筋トレグッズのなかでも、ダンベルに次いで手軽なアイテムとして知られている「ケトルベル」。さまざまな使い方をすることで、効率的に筋肉を鍛えられます。しかし、購入する際にどれを選べばよいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ケトルベルのおすすめ製品をご紹介。選び方についても解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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ケトルベルとは?どの筋肉を鍛えるトレーニングに使える?
ケトルベルとは、鉄製の球にハンドルを備えたトレーニング器具のことです。重心とグリップの位置が離れており、振り子のように動かせます。
動作が直線的で、腕や肩などを部分的に鍛えるトレーニングに適したアイテムです。使い方によっては大腿部・背部・腹部など、全身の部位を鍛えるのに活用できます。
ケトルベルの選び方
重さをチェック
ケトルベルには、ダンベル同様に重さ別に分かれているタイプと、バーベルのように重さの調節ができる可変式のモノがあります。主流は重さにより分かれているタイプで、ウエイトは10g以下から50kgを超えるモノまでさまざま。購入する際はしっかりと確認しておきましょう。
なお、筋トレを始めたいと考えている方は、軽いウエイトから選ぶのがおすすめ。男性であれば10kg前後、女性であれば6kg前後を目安に選んでみてください。
トレーニング内容によって重さを変えたいなら可変式がおすすめ
ケトルベルのなかには、重さを変更できる可変式タイプもあります。可変式ダンベルのようにプレートの重さを調節できるため、鍛えたい箇所に応じて使い分けられて便利。腕・肩をはじめ、腹筋・背筋・下半身など全身鍛えたいときにも重宝します。
モデルによって調節幅はさまざまですが、ひとつで重さを変えられるので複数揃えなくて済むのがメリット。コストや保管場所を抑えるのに役立ちます。また、レベルに合わせながら長期間使えるのもポイント。初心者にも上級者にもおすすめのタイプです。
ハンドルの太さや長さをチェック
ケトルベルのハンドルは、メーカーやアイテムによってさまざまな太さが存在しています。ハンドル部分が太い場合、トレーニングしにくくなることもあるため、握りやすいアイテムを選ぶのがおすすめです。
目安としては、握った際に親指と人差し指が触れるか触れないかの位置にあること。距離が開きすぎているとトレーニング時に余計な握力が必要になるほか、スイング時に体がブレて、フォームも崩れやすくなります。購入を検討する際はしっかりと握れるアイテムをチェックしてみてください。
素材をチェック
ケトルベルで使われている素材は大きく分けて、「キャストアイアン」と「スチール」の2種類があります。キャストアイアンは鋳鉄のことで、比較的リーズナブルな価格で購入しやすいのがメリット。なお、ウエイトがアップするにつれ、ケトルベル自体のサイズも比例して大きくなります。
一方、スチールはケトルベルのリフティング競技で採用されているのが特徴。形や大きさは重量にかかわらず同じなので、負荷を変えつつも、同じような使用感でトレーニングできるのが魅力です。
コーティングの有無をチェック
ケトルベルには、表面保護を目的としたコーティングが施されているモノもラインナップされています。床面などに傷をつけにくいのが特徴。PVCやポリプロピレンなどで加工されたタイプが多く、トレーニング場所に配慮できるのがメリットです。
なお、競技用ケトルベルの場合、ハンドル部分に塗装や表面加工が施されていないモノも。競技用ケトルベルを使用するなら、手袋などを着用してトレーニングを行うのがおすすめです。
ケトルベルのおすすめメーカー
ケトルベル魂(KETTLEBELLKON)
スタンダードモデルはもちろん、競技用・エクササイズ用など製品ラインナップが豊富な「ケトルベル魂」。ケトルベルで気軽に筋トレをしたい方から本格的に肉体改造をしたい方まで、それぞれのレベルや目的に合わせてアイテムを選べます。
