ACコンセントのない場所で電化製品を使用するのに役立つ「ポータブル電源」。複数の機器へ給電・充電でき、キャンプなどのアウトドアレジャーや災害時の備えとしても活躍します。しかし、さまざまなモデルが販売されており、はじめて選ぶ際に迷ってしまう場合も少なくありません。
そこで今回は、ポータブル電源にフォーカスして用途別におすすめモデルをピックアップ。あわせて選び方も解説するので、気になっている方は参考にしてみてください。
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- 目次
- ポータブル電源とは?
- ポータブル電源の必要性
- ポータブル電源の選び方
- ポータブル電源のおすすめメーカー
- ポータブル電源のおすすめ|注目のモデル
- ポータブル電源のおすすめ|災害時用・非常時用
- ポータブル電源のおすすめ|キャンプ・車中泊向け
- ポータブル電源のおすすめ|小型
ポータブル電源とは?
ポータブル電源とは、電化製品に電力を供給できるアイテムです。モバイルバッテリーよりも容量が大きくスマホやタブレットの充電はもちろん、小型の炊飯器やパソコンなどに給電できるのが特徴。高出力の大容量モデルなら、小型の冷蔵庫にも使えます。
あらかじめ充電して電力を蓄えておき、電源を確保できないキャンプ場や車中泊などのレジャーシーンで活躍。災害時の備えとしても役立ちます。ソーラーパネルの充電に対応しているモデルも多く、停電が数日間続いてもスマホを充電でき便利です。
ガソリンを燃料とする発電機と比べて、電気を使用する安全性の高さも魅力。排気も出ずクリーンに使えます。ファンの音がかすかにする程度の運転音で就寝時も安心です。
ポータブル電源の必要性
ポータブル電源の必要性のひとつが、停電時や災害時の電源確保です。停電が数日間続いてスマホの充電が切れてしまうと情報収集ができなくなり、家族や知人へ連絡もできなくなります。ポータブル電源に日頃から蓄電してあれば、数台のスマホやタブレットを同時に充電可能。パソコンで情報収集しながらスマホを充電するという使い方にも対応できます。
ポータブル電源があれば、電気やガスが止まってしまった状況でも、電気ポットでお湯を沸かせるのも便利。ポータブル電源の容量によっては扇風機や電気毛布などにも給電でき、季節を問わずアウトドアレジャーや災害時に活躍します。
コンセントのない場所で電化製品に給電できるので、屋外でのDIYや農作業、路上ライブなどにも活用可能。また、電気料金の安い夜間電力で充電して日中にスマホの充電に利用すれば、電気代を節約する効果も期待できます。
ポータブル電源の選び方
用途に合わせてバッテリー容量をチェック
災害時の備えには1000Wh以上の大容量モデル
ポータブル電源はモデルによって容量が異なります。用途や目的に合わせてチェックしておきましょう。地震や台風など災害時の備えとして用意するなら、1000Wh以上程度の大容量モデルがおすすめ。数日間にわたって停電が続いた状況で、家族全員のスマホやタブレットを充電するのに役立ちます。パソコンに給電しながら複数台のスマホを充電するなども可能です。
夏に扇風機で涼んだり、冬に電気毛布を使ったりなどでも大容量モデルが便利。テレビで情報収集したい場合にも活躍するほか、炊飯器や電気ポットなどの家電製品にも対応します。ただし、大容量モデルほどサイズが大きくなるうえ、価格が高くなる傾向がある点に留意しておきましょう。
キャンプ・車中泊には500〜700Wh
キャンプや車中泊で快適に過ごすのを目的としてポータブル電源を用意するなら、500〜700Wh程度のモデルがおすすめです。使用したい電化製品によりますが、1人の車中泊やソロキャンプなら500Wh程度あれば安心。ファミリーやグループのキャンプで使用する場合は、700Wh程度のモデルをチェックしてみてください。
なかには、車用の小型冷蔵庫に使えるモノも。車中泊やソロキャンプで飲み物を冷やしておきたいときに役立ちます。キャンプを楽しむ人数にかかわらず数日間充電なしでさまざまな電化製品を使い続けたい場合は、ワンランク大きめのモデルも候補に入れておきましょう。
日帰りなら小型モデルが多い200〜500Whがおすすめ
日帰りのアウトドアレジャーでポータブル電源を利用する場合は、持ち運びやすさを重視して小型モデルをチェック。容量が大きくなるほど重く持ち運びにくくなるので、使用する電化製品と持ち運びの移動距離などを考慮して選ぶのが大切です。
