ソフトボールをプレーする際、バットは野球用ではなくソフトボール用バットを使う必要があります。バッティングを左右する重要なアイテムですが、素材・長さ・バランスなど特徴が異なるため、どれを選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ソフトボール用バットのおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントも併せて解説するので、自分にぴったりの1本を見つけてみてください。
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- 目次
- ソフトボール用バットと野球用バットの違いとは?
- ソフトボール用バットのおすすめ|3号
- ソフトボール用バットのおすすめ|1号・2号
- ソフトボール用バットの売れ筋ランキングをチェック
- ソフトボール用バットの選び方
ソフトボール用バットと野球用バットの違いとは?
ソフトボール用バットは、野球用バットより細くて短いのが特徴です。芯の部分が広くとられており、ソフトボールは野球のボールより大きいため芯に当てて強く打ち返すことが可能。軽量なモノが多く、力に自信がない方や子供でも扱いやすいのがメリットです。
重心バランスはモデルによって異なりますが、野球用バットより手元重心で作られているのもポイント。ソフトボールは野球より競技スペースが狭いので、ボールが飛びすぎない設計を採用しています。
ソフトボールのバットには細かく規定が定められ、使用するボールの号球サイズによってバットを使い分ける必要があるのを留意しておきましょう。また、ソフトボール用バットには、さまざまな素材が使われているのも特徴です。
ソフトボール用バットのおすすめ|3号
ミズノ(MIZUNO) ソフトボール用スカッド 1CJMS31183
素材にアルミ合金を使用したスタンダードなソフトボール用バット。シンプルな設計で扱いやすいのが特徴です。カラーはゴールドのみが展開されています。
価格が安いのも魅力。さらに、JSAマーク付きなので、練習から試合まで対応できるコスパに優れたモノが欲しい方に適しています。
バットのバランスを中間に設定したミドルバランスの製品。ロングヒットを狙いたい中距離打者の方におすすめです。また、長さは83cmで、重さは720g平均あります。
サクライ貿易(SAKURAI) PROMARK ソフトボールバット 3号球用 一般・中学生用 AT-355C
JSAマーク付きのソフトボール用バット。素材にアルミ合金を使用しているほか、PUも内蔵されています。打球がよく飛ぶので、飛距離を伸ばしたい方におすすめです。また、耐久性にも優れています。
スタイリッシュな見た目も魅力。シルバーのベースカラーに緑のアクセントカラーが映えるデザインを採用しています。
長さは約84cmで、重さは約680〜720gです。振り抜きやすく、中学生から一般プレーヤーまで幅広く使用できます。
エスエスケイ(SSK) スカイホルダーSB LIGHT SBB6003
素材にアルミ合金を使用した軽量モデルのソフトボール用バット。サイズは重さ660g平均の83cmと、重さ670g平均の84cmの2種類がラインナップされています。ミドルバランスで、力の弱い方でも振り抜きやすいのが魅力です。
価格が安いのもメリット。練習用のソフトボール用バットが欲しい方や、気軽に使える安いモノが欲しい方におすすめです。カラーはブルー・シルバーの2種類が展開されています。
ローリングス(Rawlings) ソフト3号ゴム FLYINGMACH ソフトボール用Xフレックス
素材に超々ジュラルミンを使用した、最新モデルのソフトボール用バット。長さは重さ590g平均の83cmと、重さ600g平均の84cmの2種類がラインナップされています。バットコントロール重視の軽量設計で、しっかり振り抜けるのが特徴です。
カラーはレッド・ゴールドの2種類が展開されています。入門モデルなので、ソフトボールを始めたばかりの初心者におすすめです。
エスエスケイ(SSK) スカイホルダーSB SHRS30417
素材に超々ジュラルミンを使用したソフトボール用バット。軽量で初心者にも扱いやすいので、最初の一本としてもおすすめです。また、耐久性にも優れているため、長く使い続けられます。
価格が安いのもメリット。また、JSBマーク付きで、公式戦でも使用できます。コスパに優れたソフトボール用バットを探している方にもぴったりです。
バットのバランスを中間に設定したミドルバランスの製品。長さは重さ690g平均の83cm、重さ710g平均の84cmの2種類がラインナップされています。
