ルアーのなかでも集魚力の高いプロップベイト。ただ単純にプロップが付いているだけのように見えますが、水を動かす効果は大きく、食性や好奇心、リアクションなど、さまざまな要素でバイトに持ち込めるのが特徴です。

そこで今回はフロップベイトのおすすめモデルをご紹介。出しどころがよくわからないという方は本記事を参考にして、各フィールドで試してみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

プロップベイトとは?活躍する時期は?

By: gamakatsu.co.jp

「プロップベイト」とは回転するプロップ(ペラ)が付いているバス釣りルアーのこと。前後どちらかに付いた「シングル」と、前後どちらにも付いた「ダブル」の2種類があります。

ルアーとしてはミノーやジャークベイトにプロップが付いている場合もありますが、基本的にはリップレスミノーやシンキングペンシルに付いている場合がほとんど。タイプとしては大きく分けてフローティングとシンキングの2種類があり、フローティングはトップウォータールアーの「スイッシャー」に該当します。

活躍する時期はタイプによって若干異なるので注意。フローティングはスポーニング明けのアフターから梅雨、フィールドによってはトップに反応がよくなる夏までが目安になります。一方、シンキングはレンジが下がる秋、さらには初冬ごろまでカバー。なお、いずれの場合もベイトフィッシュを捕食している魚が対象で、横の動きに反応する時期が使いどきです。ぜひ意識しておきましょう。

回転I字系と呼ばれる所以

By: imakatsu.co.jp

プロップベイトは、プロップによって適度な巻き抵抗が生まれ、一定のスピードで引きやすく揺れずにスーと泳ぐため、「回転I字系」とも呼ばれることがあります。その動き方によって、ルアーに反応しない魚をもバイトさせることが可能です。魚のチェイスをしっかりとイメージすることでキャッチ率アップに繋がります。

トップウォーターではスイッシャーとも

By: jackall.co.jp

厳密にはジャンルが異なりますが、トップウォーターの「スイッシャー」もプロップベイトとして分類されることがあります。プロップベイトと同様に、シングルスイッシャーとダブルスイッシャーの2種類があり、若干異なるので、細部までしっかりとチェックしておきましょう。

プロップベイトの選び方

レンジで選ぶ

フローティング

By: evergreen-fishing.com

フローティングとは浮くタイプのルアーのこと。フローティングタイプのプロップベイトは表層で波を立てる「ウェイクベイト」や水面直下を引く「サブサーフェイス」に分類されるルアーもありますが、多くはトップウォーターの「スイッシャー」に分類されます。

サスペンド

By: hmklnet.com

サスペンドとは、ルアー内部のウエイトバランスによって浮きもせず、沈みもしないのが特徴。プロップベイトとして数は多くありませんが、一定層をゆっくりとしたスピードで引きやすい傾向にあります。

ただ、サスペンドする層は水温による水の比重で変化するので、要注意。フィールドやシーズン、天候によっても異なるため、よりサスペンドを意識させたい場合は、取り外しが可能な板オモリなどで、調節するようにしましょう。

シンキング

By: amazon.co.jp

シンキングとは、キャストすると自重でルアーが沈んでいくのが特徴。プロップベイトのなかではもっとも多いタイプです。

なお、製品によってはさらに細分化されているのもポイント。例えば、スローシンキング(SS)・ノーマルシンキング(NS)・ファストシンキング(FS)の3種類に分かれていれば、フォールスピードに違いがあるだけでなく、潜行レンジにおけるキープのしやすさにも違いが生まれ、より速く沈むほうがディープを引きやすくなります。購入する際はぜひチェックしておきましょう。

サイズで選ぶ

By: duel.co.jp

フロップベイトは各フィールドのベイトフィッシュサイズに合わせるのが基本。ミノー程度のショートタイプからジャークベイト程度のロングタイプまで、さまざまなサイズがあります。

なお、プロップベイトは食性だけでなく、好奇心やリアクションなど、さまざまな要素でバイトに持ち込むことが可能。マッチザベイトはあまり意識しなくてもよいように思われますが、サイズ感は魚の習性によって変える必要があるため、意識しておきましょう。

