キャンプや車中泊、在宅ワーク、さらには停電時の備えまで、電源を柔軟に確保できるポータブル電源。一方で、バッテリーを搭載した製品のため、安全性や屋外で使う際の耐久性は大丈夫なのか、といった不安を持つ方も少なくありません。

そこで注目したいのが、ドローンでバッテリー開発の知見を積み重ねてきたDJIのポータブル電源「DJI Power」。本記事では、その性能や独自の魅力、利用シーン、「安全」といえる理由をご紹介。日常でもアウトドアでも頼れる1台を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ドローンやアクションカメラで有名な「DJI」のポータブル電源「DJI Power」が今人気!

DJIとはどんなメーカー?

世界を牽引するクリエイティブなカメラ技術を有し、消費者向けドローンのリーディングカンパニーとして2006年に設立された「DJI」。高性能なジンバル技術や映像技術、革新的なソリューションによって、世界中の何百万ものプロユーザーに利用されています。

さらに、2017年にはスウェーデンの高級カメラメーカー「ハッセルブラッド」を買収し、カメラ性能を向上。最近の日本市場ではアクションカメラの人気も高く、初心者向けからプロ向けまで、幅広い製品をラインナップしています。

優れたバッテリー技術を有するDJIが作るポータブル電源「DJI Power」の魅力

DJIはもともとドローンに強みがあり、すべてのDJIドローンに搭載されているスマートバッテリーは、これまでに累計で数十億回の充電サイクルを達成。また、2012年にDJIは初となるバッテリー製品を発表し、それ以来、バッテリーに関する700件以上の特許を取得しています。

この技術力を活かして開発されたポータブル電源のシリーズ「DJI Power」製品は、安全で信頼性が高く、優れたパフォーマンスを発揮するのが魅力です。家庭での使用はもちろん、アウトドアアクティビティを趣味とする方、クリエイターなど、幅広い層のユーザーに安全なエネルギーサポートを提供しています。

また、DJIは日本国内にアフターサービスチームを有しているのもポイント。365日の迅速対応サポートシステムを構築しているので、万が一何があった際もすぐに相談できます。

趣味から仕事まで。さまざまなシーンで役立てられる「DJI Power」

ポータブル電源は、容量や出力によって使える機器が大きく変わります。一方、DJI Power 1000 V2とDJI Power 2000は、大容量バッテリーと高出力を兼ね備えているうえ、拡張性もあるのがポイント。日常からアウトドアまでさまざまなシーンで活用できます。

具体的に、キャンプや車中泊では照明や調理家電、車載冷蔵庫、冷暖房器具を使えるほか、ノートPCを使った作業までこなせ、一晩中に快適に過ごすことが可能です。

また、複数の機材を同時に使い、屋外で撮影するカメラマンなどのクリエイターにとっても、信頼して持ち運べる電源。スマホ・カメラ・PCはもちろん、撮影用ライトやドローンなど、必要な電化製品の電力をまとめてまかなえます。

ほかにも、電源から遠い庭でのDIYに使ったり、BBQをしたりと家でも活用法があるのもポイント。さらに、UPS(無停電電源装置)機能も備え、電力が遮断されてから0.01秒以内に接続しているデバイスへ給電できるので、データが飛んで困るデスクトップPCなどに常時接続しておくといった使い方もできます。

もちろん、非常時の「備え」としてのポータブル電源を探している方にも心強い存在。停電時にも使いたい照明・冷蔵庫・炊飯器など、ほとんどの家庭用電化製品を駆動させることが可能。電子レンジやブレンダーのような、瞬間的に大きな電力を使う家電にも対応し、非常時の安心感は大きく変わります。

ポータブル電源は「DJI Power 1000 V2」「DJI Power 2000」を使うべき理由。ドローン技術から生まれた圧倒的な信頼性

DJI長年のバッテリー研究でコンパクトさと大容量を両立。拡張性も高い

DJIはドローン分野で培ったバッテリー技術をポータブル電源にも応用し、コンパクトさと大容量を実現しています。「DJI Power 1000 V2」は1024Wh、「DJI Power 2000」は2048Whと大容量ながら、いずれも持ち運びが可能なコンパクト設計。アウトドアや車中泊、ロケ現場への機材持ち込みなど、移動が多いシーンでも扱いやすいモデルです。

さらに魅力的なのが、高い拡張性。DJI Power 1000 V2は最大5つの別売り拡張バッテリーを追加でき、総容量は最大11264Whになります。

より長時間の運用が求められる場合には、DJI Power 2000が適しており、最大10個の拡張バッテリーと接続することで総容量22528Whまで拡張することが可能です。