ミズノ(MIZUNO) ソフトボール用 ミズノプロ AX4 1CJFS32383
ゴムボール専用設計を採用した人気シリーズのソフトボール用バット。多重構造により壁面のたわみ量が向上し、本体強度の安定性と反発性能を高めているのが特徴です。
バットのバランスを中間にしたミドルバランスの製品です。ロングヒットも狙う中距離打者におすすめ。また、重さは平均620gで、長さは83cmです。ほかにも、同じシリーズで異なる長さ・重さ・バランス設定のモノがあるのでチェックしてみてください。
専用バットケースが付属しているのもポイント。持ち運びの際に便利です。
ミズノ(MIZUNO) ソフトボール用Xフレックス 1CJFS11186
バットのバランスを先端に設定したトップバランスのソフトボール用バット。ヘッドの効いたスイングで、ボールに負けずに振り抜けます。力強いスイングで飛距離を伸ばし、ロングヒットを生み出したい方におすすめです。
素材にはカーボン・ガラスを組み合わせて使用しています。長さは86cmと長めで、重さは740g平均です。パワーに自信のある上級者に適しています。
専用バットケースが付属しているのもポイント。持ち運びや保管の際に便利です。
ミズノ(MIZUNO) ソフトボール用 ミズノプロ エックス02 1CJFS11285
3号サイズの革・ゴムボール両方に使えるソフトボール用バット。素材は航空機にも使われる「TENAX PW」とガラスを組み合わせて使用しています。剛性・耐衝撃性に優れた強度の高い素材で、硬い打感と強い弾きを生み出すのが特徴です。
バットのバランスを先端に設けたトップバランスの製品。ボールの勢いに負けないスイングを可能にし、ヘッドの効いたスイングを実現します。
WBSC公認マークが入っているのもポイント。長さは85cmで、重さは710g平均です。
ミズノ(MIZUNO) ソフトボール用カーボチャージSL 1CJFS32482
FRP製の、飛距離性能に優れたソフトボール用バット。打球部は2層構造になっており、ボールを弾き飛ばします。また、バットのバランスを中間に設定したミドルバランスの製品で、初心者でも扱いやすいモノが欲しい方におすすめです。
JSAマークが付いているのもポイント。3号ゴムボール用で、公式戦でも使用できます。さらに、長さ82cm・重さ610g平均の軽量モデルなので、パワーに自信のない方でも振り抜きやすいのも魅力です。
ローリングス(Rawlings) ゴム3号ソフトボール用 MANTRA BSR1MNTA
打球部5層構造を採用したFRP製のソフトボール用バット。ISO-GRIDテクノロジーとの組み合わせにより、優れた反発力を発揮するのが特徴です。
テーパー部分が硬く設計されているのもポイント。ボールに打ち負けず、パワーをしっかり伝えられるソフトボール用バットが欲しい方におすすめです。
長さは84cmのみで、異なる重さ・バランス設計のモノが合計4種類ラインナップされています。自身の好みやプレースタイルに合わせて選べるのがメリットです。また、カラーはブルーのみが展開されています。
ゼット(ZETT) ソフトボール バット ブラックキャノン5L BCT53213–8200
優れた反発力を発揮する、FRP製のソフトボール用バット。打撃部には薄肉5重管構造を採用し、最外層とその次の層の間に特殊ラバーシートを内蔵しているのが特徴です。バットが大きくたわみ高速復元するトランポリン効果により、ボールを強く速く弾きます。
長さは83cmで、重さは660g平均です。また、重心の位置はミドルバランスを採用しています。幅広いプレーヤーが振り抜きやすい重量設定で、部活に取り組む中高生から一般プレーヤーまで幅広い方におすすめです。
グリップテープにはノンスリップPU製テープを使用しています。高速打球を生み出す豪快なバッティングをしたい方にぴったりの製品です。
イーストン(EASTON) ゴム3号ソフトボール用 GHOST UNLIMITED FPJ23GHUL10
打球部ダブルバレル構造を採用したソフトボール用バット。打球部のスイートスポットを広くし、打球速度を向上させています。しっかりとボールを捉えられる操作性に優れたソフトボール用バットが欲しい方におすすめです。
素材には「SONIC COMP MAX」と呼ばれるFRP素材を使用しています。優れたパフォーマンスを発揮する素材で、耐久性に優れているのも特徴です。また、反発性も高く、独特な打球音を生み出します。
グリップエンドはアメリカの特許を取得した「パワーブースト」を搭載。握りやすさを追求した設計で、豆ができにくく、痺れにくいのが魅力です。さらに、グリップテープにはクッション感としっとり感のある「フロータックグリップ」を用いています。
