釣りにおいて掛かるか掛からないを大きく左右する「フック」。特にルアーのプラグにセットする「トレブルフック」はサイズやタイプが豊富で、細部に違いがあるのが特徴です。
そこで今回は、トレブルフックを特集。おすすめのアイテムをご紹介します。単品指名買いをしたい方はもちろん、複数をまとめて買いしたい方もぜひ参考にしてみてください。
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トレブルフックとは?トリプルフックとの違いは?
「トレブルフック」とは、ひとつのアイに対して3本のハリがまとまったフックのこと。「トレブル」は英語の「treble」のことで、ハリとしては三又のフックを指します。
なお、「トリプルフック」と呼ばれることもありますが、意味合いとしてはトレブルフックと同じ。「トリプル」は英語の「triple」のことで、メーカーによってはこちらの呼称を採用している場合もあります。
いずれにせよ、フックとしてはミノーなどのハードプラグに取り付けるのが一般的。基本はフロントとリアの2箇所、ボディサイズが長いルアーはフロント・センター・リアーの3箇所に付いている場合もあります。
トレブルフックの選び方
サイズをチェック
トレブルフックは狙う魚に合わせてさまざまな大きさがありますが、サイズの表記や呼び方が独特。特に、慣れてない釣り初心者は混乱しがちなので、注意しておきましょう。
まず、大きさは「#」と「数字」の組み合わせで記載。ラインナップの数は製品によって異なりますが、16前後から1までは数字の大きいほうがフックサイズは小さく、例えば「#8」と「#2」では「#8」のほうが小さくなります。
一方、「#1」より大きいサイズは「/0」を付けていくのが通例。「#1」の次は「#1/0」で、「#2/0」「#3/0」と数字が大きくにつれてフックのサイズも大きくなっていきます。
なお、読み方としては「#1」であれば「1番」や「1号」が一般的。「#1/0」は「イチゼロ」、「#2/0」は「ニゼロ」、「#3/0」は「サンゼロ」と、語尾にゼロを付けていきます。ぜひ覚えておきましょう。
軸の太さをチェック
トレブルフックに限らず、ハリの軸の太さは狙う魚に合わせるのが基本。魚体が大きい、口周りが硬い魚はハリの貫通性がフッキングする際に重要となるので、太くて頑丈で折れにくいハリを選んだほうが安心です。
ただし、軸が太いほど、重たくなるので注意。既存のフックよりも太軸にするとルアーのバランスが崩れ、しっかりと泳がなくなる場合もあります。
一方、小さな魚は口周りが薄い傾向にあるので、刺さりやすい細軸を選ぶのがおすすめ。特に、小さい魚はついばむようなバイトをしてくるので、極端に細いハリを使う場合もあります。
なお、細軸はハリ自体が弱いので、耐久性には注意。大物がかかると伸びてしまうことがあります。また、軸が細いほど掛かった際に身切れしやすくなるので、あわせて注意しておきましょう。
ハリ先の形状と特徴をチェック
フッキングしやすい「オープンタイプ」
「オープンタイプ」はハリ先が外側に向いている、または開いている状態のこと。ルアーフィッシングで使うフックにおいては「アウトポイント」、エサ釣りで使うハリにおいては「ムツバリ」とも呼びます。
掛ける際は魚の口に対して立った状態で入るので、刺さりやすいのが特徴。また、魚の口に向けてハリ先が出ているので、ショートバイトが拾いやすいのも魅力です。
バレにくい「クローズタイプ」
「クローズタイプ」はハリ先が内側に向いている、またはやや閉じ気味の状態のこと。ルアーフィッシングで使うフックにおいては「インナーポイント」、エサ釣りで使うハリにおいては「ネムリバリ」とも呼びます。
掛ける際は魚の口に対してやや寝た状態で入るので、刺さりにくさはあるものの、しっかりとフッキングが決まればより喰い込み、バレにくいのが魅力です。
汎用性の高い「ストレートタイプ」
フックのハリ先でオーソドックスなのが直線の「ストレートタイプ」。トレブルフックはもちろん、シングルフックやダブルフックにおいてもハリ先の基本形で、汎用性が高いのが特徴です。
特にこだわりがなければ、「ストレートタイプ」のハリ先から選ぶのがおすすめ。ある程度釣りを経験して、初期掛かりや早掛けを意識したい場合は「オープンタイプ」を、根掛かりを避けたい場合や掛けてからのバラしにくさに配慮したい場合は「クローズタイプ」を選ぶようにしましょう。