長く使える耐久性もポイント。DJI Powerシリーズはいずれも4000回の充放電後も80%以上の容量を維持(※1)するといわれており、長期間にわたって信頼して使えます。容量・拡張性・長寿命の三拍子が揃っているモデルです。

※1:標準充電モードで1000W出力を使用し、25°Cの実験室条件下で測定された数値。DJI調べ

超高出力で家庭用の電化製品をほぼすべてカバー

ポータブル電源には「定格出力」があり、使うことが想定される電化製品に合わせた製品選びが大切です。DJI Power 1000 V2は2600W、DJI Power 2000は2700Wと高出力に対応しており、家庭用電化製品の99%をカバーできるのが大きな魅力。電力を多く必要とする家電も安心して接続できます。

具体的には、キャンプ場での電子レンジ加熱や電気ケトルでの湯沸かし、車中泊でのドライヤー使用といった「使えたら便利」という家電の多くが問題なく動作。大きめの調理家電を使って、キャンプ飯の幅が広がるなど、アウトドアの快適さそのものが変わります。

非常時にも、これだけの出力があると安心感が段違い。停電時に冷蔵庫を動かしつつ、照明やネット環境も確保でき、生活の中で必要な家電をまとめて支えられます。高出力だからこそ、日常と変わらない環境を持ち運べるのがDJI Powerシリーズの強みです。

急速充電対応で必要なときにすぐに使えるようになる

充電速度の速さも、DJI Powerシリーズの大きな魅力です。特に、DJI Power 1000 V2は、家庭用AC電源の使用により0%から80%までわずか約37分(※2)、フル充電でも約56分と驚くほどのスピードで充電可能。短時間で実用レベルまで復帰できるため、出発前の準備や急な外出時にもストレスがありません。

より大容量のDJI Power 2000でも、約75分でフル充電できるのがポイント。容量に対しての充電時間が早く、災害時の備えとしても頼れます。

また、家庭用コンセントをはじめとして、充電方法の幅が広いのも特徴。アウトドアでも停電時でも、屋内外問わず、状況に合わせて電力を確保できます。

別売りのソーラーパネル「DJI Powerソーラーパネルアダプターモジュール(MPPT)」での太陽光発電や、「DJI Power 1kW車内用超急速充電器」または「1.8kWソーラー/車載用超急速充電器」により車内での充電にも対応しています。

※2:25℃のラボ環境下で測定したデータを用いた参考値。最大1440Wのグリッド充電を達成するには、バッテリーのレベルが少なくとも60%、周囲温度が20~35℃である必要があります。

「インテリジェントバッテリー管理システム」により本体保護機能も充実

バッテリーを搭載したポータブル電源は、長期間使用するにあたって重要視したい安全性。DJI Powerシリーズは、独自のインテリジェントバッテリー管理システムにより、内部状態を常に細かく監視し、安全性を最優先に設計されています。

本体には19個の温度センサーが搭載され、稼働中の熱をリアルタイムで把握。45℃の環境下でも安定して動作できるよう制御してくれます。

また、25個のヒューズが各モジュールを個別に保護する機構を採用。使用電力が一定値を超えると、電力を即座に遮断してくれるので、使用時・充電時の発熱も気にせず、夏場の車中泊や日差しの強いキャンプ場でも安心して使えます。

1t耐荷重・防災認証など「プロ品質」の耐久性

キャンプやクリエイターのロケ撮影など、屋外で使う機会の多いポータブル電源は、持ち運びや設置のたびにどうしても衝撃や荷重がかかるもの。そのため、耐久性の高さが求められます。

DJI Powerシリーズは、最大1tまでの静圧にも耐えられる強度を備えているのも魅力。荷物の下敷きになったり、車内で重いギアと一緒に積んだりしても耐えられるのは大きなメリットです。

さらに、最大5000mの高度でも動作可能。山岳エリアでの撮影や高地キャンプなど、過酷な環境で使う場面を想定したプロ仕様のタフさが感じられます。アウトドアやクリエイティブ用途で信頼性を求める方にとって、環境に左右されにくい設計は大きな安心材料です。

加えて、難燃性のある材料を採用。「一般社団法人 防災安全協会」の審査に合格し、「防災製品等推奨品」としての認証を取得しています。災害用として長期保管する場合でも、日常で使い続ける場合でも、壊れにくく信頼できる電源として頼りにできる耐久性を備えたシリーズです。

DJIドローンの高速充電に対応する独自の「DJI専用SDCエコシステム」

DJI Powerシリーズが優れている点のひとつが、4つのACコンセントやUSB出力ポートなど、豊富なインターフェイス。加えて、DJI Power 1000 V2とDJI Power 2000には、独自の高出力電源端子「SDCポート」を搭載しています。