イーストン(EASTON) ソフトボール用 GHOST ADVANCED FPJ23ISFGA
3号サイズの革・ゴムボール両方に使えるソフトボール用バット。FRP製で、カーボン2層構造に2種類のレジンを使用しているのが特徴です。耐久性に優れた高いパフォーマンスを引き出すソフトボール用バットが欲しい方におすすめです。
テーパー部分には打球部と異なるレジンを採用しています。硬さがあるため、ボールに打ち負けません。
持ち手部分にはアメリカの特許を取得したテクノロジー「POWER BOOST」を搭載しています。握りやすさを追求しており、豆ができにくく、痺れも少ないのがメリットです。
サイズ・重量展開が幅広いのもポイント。同じ長さのモノでも複数の重さのモノが展開されています。さらに、各サイズ・重量別に扱いやすく、飛びやすいバランス設計にしているのも魅力です。
ルイスビルスラッガー(Louisville Slugger) カタリスト3 TI ソフトボール用バット WBL2927020
打球部を改良し、従来モデルよりも高いパフォーマンスを発揮する2024年最新モデルのソフトボール用バット。トップバランスなので、スイングスピードを高めてボールを遠くに飛ばしやすいのがメリットです。
長さは83・84cmの2種類がラインナップされています。自身のプレースタイルや好みに合わせてぴったりな長さ・重さのモノを選ぶことが可能です。
素材には100%パフォーマンスコンポジットと呼ばれるカーボンを採用しています。ロングヒットを狙う長距離打者におすすめの製品です。
ルイスビルスラッガー(Louisville Slugger) LXT ソフトボール用バット WBL2930010
トップバランスよりも重心が手元に近いセミトップバランスのソフトボール用バット。振り抜きやすく、柔らかい打感を得られるのが特徴です。
スウィートスポットが広いのもポイント。やや芯を外してもしっかり打てるので、飛距離を伸ばしやすい製品です。飛距離性能と振り抜きやすさのバランスの取れたモノが欲しい方に適しています。
打球部・ハンドル部ともに、素材には100%パフォーマンスコンポジットというカーボンを採用。また、つなぎ目が固定されておらず、遊びがあるため、打撃部の衝撃を緩和するのも魅力です。手が痺れにくく、ボールの勢いに負けずにスイングできます。
おしゃれでかっこいいデザインも魅力。オレンジ×ブラックのカラーリングが目を惹きます。
ディマリニ(DeMARINI) フェニックス H&H ソフトボール用 革・ゴム3号 WBD24200108369
トップバランスでありながら、重さを感じにくいバランス設計がされたソフトボール用バット。スウィートスポットが広く、柔らかい打感を得られるのが特徴です。さらに、バットのしなりを活かしたスイングも可能にします。
3号サイズの革・ゴムボール両方に対応できる製品。幅広いシーンで使用できるソフトボール用バットが欲しい方におすすめです。
ソフトボール用バットのおすすめ|1号・2号
ミズノ(MIZUNO) ソフトボール用ソアテック 1CJMS61477
これからソフトボールを始める子供におすすめな1号ゴムボール向けのソフトボール用バット。長さは77cmで、重さは560g平均です。また、バランスはミドルバランスを採用しています。軽量で初心者でも扱いやすい製品です。
素材にはアルミ合金を採用しています。耐久性にも優れているので、長期間愛用できます。さらに、価格が安いのもメリット。最初の一本をリーズナブルに手に入れたい方にもぴったりです。
サクライ貿易(SAKURAI) PROMARK ソフトボールバット 2号球用 AT-250S
JSAマーク付きのソフトボール用バット。素材にはアルミ合金を使用しており、飛距離が出やすいのがメリットです。さらに、耐久性にも優れているので、長く使用できます。
ブルーを基調にした鮮やかなカラーリングも魅力。ゴールドの「PROMARK」ロゴが目を惹く、かっこいいデザインです。
2号球用で、小学生におすすめの製品。長さは約81cmで、重さは約560gあります。長さと軽量性を両立させたソフトボール用バットが欲しい方におすすめです。
ミズノ(MIZUNO) ソフトボール用スカイゾーン 1CJMS61280
2号球向けのソフトボール用バット。これからソフトボールを始める小学校高学年の子供におすすめです。JSAマーク付きで、公式戦でも使用できます。
素材にはアルミ合金を採用。重さは580g平均と軽量で、長さは80cmです。さらに、耐久性にも優れた素材なので、長く愛用できます。
