ルアーフィッシングにおいて悩ましいのがフッキング率の向上。とくにメタルジグで青物などを狙う際はバラすことが多いので、より自由度の高いアシストフックを追加することで、掛けるチャンスを増やし、確実なランディングへとつなげられるかどうかが釣果に大きく影響します。
そこで今回はアシストフックのおすすめアイテムをご紹介。選び方についても詳しく解説します。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
アシストフックとは?

By: katsuichi.co.jp
アシストフックとは、おもに青物などを狙うジギングで使用する「メタルジグ」にセットするフックです。市販のメタルジグには装着されていない場合もあり、標準搭載されているフックと合わせることでフッキング率のアップやバラシを軽減する効果が期待できます。
一口にアシストフックといっても多種多様なタイプがあり、ターゲットやポイントに合わせて選択することが重要。くわえて、フックの数や向き、段差の有無などにも注目しましょう。
なかには、ラメ素材を織り込んだ「ティンセル」つきの集魚効果をアップさせるモデルもあるのでチェックしてみてください。
アシストフックの選び方
サイズをチェック

アシストフックのサイズは、ターゲットやポイントの状況を判断して選ぶ必要があります。大型青物をターゲットにする場合は大きめのフックをチョイスするのが基本。小さめの魚に大きすぎるフックを使用すると、フッキング率が悪くなる可能性があるため注意が必要です。
根がかりが多発するポイントでは、フックを小さくすることでジグを失うトラブルを予防できます。ただし、メタルジグの大きさに対してフックが小さい場合、ジグを抱くようにして引っかかってしまうトラブルに要注意。メタルジグの横幅より、少し懐の広いサイズが選ぶ際の目安になります。
サイズは「#〇」といった番手表記や、S・M・Lなどメーカーやモデルによってさまざま。メタルジグを購入する際に、推奨フックサイズを表記している場合もあるのでチェックしてみてください。
フックの数をチェック
シングル

By: owner.co.jp
フックをひとつのみセットするのがシングルアシストフックです。フッキングポイントが1点に集中するため、ガッチリとハリ掛かりしやすいのがメリット。とくに、ブリやヒラマサなど大型青物をターゲットにする場合は、バレを防ぐために使用されます。
根が荒いポイントでボトムをとる釣りでは、根がかりを防ぐためにシングルフックがおすすめ。魚からハリを外しやすいため、活性の高く入れ食い状態で手返しの早い釣りを展開できるのもメリットです。
ダブル

By: amazon.co.jp
シングルフックを2本セットしてあるのがダブルアシストフックです。シングルフックのような深掛かりは期待できないものの、フッキングポイントが多いぶん魚に掛かる確率を高められます。フッキングが難しいタチウオやヒラメ狙いに適しているほか、スロージギングでも多用されます。
1本が魚体に刺さればもう1本も刺さる可能性が高く、低活性でしっかりと食ってこない魚に対応したいシーンやじゃれ合うようなアタリが多いときにもおすすめです。バラシを防ぎやすい一方、根がかりしやすい点に注意。ボドムを攻める釣りで根がかりが心配な場合には、フックサイズを小さくするなど工夫してみてください。
フックの向きをチェック
内向き

By: amazon.co.jp
2本のフックそれぞれが向き合っているタイプが内向きのアシストフック。根がかりする可能性が低いほか、1本がフッキングするともう1本もハリ掛かりしてバラシにくいのがメリットです。ただし、メタルジグ本体にハリが向いているためフックが絡みやすくなります。
ナブラが発生するような絶好のチャンスを逃したくないシーンでもおすすめ。バラシの少なさで掛けた魚をランディングしやすいのと同時に、手返しのよい釣りを展開できます。
外向き

By: shout-net.com
2本のハリそれぞれが外を向いているタイプが外向きのアシストフックです。フッキング率が高く、ガッチリと刺さりやすいのがメリット。低活性時の弱いアタリを確実にフッキングさせたいシーンでおすすめのタイプです。
ただし、フッキング率の高さは根がかりがしやすさにつながるため注意が必要。ラインにフックが引っかかる、通称「エビ」の現象にも気をつけなければいけません。
段差の有無をチェック

By: rakuten.co.jp
2本のフックのラインの長さを変えて、段差をつけたアシストフックがあるのでチェックしておきましょう。2本それぞれのフックポイントがずれるため、フッキング率を高められます。また、根がかりを防ぎやすいのもメリットです。
ただし、ラインの長さが同じアシストフックは2本とも口にしっかりと掛かりやすい一方、段差が大きいほど口には1本しか掛からない可能性があります。段差アシストフックにも外向きと内向きがあるので、チェックしてみてください。
太さをチェック