スマホやタブレットの充電切れに備えるなら、小さめの200Wh程度でも対応可能。さまざまな電化製品に給電しながら複数台のデバイスに充電するなどの使い方をしたい場合は、500Wh程度のモデルを用意しておくと安心です。
電力の使用効率をチェック
ポータブル電源は電化製品への給電や充電以外に、本体の冷却ファンやディスプレイなどにも電力を消費しています。製品情報に記載されている電池容量をすべて使えるわけではないので、実際に使える電池容量の割合「使用効率」を考慮しておくのが重要です。
使用効率はモデルによって異なります。公称値に対して80%程度の電力を使用できるモデルなら安心です。なお、ポータブル電源の稼働時間の目安は「ポータブル電源のバッテリー容量(Wh)×80%÷使用する電化製品の消費電力(W)」で算出できます。
定格出力をチェック
定格出力とは、ポータブル電源から安定して機器に出力し続けられる電力です。W(ワット)で表示されており、数値が大きいほどより消費電力の大きな電化製品に給電できます。使いたい電化製品の消費電力が定格出力を上回っていると、安定的に動作しない場合があるので注意が必要です。
たとえば、ポータブル電源の定格出力が500Wで電化製品の消費電力が800Wだと使用できません。複数の電化製品へ同時に給電する場合は、合計の消費電力が定格出力を超えてしまうと使えない点にも留意しておきましょう.
対応する周波数をチェック
ポータブル電源を選ぶ際は、使用する電化製品の周波数に対応しているのかチェックしておきましょう。
電化製品の周波数には、東日本に対応している50Hzと西日本の60Hzがあります。対応していない周波数の電化製品を接続してしまうと使用できなかったり、性能が変わってしまったりといった不具合が発生する場合も。電化製品によっては動作不良で火災の原因になるケースもあります。
引っ越しが多い方や遠出で周波数の異なる地域へキャンプに行くような場合は、50Hzと60Hz両方の周波数に対応しているポータブル電源がおすすめです。
出力ポートの数・種類をチェック
ポータブル電源は、モデルによって出力ポートの数や種類が異なります。一度に数台の機器へ給電・充電する際に困らないよう確認しておきましょう。とくに、使いたい電化製品の電源方式に適合している出力ポートを備えていないと、接続できないので注意が必要です。
ポータブル電源は、いわゆるコンセント式の「ACポート」を搭載しているのが一般的。ただし、USBポートには種類があります。スマホやタブレットに使われている「USB-Aポート」や、最近の新しい機器に採用されている「USB-Cポート」を搭載しているか要チェックです。
くわえて、車のシガーソケットから電源を取る車用電気炊飯器や電気ケトルを接続するなら、「DCポート」の有無も確認しておきましょう。
充電方法をチェック
コンセントから充電するAC充電
ポータブル電源の充電方法には、モデルによっていくつか種類があります。いわゆる家庭用コンセントで充電するのが「AC充電」です。もっとも一般的な充電方法で安定した電力を供給でき、多くのポータブル電源に搭載されています。自宅でゆっくり充電する時間がある方や、災害に備えて常に充電しておきたい場合におすすめです。
オートキャンプ場など、ACコンセントが用意されている場合にも活躍。なかには、急速充電に対応しているモデルあり、短時間で効率よく充電したい場面で重宝します。
太陽光で充電するソーラーパネル充電
ソーラーパネルを接続し、太陽光で充電できるポータブル電源も販売されています。コンセントがない状況で充電できるのが便利。停電時や電源を確保したいアウトドアシーンでも活躍します。電気代をかけずに充電できるのもメリット。環境に配慮しつつ、エコにポータブル電源を利用したい方にも適しています。
ただし、太陽が出ていない曇天や夜間には充電できません。また、AC充電と比べて電力供給量が安定せずムラが出やすいのもデメリットです。別途ソーラーパネルを購入する必要があり、コストがかかる点にも留意しておきましょう。
車のシガーソケットから充電するDC充電
DC充電とは、車のシガーソケットと接続して充電する方法です。出かけ先で充電が切れてしまったり、自宅で充電し忘れたりといったケースで活躍します。車中泊や車での移動が多い方におすすめの充電方法です。
ただし、AC充電と比べて電力が弱く充電に時間がかかるのがデメリット。充電切れの状態でフル充電するには長い時間がかかり、短時間で充電したい状況には向いていません。また、エンジンをかけている間しかシガーソケットに電力が流れないので、駐車中にエンジンを切った状態では充電できない点にも注意が必要です。