バットのバランスを中間に設定したミドルバランスの製品。中距離打者向けで、ロングヒットも狙えます。
エスエスケイ(SSK) スカイホルダー FP SBB6004
はじめてソフトボール用バットを使う小学生におすすめの製品。サイズ展開が73・75・77cmと幅広く、子供の成長に合わせて選べるのが魅力です。また、バットのバランスはミドルバランスを採用しています。
スタイリッシュでかっこいいカラーリングも魅力。大きく描かれた「SKYHOLDER FP」のロゴが目を惹くデザインです。カラーはブルー・シルバー・ブラックの3種類がラインナップされています。
素材には軽量で耐久性に優れたアルミ合金を使用。重さは73cmのモノが540g平均、75cmのモノが550g平均、77cmのモノが560g平均です。
ミズノ(MIZUNO) ソフトボール用チャンピオンシップ 1CJFS61478
2号球向けのソフトボール用バット。素材にカーボン・ガラスを使用した複合バットで、長さは78cm、重さは480g平均あります。軽量性に優れたモデルなので、パワーに自信のない子供にもおすすめです。
バットのバランスはミドルバランスを採用しています。中距離打者にもおすすめの製品で、ロングヒットも狙えます。
ソフトボール用バットの売れ筋ランキングをチェック
ソフトボール用バットのランキングをチェックしたい方はこちら。
ソフトボール用バットの選び方
素材を選ぶ
コスト重視ならアルミ合金製
アルミ合金を使ったソフトボール用バットは、軽くて耐久性に優れているのが特徴。価格がリーズナブルなモデルが多いため、コストを抑えながら長く愛用できます。力に自信がない方や初心者、価格重視の方におすすめのタイプです。
打感は柔らかめで、ほかの素材より飛距離が出にくいのがデメリット。しかし、軽量でコントロールしやすいので、ミート力を重視したい方にも適しています。
価格と性能のバランスを取るなら超々ジュラルミン製
超々ジュラルミンは、アルミ合金の一種です。航空機の機体などにも使われている素材で、一般的なアルミ合金より強度や硬度が優れています。反発力が高いうえ打球速度が上がりやすく、ボールを遠くに飛ばしやすいのが魅力です。
軽量で、初心者も扱いやすいのがポイント。価格が比較的リーズナブルなので、はじめてソフトボール用バットを購入するという方に適しています。また、耐久性が高くて長く愛用しやすいため、コスパ重視の方にもぴったりです。
飛距離重視ならFPR・ウレタンなどを組み合わせた複合バット
複合バットは、複数の素材から構成されているのがポイント。コンポジットとも呼ばれ、素材のよい部分を組み合わせることで機能性を高めています。
プラスチックにガラス繊維を混ぜたFRPやカーボン、ウレタンなどを組み合わせているモデルが多いのが特徴。反発力の高さやボールの変形を予防する柔らかさといった素材の特性を活用することで、優れた飛距離性能を備えているのが魅力です。
プロや上級者も使用しており、各メーカーがおすすめするモデルでもあるアイテム。本格志向の方や飛距離を伸ばしたい方におすすめです。一方、高機能でさまざまな素材が使われているため、価格が高い傾向にあるのが難点といえます。
使用するボールに合わせて専用のバットを選ぶ
ソフトボールには1号・2号・3号のボールサイズがあります。ソフトボール用バットも同様に、1号バット・2号バット・3号バットに分類されているのが特徴。規定により、使用するボールの号球サイズに応じたバットを選ぶ必要があるのを留意しておきましょう。
1号ボールは小学校低学年、2号ボールは小学校高学年がおもに使用するサイズ。中学生以上からプロまで使うのが3号ボールです。1号ボールや2号ボールであれば、1号バット・2号バットどちらも使用可能。3号ボールを使う場合は、3号バットのみ使えます。
3号バットは、ゴムボール専用とゴム・革ボール用に分類されているのがポイント。ソフトボールにはゴムボールと革ボールがあり、規定では革ボールをゴムボール専用タイプで打つのは禁止されています。使用するボールに適合するかチェックして選びましょう。
経験値に適した重さ・長さを選ぶ
初心者なら重さは軽いモノがおすすめ
ソフトボール用バットは、規定で重さ1077g内と定められています。規定内でさまざまな重さのモデルがラインナップされているため、パワーや体格に合わせて選ぶのがポイントです。
重量のあるほうが、ボールを遠くへ飛ばしやすいのがメリット。ただし、扱いにくかったり体に過度な負担がかかったりする面があります。思ったようにスイングできなければミート率が低下するので、しっかり振りやすい重さを選びましょう。
