テントや山小屋に泊まる際、足元をあたためるのに役立つテントシューズ。冬キャンプや登山だけでなく、自宅・旅行先・乗り物での移動中の防寒グッズとしても活躍する人気グッズです。素材・丈・機能性などさまざまなため、どれを選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、テントシューズのおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、お気に入りを見つけてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

テントシューズとは?

By: amazon.co.jp

テントシューズとは、おもにテントや山小屋の中で使用するために作られた防寒用シューズのことです。ダウンや化学繊維といった保温性の高い中綿を充填しており、足元の冷えを軽減。靴下だけより足元をしっかりあたためられるのが魅力です。

防水・滑り止め加工されているモデルが多く、なかには外履きとして使えるモデルもあります。デザイン性や機能性のバリエーションも豊富なので、シーンや好みに合わせて使いやすいのがメリットです。

軽量コンパクトにまとめやすいため、持ち運びが簡単。荷物をなるべく減らしたい冬キャンプや登山シーンでも、手軽に使えます。また、自宅・旅行先でのルームシューズや移動中の防寒グッズとしても便利。冬や朝晩冷え込む時期に、持っておくと重宝するアイテムです。

テントシューズの選び方

中綿の素材をチェック

保温性が高いダウン

By: amazon.co.jp

ダウンとは、水鳥の胸に生えている羽毛のことです。少量でもあたたかい空気をたくさん蓄えるため、優れた保温性を備えています。断熱性も発揮して冷気を遮断するので、あたたかさを重視したい方におすすめ。フィルパワーの数値が高いほど、良質なダウンとされています。

軽くてコンパクトに圧縮できるため、かさばりにくくて持ち運びやすいのがメリット。冬キャンプや登山といった、荷物をなるべく減らしたいシーンにもぴったりです。

一方、濡れると保温性が損なわれやすいので、取り扱いには注意が必要。水や湿気に弱いため、外でも履きたい場合は防水性や透湿性を備えたモデルを選びましょう。また、価格が高い傾向にあるのもデメリットといえます。

リーズナブルで耐久性も高い化学繊維

By: montbell.jp

中綿に化学繊維を使ったテントシューズは、ダウンと比べてリーズナブルなのが魅力です。ポリエステルが主流で、水や湿気に強くて優れた速乾性を発揮。濡れても保温性が損なわれにくいうえ、自宅で洗濯できるモデルが多いのがポイントです。

耐久性も高いため、天候や使用シーンに左右されず手軽に使いやすいのがメリット。一般的なキャンプシーンでは不自由さを覚えにくいので、コスパのよさや使いやすさを重視したい方におすすめです。

しかし、ダウンと比べると、保温性や携行性が低い傾向にあるのが難点。寒さが厳しいシーンや荷物を減らしたいときには不向きです。

ロング丈かショート丈かどうか

By: amazon.co.jp

ロング丈のテントシューズは、ふくらはぎまで包み込めるため優れた保温性を発揮するのが魅力。足首も含めて広範囲をあたためられるので、寒いシーンで重宝するタイプです。

雪が積もっている場所を歩く際、テントシューズ内に雪が入り込みにくいのもメリット。室内履きとしてだけでなく、屋外で活動する際にも着用したい方におすすめです。一方、着脱しにくいのがデメリット。脱ぎ履きの頻度が高いシーンには不向きです。

くるぶし上くらいの高さまでカバーするショート丈のテントシューズは、簡単に着脱できて便利。コンパクトにまとめられるため、携行性も優れています。しかし、ロング丈より保温性は低いので、極寒地での使用には不向きです。

履き口が絞れるモデルだと、テントシューズ内へ雪などが侵入するのをブロック。なかには、バランスのよいミッドカットタイプや丈の長さを調節できるモデルもあります。

キャンプ・登山なら持ち運びやすさにも注目

By: amazon.co.jp

テントシューズを選ぶ際は、持ち運びやすさもチェックしておきたいポイントです。テントシューズは寒い時期に使用するため、ほかの防寒グッズや暖房器具などで荷物の量や重さが増えがち。軽量コンパクトにまとめられるモデルだと、持ち運び時の負担を軽減できます。