防水・防塵性能をチェック
ポータブル電源のなかには、防水・防塵性能を備えたモデルが販売されています。電気を扱う機器なので水に濡れてしまう場所で使わないように注意が必要ですが、万一に備えて確認しておきましょう。
防水・防塵性は国際規格「IP」で確認可能。「IP67」と記載があれば、防塵等級6・防水等級7を表しています。防塵性を備えていない場合は「IPX7」などと表示してあるのでチェックしてみてください。防水性の目安としては、4等級が「いかなる方向からの水の飛沫によっても影響を受けない」レベルです。
高い防水性を備えていれば、屋外での使用中に突然雨が降ってきても落ち着いて対応できます。また、水辺のアウトドアでうっかり水をかけてしまっても安心しやすいのが魅力です。
あると便利な機能をチェック
ライト付き
ポータブル電源にライトが備わっていると便利。キャンプの夜にランタンとして周囲を照らしたり、停電時の懐中電灯の代わりとして使ったりなどで活躍します。
なかには、点滅するフラッシュ機能を搭載したモデルも。災害時や万一遭難してしまった際に、SOSサインとして役立ちます。とくに、災害時の備えとしてポータブル電源を用意しておきたい方におすすめの機能です。
パススルー充電機能
パススルー充電とは、ポータブル電源をAC充電しながらスマホや電化製品に給電できる機能です。ポータブル電源のバッテリーに供給する電力を電化製品に給電する方式。室内で利用できるACコンセントが少ない状況や、災害時にすばやく複数のスマホを充電したい場面で役立ちます。
ポータブル電源の充電が少なくなっても、パススルー充電機能があれば安心。ポータブル電源とパソコンを、同時に短時間で充電したい場合などで便利です。ただし、モデルによってはパススルー充電を常時利用しているとバッテリーに負荷がかかり、寿命が短くなってしまうモノもあります。
ジャンプスターター機能
ジャンプスターター機能は、車のバッテリー上がりを救援するための機能です。単体でも販売されていますが、ポータブル電源のなかにはジャンプスターター機能を搭載したモデルが販売されています。自宅はもちろん、出かけ先で万一バッテリーが上がってしまった場合に便利です。
救援車やブースターケーブルがなくても、エンジンを始動できるのが特徴。車中泊でついつい車内灯をつけっぱなしで寝てしまい、バッテリーが上がってしまったような状況で重宝します。ただし、バッテリーの状態によってはエンジンを始動できない場合があるほか、車種によっても使用できないケースがある点に留意しておきましょう。
スマホ連携機能
ポータブル電源のなかには、スマホと連携する機能を搭載したモデルも販売されています。専用アプリを活用して、さまざまな便利機能を使えるのが魅力。悪天候が予想される状況をスマホに知らせて充電をうながしたり、充電残量や使える時間を表示したりする機能を搭載しているモデルに注目です。
電気代の時間帯別料金に対応し、電力の使用を最適化するモデルも。効率的な電力消費で電気代を節約したい方に適しています。出力のオンオフや電化製品の制御をリモート操作できるなど、利便性に優れたモデルが販売されているのでチェックしてみてください。
バッテリーサイクル数が大きいほど長寿命
ポータブル電源のバッテリーには寿命があります。モデルによって寿命の目安になる「バッテリーサイクル」の数値が異なるので、チェックしておきましょう。なお、ポータブル電源は新品状態の70~80%しか充電できなくなると寿命。満充電しても使用できる時間が短くなり、本来の性能を発揮できなくなるので注意が必要です。
バッテリーサイクルは、充電0%の状態から100%フル充電するのを「1サイクル」としてカウントします。使用している電池のタイプや容量などによって異なり、三元系リチウム電池で500~2000サイクルが寿命の目安。より高性能なリン酸鉄リチウム電池は1500~4000サイクルと、より長寿命です。
本体サイズ・重量をチェック
ポータブル電源は大きなバッテリーを搭載したモデルほど本体サイズが大きくなり、重量も増えます。頻繁に車載する場合や持ち運ぶ移動距離が長いなら、用途に合わせて適切な重さのモデルを選ぶと安心です。
キャンプで駐車場からサイトまでの距離があって軽さを重視したい場合は、重量5kg以下を目安にチェック。バッテリー容量が500Whを超えるモデルだと、6kg以上が多い傾向があります。