また、おしゃれなデザインを採用したモノも多く、インテリアに馴染みやすいのもメリット。見た目を重視して選びたい方にもおすすめです。
鉄人倶楽部(IRONMAN CLUB)
「鉄人倶楽部」はスポーツ・レジャー・アウトドアなど、幅広い製品を取り扱っているメーカー「カワセ」のフィットネスブランドです。無骨なデザインが多いケトルベルでは珍しい、ポップなデザインのアイテムをラインナップしています。
デザイン性に優れたケトルベルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ケトルベルのおすすめ
ケトルベル魂(KETTLEBELLKON) ネオプレーンケトルベル レギュラータイプ
レギュラータイプのケトルベルです。キャストアイアン製で、柔らかいネオプレーン素材でコーティングしているのが特徴。床面などへの傷付きや衝撃を抑えるため、自宅でも手軽に使えます。
グリップは滑りにくいうえ、程よく手のひらに引っ掛かるように仕上げています。しっかり握りやすいので、スイングや動きの多いトレーニングも安全でスムーズに行えるのが魅力です。
重量のバリエーションも豊富なため、レベルや鍛えたい箇所に応じて選びやすいのがポイント。また、べたつきやニオイが少ないので、衛生面が気になる方にもぴったりです。
ケトルベル魂(KETTLEBELLKON) ソフトケトルベル
表面の素材に柔らかいPVCを採用したケトルベルです。内部には砂鉄・砂を採用したソフトタイプなので、体にぶつけてしまっても痛みを軽減。床や壁への衝撃も緩和するため、傷が付くのを予防できます。
ハンドル部分は硬めで、握りやすさを重視した仕様。ハンドル窓はワイドに設定しており、両手でもしっかり握れます。ハンドルから手が離れるリスクを抑えられるので、安全面に配慮しながらトレーニングできるのが魅力です。
かわいいデザインでインテリア性が高いのもおすすめポイント。重量バリエーションが豊富なため、トレーニングレベルに合わせて選べます。
ケトルベル魂(KETTLEBELLKON) EZグリップケトルベル
ハンドルが細くて幅も広いため、しっかり握りやすいケトルベルです。ハンドルから手が離れるリスクを軽減できるので、長時間のトレーニングや有酸素運動におすすめ。握力や前腕への負荷を小さく抑えるのにも役立ちます。
柔らかいネオプレーン素材でカバーしているため、体や床面への衝撃を緩和。床が傷付くのも予防します。また、べたつきやニオイが少ないのもメリット。重量のバリエーションも豊富なため、ニーズに合ったモノを見つけられます。
鉄人倶楽部(IRONMAN CLUB) ケトルダンベル 10kg KW-782
ポリプロピレン・ポリエチレン・セメント・鉄顆粒を採用したケトルベルです。表面はプラスチック素材なので、錆びずに長く愛用できるのがポイント。価格もリーズナブルなため、初心者やコスパ重視の方におすすめです。
かわいいデザインなので、使わないときも部屋の景観を損ねにくいのがメリット。重さによってカラーが異なるため、複数揃えてもインテリアとして活躍します。
ハンドルは両手でも握りやすいように設計しており、スイング・デッドリフト・スクワット・スナッチなど幅広いメニューに対応可能です。
グロング(GronG) 可変重量式ケトルベル
可変式のケトルベルです。プレートの増減により、約3.6~18kgまでの重さ調節が可能。筋力レベルや鍛えたい箇所に応じて手軽に変更できるため、全身トレーニングにぴったりです。
素材には鉄・プラスチック・ゴムを使用。底面にゴムを配置しているので、床への衝撃を衝撃して傷や凹みを予防します。また、置いたときの安定感が向上して、滑りにくいのもポイントです。
本製品はトレーナーが監修した6通りのトレーニングマニュアルが付属。これから本格的に体を鍛えたい初心者にもおすすめです。
アイロテック(IROTEC) ソフトケトルベル 14KG
耐久性・耐摩耗性に優れたPVCを採用した、ソフトタイプのケトルベルです。中身には、ラバーチップと砂を採用しており、トレーニング中に体や床へぶつけても衝撃を緩和。ケガや傷が付くのを予防できるため、ハードなトレーニングも行えます。