ペラの数で選ぶ

By: imakatsu.co.jp

プロップベイトはプロペラが前後どちらかに付いた「シングル」と、前後どちらにも付いた「ダブル」に分類されます。プロペラの数が多いと水をかくはんする力が強くなるだけではなく、細かな仕様が変化するので、チェックしておきましょう。

フロントのプロップは浮き上がりを抑えられるのがポイント。また、リアのプロップはボディバランスを水平に保つ効果が期待できます。これにより、ダブルのほうが長くトレースしやすいほか、フラッシングも強くなるのが違いです。根がかりやアピール力を抑えたい場合はシングルを、より広範囲から魚を呼びたい場合はダブルを選ぶようにしましょう。

ペラの素材で選ぶ

金属

By: depsweb.co.jp

金属製のペラはフラッシング効果が期待できるのが特徴。また、擦れるサウンドを発生させられるので、アピール力を備えているのもポイントです。

なお、ルアーによってはサイズごとにプロペラの厚みを変えている場合もあります。厚いほうがより耐久性が高く、薄いほうがよりスローに巻いた際にもしっかりと回転するので、違いを把握しておきましょう。

樹脂

By: gancraft.com

樹脂製のペラはフラッシング効果やサウンドが抑えられ、よりナチュラルにベイトフィッシュを演出できるのが特徴。イメージとしては金属製のプロップベイトよりもアピール力は弱いものの、ソフトベイトのI字系ルアーよりも存在感があるといったところです。購入する際はしっかりとチェックしておきましょう。

カラーで選ぶ

By: gamakatsu.co.jp

プロップベイトのカラーは実在するベイトフィッシュカラーがメイン。ほかにアピール性や視認性の高いチャートやピンク、さらにはシルエットをはっきり見せられる黒系などがラインナップされています。

また、フィールドの水質や天候によって使い分けるアングラーも多く、よりクリアであればシルバー系、より濁っていればゴールド系が多用されているのもポイント。ぜひ状況によって判断するようにしましょう。

プロップベイトのおすすめ|フローティング

メガバス(Megabass) プロップダーター 80

メガバス(Megabass) プロップダーター 80

表層をクネクネと泳ぎ、バスにアピールするおすすめのプロップベイト。ただ巻きするだけでしっかりとローリングアクションを出せるのが特徴です。

本製品はダートアクションが秀逸な同社のミノー「X-80 トリックダーター」をアレンジしたルアー。浮力を高めたり、リップ形状をチューニングしたりすることで、トップウォータープラグとしての要素を取り入れているのがポイントです。

また、水面をかくはんすることによって周囲の魚に気づかせることが可能。ロッドを立ててリトリーブすれば、ボイルを演出することもできます。気になる方はぜひ試してみてください。

メガバス(Megabass) プロップダーター アイラウド

メガバス(Megabass) プロップダーター アイラウド

ジョイントボディを採用したサブサーフェイス系のプロップベイト。クネクネとしたボディの動きはもちろん、ペラの回転、内蔵されたラトルによるサウンド効果も相まって、アピール力が高いのが特徴です。

使い方としては水面から背中が出るか出ないかぐらいの表層を引き波を立てながら引くのがおすすめ。サイズは103mm、重さは1ozと重量級のルアーなので、キャストする際はヘビータックルで挑むようにしましょう。

メガバス(Megabass) スクリーム X Jr.

メガバス(Megabass) スクリーム X Jr.