SDCポートからはDJIドローンの対応機種への高速充電が行え、対応機種を使用している方にとっては大きなメリット。もし、バッテリー切れを起こしても約30分(※3)と撮影の合間に素早くチャージできるため、ロケや長時間撮影における運用効率が向上します。

さらにSDCは、ドローンを高速充電できるだけでなく、DJI Power 2000本体への高出力入力にも使える双方向ポート(※4)です。給電・充電の両方を担える拡張端子として活躍。別売りの専用ケーブルを使えば、ソーラーパネルや車内電源ソケットから本体の充電ができ、使い方の幅が広がります。

※3:‌「Air 3シリーズ インテリジェント フライトバッテリー」の場合の数値。充電時間のデータは、制御された試験環境で測定した値で、あくまで参考用です。
※4:Power 1000 V2に搭載されている「SDC Lite」ポートは、低電力用途向けに設計されており、拡張バッテリー、DJI Power 1.8 kWソーラー/車内超急速充電器、またはDJI Power 1 kW車内超急速充電器に対応していません。

最長5年の長期保証+365日対応のアフターサービスが利用できる安心感

DJI Power 1000 V2とDJI Power 2000をDJIストアで購入すると、まず標準で3年のメーカー保証が付帯。さらに、専用の「DJI Homeアプリ」や公式サイトで情報登録をすることで保証が2年間延長され、合計で最大5年もの長期サポートを受けられます。ポータブル電源は長く使う機材だからこそ、手厚い保証があるのは大きな安心材料です。

加えて、万が一初期不良がある場合に、製品受領日の翌日0時から30日間の返品・交換サービスを受けられます。

さらに、電話サポートは平日10~17時で、平日10~18時のチャットサポートも利用可能。万が一の不具合はもちろん、使い方の相談も気軽に尋ねられます。性能のよさだけでなく、購入後のフォローまで揃っている点は、初めてポータブル電源を選ぶ方にとっても心強いポイントです。

アフターサービスの詳しい内容は、DJIの公式サポートページで確認できるので、チェックしてみてください。

製品情報

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Power 1000 V2 DYM1000V2L

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Power 1000 V2
定格容量1024Wh最大連続出力2600W
充電時間家庭用AC電源の場合
0~80%まで約37分、100%までは約56分
充電サイクル回数4000回
4000サイクル以降は、80%以上のバッテリー容量を維持
ポートAC出力 × 4(CN、US、JP規格を使用する地域向け)
USB Type-C × 2
USB Type-A × 2
SDC × 1
SDC Lite × 1
AC入力 × 1
無停電電源装置(UPS)対応
重量約14.2kgサイズ448×225×230mm

パワフルな出力と大容量を兼ね備えながらも、コンパクト設計を両立した「Power 1000 V2」。1024Whの大容量バッテリーを搭載しているほか、別売り拡張バッテリーを最大5個接続でき、総容量を11264Whまで拡張できます。

また、家庭用AC電源なら約56分でフル充電が完了する、充電スピードの速さが魅力。充電中は約26dBの静音設計で、屋内や車内泊中でも快適に使えます。

最大2600Wの連続出力に対応し、日常的に使う機器の99%以上を安定して稼働することが可能。140Wで出力できるUSB-Cポートも搭載しており、ノートPCやタブレットの充電も高速で行えます。

ほかにも、インテリジェントバッテリー管理システムにより、4000回の充電サイクル後でも80%の容量を維持すると謳われており、長寿命なのもポイント。日帰りキャンプや日常でポータブル電源を導入したい方におすすめです。

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Power 2000 DY0037

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Power 2000
定格容量2048Wh最大連続出力2700W
充電時間家庭用AC電源の場合(1500Wの急速充電)
0~80%まで約85分、100%までは約114分
充電サイクル回数4000回
4000サイクル以降は、80%以上のバッテリー容量を維持
ポートAC出力 × 4
USB-C × 4
USB-A × 4
SDC × 2
AC入力 × 1
無停電電源装置(UPS)対応
重量約22kgサイズ448×225×324mm

2048Whの容量と2700Wの高出力を実現したポータブル電源。別売りで最大10個の拡張バッテリーを接続でき、最大22528Whまで拡張できるのがポイントです。AC出力ポートを4個を含め、14個もの出力ポートを備え、さまざまな家電を同時に稼働できます。

大容量ながら、家庭用AC電源なら80%までが約85分で充電が完了する急速充電に対応。別売りアクセサリーの使用で、ソーラーパネルや車載充電も利用できます。特にソーラー入力は1800Wをサポートし、約75分でフル充電できるのが魅力です。アウトドアや非常時にも柔軟に電力を確保できます。

標準充電モードなら、30dB以下の静音動作で、室内での使用時も騒音を気にせず快適に過ごせるのもポイント。防災用の備えや車中泊、キャンプを楽しみたい方におすすめのモデルです。