1000Wh以上の大容量モデルだと、重量10kgを超えるモノもあり持ち運びが大変。災害時の備えとして用意したいケースなど、据え置きで使うのに適しています。なかには、転がして持ち運びできるキャスター付きモデルもあるのでチェックしてみてください。
安全性重視ならPSEマークが付いているモノを
ポータブル電源は大きな電力を出力するアイテムなので、安全性の高いモデルを選びましょう。「電気用品安全法」の基準をクリアしているのを証明する「PSEマーク」が添付されているのかをチェック。ひし形か丸型のマークで表示されています。
ただし、さまざまな電化製品にPSEマークが表示されているものの、ポータブル電源は表示義務の対象外です。信頼性の高いメーカーなら届け出をしている場合があり安心ですが、安価な無名メーカーの製品はしっかりチェックしておきましょう。なお、ポータブル電源であっても充電に使用するACアダプターには、PSEマークの表示が義務付けられています。
ポータブル電源のおすすめメーカー
ジャクリ(Jackery)
ジャクリはアメリカで創業したポータブル電源専門メーカーで、中国深センに自社工場をかまえています。専門メーカーならではの充実したラインナップが特徴。100Whの小型モデルから2000Whを超えるモデルまで、用途や目的に合わせて選べます。オレンジのコーポレートカラーも印象的です。
大容量ながらコンパクト設計のモデルにも注目。市場モデルと比較して小さく、大幅な軽量化を実現しているモデルも販売しています。長寿命のリン酸リチウム電池を内蔵しているモデルも販売。約4000回もの充放電サイクルにより、毎日使っても10年間使えると謳っています。
アンカー(ANKER)
アンカーはモバイルバッテリーをはじめ、スマホやパソコン関連の周辺機器などを展開している中国発の企業。ポータブル電源のラインナップも豊富です。天面に収納スペースを設けて小物を保管できる工夫をこらしているなど、使い勝手のよいモデルを販売しています。
なかでも、世界最速と謳う急速充電機能を搭載しているモデルに注目。急速充電技術採用により、短時間でフル充電可能です。ストラップ付属で肩がけして持ち運びできる小型モデルも便利。災害時に急いで避難せざるを得ない状況で活躍します。
エコフロー(EcoFlow)
エコフローはポータブル電源などを販売するメーカーです。ラインナップが充実しており、ソーラーパネルやポータブルクーラーなども販売。ポータブル電源では大容量・高出力ながらコンパクトさが特徴の「DELTAシリーズ」と、優れた携帯性と拡張性を備えた「RIVERシリーズ」を展開しています。
独自の充電テクノロジーにより、パワフルでスピーディーな充電を実現しているのもポイント。折りたたみ式ソーラーパネルも用意しており、太陽光発電ができるモデルを探している方にもおすすめのメーカーです。
ブルーティ(BLUETTI)
ブルーティは、ポータブル電源をはじめソーラーパネルや防災アイテムなどを販売している中国の蓄電池関連メーカー。ポータブル電源においては、コンパクトなモデルを中心に展開しています。
なかでも、優れた防塵・防水性を備えているモデルに注目。キャンプ中の不意の雨や水辺でのアウトドアレジャーなど、水濡れが心配なシーンで安心して使えます。アプリ対応でスマホと連携できる機能を搭載したモデルも販売しているなど、機能が充実しているのも魅力です。
ポータブル電源のおすすめ|注目のモデル
ジャクリ(Jackery) ポータブル電源 1000 New
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しており、バッテリーサイクル回数は約4000回。長期間使えるのもポイントです。本体の充電は「緊急充電モード」にすることで、最短60分とスピーディーに行えます。
難燃性の材料を使用し防火性があるほか、落下試験を受けており耐衝撃性にも優れています。さらに、バッテリー保護システム「ChargeShield2.0」を採用し、安全性に優れているのもメリットです。
本製品はパススルー機能を搭載しているので、本体を充電しながら接続した機器へ電源供給が可能。停電した際も、0.02秒未満で電源供給をポータブル電源に切り替えると謳われており、UPSとしても活用できます。
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ポータブル電源のおすすめ|災害時用・非常時用