丸みを帯びたクラシカルな装いのプロップベイト。タイプとしてはトップウォータールアーのダブルスイッシャーで、真上から見たときにベイフィッシュライクに映るよう、目の位置とボディ形状にこだわっているのが特徴です。

本製品はJr.モデルで、サイズは85mm・1/2oz。なお、オリジナルモデルはひと回り大きく、105mm・3/4ozで、よりボリューム感があります。気になる方は併せてチェックしておきましょう。

デプス(deps) スパイラルミノー

デプス(deps) スパイラルミノー

ミノーのリア部分にプロップが付いているおすすめのルアー。逃げ惑うベイトフィッシュを演出することによって魚にスイッチを入れられるのが特徴です。

タイプとしては水面直下を引くサブサーフェイスで、サイズは120mm・25g。リトリーブするとボディのロールとプロップの回転とが相まって、引き波を立てるのがポイントです。飛びつくようなアタックやもんどり打ったようなバイトが得られるので、興味がある方はぜひ試してみてください。

デプス(deps) バズジェット

デプス(deps) バズジェット

プロップが付いたおすすめのトップウォータープラグ。サイズは96mm・30gとボリューム感があり、水面を騒がしく引けるのが特徴です。

また、リップが付いているので、強めのジャークを入れると軽く潜り、ダーターのように使えるのもポイント。プロップの回転による波紋とサウンドで魚を呼べるのも魅力です。

デプス(deps) イヴォークゼロ

デプス(deps) イヴォークゼロ

同社のシャーロークランク「イヴォーク」のボディにジュラルミン製のシングルプロップを取り付けたおすすめのルアー。タイプとしてはサブサーフェイスのノイジープラグで、バズベイトのように騒がしく引けるのが特徴です。

リトリーブ時はスクイーク音やクラップ音が出て、サウンドアピールが高いのもポイント。120mm・29.5gの「120」と、150mm・53.5gの「150」の2つをラインナップしています。

エバーグリーン(EVERGREEN) ウェイクマジック

エバーグリーン(EVERGREEN) ウェイクマジック

フローティング仕様でリップ付きのプロップベイト。製品名の通り、ウェイクベイトにも分類されるルアーで、水面直下を引けるのが特徴です。

サイズは10.5cmで、重さは15g。リアプロップによる波動はもちろん、ボディ内部のラトルはブラスとスチールによるミックスで、高音&低音サウンドを発するのもポイントです。

フックはフロント・センター・リアともに#6で、リアフックのみティンセル付き。チェイスからのバイトにも違和感を与えることなく、フックアップに持ち込めるのも魅力です。

イマカツ(IMAKATSU) デッドスクリュー

イマカツ(IMAKATSU) デッドスクリュー

4枚プロップを前後に付けたプロップベイト。極小のリップが付いていますが、仕様としてはトップウォーターのダブルスイッシャーで、水面を引けるのが特徴です。

本製品はデッドスローで引くと魅惑的な波紋を出せるのが魅力。一方、高速巻きをすればバズベイトのように激しくアピールすることもできます。

また、リア部分のボディ形状に整流効果のあるラダー型を採用していたり、ボディ中央に胸ビレを配置して傾きを抑えたりと、細部にまでこだわっているのもポイント。長さは14cm、重さは28gと大きめサイズなので、購入を検討する際は意識しておきましょう。

ハイドアップ(HIDEUP) HUミノー111FS フローティングスイッシャー

ハイドアップ(HIDEUP) HUミノー111FS フローティングスイッシャー

プロップから出る波紋とサウンドによって高い集魚効果が期待できるおすすめのプロップベイト。サイズは111mm、重さは13gのフローティングタイプで、表層でのバイトを狙う際に有効なアイテムです。

ボディはややフラットな形状を採用しており、ヨタヨタと動くのもポイント。また、低速巻きでもしっかりと動くペラを採用しているのも魅力です。

ラッキークラフト(LUCKY CRAFT) トネプロップジャーク 110RT

ラッキークラフト(LUCKY CRAFT) トネプロップジャーク 110RT

下からの喰い上げを誘いたいときに有効なプロップベイト。サイズは110mm、重さは14.3gのフローティングタイプで、リップの角度がしっかり取られているのが特徴です。

使い方としてはキャストしたら軽いトゥイッチやジャークで潜らせ、ポーズを入れるのがポイント。ストップ&ゴーを一定のリズムで繰り返し、じっくりと浮き上がらせることでバイトの間を作るのがコツです。捕食のスイッチを入れられるアイテムなので、気になる方はぜひ試してみてください。