とくに、登山や徒歩キャンプといった持てる荷物の量に限りがあるシーンでは、軽さやコンパクトさにこだわるのがおすすめ。一般的に、ロング丈よりショート丈、中綿が化学繊維のモノよりダウンを使ったモデルのほうが、優れた携行性を発揮します。

また、収納袋が付属していると、持ち運びや保管に便利。ザック内の収納スペースを効率よく使うのにも役立ちます。

防水加工・滑り止め付きなら外履きにも便利

By: amazon.co.jp

屋外でもテントシューズを履きたいときは、防水・撥水性を備えたモデルを選ぶのがおすすめです。

テントシューズが雨や雪で濡れてしまうと、履き心地が悪化するだけでなく底冷えして体温が奪われる可能性が高まります。とくに、中綿が濡れに弱いダウンだと、保温性も低下するので注意が必要です。

防風性があれば、冷たい風から足元をしっかりガード。透湿性を備えていれば、外からの浸水をブロックしながらテントシューズ内の蒸れを抑制しやすいのが魅力です。

また、足裏に滑り止め加工を施したモデルは、屋外でも室内でも歩行の安定感が向上して転倒・ケガ予防にも役立ちます。屋外でも安心して履きやすい仕様であれば、履き替える手間を軽減できるのもメリットです。

洗濯機で洗えるタイプも人気

テントシューズには汚れ・皮脂・ニオイなどが付着しやすいため、定期的なメンテナンスが必要。素材やモデルによってお手入れ方法はさまざまですが、洗濯機で洗えると手間を軽減できるのがメリットです。

とくに、中綿に化学繊維を使ってテントシューズは、洗濯機で洗えるモデルが多いのが特徴。洗濯表示に従った方法で洗いましょう。中綿が水に弱いダウンでも、適切な方法をとれば水洗い可能です。

また、速乾性が高ければ、雨や雪などで濡れても素早く乾くのがポイント。使用後のメンテナンスが楽に行えて便利です。

テントシューズのおすすめブランド

モンベル(mont-bell)

By: montbell.jp

「モンベル」は、1975年に設立された日本発のアウトドア用品メーカーです。「機能美」「軽量と迅速」をコンセプトにしたアイテムを開発。さまざまなアウトドアシーンで役立つ、ギアや衣類が多数揃っています。

モンベルのテントシューズは、ラインナップが充実しているのが魅力です。中綿に高機能の化学繊維や良質なダウンを採用しており、足元を冷えからしっかりガード。デザイン性も機能性も多彩なので、シーンや目的に合ったお気に入りを見つけやすいのがメリットです。

イスカ(ISUKA)

By: rakuten.co.jp

「イスカ」は、大阪府に本社を構える寝袋・シュラフの専門メーカーです。「HEARTY&QUALITY」をコンセプトに、優れた技術や厳選した素材を採用したアイテムを数多く展開。アウトドアでも心地よい睡眠環境を作るのに役立ちます。

イスカのテントシューズは、良質なダウンを使用しているのが特徴です。防寒素材やウインドストッパーも採用しているなど、寒さから足元をしっかりガードできるのが魅力。ショート丈もロング丈もラインナップされています。

ナンガ(NANGA)

By: amazon.co.jp

「ナンガ」は、1994年に滋賀県で創業したダウンメーカーです。前身の布団メーカーの技術とノウハウを引き継いでおり、タフな環境下でも活躍するアウトドアギアやウェアを開発。ラボでの科学的研究にもとづいたデータも組み合わせるなど、優れた品質を備えています。

ナンガのテントシューズは、優れた防水・透湿素材である「オーロラテックス」を使用したモデルが人気です。浸水をブロックしながら蒸れにくいため、心地よい装着感が持続。タフで保温性も高いので、室内でも屋外でも使いやすいモノを選びたい方におすすめです。

