握力を鍛えるのに役立つ「ハンドグリップ」。自宅ではもちろん、オフィスに持ち運んで休憩中にも手軽にトレーニングできます。しかし、さまざまなタイプが展開されているので、どれがよいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ハンドグリップの選び方とおすすめモデルをご紹介します。握力トレーニングをしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ハンドグリップのトレーニング効果とは?
ハンドグリップとは、主に握力を鍛えるためのトレーニング器具です。握力には、モノを握りつぶす力の「クラッシュ力」、モノをつまむ力の「ピンチ力」、握ったモノを保持する力の「ホールド力」があります。ハンドグリップは、特にクラッシュ力を鍛えられるのが特徴です。
また、手首からヒジの間にある前腕筋にアプローチしたトレーニングができます。握力と前腕筋を鍛えることで、さまざまなスポーツのパフォーマンス向上にも繋がるのがポイント。さらに、重い買い物袋を持ったり、堅い瓶のフタを開けたりと、日常生活でも役立ちます。
ハンドグリップの選び方
負荷の強度で選ぶ
ハンドグリップの負荷は、約10〜90kgと幅広いのが特徴です。なかには、100kgを超えるモノも存在します。さまざまな負荷を選べるのはトレーニングを充実させますが、自分にとって負荷が低すぎたり、高すぎたりするとトレーニング効果が薄れることもあるので注意が必要です。
負荷の目安は、自分の握力の70〜80%程度。自分の握力がどのくらいあるのかわからない場合は、力に自信のない方は20kg程度、力に自信のある方は40kg程度から始めてみてください。
タイプで選ぶ
スタンダードハンドグリップ
スタンダードハンドグリップは、上部に大きな金属バネが搭載されている、V字形状のハンドグリップ。バリエーションが豊富かつ、リーズナブルな価格が魅力です。はじめての方でも気軽に入手してトレーニングを始められます。
複数の負荷を揃えてシリーズ展開をしていることが多いのもポイント。負荷の強度は幅広く、なかには100kgを超えるモノも展開されています。自分の握力が強くなるたびに買い足す必要があるため、収納場所をあらかじめ確認しておくのがおすすめです。
負荷調節式ハンドグリップ
負荷調節式ハンドグリップは、螺旋状の金属バネが搭載されている、R字形状のハンドグリップです。レギュレーターを回転させることで、負荷を細かく調節できます。
幅広い負荷に変更できるため、自分の握力のレベルに合わせやすいのが特徴です。長く使い続けたい方や、家族や友人とシェアして使いたい方にもおすすめ。また、複数のハンドグリップを買い揃える必要がなく、トレーニング器具を省スペースで収納できるのもメリットです。
ボール型ハンドグリップ
ボール型ハンドグリップは負荷が比較的低めなので、リハビリ目的など軽めの運動をしたい方におすすめです。形状は、球状や卵型などがラインナップされています。
手のひらで握って緩める動作だけでなく、指と指の間に挟んで力を入れたり緩めたりする動作も可能です。握力強化と指の関節運動を行いたい方は、ぜひチェックしてみてください。
リング型ハンドグリップ
リング型ハンドグリップもボール型と同様に、負荷は比較的低いため、はじめてハンドグリップを使う方でも扱いやすいのが特徴です。テレビを視聴しながらや、読書をしながら握るといった「ながら運動」にも適しています。
握る動作だけでなく、つまむ・引っ張る・広げる動作もできるのがポイント。ひとつあれば、さまざまな握力トレーニングを行えるのが魅力です。
グリップ素材で選ぶ
グリップの素材には、主にラバー・シリコン・プラスチック・金属が採用されています。ラバー製は、汗をかいても滑りにくいのが特徴。シリコン製は感触が柔らかく手に馴染みやすいため、握り締めても手が痛くなりにくいのがポイントです。
プラスチック製は、手にフィットしやすい凹凸の形状に作られているモノが多い傾向にあります。ただし、汗をかくと滑りやすいので、心配な方はグリップテープを巻くのがおすすめです。
カウント機能を搭載しているモノを選ぶ