ラッキークラフト(LUCKY CRAFT) スプラッシュテール

ラッキークラフト(LUCKY CRAFT)  スプラッシュテール

アピール力を抑えたナチュラル系のプロップベイト。ペラにベアリングを入れているのが注目ポイントで、静音性に配慮したセッティングが特徴です。

フラッシングで誘うスピナーベイト、動きの激しいクランクベイト、サウンド効果の高いチャターベイトなどハイアピールで喰わせられないナーバスな魚に有効。「ベイトフィッシュはいるものの、太刀打ちできない」といった際におすすめのルアーです。

ノリーズ(NORIES) レイダウンミノー ウエイクプロッププラス

ノリーズ(NORIES) レイダウンミノー ウエイクプロッププラス

表層系ルアーのなかでもカバーやストラクチャー周りで使いやすいプロップベイト。従来モデルのリップからワイド仕様になっているタイプで、より水を掴んで、まとわりつくように動くのが特徴です。

ペラとフックが時折当たり、不規則なサウンドを発するのもおすすめポイント。フックはトレブルフック3本と、フッキング率が高いのも魅力です。

ノリーズ(NORIES) ビハドウ

ノリーズ(NORIES) ビハドウ

その名の通り「微波動」を意識して開発されたサブサーフェイス系のプロップベイト。水面直下を泳ぐ弱ったベイトフィッシュを演出し、捕食を促すのが特徴です。

ペラの回転数が速く、デッドスローにもしっかりと対応。ヒートンのネジとプロペラが接触すること、さらにフックとペラが当たることでサウンドを発するのも魅力です。

サイズは82mm・10gの「80」と108mm・14gの「100」の2種類。いずれもタイプはフローティングのみをラインナップしています。

ジャッカル(JACKALL) チョップカット Jr.

ジャッカル(JACKALL) チョップカット Jr.

ボディサイズのわりに大きめのプロップを搭載したルアー。仕様としてはフロントタイプのシングルスイッシャーで、水面を割るようなバイトを誘えるのが特徴です。

スローに引けば波紋とサウンドでじっくりとアピールできるのもおすすめポイント。一方、強く瞬間的にロッドを煽れば、スプラッシュを発生させることもできます。

本製品はオリジナルをひと回り小さくしたダウンサイジングモデルで、サイズは65mm・17.5g。フックはフロント・リアともに#5が付きます。なお、フロントフックのみフェザー仕様となっているので、購入を検討する際はその点も意識しておきましょう。

ジャッカル(JACKALL) リッピンポッド

ジャッカル(JACKALL) リッピンポッド

製品名の通り、リッピングで使うプロップベイト。ルアーのタイプとしてはトップウォーターのダブルスイッシャーで、大きくロッドを煽ることで飛沫を出し、下からの喰い上げを誘うのが王道の使い方です。

なお、デフォルトの状態はフロント・センター・リアにフックが付いた3本バリ仕様ですが、付属のカスタムブレードを装着することも可能。センターに取り付けるとデッドスロー対応モデルとなり、ただ巻きでも使えます。

サイズは110mmで、重さは21g。フックはオーナーばり・カルティバのトレブルフック「ST36MF」の#4が付きます。

デュエル(DUEL) L-バス ウェイクライダー

デュエル(DUEL) L-バス ウェイクライダー

体高のあるジョイントボディとポリカーボネートのペラを採用したサブサーフェイス系のプロップベイト。ルアーのタイプとしては水面直下を引くウェイクベイトで、表層をフラフラと泳ぐハイカロリーなベイトを演出できるのが特徴です。

サイズは85mm・23.5gと105mm・28gの2種類。フックはいずれもフロント・リアともにトレブルフックの#4が付きます。

ヨーヅリ(YO-ZURI) 3DB プロップ

ヨーヅリ(YO-ZURI) 3DB プロップ

大きすぎず、小さすぎない90mm・12gのプロップベイト。ルアーのタイプとしてはリアにポリカーボネートのペラを採用したシングルスイッシャーで、ペンシルベイトとはひと味違う動きで魚を誘えるのが特徴です。