大きくて握りやすいハンドルを搭載。肩・腕をはじめとして、全身の筋力強化やバランス力アップに役立ちます。トレーニングを効果的にサポートするので、本格的に鍛えたい方におすすめです。
伊藤鉉鋳工所 ハードスタイル ケトルベル
伝統的な「くわな鋳物」の技法を受け継いだ職人が、ひとつひとつ手作りしたケトルベルです。ケトルベルインストラクター監修のもと、原材料から塗装まですべて国産を使用。日本唯一の国産ケトルベルと謳われています。
ハンドル接合部は滑らかな仕上がりで、快適で安全なトレーニングをサポートします。無骨なデザインで、鋳物ならではの味わいや温もりを感じられるのも魅力。品質重視の方や長く愛用できるモノを選びたい方にぴったりです。
PROIRON ソフトケトルベル
衝撃を分散させる砂鉄を充填したソフトタイプのケトルベルです。外側にはPVCソフトマテリアルを採用しているため、床や体に優しいのが特徴。傷が付いたりケガしたりするのを予防しながら、安全なトレーニングをサポートします。
硬いポットハンドルとの一体成形により、丈夫で転倒しにくいのがポイント。ハンドルは滑りにくいので、スイングなどのハードな動きをしてもしっかり握れます。
ポップでかわいいデザインで統一しているので、複数揃えてもインテリアとして活躍。自宅で手軽に使いやすいモデルを探している方におすすめです。
フィールドア(FIELDOOR) ケトルベル
スチールを採用したケトルベルです。球体の表面をPVCでコーティングしているため、傷予防や防音効果を発揮。床へ置いたときの振動も抑制するので、マンションなどの集合住宅に住んでいる方にもおすすめです。
ハンドルはやや細めで滑りにくいため、しっかり握りながら効率よくトレーニングを行えます。重量の種類が豊富で、重さごとにカラーが異なるのが特徴。デザイン性にも優れているので、モチベーションアップにも役立ちます。
ファイティングロード(FIGHTING ROAD) 可変式ケトルベル
可変式のケトルベルです。4.5kg・6.8kg・9kg・11.3kg・13.5kgの5段階のウエイト調節が可能。ノブのつまみを回すだけで変更できるため、筋力レベルや鍛えたい箇所に合わせながら、効率よくトレーニングを進められるのがメリットです。
ハンドルは、両手でもしっかり握れる幅広設計。多彩な握り方に対応できるので、メニューの幅も広げられます。ひとつあれば筋力アップから有酸素運動まで、豊富なトレーニングに使えて便利です。
ボディスカルプチャー(BODY SCULPTURE) ケトルベル
錆びにくいセメントタイプのケトルベルです。PEコーティングを施しているため、床が傷付くのを予防可能。握りやすく動かしやすいワイドグリップを搭載しているなど、使い勝手に優れているのが魅力です。
さまざまな重量のモノを展開しているので、レベルや用途に応じて選びやすいのが特徴。重さによってカラーが異なり、ひと目で分かりやすいデザインを採用しています。
ボディメーカー(BODYMAKER) 可変式ケトルベル 18KG
3.4~18.0kgのあいだでウエイトを調節できる可変式ケトルベルです。プレートの着脱が簡単にできるので、スムーズなトレーニングをサポート。ロックを搭載しているため、安心して使いやすいのがメリットです。
筋力レベルや箇所に合わせながら重さを設定できるので、効率よく体を鍛えられて便利。また、豊富なメニューに対応するため、瞬発力・持久力・体幹などを効率的に鍛えられると謳われています。長く愛用しやすいので、初心者から上級者までおすすめです。
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手軽に扱いやすいケトルベル。主に腕や肩などを鍛えるのに適していますが、使い方や重さなどによっては全身のトレーニングにも役立ちます。また、コーティングを施したモノなら床や壁への傷つきを軽減できるのがメリット。今回ご紹介したケトルベルを参考に、自分にぴったりのアイテムを見つけてみてください。