By: vanfook.co.jp
アシストフックは同じ号数でも、モデルによって軸の太さが異なります。大型青物など、大きくパワーのあるターゲットには太軸のフックがおすすめ。細軸のフックは強烈な引きによって、折れたり伸ばされたりするため注意が必要です。
小型青物や根魚、口のやわらかい魚をターゲットにするときは刺さりのよい細軸タイプがおすすめ。活性が低く弱いアタリに対してフッキング率を高められます。必要以上に太いフックは口切れのバレが多発する可能性があるため、口の硬い魚には太軸、やわらかい魚には細軸を選ぶなどターゲットによって使い分けるのも方法のひとつです。
アシストフックのおすすめ
がまかつ(Gamakatsu) アシストフック S.L.J.チューンド 329
ジギングのなかでもスーパーライトジギング専用として開発されたおすすめのアシストフック。種類としてはフロントフック用の「タイプ F 中芯フロロ」とリアフック用の「タイプ R ノットタイプ」の2つがあり、どちらも番手は#4から#3/0の6サイズを揃えています。
アシストフックは2本バリで1組。本製品は1パッケージあたり2組入っているので、ハリの本数は計4本になります。
がまかつ(Gamakatsu) アシストフック ショートスナイパー
タングステンを採用したコンパクトなメタルジグにも対応できるおすすめのアシストフック。ハリは太軸、アシストラインは短めで、ルアーサイズは小さくとも大物をしっかりと掛けられるのが特徴です。
タイプとしてはシングルとダブルがあり、番手はどちらも#2から#2/0の4種類。なお、シングルは3本入り、ダブルは2組の計4本入りで、同番手でも本数と価格帯が異なるので、購入を検討する際は意識しておきましょう。
がまかつ(Gamakatsu) アシストフック バーティカルリミット
アシストフックのなかでもラインナップが豊富なおすすめアイテム。タイプとしてはシングルとダブル、アシストラインはショートとノーマルがあり、ターゲットや喰いの状況に合わせて選べるのが特徴です。
番手はシングルが#3/0から#7/0の5種類で、ダブルは#3/0・#4/0・#5/0の3種類を用意。フロントとリアで番手を変えるのはもちろん、フロントをダブル、リアをシングルなど、組み合わせの自由度が高いのも魅力です。
がまかつ(Gamakatsu) アシストフック ロングスナイパー
アシストフックのなかでもアシストラインが長めのアイテム。ロングサイズのメタルジグの取り付けに適しており、バイトやアタックした際に魚のどこかに掛かるようにできるのが特徴です。
アシストラインは歯の鋭い魚種にも対応できる東洋紡の「ザイロン」を採用。また、ハリのチモトは収縮チューブで固められており、安心感が高いのも魅力です。
がまかつ(Gamakatsu) アシストフック 貫
アシストフックのなかでもアシストラインの種類が豊富なシリーズ。強度が高い同社オリジナルの「アシストライン480」を使用したシングル、同ダブル、シングルのハリに短めのアシストラインを付けた「ショートSP」、ダブルのアシストフックに長さの異なるアシストラインを付けた「ダブル ミドル」、「ダブル ロング」の計5つのジャンルを用意しているのが特徴です。
なお、フックの番手のラインナップはタイプによって異なるので注意。ちなみに仮にシングルであっても2本掛けは可能なので、意図的にダブル付けすることも可能です。その際はジグ自体のウエイトのバランスが変わる可能性があるので、セットする際は意識しておきましょう。
オーナーばり(OWNER) ファイアツイン FH-21
ショアジギング向けのアシストフックを求めている方におすすめのアイテム。フックの番手は#2から#6/0の8種類で、それぞれに適用範囲が記載されており、使用するメタルジグのウエイトにあったアシストフックを選べるのが特徴です。
製品としては1組2本のダブル。絡みにくさやキャスタビリティなどにも配慮されており、堤防・サーフ・磯など、フィールドを問わず安心して使えるのも魅力です。
オーナーばり(OWNER) カルティバ ジガーライト 段差 早掛 JD-22
細軸ながら強靭なフック「ジガーライト早掛」を使用した段差タイプのアシストフックです。やや広角のストレートなハリ先とわずかな段差によって、フッキングを高めているのが特徴。掛ける際はシングルフックの貫通力を発揮し、掛けてからは外向きのダブルフックのホールド力でランディングしやすいおすすめモデルです。
組糸には絶妙な張りが特徴のフロロカーボンを使用し、水中での糸絡みを防ぎます。ハリと組糸の接続はスッポ抜けを予防する構造で強度と耐久性にも優れています。
オーナーばり(OWNER) カルティバ ジガーライト ツインシワリ JT-27