フックはフロント・リアともに#4を採用。カラーラインナップが豊富なほか、フラッシング効果が高いアイテムも数多く揃えており、カラーローテの細分化を図れるのも魅力です。

ヘドン(HEDDON) ウンデッドザラスプーク

ヘドン(HEDDON) ウンデッドザラスプーク

ペンシルベイトの定番「ザラスプーク」にペラを前後に付けたダブルスイッシャー。ウォーキングドッグのしやすさは同様に、ペラによって抵抗がかかり、ネチネチと動かせるのが特徴です。

サイズは4-1/2inの11.4cmで、重さは3/4ozの13g。フックはフロント・リアともに#1/0が付きます。オリザラとは異なる誘いができるので、興味がある方はぜひ使ってみてください。

ヘドン(HEDDON) タイニートーピード

ヘドン(HEDDON) タイニートーピード

コミカルな見た目が特徴的なルアー。ジャンルとしてはトップウォーターのスイッシャーに分類されるタイプで、見た目とは裏腹に高いポテンシャルを秘めているのが特徴です。

長さは1-7/8inの4.9cm、重さは1/4ozの7gで、形状はコンパクト。使い方としてはただ巻き、とくにスローからデッドスローでゆっくり引くのがおすすめです。ロングセラーモデルとして世界的に広く知られているルアーなので、ぜひチェックしておきましょう。

ヘドン(HEDDON) ダイイングフラッター

ヘドン(HEDDON)  ダイイングフラッター

ロングセラーの定番プロップベイト。いわゆる前後2点のペラを付けたダブルスイッシャーで、表層から水面直下のレンジをカバーするタイプのルアーです。

サイズは3-3/4inの9.6cmで、重さは7/16ozの11.2g。使い方としてはただ巻き、スピードの変化をつけたストップ&ゴー、軽いトゥイッチや強すぎないジャークを入れて緩急をつけるのもおすすめです。長年多くのアングラーから支持されている往年のアイテムなので、ぜひ試してみてください。

スミスウィック(SMITHWICK) デビルズホース AF200

スミスウィック(SMITHWICK) デビルズホース AF200

ハンドメイドにこだわったウッド仕様のプロップベイト。いわゆるトップウォーターのダブルスイッシャーにあたるルアーで、古くから多くのアングラーに親しまれているのが特徴です。

浮力が高く、ロッドアクションによるレスポンスも良好。また、水平姿勢を保つように設計されており、スピード変化による対応力にも優れています。

ラインナップは細身の「AF100」とやや太めの「AF200」の2種類。前者の長さは4-1/2inの11.4cmで、重さは3/8ozの10.5g、後者は長さ4-1/2inの11.4cmで、重さは1/2ozの12gが目安です。

バグリー(Bagley) スピナーテールバングオー 5

バグリー(Bagley) スピナーテールバングオー 5

知る人ぞ知る名作のプロップベイト。細身でありながらやや丸みを帯びたボディとバルサ素材による高い浮力が持ち味で、喰わせの能力に長けているのが特徴です。

本製品のサイズは5.25in、重さは3/8ozで、フックは3フック仕様。遠投性能はそれほどでもありませんが、アクションは秀逸で、ショートピッチでカバーやストラクチャーをタイトに狙うのがおすすめです。

リバー2シー(River2Sea) ワッパープロッパー 130

リバー2シー(River2Sea) ワッパープロッパー 130

アメリカのバスプロ大会で話題となり、一世を風靡したプロップベイト。ルアーとしてはリア部分にソフト素材のシングルプロップを採用したトップウォーターで、独特かつ大音量のサウンドを一定のリズムで発するのが特徴です。

本製品はもともとマスキー用のルアーでしたが、バス用にリファインされ、シリーズでのサイズラインナップも豊富。スリムな形状でキャスタビリティに優れているほか、バスベイトのように水面をかき回しつつも、リトリーブの途中で止められるのも大きなメリットです。