テントシューズのおすすめ

イスカ(ISUKA) テントシューズ ロング

イスカ(ISUKA) テントシューズ ロング

720フィルパワーのダウンを充填したロング丈のテントシューズです。全面にウインドストッパーを使用しているため、優れた耐水性・防風性を発揮。透湿性も備えているので、汗や濡れによる蒸れを抑制して快適な履き心地が持続します。

足元は、耐久性が高くて滑り止め効果も発揮するドミーアルファでガード。雪面で履いても、スリップしたり濡れたりするのを予防します。また、シャーリング加工やバンジーコードによって、フィット感の調節が可能。寒さに敏感な足先までしっかりあたためられます。

保温性や足へのカバー力が高いため、冬山テント泊やテント外で作業する際におすすめ。脱ぎ履きしやすいショートタイプもラインナップされています。

ナンガ(NANGA) オーロラテントシューズ

ナンガ(NANGA) オーロラテントシューズ

表地にオーロラテックスを使用したテントシューズです。多孔質ポリウレタン防水コーティング加工を施したナイロン生地で、優れた防水・透湿性を備えているのが特徴。浸水をブロックしながらテントシューズ内の蒸れを抑制するため、快適な履き心地を味わえます。

中綿には、650フィルパワーのリサイクルダウンを採用。高い保温力で、足元を冷えからしっかりガードします。また、シャフト部分を折りたたむと、ショートタイプとして使用可能。シーンに合わせながら使い分けられるのがおすすめポイントです。

裏地には40デニールナイロンタフタを使用。冬のキャンプ・アウトドアはもちろん、車中泊や自宅での室内履きとしても活躍します。

モンベル(mont-bell) エクセロフト キャンプシューズ 1118826

モンベル(mont-bell) エクセロフト キャンプシューズ 1118826

中綿に保温性の高い「エクセロフト」を採用したシューズです。ポリエステルを原料としており、繊維1本1本に撥水加工を施しているのが特徴。速乾性も優れているため、水や汗で濡れてしまってもかさ高を損なわずにあたたかさをキープします。

3種類の異なる太さの繊維が複雑に絡み合っているので、あたたかい空気をたっぷり蓄えるのがポイント。また、細菌やダニが発生しにくいうえ、自宅で洗濯できるため衛生的に使えます。

底面には、滑りにくくて耐久性の高い合成皮革を使用。ウレタンフォームを挿入しているので、冷えを予防しながらソフトな履き心地を味わえます。

スタッフバッグも付属しているため、持ち運びや保管が簡単。機能的で使い勝手のよいモノを選びたい方におすすめです。

モンベル(mont-bell) ダウン キャンプシューズ 1118827

モンベル(mont-bell) ダウン キャンプシューズ 1118827

650フィルパワーのダウンを使用したシューズです。厳選した良質なダウンを使っているため、少ない綿量でも優れた保温性を発揮。あたたかくて軽やかな履き心地を味わえるのが魅力です。

表地には40デニール・ナイロン・タフタを採用しています。底面には、滑りにくくて耐久性が高い合成皮革を配置。ウレタンフォームも挿入しているので、足元を優しくサポートします。冬の山小屋泊やキャンプの防寒対策、室内履きとしておすすめです。

スタッフバッグが付属しているため、持ち運びが簡単。洗濯表示に従えば洗濯機でも洗えるので、衛生面が気になる方にもぴったりです。

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) ヌプシ ミュール コーデュロイ NF02375

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) ヌプシ ミュール コーデュロイ NF02375

アッパーに温もりのあるコーデュロイ生地を使用したシューズです。中綿にはダウン材の公的機関である「Responsible Down Standard」の認証を受けた550フィルパワーグースダウンを封入。見た目も履き心地もあたたかいのが魅力です。

フットベッドには、反発性の高いEVAを使用。トップシートには起毛材を配置しており、素足でも快適な履き心地を味わえます。また、アウトソールにはラバーを搭載。グリップ力を発揮するため、室内でも屋外でも使えます。