ベントカーブをチェック
「ベントカーブ」とはフックの曲がり具合のこと。トレブルフックおけるタイプは大きく分けて2種類で、ひとつはアルファベットの「U」のような形をした「ラウンドベンド」、もうひとつは漢字の「はね」のような形をした「スプロートベンド」があります。
ラウンドベンドは「RB」と表記。懐が深くなる分、フッキングの力が伝わりやすく、鋭く刺さるのが特徴です。ただし、掛かりがよい反面、ルアーによってはフック同士の干渉が起きやすくなるので、注意しておきましょう。
一方、スプロートベンドは「SP」と表記。ベンドカーブがフックポイント寄りになっているのが特徴です。フックポイントから曲がりまでの距離が短いので、伸びやすさはあるものの、フック同士の絡まりは少なめ。また、魚を掛けた際にグッと耐えられるので、折れにくいのも魅力です。
シャンクをチェック
「シャンク」とは、フックの頂点となるラインアイから対向となるベントカーブまでの長さのこと。長いモノを「ロングシャンク」、短いモノを「ショートシャンク」と呼びます。
トレブルフックにおいては、ロングシャンクはよりフッキングの貫通力が高く、ショートシャンクは前後フックでの絡まりが少ないのがポイントです。
ゲイプをチェック
「ゲイブ」とはシャンクからフックポイントまでの幅のこと。幅広のモノを「ワイドゲイプ」、幅狭のモノを「ナローゲイプ」と呼びます。
トレブルフックにおいては、ワイドゲイプのほうがよりバイトチャンスを拾えるのが特徴。ナローゲイプはシャンクとフックポイントの間隔が近いので、バイトしてからスムーズにハリ先が滑り、フッキングに至ります。
質量をチェック
フックの質量はサイズに比例。例えば「#8」と「#2」とでは、フックサイズは「#2」のほうが大きく、同製品であればウエイトも重たくなります。
さらに、フックは軸の太さでも重さに違いが出るので注意。例えば、太軸の「#2」と細軸の「#2」とでは、同じ番手であっても太軸のほうが重く、細軸のほうが軽くなります。「トップウォータールアーのフックを太軸に交換したら沈んでしまった」なんてことも起こりうるので、注意しておきましょう。
なお、メーカーによっても重さの基準はさまざま。「サスペンドシャッドのフックをメーカーごと違う製品に変えたら、デフォルトの状態よりも総重量が軽くなったので、スローフローティングになった」といったような事態にもなりかねません。フックの交換をする際はウエイトのバランスが変わってくることも考慮しておきましょう。
防錆加工の有無をチェック
トレブルフックに限らず、ハリにおけるサビは天敵。鋭利さが劣化するのはもちろん、場合によってはハリ先が欠けたり、根元から折れたりすることもあるので、サビてしまったら使わないのが鉄則です。
サビの原因となるのは水と酸素。フックを濡れたまま放置しておくと空気に触れ、酸化が進み、サビが発生します。ソルトの場合はそこに潮が加わるので、より酸化が進行。防錆加工が施されているかいないかは耐久性に大きく関わってきます。なお、海水はもちろん、淡水であっても汽水域などでは潮の影響が出るので、油断しないようにしておきましょう。
トレブルフックのおすすめ
がまかつ(Gamakatsu) トレブル RB M
トレブルフックにおけるスタンダートモデル。防錆効果の高い「ハイパーシールド」やフック交換がスムーズにできる「マジックアイ」を採用しているのが特徴です。ストレスなく使い続けられます。
本製品はラウンドベンドの「RB」で、硬さは汎用性の高い「M」。なお、ラインナップにはスプロートベンドタイプの「SP」のほか、より硬い「MH」や「H」、さらにはショートシャンクやフェザーフックなども用意されており、いずれもおすすめです。
がまかつ(Gamakatsu) トレブル S-RB シルバー
淡水・海水を問わず、幅広いターゲットに対応できるおすすめのトレブルフック。表面処理に「シルバーめっき+クリア樹脂コート」を採用しており、高い防錆効果を発揮するのが特徴です。
フックは掛かる負荷を均等に分散させる「パーフェクトラウンドベンド」仕様で、フックの変形や身切れによるバラシに配慮。サイズは#12から#2までをラインナップしています。