ハンドグリップのなかには、握って閉じるたびに自動でカウントするモデルも展開されています。何回握ったか忘れてしまうのを防げるのが嬉しいポイントです。
そのため、テレビを見ながらや本を読みながらなど、別の作業をしつつトレーニングしたいときにも便利。また、目標数を設定して、しっかりとトレーニングしたいときのモチベーションアップにも繋がります。
ハンドグリップのおすすめモデル
ラ・ヴィ(La-VIE) ハンドグリップフィット 3B-4170
10kgの低強度で、リハビリから軽めの運動まで、ライトな使い方ができるハンドグリップです。グリップは握りやすく滑りにくい設計で、安心して使えるのが特徴。さらに、スタンダードタイプなので、難しい操作がないのもポイントです。
手頃な価格帯で、手に取りやすいのも魅力。シンプルでコスパのよいハンドグリップを探している方におすすめです。
ラ・ヴィ(La-VIE) ハンドグリップ負荷調整式 3B-4179
負荷調節タイプのハンドグリップです。調節幅は、10〜30kgと20〜50kgをラインナップ。筋トレを始めたばかりの初心者から上級者まで、幅広い方に対応できます。
負荷の調節は、ダイヤルを回すだけと簡単。難しい操作もなく、レベルにあわせた設定をスムーズに行えます。また、調節幅も広いため、複数人で共有する場合などにも便利です。
ラ・ヴィ(La-VIE) ハンドグリップ クラッシュ 50kg 3B-4175
オレンジ・パープル・ブラックのカラーバリエーションを展開するハンドグリップ。それぞれのカラーで負荷が異なるのが特徴です。負荷はオレンジが50kg、パープルが60kg、ブラックが70kgで展開しています。
本製品はハンドルが波型形状なので、指にフィットしやすく握りやすいのがポイント。安定感に優れており、トレーニングの効率を高められます。本体サイズは、約幅11×高さ16×厚さ2.5cm。コンパクトなので手軽に扱いやすく、持ち運んでの使用にも便利です。
アイアンマインド(IRONMIND) Captains of Crush 1251-I
グリップの素材に、航空機にも使われる高耐久のアルミニウムを採用したハンドグリップです。滑りにくいよう、表面にローレット加工を施しているのが特徴。しっかりと握り込んでトレーニングを行えます。
シルバーの無骨なデザインで、トレーニングジムに馴染みやすいのも魅力。頑丈で高強度のハンドグリップを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) カウンター付きハンドグリップ UR-815
人気アウトドアメーカー「キャプテンスタッグ」が展開しているハンドグリップです。握った回数を一目で把握できるカウント機能を備えているのが特徴。簡単操作で管理を行えて、トレーニング効率が向上します。
負荷は約15kgのため空き時間やテレビを観ながらなど、気軽に鍛えられるのもメリット。また、比較的リーズナブルな価格で購入しやすく、コスパのよいモノを求めている方におすすめです。
RPM Sports メタルグリッパー
幅約10cmで、手の小さな方でも使えるハンドグリップです。ハンドルのグリップに、握りやすく滑りにくい加工を施しており、持ちやすいのが特徴。見た目もきれいで、高いデザイン性を有しています。
スプリング部分には、耐久性のある強化ステンレスを採用。さらに、アルマイト仕上げを施しているため、腐食や傷にも耐性があります。
強度は、約22.68〜158.76kgまで7種類を展開。初心者から上級者まで、幅広い方におすすめです。
EUG-PRODUCTS ハンドグリップ
グリップ部に、滑り止め性能の高いローレット加工を施したハンドグリップです。ハンドルは、頑丈で耐久性のあるソリッドアルミニウムを使用。また、長さ約9.3cmと手にフィットしやすく、さまざまな使い方をできるのが魅力です。
収納袋付きなので、外出先へ持ち運びやすいのもおすすめポイント。耐久力があり使いやすいハンドグリップを探している方は、チェックしてみてください。
Catsobat ハンドグリップ プロ
5〜60kgまで、幅広い負荷調節ができるハンドグリップです。ダイヤルを回すだけで操作できるので、スムーズにトレーニングを行えるのが魅力。また、機械式カウンターにより、握った回数の計測が可能です。