軽量タイプは飛距離が出にくくなるものの、力に自信がない方や初心者でもスムーズにスイングしやすいのが魅力。軽いソフトボール用バットをある程度コントロールできたら、重さのあるモデルに切り替えるのがおすすめです。
初心者やコントロール重視なら短めを
ソフトボール用バットは、長さも86.4cm以内と規定で定められています。長さがあるほど重量が増して飛距離が伸びやすいのに加えて、外角までバットが届きやすいのがメリット。一方、バットコントロールが難しいため、パワー重視の方や上級者に適しています。
操作性を重視したい方や初心者には、短めのモノがぴったりです。細かいバットコントロールが可能で、内角にきたボールにも対応しやすいのがポイント。扱いに慣れてきたら、長さのあるモデルを使ってみましょう。
なお、腕の付け根から指先までの長さに1.3をかけると、体格に応じた目安の長さを算出できます。たとえば、腕の長さが60cmの方であれば「60×1.3」なので、長さ78cm前後を目安に選んでみてください。
グリップの太さを選ぶ
グリップの太さは飛距離や操作性にかかわる部分なので、プレースタイルや重視したいポイントに合わせてチェックしておきましょう。
一般的には、細いグリップは遠心力を働かせやすいためパワーヒッター向け、太いグリップは操作性が向上するのでアベレージヒッター向けといわれています。初心者はバットコントロールがしやすい、太めのグリップを選ぶのがおすすめです。
また、グリップは規定により、グリップエンドから25.4~38.1cmの範囲で、コルク・テープ・合成物質を使った滑り止めのグリップテープを付けることが義務付けられています。グリップテープの巻き方によって、ある程度太さを調節できるのがポイントです。
バットの重心の位置を選ぶ
初心者ならミドルバランス
ミドルバランスは、重心がバットの中間にあるのが特徴。飛距離が期待できるうえ、バットコントロールもしやすいバランスの取れたタイプです。
重心が手元から適度に離れているので、スムーズに振りやすいのもメリット。同じ重量でも、トップバランスより軽く感じやすい面があります。オールマイティ型のため、小学生から大人まで多く使われているタイプ。初心者や中距離ヒッターにおすすめです。
コントロール性重視ならカウンターバランスを
カウンターバランスは、ほかのタイプより根元に重心をおいているのが特徴です。バットのバランスが手元側にあるため、軽く感じやすいのがポイント。しっかり振りやすく細かいバットコントロールも可能なので、シャープなスイングを実現します。
力に自信がない方でも、しっかり振り抜けるのがメリット。アベレージバッターに適したタイプです。ただし、販売数が少ないため、お気に入りが見つからないときはミドルバランスも選択肢に入れましょう。
ロングヒッターにはトップバランスがおすすめ
トップバランスは、重心がバット先端にあるのがポイントです。スイング時に遠心力が働くため、スイングスピードが向上してボールを遠くへ飛ばしやすいのが魅力。ボールに当たり負けしにくい力強いスイングが可能なので、長距離ヒッターに適しています。
しかし、重さを感じやすいため、パワーに自信がない方には不向き。バットコントロールがしにくい面があるので、慣れるまでは扱いにくさを覚えるケースもあります。
公式戦にはJSAマーク付きを使おう
JSAマークは、日本ソフトボール協会による認定を示す証です。公式戦ではJSAマークが入ったソフトボール用バットしか使えないため、事前に必ずチェックしておきましょう。
ソフトボール用バットには、長さや重さなどにさまざまな規定が設けられているのが特徴。認定済の証であるJSAマークが入っていれば、確認事項を減らしながら選べるのもメリットといえます。
練習ではJSAマークがないモノも使えますが、本番を想定するならJSAマークが入ったモノを使うのがおすすめです。
安く買うなら型落ち製品をチェック
なるべくコストを抑えながらソフトボール用バットを購入したい方は、最新モデルだけでなく型落ち製品も選択肢に入れましょう。新作が出たあとであれば価格が下がるため、定価よりリーズナブルに購入できます。
また、練習用バットとして使うのにもぴったり。耐久性が優れたソフトボール用バットでも使い続ければ消耗するので、試合用バットの劣化を気にすることなく打ち込めて便利です。
とくに、価格が高い傾向にある複合バットであれば、節約しつつも高機能なソフトボール用バットを手に入れられます。
ソフトボールの公式試合では、JSAマークが付いたソフトボール用バットが必要です。素材・タイプ・サイズなど、さまざまな種類のアイテムが販売されていますが、プレースタイルや重視するポイントを考慮しながら選ぶことが大切。自分にぴったりなソフトボール用バットを見つけて、パフォーマンス向上を狙いましょう。