャモジャ系のワームのなかでもボリューミーなアイテム。エラストマー素材を採用しており、表層・中層・ボトムを問わず、あらゆるレンジをカバーできるのが特徴です。
基本形はセンター掛けのワッキーですが、ネイルシンカーを入れたネコリグもおすすめ。アクションの対応幅も広く、リフト&フォールはもちろん、シェイクやスイミングで誘うのも有効です。
ボトムアップ(Bottomup) スクーパーフロッグ
長めの足を備えたカエル系のソフトルアー。水をしっかりと受けて動くキックアクションが持ち味で、コンパクトなシルエットながら存在感を示せるのが特徴です。
単体としてはフローティングで、虫系ワームように表層で誘うのが基本。一方、浮力はありますが沈めて使うのも可能で、その場合は特にラバージグのトレーラーで使うのがおすすめです。
ティムコ(TIEMCO) 野良ネズミ
弾力のあるエラストマー素材を採用したネズミ系のソフトルアー。オフセットフックを使用したフローティングタイプのアイテムで、スキッピングのしやすさとカバー回避能力の高さが特徴です。
使い方としては虫系ルアーやフロッグに近く、アシ際やオーバーハング下などに滑り込ませ、首振りでネチネチと誘うのがおすすめ。サイズは本製品のオリジナルモデルの88mmを皮切りに、100mmのウルトラ、125mmのマグナム、160mmのエンペラーと、計4種類をラインナップしています。
ワームに限らずルアーには時代のトレンドがあり、古いアイテムは淘汰されていく傾向があります。例えば、かつてカバー撃ちといえば「パドルテール」が主流でしたが現在では皆無。チューブやリーチ系なども同様です。ただ、それらがまったく釣れないわけではないので、懐かしさを感じる方はひさしぶりに試してみてください。