ハリ先がわずかに内側に向いた「シワリ」タイプのフックを使用したアシストフック。水圧抵抗を感じやすくするため、すべてに繊細な作りを採用したスロージギングにおすすめのモデルです。シングルフックを2本束ねた内向きのダブルアシストフックでフッキング率を高めています。
組糸と根巻き部分には強度に優れたPEラインを使用。「カルティバソリッドリング」「カルティバ熱収縮チューブ」など、高品位なパーツを採用しているのもおすすめポイントです。
オーナーばり(OWNER) カルティバ 投技フック パワー青物 WH-02
ライトショアジギング専用のシングルアシストフックです。サイズは#4~2/0から選択でき、10~100gまでのメタルジグに対応。30gほどの軽量ジグで10kgクラスのブリなどの青物をターゲットにする際におすすめのモデルです。
組糸はフロロ芯を内蔵して絡みを防いでいる仕様。フックはタフワイヤー素材「ジガーライト早掛」を採用した、青物のパワーに負けない強化仕様です。
オーナーばり(OWNER) ジガーミディアム ロックアシスト JS-36
ヒラマサ・ブリ・マグロ・ロウニンアジなど、大型青物におすすめのシングルアシストフックです。水圧抵抗を減らす垂直リング設計により、ジグのフォールアクションを妨げないのが特徴。着底時にフックが横に倒れにくく、根掛かりを減らせるのもポイントです。
フックにはタフワイヤーの「ジガーミディアムロック」を採用。大型のカエシを備えており、一度掛かったら外れにくく大物をランディングする確率を高めています。強度に優れた「ゼクシオン」を本格手巻きで仕上げたラインも魅力です。
カツイチ(KATSUICHI) デコイ ツインパイク DJ-88
ロングテーパーに仕上げた、細軸ワイドゲイプ設計のニューコンセプトフック「パイクAS-03」採用のアシストフックです。高弾性のオリジナルブレイドラインとのコンビネーションにより、ショア・オフショア問わずさまざまなシチュエーションに対応します。
シーバスやマダイをメインターゲットに、タチウオ・青物などもターゲットにするライトジギングにおすすめのモデル。ダブルフックタイプで確実なフッキングとバレを防いでランディングまで持ち込めます。
カツイチ(KATSUICHI) デコイ ライトアシスト DJ-90
ワカシやサバなど小型回遊魚をターゲットにする、ライトキャスティングゲーム専用のスモールアシストフックです。ライトタックルでスムーズなフッキングを可能にする、ファインフックを採用したおすすめモデル。フックアップを重視し、外向き仕様で段差をつけています。
スプリットリングとアシストラインとの接続パーツに溶接部のない「ソリッドオーバルリング」を採用するなど、細かい工夫をこらしている点にも注目。アシストラインの遊びを少なくした仕様により、スムーズで確実なフッキングを可能にします。
ハヤブサ(Hayabusa) 瞬貫アシストフック ダブル 3cm
フッ素コーディングを施した貫通性能が高いおすすめのアシストフック。シリーズラインナップとしてはアシストラインの長さによって分かれており、本製品は3mと長めなのが特徴です。
アシストラインは芯なしのPEラインで、コシがありながらクセがないのがポイント。サイズの番手は#1から#4/0の5種類をラインナップしています。
ハヤブサ(Hayabusa) ホロフラッシュアシストフック 段差 1.5×3cm
ソルトブランド「クレイジーオーシャン」と同社のコラボアイテム。紫外線で青白く光るケイムラ仕様のアシストフックで、高いフラッシング効果を期待できるのが特徴です。
本製品はダブルフックですが、それぞれアシストラインの長さが異なるのもポイント。サイズラインナップはハリス80lbの「S」と100lbの「L」の2種類を用意しています。
ヴァンフック(VANFOOK) スピアシングルアシスト SA-60
フック1本を使用したシングルアシストフックです。適度にコシのあるフロロカーボン入りのアシストラインを使用。ジャーク時にジグへ抱きつきにくいほか、フッキング時のパワーロスを軽減しています。
ひとつのみのフックポイントにより、すばやいフッキングとバレを減らせるおすすめモデル。メタルジグ本来の動きを最大限に生かせる仕様で、青物を狙うジギングに適しています。
ヴァンフック(VANFOOK) ジゲンワイヤーアシスト JWS-40
小型のメタルジグに適したおすすめのアシストフック。アシストラインは専業メーカー「よつあみ」のハイブリッドワイヤー「ケプラートメタルGX(200lb)」を採用しており、鋭い歯の魚にもしっかりと対応できるのが特徴です。
フックの番手は#1/0・#2/0・#3/0の3サイズをラインナップ。本数は1パッケージあたり3本入っています。サワラやタチウオ用のアシストフックを探している方はぜひチェックしておきましょう。