なお、各サイズ別にワイヤー設定を吟味した「バリアブルプランワイヤー」も本シリーズのポイント。小さめのハリは想定外の大物にも粘れる一方、大きめのフックはより刺さりやすくなっているのが魅力です。
がまかつ(Gamakatsu) トレブル S-RB ナノスムースコート
魚の口の中で滑りやすく、刺さりのよいトレブルフック。摩擦係数の少ないフッ素樹脂コート「ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)」を採用し、複合表面処理加工を施されているのが特徴です。
また、フックに掛かる負荷を分散させる「パーフェクトラウンドベンド」やサイズ別にワイヤーを設定した「バリアブルプランワイヤー」、刺さり込みのよさと耐久性を兼ね備えた「スタンダードテーパー」、ルアーのスイミング姿勢を崩しにくい「センターバランスアイ」もポイント。「掛かりやすく、バレにくい」というハリの理想形を具現化したおすすめのアイテムです。
がまかつ(Gamakatsu) トレブルSP-MH
高靭性かつ高強度のトレブルフック。高い防錆性能を有するハイパーシールドで表面を処理しているためサビにくく、フックの性能を長く維持できるのが特徴です。
ハリ先はバーブを小さくして貫通力を向上させた「マイクロバーブ」を採用。貫通力が高く、口の硬い魚にも十分対応できます。
また、スプリットリングをスムーズに付けられる「マジックアイシステム」によってフックの交換も容易。サイズは#14から#2/0までをラインナップしています。
オーナーばり(OWNER) カルティバ ST-46 スティンガートリプル
多くのアングラーから支持されているおすすめのトレブルフック。サイズは#10から#2/0までをラインナップしており、淡水・海水を問わず広く使えるのが魅力です。
また、ハリ先が鋭く、比較的ライトめなタックルでも安心してフッキングできるのも特徴。貫通力はもちろん、伝達力も高く、遠くで掛けた際もバシッと力強くアワセられます。
オーナーばり(OWNER) カルティバ ST-66 スティンガートリプルフック
国内はもちろん、海外遠征にもおすすめのトレブルフック。エキストラヘビーワイヤー(鋼硬線材)を使用しているのが特徴で、ビッグフィッシュにも安心して挑めるのが魅力です。
2段テーパーに精密尖頭加工されたフックポイントを採用しており、鋭い刺さりと充分な強度を備えているのもポイント。フッキング後もがっちりとホールドできるので、急な突っ込みやエラ洗いによるバラシにも十分配慮できます。
オーナーばり(OWNER) カルティバ STX-45ZN スティンガートリプルエクストラ
PEラインを使った釣りでおすすめのトレブルフック。フックの伸びにくさはもちろん、フッキングにかかるパワーをダイレクトに伝えられるため、バラしにくいのが魅力です。
また、タフワイヤー素材を採用することによって強度が高いのも特徴。ハリ先の鋭敏さや耐久性も良好です。防錆性にも優れており、安心感が高いのもポイントです。
ハヤブサ(Hayabusa) 瞬貫トレブルラウンドレギュラー
貫通性能に優れたおすすめのトレブルフック。若干細めの軸を採用しているほか、滑りのよいフッ素コートを採用しており、掛けやすいのが特徴です。
また、バーブも注目すべきポイント。ハリ先が長く、バーブの位置が低いロングテーパー仕様となっているほか、返しも小さめなので、シャープに刺さるのも魅力です。
サイズは#12から#2までの9種類をラインナップ。特に、低水温期のシャッドの釣りでショートバイト対策を意識したい方はぜひ試してみてください。
ハヤブサ(Hayabusa) トレブル ケン クロウ
アメリカでも活躍する日本人バスプロアングラーの伊豫部健氏がプロデュースしたトレブルフック。本製品は巻物に特化したオリジナルモデルで、サイズは#8から#1までの7種類をラインナップしています。
特徴としては掛けてから獲るまでがスムーズな点。また、掛かりがフック1本であってもなんとか持ち堪えられるのが魅力です。
なお、別シリーズにはビッグバスを意識した太軸タイプのストロングモデルも用意。こちらは#8・#6・#5・#4の4種類を揃えています。
カツイチ(KATSUICHI) デコイ トレブル Y-F33F
バーサタイル仕様のトレブルフック。わずかなバイトもしっかりと捉えられる「1Xファインワイヤー」や「マイクロバーブ」、さらにはハリ掛かりが滑らかなフッ素表面処理の「シルキーFコート」を採用しており、しっかりとフックアップできるのが特徴です。