がまかつ(Gamakatsu) アベンジプロップ 80

がまかつ(Gamakatsu) アベンジプロップ 80

ずんぐりむっくりした形状のプロップベイト。ルアーとしてはリア部分にソフト素材の2枚プロップを採用したトップウォーターで、バズベイトのような機能を果たしつつも、ピンポイントに撃ち込めるのが特徴です。

また、本製品のプロップは開閉式ウイングになっているのがポイント。キャスト時は閉じ、リーリング時は開くので、投げた際にスムーズに飛んでいくのも魅力です。

サイズは80mmで、重さは18g。フックはフロントが同社の「トレブルRB」のMの#3、リアが「トレブルSP」の#4が付きます。

プロップベイトのおすすめ|サスペンド

ハンクル(HMKL) プロップキング 65 SP

ハンクル(HMKL) プロップキング 65 SP

透明な樹脂製のプロップを採用しているサスペンドタイプのルアー。フラッシングを嫌うバスにも効果的で、よりナチュラルに誘えるのが特徴です。

デッドスローで引いてもしっかりとプロペラが回転するので、スイム姿勢が安定しているのもおすすめポイント。チェイスをイメージして一定のスピードで巻くのがコツです。

プロップベイトのおすすめ|シンキング

ティムコ(TIEMCO) ステルスペッパー 70S

ティムコ(TIEMCO) ステルスペッパー 70S

シリーズラインナップが豊富なプロップベイト。サイズだけでなく、タイプもフローティングとスローシンキングの2種類を用意しており、状況や季節に合わせて使えるのが特徴です。

本製品は70mm、5gのスローシンキング。フックはフロント・リアともにオーナーばり・カルティバの「ST-26TN」の#10が付きます。

シリーズ共通でキャストしやすいほか、デッドスローからファストリトリーブまで、リーリングスピードの変化にしっかりと対応できるのも魅力。いずれも扱いやすいルアーなので、初めてプロップベイトを試したい方はぜひ候補として検討してみてください。

ニシネルアーワークス(NISHINE LURE WORKS) ベビーアビノー70S

ニシネルアーワークス(NISHINE LURE WORKS) ベビーアビノー70S

カナダ在住の日本人ルアービルダー西根博司氏が開発したプロップベイト。前後にペラが付いているほか、フロントフックとリアフックの間にブレードがセットでき、くねらせた動きとサウンドでアピールできるのが特徴です。

本製品はダウンサイジングモデルのシンキングタイプで、サイズは70mm・11g。なお、フックはフロント・リアともに専業メーカー「イチカワフィッシング」のトレブルフックの#7が付いています。

デュオ(DUO) レアリス スピンベイト 80 シャロー

デュオ(DUO) レアリス スピンベイト 80 シャロー

国内だけでなく、海外でもその威力が証明されたおすすめのプロップベイト。アメリカのバスプロ大会で優勝したアングラーがシークレットで使っていたことで話題となり、ラージマウスバス・スモールマウスバスを問わずバイトさせられるのが特徴です。

現行ラインナップは9種類あり、タイプはすべてシンキング。リアフックがフェザー仕様となっていたり、艶めかしい輝きを放つアワビプレートが内蔵されていたりするモデルも揃っています。

本製品はオリジナルの80をシャローレンジ対応にしたモデルで、固定重心のシンキング。サイズは80mm、重さは6.7gで、潜行深度は0.5〜2mが目安です。

ガンクラフト(GAN CRAFT) スクリューベイト 130 NS

ガンクラフト(GAN CRAFT) スクリューベイト 130 NS

「回転波動系」という言葉を浸透させたプロップベイト。サイズは110mmと130mmの2種類で、どちらもウエイトが十分にあるのでしっかりと飛距離を稼げるのが特徴です。

タイプとしてはスローシンキング(SS)、ノーマルシンキング(NS)、ファストシンキング(FS)の3種類があり、潜行レンジによって使い分けができるのも魅力。本製品は130mmのNSで、重さは1-3/8ozクラス、潜行深度は3~9mが目安です。