ジャクリ(Jackery) ポータブル電源 2000 New
2042Whの大容量モデルながら、コンパクトなサイズのポータブル電源。軽量でもあるため災害時の備えとして、置き場所に困らないモデルを求めている方におすすめです。50Hzと60Hzの両方に対応しています。
冷蔵庫やエアコン、テレビ、電子レンジなど家庭で使っている一般的な家電製品に給電できるのもポイント。3~5人家族の3日間程度の電力を蓄えられ、数日間停電が続くような緊急時に役立ちます。ACコンセントに接続して最速102分でフル充電可能。リン酸鉄リチウム電池を採用し、4000回サイクルを実現している長寿命も魅力です。
ジャクリ(Jackery) ポータブル電源 1000 Plus
独自の「チャージシールド技術」を採用しているポータブル電源。バッテリーを効率化する技術で、コンセントで充電して1.7時間の短時間でフル充電できます。リン酸鉄リチウム電池を内蔵し、約4000回サイクルの長寿命もおすすめポイントです。
1264Whの大容量バッテリーを搭載しており、万一の備えとして活躍。拡張バッテリーを追加すれば最大5000Whまでバッテリー容量を増やせる仕様で、連泊キャンプや車中泊などさまざまな場面で電力を供給できます。専用アプリでスマホと連携して遠隔操作でき、電池残量や使用可能時間をスマホで確認できるのも便利です。
アンカー(ANKER) Solix C1000 Portable Power Station
大容量ながらコンパクトなポータブル電源です。サイズ約37.6×26.7×20.5cmで持ち運びやすく、置き場所に困りにくいのがおすすめポイント。災害時の備えとして活躍するほか、車中泊で車載する際にも適しています。
大型LEDライトを本体前面に搭載している点にも注目。ワンタッチ操作で周囲を明るく照らせ、停電時に役立ちます。ACポート6口にくわえて、USB-AポートとUSB-Cポートもそれぞれ2口ずつ搭載。最大出力120Wのシガーソケットを備えているのも便利です。
アンカー(ANKER) 767 Portable Power Station
人間工学に基づいて設計されたキャスター付きのポータブル電源。2048Whの大容量バッテリーを搭載した大型モデルながら、持ち運びしやすいおすすめモデルです。直径約12cmの大型ホイールで段差を乗り越えやすく、路面状況を気にせず移動できます。
窒化ガリウムを使用し、エネルギー変換効率を高めているのもポイント。電力のロスを抑え、より長時間の電力供給を実現しています。拡張バッテリー対応で最大4096Whまで容量アップが可能。停電時にバッテリー給電に自動的に切り替わる「UPS」対応で、緊急時のバックアップ電源としても活用できます。
エコフロー(EcoFlow) DELTA 2
バッテリー容量1024Whのポータブル電源です。ACポート6口を含む、合計15ポートを搭載。複数のスマホやタブレットに充電したい場面で活躍するおすすめモデルです。パススルー機能も備えているなど、利便性に優れています。
Wi-FiとBluetooth通信に対応し、専用アプリを活用すればスマホからリモート操作できるのも便利。充電の設定や操作、管理も簡単です。AC充電とソーラーパネル充電のほか、車のシガーソケットと接続するDC充電にも対応しています。
エコフロー(EcoFlow) DELTA 3 Plus
AC充電で優れた急速充電に対応しているポータブル電源。56分で100%充電できると謳っており、充電し忘れていた際などに重宝します。ソーラー充電やDC充電のほか、ソーラーパネルとAC充電を併用するハイブリッド充電も可能です。
最大2000Wの電化製品に電力を供給でき、災害時の備えとしておすすめ。高性能LEPバッテリー内蔵で最大4000サイクルを実現しており、10年使えると謳う長寿命も魅力です。30dBの静音設計で、テント内や車中泊で運転音が気になる方も安心。IP65相当の防塵・防水性も備えています。
ポータブル電源のおすすめ|キャンプ・車中泊向け
ジャクリ(Jackery) ポータブル電源 600 Plus
キャンプや車中泊に適した容量632Whのポータブル電源です。重量約7.3kgの軽量コンパクトボディで持ち運びやすく、車載や移動も楽々。長寿命のリン酸鉄リチウム電池内蔵で充放電サイクル約4000回と、長く愛用したい方におすすめのモデルです。