ヴァンフック(VANFOOK) ジゲンデコアシスト JD-50
魚皮とティンセルつきのシングルアシストフックです。魚皮表面とチモト部を特殊塗料でコーティングし、紫外線に反応して蛍光発光するのが特徴。青物など大型魚にアピール力を発揮するおすすめモデルです。
フックは超軽量で優れたフッキング性能を誇る「JIGENフック」を採用。#3~#3/0まで6サイズをラインナップしており、ターゲットや使用するメタルジグに合わせて選択できます。
シャウト!(SHOUT!) ジャコフック
フッキング性能を重視した、近海専用ファインワイヤーフック採用のアシストフックです。キラキラしたサバ皮とレインボースレッズで高いアピール力を発揮。ジグ単体では反応しなかったターゲットをフッキングに持ち込めるおすすめモデルです。
ターゲットの口へ吸い込まれやすい軽量フックとマテリアルを採用し、フッキング率が向上しているのもポイント。キャスティング用メタルジグに対応したサイズもラインナップしています。
シャウト!(SHOUT!) ツインアシスト 43-TA
近海用として開発されたダブルアシストフック。カエシを2つ設けたダブルバーブ仕様により、確実なフッキングを実現するおすすめのアイテムです。段差をつけた外向きのダブルフックが互いにフォローし合って保持力を向上させており、バラシの軽減が期待できます。
アシストラインに耐久性と感度に優れたPEラインを採用。溶接リングやシュリンクチューブを使用するなど、細部にわたって工夫しています。
ダイワ(Daiwa) ソルティガ ライトアシストフックツイン SS 中深海スロー
中深海専用モデルとして開発されたダブルアシストフックです。水深200~300mでアカムツ・アラ・本ムツ・クロムツ・ハマダイなどをターゲットにする場合におすすめのモデル。外向きポイントでショートバイトをフッキングさせやすい「WKYフック」は、貫通力に優れたサクサス仕様になっています。
ラインには、潮色に溶け込みやすいオリジナルグリーンカラーのフロロ中芯入りPEラインを採用。リング部は特殊ノットを採用した小径のフラットタイプで、限りなくシンプルに仕上げているのが特徴です。
ダイワ(Daiwa) 鏡牙フックSS ツインアシスト
ショートシャンク採用で刺さりの早さが特徴のタチウオ専用アシストフックです。フックにフッ素メッキ加工を施した「サクサス」を採用している点に注目。魚のアゴにサクッと刺さる強力な貫通力でフッキング率を高めています。
カエシのないバーブレス仕様で、高活性時に手返しを重視したいシチュエーションでおすすめ。しなやかでキンクに強いワイヤーを使用し、歯の鋭いタチウオに対応しています。ポイント部が長い設計により、深く刺さり込んでバラシを防げるのもおすすめポイントです。
ダイワ(Daiwa) ショアジギアシストSS
アシストフックのなかでもショアジギング用のおすすめアイテム。ハリは貫通力の高い同社の「サクサスフック」、フラッシング効果が期待できるティンセル仕様で、細部にまで配慮されているのが特徴です。
タイプとしてはアシストラインが短い「ショートシングル」と「ツイン」の2種類。サイズはSS・S・M・L・LLの5つをラインナップしています。
ダイワ(Daiwa) ソルティガアシストSS SLJ
スーパーライトジギング向けのアシストフックのなかでも豊富なラインナップが揃うおすすめのアイテム。フロント用とリア用に分かれているほか、通常と太軸、シングルとダブル、フロント・リアセットなどもあり、幅広い選択肢を用意しているのが特徴です。
フックはケイムラ仕様のティンセルが付き。アシストラインはフロロカーボンの芯入りで、適度なハリがあるのもポイントです。フックサイズはS・M・L・LLの4種類。単品指名買いはもちろん、複数バリーションをまとめ買いするのもおすすめです。
シマノ(SHIMANO) タイプLJ アシスト
軸部分のフラッシングで誘う「タタキバリ」を採用したおすすめのアシストフック。ティンセルなどのギミックはなく、ハリのまま乱反射するのが特徴です。
本製品はライトジギング向けのアイテムで、サイズラインナップはSS・S・Mの3種類。いずれも太すぎず・細すぎず、大きすぎず・小さすぎずで、中型の青物を狙うのに適しています。興味がある方はぜひ試してみてください。
アシストフックの売れ筋ランキングをチェック
アシストフックのランキングをチェックしたい方はこちら。
メタルジグにセットしてフッキング率アップと確実なランディングを可能にするアシストフック。トラブルを防ぐためにも、使用するメタルジグのサイズに合わせて選択することが重要です。ティンセルつきでアピールするタイプや魚種専用モデルにも注目しながら、ターゲットに合ったモデルを見つけてみてください。