ガンクラフト(GAN CRAFT) カイテン 178 SS

ガンクラフト(GAN CRAFT) カイテン 178 SS

ビッグベイトサイズのルアーにプロップが付いたモデル。ボディアピールをしつつも、リアプロップの回転によって尾ビレを振って泳ぐ魚の波動を演出できるのが特徴です。

サイズは148mmと178mmの2種。タイプもスローシンキング(SS)、ノーマルシンキング(NS)の2種類があり、ウエイトにも違いがあります。

本製品はオリジナルの178mmで、タイプはSSのスローシンキングモデル。重さは2-3/7ozクラスなどで、使う際はへビーなタックルを用意しておきましょう。

エバーグリーン(EVERGREEN) プロップマジック 95

エバーグリーン(EVERGREEN) プロップマジック 95

スリム形状ながら遠投性能が高いおすすめのプロップベイト。2ウエイトマグネット重心移動システムを採用しており、広範囲をサーチできるのが特徴です。

ルアーとしては低重心の固定ウエイトを配置したシンキングタイプで、プロップはリアのみのシングル仕様。ラインアイを45°設定してスイミングの姿勢を水平に保てるほか、直進性をアップさせ、リトリーブ時のフラつきを抑えているのも魅力です。

サイズラインナップは7.5cm・8gと9.5cm・15gの2種類。本製品は後者で、フックはフロント・リアともに#6が付いています。

ハンクル(HMKL) K-I Mac 50

ハンクル(HMKL) K-I Mac 50

長さ5cm、重さ3gとライトプラッキング向けのプロップベイト。タイプとしてはシンキングで、キャスト後カウントダウンして、スローリトリーブで誘うのがおすすめです。

ペラの回転によってボディの揺れが抑えられ、ノーアクションで引っ張れるのが特徴。ナーバスなバスにも違和感なく喰わせられます。

デプス(deps) コーリングハスラー

デプス(deps) コーリングハスラー

下顎部分にワイヤーガードがセットさせているプロップベイト。ボトムタッチの感度がよく、根がかり回避に効果が期待できるほか、ブレードを装着することによって、アピール力を高められるのも特徴です。

タイプとしてはシンキングで、サイズは125mm・29.5g。大きさのわりにウエイトが十分あるので、ロングキャストができるのも魅力です。

また、ヘッド部分にスプリングウエイトが搭載されているのもポイント。多くの回転I字系ルアーとは異なり、アクション時にノックサウンドや微振動を発生させられます。

ダイワ(Daiwa) スティーズ プロップ 85S

ダイワ(Daiwa) スティーズ プロップ 85S

タイプ別のラインナップが豊富なプロップベイト。サイズは85mmと170mmの2種類で、前者にフローティング・シンキング・ファストシンキングの3つを、後者にフローティングとシンキングの2つを用意しています。

また、カラーによってペラに違いがあるのもポイント。単純な見分け方としては、回転性能の高い「サクサス加工ペラ」はガンメタ、フラッシング効果の高い非サクサス加工のペラはシルバーになっています。購入を検討する際は意識しておきましょう。

本製品は85mm・13.8gのシンキングモデル。3タイプのなかでは比較的浅いレンジをデッドスローでリトリーブしやすく、フィールド規模に対する汎用性の高さも魅力です。

ダイワ(Daiwa) ガストネード 72S

ダイワ(Daiwa) ガストネード 72S

口開きのフォルムが特徴的なプロップベイト。リーリングの際に引き抵抗が感じられるよう配慮されており、安定して巻き続けられるのが特徴です。

また、ボディからリアフックを離すことによってプロップとフックが干渉しないようにしているのもおすすめポイント。追尾からのショートバイトにもしっかりと対応できます。

サイズは55mm・72mm・88mm・102mmの4種類。ゆっくり引けるシンキングモデルをメインに、55mmと72mmにはFSのファストシンキングモデルも用意されています。