停電時に0.02秒未満で電源供給をポータブル電源に自動で切り替えるUPS機能搭載で、災害時の備えとしても活躍。最速60分でフル充電できる緊急充電モードに対応しており、緊急時にすばやく充電できます。別売りのソーラーパネルを用意すれば、ソーラー充電も可能です。
ジャクリ(Jackery) ポータブル電源 708
容量708Whのポータブル電源。キャンプや車中泊で2~3日使用できるのが目安です。AC100Vコンセントを2口設けているほか、スマホやタブレットを充電できるUSB-Aポート2口とUSB-Cポート1口を搭載しています。スマホを約40回フル充電可能です。
車用の冷蔵庫や炊飯器に給電できるシガーソケットも1口搭載。Quick Charge3.0対応のスマホやタブレット、パソコンの急速充電に対応しています。電気用品安全法の基準をクリアした証のPSEマーク取得で、はじめてポータブル電源を利用する方でも安心して使えるおすすめモデルです。
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アンカー(ANKER) Solix C800 Portable Power Station
天面に収納スペースを設けているポータブル電源。充電ケーブルやライトなど小物の保管に役立ちます。容量768Whでキャンプや車中泊におすすめ。ACポートやUSBポート、シガーソケットなど合計10ポートを備え、さまざまな電化製品の給電・充電に対応できます。
温度を毎秒最大100回モニタリングする機能を搭載し、バッテリーの過熱を防ぐ安全性の高さも魅力。バッテリーマネージメントシステムも搭載しており、過電圧保護や過放電保護など多くの安全機能を備えています。Wi-FiとBluetooth通信対応で、スマホアプリで充電・給電状況の確認や遠隔操作が可能です。
エコフロー(EcoFlow) RIVER 2 Pro
充電スピードが優れているポータブル電源です。70分でフル充電できると謳っており、キャンプへ出かけるときに充電し忘れていた場合などで重宝します。リン酸鉄リチウム電池を内蔵し、バッテリーサイクル約3000回の長寿命もおすすめポイントです。
バッテリー管理システムにより、バッテリーの電圧・電流・温度などを高レベルでモニタリング。優れたバッテリー保護機能で安心して使えます。AC充電にくわえて、DC充電・ソーラー充電・USB-C充電に対応。重量7.8kgの軽量ボディで持ち運びしやすいのも魅力です。
ジェーブイシー(JVC) ポータブル電源 BN-RB62-C
家庭用コンセントと同じ正弦波採用のポータブル電源です。接続する機器への影響を抑えられる電気の波形で、さまざまな電化製品を安心して使いやすいのがおすすめポイント。国内メーカーならではの高品質と信頼性の高さも魅力です。
ACコンセントとUSBポート、シガーソケットポート対応の3WAY電源モデルで、幅広い家電製品に電力を供給可能。別売りのポータブルソーラーパネルを接続すれば、電源を確保できないキャンプや災害時に重宝します。
ビクター(Victor) BN-RF800
持ち運びに便利な折りたたみ式のハンドルを備えているポータブル電源です。使用しないときは本体に収納でき、車載や保管時に邪魔になりません。
差込口やボタンまわりの名称を日本語で表示している点にも注目。端子ごとにエリアを枠線で区切っているなど、誤操作を防ぐ工夫をこらしています。足元を照らすLEDライトを搭載し、暗いテント内や停電時にも活躍。国内メーカー品質の信頼性の高さも魅力です。
大自工業 ポータブル電源スターター SG1500
ジャンプスターター機能を搭載しているアイテムです。キャンプや車中泊でバッテリーが上がってしまうトラブルに対応できるおすすめモデル。排気量2000cc以下のDC12V車に対応しています。
本体サイズ約240×190×130mm、重さ約3kgの軽量コンパクトモデルで車載や持ち運びも楽々。AC充電とDC充電に対応しているほか、車用の電化製品に給電できるDCポートを1口搭載しています。ポータブル電源とジャンプスターターの2WAYで使えるモノを探している方におすすめです。
ポータブル電源のおすすめ|小型
ジャクリ(Jackery) ポータブル電源 240
バッテリー容量240Whのコンパクトなポータブル電源です。重量3.1kgの軽量設計で持ち運びやすく、日帰りのアウトドアレジャーにおすすめ。小型ながら18Wのスマホを約14回充電でき、4人家族3日分のスマホを充電できます。定格出力200Wでさまざまな電化製品に対応し、扇風機9時間・テレビ4時間程度が使用できる目安です。