ルアー全般に対応すべく、番手は#8から#4/0までと幅広いラインナップを用意。なお、より小さいサイズは「トレブル Y-F33B」に入っています。気になる方は本製品と併せてチェックしておきましょう。
カツイチ(KATSUICHI) デコイ トレブル Y-S81
ややヘビーなワイヤーを採用したトレブルフック。ソルトの魚にしっかりと対応できるよう、高耐食スズメッキやアクアブロック処理を施しており、サビにくさや耐久性に配慮されているのが特徴です。
また、ハリ先はストレートポイントで、素早く、スムーズに刺さるのもポイント。軽めのフッキングでも掛かってくれるおすすめのアイテムです。
カツイチ(KATSUICHI) デコイ トレブル Y-W77
ショートシャンク&ワイドゲイプ設計を採用したトレブルフック。パワフルなターゲットにもしっかりと対応できるヘビーワイヤー仕様で、安心してファイトできるのが特徴です。
また、強度の高さと掛かった際のホールド力に優れているのもポイント。深くフッキングできることでバレの軽減にもつながります。スタンダートなタイプとはひと味違うおすすめのアイテムです。
リューギ(RYUGI) ピアストレブル
ワイドゲイプ仕様のトレブルフック。フックポイントはやや内向きのクローズタイプで、より深く刺さるのが特徴です。
また、特殊ミディアムヘビーワイヤーを採用しており、軽量ながら強度も十分。耐久性もあり、長時間の使用でも鋭さが劣化しにくいのが魅力です。
さらに、表面には滑らかな「TCコート」を施しており、バイトしてからフッキングまでがスムーズなのポイント。サイズラインナップは#10から#1までを揃えています。
リューギ(RYUGI) ピアストレブル ダガー
小型ルアーへのセッティングに適したトレブルフック。より柔らかめのロッドや、より細めのラインを使う状況においても安心して使用できるのが特徴です。
形状としてはややロングシャンク気味で、軽い力でフッキングできるのもポイント。 ショートバイトをしっかりと捉えられるのも魅力です。
番手としては#12から#5までをラインナップ。スピニングタックルはもちろん、ベイトフィネスタックルでプラッキングする際にもおすすめのアイテムです。
リューギ(RYUGI) ピアストレブル ブルータル
大型プラグにおすすめのトレブルフック。なかでもビッグベイトのフィネスな使い方にマッチしたアイテムで、細軸とバーブの小型化を意識しているのが特徴です。
また、形状はオリジナルモデルをベースにしつつも、よりロングシャンク仕様にしているのもポイント。ナーバスなランカーサイズの魚も対してもしっかりとフッキングに持ち込めるのが魅力です。
シャウト!(SHOUT!) カーブポイントトレブル31
大型番手が揃うヘビーワイヤー仕様のトレブルフック。サイズラインナップは小さい番手でも1/0、大きい番手では7/0まであり、ビッグゲーム用のフックを求めている方におすすめです。
また、本製品のハリ先が内側に向いている「クローズタイプ」を採用しているもの特徴。いわゆるネムリバリになっているので、しっかりと刺さり込むのも魅力です。
イチカワフィッシング(ICHIKAWA FISHING) RC カマキリ
ハードプラグと相性のよいおすすめのトレブルフック。「RC」とはアメリカ・バスプロ業界のレジャンドとして知られるリック・クラン氏のイニシャルから取っており、国内のフックブランドながら海外での知名度も高いのが特徴です。
ハリは若干外側に設定されたフックポイントを採用しているため、初期掛かりに優れているのが魅力。また、表面を滑らかにする「マジックコーティング」が施されており、貫通力が高いのも注目したいポイントです。
線径は太過ぎず細過ぎずのセッティングで、サイズラインナップは#8から#1/0までを用意。気になる方はぜひチェックしてみてください。
イチカワフィッシング(ICHIKAWA FISHING) カマキリ トレブル 84X
クオリティの高いおすすめのトレブルフック。汎用性の高いラウンドベンドやルアーの動きを損なわないセンターアイを採用しているほか、貫通性能の優れた「マジックコーティング」が施されており、キャストからアクション、フッキングに至るまでストレスなく対応できるのが特徴です。