ダイワ(Daiwa) ギルネード 70S

ダイワ(Daiwa) ギルネード 70S

ギル型のプロップベイト。チリチリとペラが回転することで、サウンド、フラッシング、さらには体高のあるボディに水流をまとうことで、魚に存在感を示せるのが特徴です。

サイズは50mmと70mmの2つ、タイプはフローティングとシンキングの2つの計4種類をラインナップ。本製品は70mmのシンキングで、沈むI字系ルアーとして使えるのが魅力です。

シマノ(SHIMANO) ジジルプロップ 67SS

シマノ(SHIMANO) ジジルプロップ 67SS

首折れのジョイントボディを採用したプロップベイト。本製品は同社のi字系ルアー「ジジル」をベースとしつつも、スローフローティングに設定にし、フロントにペラが付いているのが特徴です。

サイズは67mm・5gと、軽量かつコンパクトにまとまっているのもポイント。使い方としてはフロントのペラが抵抗となるように巻く、デッドスローのただ引きがおすすめです。

ジャッカル(JACKALL) アイプロップ75SS マルハタカスタム

ジャッカル(JACKALL) アイプロップ75SS マルハタカスタム

水面直下を水平姿勢で引くデッドスローシンキングに設定されたプロップベイト。フロント・リアにペラが付いたダブルプロップ仕様で、一定速度で真っ直ぐ引くi字系ルアーとして使うのがおすすめです。

サイズは75mmで、重さは6.5g。ペラは高強度ステンレスを採用した0.4mmの薄型、フックは専業メーカーのがまかつの「トレブルRB」のMの#8が付きます。

ジャッカル(JACKALL) ディズラ 115

ジャッカル(JACKALL) ディズラ 115

スイムベイトにプロップが付いたタイプのおすすめルアー。回転時のフラッシングとサウンド効果によって遠くにいる魚を呼べるのが特徴です。

また、肉厚のテールを採用しているのもポイント。プロップから生まれる波動を受けてよりナチュラルな動きを演出できるのも魅力です。

ボディサイズのわりにウエイトがあるのでロングキャストも可能。ボートはもちろん、オカッパリからでも扱いやすいので、気になる方はぜひおさえておきましょう。

メガバス(Megabass) レベルスイマー

メガバス(Megabass) レベルスイマー

やや細身のボディ形状に対して大きめのペラが前後に付いたプロップベイト。タイプとしてはファストシンキングモデルで、サイズは70.5mm・1/2ozと十分なウエイトがあり、よく飛び、よく沈むのが特徴です。

使う際はより遠く、より深くを意識するのが重要。引くレンジのコントロールは着水からのカウンドダウンで把握し、キャストするたびにちょっとずつ変えて、水深を細かく刻むようサーチにするのがおすすめです。ぜひ試してみてください。

メガバス(Megabass) カラシ スピナー

メガバス(Megabass) カラシ スピナー

下顎部分にキールの役割を果たす形状を採用したプロップベイト。水流を受け流しつつもバランスを取ることで、直進性能に優れているのが特徴です。

サイズは70mm、重さは6gで、タイプとしてはシンキング。ペラは専用設計の薄厚小型プロップをリアのみに採用しています。

ラッキークラフト(LUCKY CRAFT) SHINGO スクリュー

ラッキークラフト(LUCKY CRAFT) SHINGO スクリュー

By: amazon.co.jp

コンパクトで軽量な小型プロップベイト。タイプとしてはスローシンキングで、比較的浅めのレンジを引けるおすすめモデルです。

また、本製品は極小のリップを搭載しているのもポイント。リーリング時の水平姿勢を保てるほか、引き抵抗を感じられる仕様で、浮き上がりを抑えられるのも魅力です。ラージマウスバスのほか、スモールマウスバスにも効果的なので、気になる方はぜひ試してみてください。

プロップベイト(スイッシャー)のAmazonランキングをチェック

プロップベイト(スイッシャー)のAmazonの売れ筋ランキングもチェックしたい方はこちら。