AC充電と車のDC充電に対応しているほか、別売りのソーラーパネルを用意すればソーラー充電にも対応。災害時などコンセントを確保できない場所でも充電できます。
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ジャクリ(Jackery) ポータブル電源 400
日帰りもしくは1泊程度のキャンプや車中泊におすすめのポータブル電源。災害時の備えとしても、1~2日を目安に活躍します。バッテリー容量400Whながら重量4.1kgと軽く、車載やキャンプ場内での移動など持ち運びも楽々です。
AC100Vコンセント1口、USB-Aポート2口、シガーソケット1口を搭載。AC充電で約7.5時間と、スピーディーにフル充電できます。電気用品安全法の基準をクリアしている証のPSEマーク認証を取得しているほか、バッテリーマネージメントシステムを搭載した安全性の高さにも注目です。
ジャクリ(Jackery) Explorer 100 Plus
バッテリー容量99Whの小型ポータブル電源です。飛行機に持ち込みでき、機内で充電しながらノートパソコンの使用が可能。手のひらサイズのコンパクト設計で、ピクニックなどのアウトドアシーンやビジネス用途にもおすすめのモデルです。最大100WのUSB-Cポートを搭載し、約1.8時間の高速充電に対応しています。
リン酸鉄リチウム電池内蔵で約2000回サイクルと、長寿命なのも魅力。2000サイクル放充電後も、工場出荷時容量の80%以上を維持できると謳っています。別売りのソーラーパネルを接続すれば、ソーラー充電も可能です。
アンカー(ANKER) Solix C300 Portable Power Station
ストラップ付属で肩がけできるポータブル電源です。災害発生時など急いで移動しなければならない状況で、両手をあけて持ち運びできるのがおすすめポイント。約16cm四方のコンパクト設計により、バッグに収納して持ち運びたい場合にも適しています。
災害時の備えとして、玄関の靴棚や寝室などに省スペースで保管した場合にもぴったり。すでに大容量ポータブル電源を使っている方のサブバッテリーとしても活躍します。LED付きで、停電時に周囲を照らせるのも便利です。
アンカー(ANKER) 521 Portable Power Station
高い耐衝撃性能を備えているポータブル電源。強化パネルの使用やバッテリーパック構造の強化により、高さ50cmからコンクリート床への落下テストをクリアしていると謳っています。リン酸鉄リチウム電池を採用し、充放電サイクル3000回の長寿命も特徴。長く愛用したい方におすすめです。
ランタンとして役立つLEDライトを搭載しているのも便利。SOS用フラッシュ機能も備えており、緊急時に周囲へ存在を知らせるのに役立ちます。純正弦波採用のAC出力ポートを搭載し、家庭で使用しているさまざまな電化製品に電力を供給できる点にも注目です。
エコフロー(EcoFlow) RIVER 3
高さを抑えたコンパクトデザインが印象的なポータブル電源。エネルギー損失を最小限に抑える設計により、簡単に持ち運びや保管ができる軽量小型ボディを実現しています。自宅でのバックアップ電源としてや、日帰りのアウトドアレジャーにおすすめです。
ACコンセントをはじめ合計6つのポートを搭載し、スマホの充電やさまざまな電化製品への給電で活躍。リン酸鉄リチウム電池内蔵で3000回サイクルと、長く愛用できる点にも注目です。IP54相当の防塵・防水性を備えています。
ブルーティ(BLUETTI) 小型ポータブル電源 AC60
IP65相当の防塵・防水性を発揮するポータブル電源。キャンプ中の突然の雨や水辺でのアウトドアレジャーなど、水濡れが気になるシーンで安心して使いたい方におすすめです。AC充電やソーラー充電に対応しているほか、車のシガーソケットでも充電できます。
リン酸鉄リチウム電池内蔵で、バッテリーサイクル3000回以上を実現。別売りの拡張バッテリーを組み合わせれば、さまざまな電化製品に長時間電力を供給可能です。付属のACアダプターを使用して1時間で満タンにできる、急速充電にも対応しています。
電源を確保できないさまざまなシーンで活躍するポータブル電源。容量が大きいほど多くの電化製品に給電できるものの、価格も高くなる傾向があるので用途や使用するシチュエーションを考慮して選ぶのが重要です。今回おすすめしたモデルを参考に、目的に適した1台を見つけてみてください。