サイズは#8から#2までをラインナップ。なお、同シリーズにはスモールプラグなどの小型ルアーに合う「カマキリ トレブル 84S」も用意されており、#12から#6までを揃えています。
なお、#8と#6は「84X」と「84S」のどちらにもありますが、製品によってそれぞれウエイトが異なるので、購入する際は注意しておきましょう。
イチカワフィッシング(ICHIKAWA FISHING) カマキリ トレブル ライトワイヤー
細軸仕様のトレブルフック。シャッドなどの小型プラグと相性がよく、特に低水温のタフコンディション時や喰いの悪いハイプレッシャーフィールドで使うのがおすすめです。
また、フックには表面を滑らかにする「PTFEコーティング」が施されており、刺さり具合も良好。わずかなバイトもしっかりと掛けられるのが魅力です。
サイズラインナップは#14から#10までをラインナップ。なお、ウエイトは比較的軽めなので、フックの交換を考えている方は既存のフックの重さを考慮したうえでセッティングするようにしましょう。
イチカワフィッシング(ICHIKAWA FISHING) カマキリ トレブル ショートシャンク
ショートシャンク仕様のトレブルフック。丸みのあるルアーに対しての収まりがよく、特にクランクベイトと合わせるのがおすすめです。
ハリは比較的太軸で、スプロートベンドなのもポイント。フロントとリアとの絡まりが少なく、ストレスなく使い続けられるのも魅力です。
また、ハリ先が外側に向いているオープンタイプを採用しており、初期掛かりがよいのも特徴。サイズは#8から#2までの4種類をラインナップしています。
BKK スピア 21 SS
豊富なサイズを揃えているおすすめのトレブルフック。小さい番手は#18から、大きい番手は#5/0までの計15種類が用意されており、選択肢にかなりの幅があるのが特徴です。
種類としてはラウンドベンドで、軸の太さは標準的。なお、ハリにはスーパースライド(SS)コーティングが施されており、貫通時の摩擦抵抗が少ないのも魅力です。
なお、シリーズには本製品と比べてやや細軸の「スピア 21 SS」もラインナップ。気になる方は併せてチェックしておきましょう。
BKK ファングス 63 UA
ソルト用の太軸フックを求めている方におすすめの製品。腐食や強度の保持に配慮したウルトラアンチラスト(UA)コーティングを施しており、サビに強いほか、耐久性に優れているのが特徴です。
タイプとしてはスプロートベンドを採用しているのもポイント。サイズは#8から#3/0までをラインナップしています。
なお、同シリーズには本製品よりもワンランク細く、ソルトでは比較的標準の太さの「BKK ファングス 62 UA」も用意。サイズは#12から#3/0までを揃えています。ソルト用のトレブルフックのなかでも小さめを探している方は、併せておさえておきましょう。
BKK ラプターZ
大型魚種用や国内外遠征向けのトレブルフックを求めている方におすすめの製品。サイズは#4から#5/0までの8種類で、モンスタークラスの魚にも十分対抗できるのが特徴です。
ハリは同社の「ハンドグラインド製法」を採用しており、より鋭利でスムーズに刺さるのもポイント。ハリ先はやや内側に向いたクローズタイプを使用しています。
また、形状はワイドゲイプで、掛かりのよさやホールド力の高さも魅力。サビにくいので、淡水はもちろん、海水や汽水域でも安心して使えます。
ヴァンフック(VANFOOK) ストリームトレブル ミディアム DT-35F
トラウト用の小さめトレブルフックを求めている方におすすめの製品。サイズは#14・#12・ #10の3種類で、それぞれ20本入りのバリューパックで展開されているのが特徴です。
ベンドはオーソドックスなラウンドベンド。一方、アイはあえてセンターバランスを採用しておらず、動かし続けるなかでフッキングが決まりやすいようにしているのがポイントです。
ヴァンフック(VANFOOK) トレブルフック ショートシャンク ミディアム DT-44B Short
バス用のラウンドベンド・ショートシャンクのトレブルフック。根掛かりの軽減を図っているのが特徴で、シャローをタイトに攻めるカバークランキングで使うのがおすすめです。