カジュアル感のあるおしゃれなデザイン性なので、アウトドアから自宅・オフィスまで幅広いシーンで活躍。リラックスタイムで重宝するおすすめモデルです。

エクスペド(Exped) Camp slipper

エクスペド(Exped) Camp slipper

スリップオンタイプのシューズです。ショート丈なので、スムーズに脱ぎ履きできて便利。100%リサイクル合成断熱材を使用しているため、あたたかくてドライな履き心地を味わえます。

厚さ4mmのEVAインソールを搭載しており、ソフトな踏み心地を実現。足首まわりは伸縮性のある素材を採用しているので、裸足感覚のようなフィット感を発揮します。

速乾性があって、湿気に強い化織中綿を使用。また、耐久性とグリップ力が高いアウターソールを使用しているため、屋外でも活躍します。コーディネートしやすい、おしゃれなデザインも魅力。屋内外で使いやすいショート丈を探している方におすすめです。

Rab ダウンハットスリッパ

Rab ダウンハットスリッパ

700フィルパワーのリサイクルダウンを採用したシューズです。表地には軽量の「Pertex Quantum 30デニール リサイクルナイロン」を使用。軽やかな履き心地を味わいながら、足元をしっかりあたためられるのがおすすめポイントです。

裏地には柔らかい起毛トリコットを配置しており、ソフトな肌当たりを実現します。また、履き口に伸縮性のある素材を使っているのに加えて、かかと部にはプルオンループを搭載。スムーズに着脱できて便利です。

グリップ力を高めた丈夫なゴム素材を底面に使用。滑り止め効果を発揮します。

ネイチャーハイク(NatureHike) ダウンシューズ

ネイチャーハイク(NatureHike) ダウンシューズ

高級な白いガチョウ毛を90%使用したテントシューズです。ニオイや不純物が含まれておらず、700フィルパワーと優れた保温性を発揮するのが魅力。軽くて柔らかいため、足元を優しくあたためます。

表地には耐久性の高いナイロン素材を使用。防水性を備えているので、羽毛が濡れるのを予防します。また、軽量コンパクトにまとめられるうえ、収納袋も付属。持ち運びや保管がしやすいため、荷物をなるべく減らしたいシーンで重宝します。

丸洗い可能なので、お手入れも簡単。シューズカバーとしても使えるなど、アウトドア・旅行・自宅など幅広いシーンや用途で活躍します。汎用性が高くて価格が安いのがうれしいポイント。コスパ重視の方にもおすすめです。

SUNDICK ダウン テントシューズ

SUNDICK ダウン テントシューズ

良質なホワイトダックダウンを90%使用したテントシューズです。600フィルパワーで優れた保温性を発揮。ミッドカットタイプでカバー面積も広めなので、足元をしっかり包み込みながらあたためます。

表地と裏地にはナイロン素材を使用。防水・撥水・防風性を備えているため、タフな環境下でもあたたかさが持続します。また、履き口はゴム仕様なので、着脱が簡単。風の侵入もブロックします。

軽量で収納袋が付属しているため、持ち運びに便利です。機能的ながら価格が安いのがうれしいポイント。テントや自宅で手軽に使えるモデルを探している方におすすめです。

ファイントラック(finetrack) ポリゴンテントシューズ FIU0112

ファイントラック(finetrack) ポリゴンテントシューズ FIU0112

シート状立体保温素材「ファインポリゴン」を8枚封入したロング丈のテントシューズです。優れた保温性を発揮しながら、雪・汗・結露などの濡れに強いのが特徴。乾きも速いので、あたたかくて快適な履き心地が持続します。

足裏にはハイグリップ素材を配置しており、滑り止め効果を発揮。履き口にはアジャスターを搭載しているため、保温力をキープしたり雪の侵入をブロックしたりするのに役立ちます。屋外でも履きやすい仕様で、雪が多いシーンにもおすすめです。

スタッフバックが付属しているので、持ち運びや保管が簡単。500mlペットボトル程度までコンパクトにまとめられるため、かさばりにくいのがメリットです。

テントシューズの売れ筋ランキングをチェック

テントシューズのランキングをチェックしたい方はこちら。