サイズは#10・#8・#6・#4・#2の5種類。興味がある方はレギュラーサイズのシャロークランクに合わせるのはもちろん、小さめのスモールクランクやタイニークランク、大きめのビッグクランクやマグナムクランク、さらにはラウンドボディ、フラットサイドなど、さまざまなタイプで試してみてください。
ダイワ(DAIWA) Dトレブルフック SS VP 3R
ハリの表面にコーティングを施した貫通力の高いトレブルフックです。ショートバイトや小さなアタリにもしっかり対応できるのが特徴。喰いが渋い状況でも活躍してくれるのが魅力です。
本製品の「3R」はハリ掛かりのよいラウンドタイプを採用。ワイドゲイブで口に引っ掛かりやすく、釣りとしてはバスやトラウトで使うのがおすすめです。
デュオ(DUO) ソルトウォーター用 純正トレブルフック
ルアーメーカーとして知られる「デュオ」のトレブルフック。1パッケージの本数が多いわりにリーズナブルな価格設定で、コスパに優れているのが特徴です。
本製品は名称の通り、同社ソルトウォータールアー用の純正タイプ。ほかのラインナップとしてはより小さいソルトルアー用の「テトラワークス純正トレブルフック」、淡水ルアー用の「リュウキ純正トレブルフック」もあります。
なお、「テトラワークス」とはソルトルアーシリーズの名称で、「リュウキ」とはトラウトルアーの製品名です。どちらとも専用というわけではなく、汎用性がある点は留意しておきましょう。
デプス(deps) トレブルフック アウトバーブ フッ素コート
ビッグルアーを数多く揃えているメーカー「デプス」のトレブルフック。ハリ先の外側に返しがある「アウトバーブ」を採用しており、ライン絡みが少ないのが魅力です。
タイプしてはスムーズに刺さる「フッ素コート」、サビにくい「スズコート」、余計な警戒心を与えない「ブラックニッケル」の3つ。サイズは#3/0・#2/0・#1/0の3つで、計6種類をラインナップしています。
メジャークラフト(Major Craft) ジグパラトレブルフック スズクリア
シーバスや青物、フラットフィッシュに適したソルト用のトレブルフック。シリーズラインナップはサビに強い「スズクリア」と、フッ素加工を施した「ブラック」があり、本製品は前者が該当します。
いずれもサイズは#8・#6・#4の3種類で、すべて1パック5本入り。価格帯としては控えめなので、トレブルフックの交換頻度が高い方にとっては候補となる製品です。
カルモア(KALMOR) fimoフック H
特殊コーティングでサビにくく、海水に強いトレブルフック。ショートシャンクを採用しており、フック同士の絡まりに配慮しているのが特徴です。
フックの強度も高く、曲がりにくいのもポイント。大型の魚とのやりとりにも十分対応できるのが魅力です。
なお、本製品は硬めの「H」クラスですが、「MH」クラスのフックもラインナップ。コスパのよいトレブルフックを探している方はどちらもおさえておきましょう。
ウミボウズ(Umibozu) トレブルフック 丸型
「フィッシュグリップ」で有名なメーカー「ウミボウズ」のトレブルフック。20本入りながら控えめな価格帯で、コスパのよさが魅力です。
本製品はスタンダードなラウンドベンドの丸型ですが、ラインナップとしてはスプロートベンドタイプの「袖型」も用意。数が多いので、トレブルフックの総取り替えを考えている方にもおすすめです。
土肥富(DOHITOMI) マルト R-1092
リーナブルな価格帯のトレブルフック。「土肥富」は歴史と伝統のある「播州針」を継承しているメーカーで、フックやジグヘッド、さらにはスイベルやサルカンなどの小物も取り扱っています。
本製品はスタンダードなラウンドベンド。なお、スプロートベンドは「袖型」としてラインナップされています。サイズは#14から#3/0までの計16種類を用意。また、20本入りの箱売りで、多くの本数を一度にまとめ買いできるのもポイントです。
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トレブルフックに限らず、ハリにはバラシを軽減するための「バーブ(返し)」があります。種類としては大きく分けて3つ。多くの製品に採用されているのは返しが内側にあるタイプで、あとは返しが外側にある「アウトバーブ」、返しがない「バーブレス」があります。購入を検討する際は念のためチェックしておきましょう。