バネの素材には、強度のあるステンレスを採用。破損しにくいデザインで、長く使用できます。さらに、ハンドル部は握りやすい形状のソフトラバーを使用。滑りにくく、快適な使用感を期待できます。
GD IRON GRIP ハンドグリップ EXT80
25〜90kgまで、6段階の負荷調節ができるハンドグリップです。本格的なトレーニングをする、中〜上級者におすすめ。また、レバー操作をするだけで、3段階のグリップ幅調節ができるのもメリットです。
アルミニウムのグリップや圧縮コイルばねなど、強度の高さも本製品の魅力。破損しにくいため、安心してトレーニングを行えます。また、不使用時は付属のスタンドを利用することで、立てて保管が可能です。
アルインコ(ALINCO) アジャストハンドグリップ WBN001
軽量かつコンパクトな、負荷調節式のハンドグリップです。ダイヤルを回すと、15〜30kgの間で段階的な調節が可能。自分の握力や調子にあわせて、トレーニングを行えるのが魅力です。
握りやすい形状を採用しているので、力が入りやすいのもメリット。また、比較的リーズナブルな価格で購入しやすく、初心者の方にもおすすめです。
エヌフォース(N-FORCE) GDグリップ ULTRA70
独自開発の4リンク構造により、ハンドルが平行移動するハンドグリップです。握る力が分散しにくく、効率的なトレーニングを行えます。
本製品は、20〜70kgまで幅広い範囲で負荷調節が可能。ホイールを回転させて簡単に設定を行えます。また、グリップ幅も65〜85mmの間で調節できるので、握りやすいポイントを見つけられるのも魅力です。
GreenGee ハンドグリッパー
大型のデジタル画面を備えており、握った回数を確認できるハンドグリップ。最大9999回まで計測できるので、1日や週単位での計測も行えるのがメリットです。
本製品は、10〜100kgまで幅広い負荷調節を行えるのが特徴。また、バネに太いステンレスを使用しているため、耐久性に優れているのも魅力です。
ハンドルのグリップ部分には滑り止めが付いており、握りやすい設計を採用。使い勝手のよいハンドグリップを探している方におすすめです。
スキルズ(SKLZ) ハンドグリップ 3408
軽量かつコンパクトなハンドグリップです。本製品は、約9〜40kgまでの負荷調節が可能。初心者から上級者まで、幅広い層の方に対応できます。
ハンドルには、プラスチック素材のポリプロピレンを採用。人間工学に基づいた湾曲デザインと、TPRラバーの滑り止めにより、グリップ力に優れているのが特徴です。
スプリングは金メッキを施したステンレスを使用。耐久性と静音性に優れており、快適な使用感を期待できます。
oscalee ハンドグリップ
ダイヤルを回して、負荷を5~60kgまでに調節できるハンドグリップ。自分の筋力レベルや、トレーニングの目的に応じて使用できます。ハンドルにラバー素材を採用しており、滑りにくく安定して握りやすいのも魅力。効率のよいトレーニングをサポートします。
サイズは約幅10.5×高さ16×厚さ2.5cmとコンパクトで、重量は約156gと軽量。バッグなどに収納して持ち運ぶのにも便利です。自宅だけではなく、外出先でも手軽にトレーニングが行えます。汎用性が高く扱いやすい、おすすめのハンドグリップです。
RYACO ハンドグリップ
ハンドルバーの長さを変えることで負荷が調節できるハンドグリップ。負荷は9段階に18~73kgまで、自分のレベルや目的に応じて調節が可能です。なお、素材はステンレスを採用。ハンドルの表面には滑り止めに効果的な、細かい凹凸によるローレット加工が施されています。
そのうえ、同モデルにはゴム製のハンドルカバーも2個付属。ゴムカバーを取り付けると、発汗しても滑りにくく安定して使いやすいだけではなく、柔軟で握り心地がよいのも魅力です。握った感触や手に汗をかいたときなどで使い分けができます。
また、高強度のステンレスバネを搭載しているため、耐久性が高く壊れにくいのもポイント。長く愛用しやすい、おすすめのハンドグリップです。
YOKELLMUX ハンドグリップ
ハンドルに使用時の安定感を高める、熱可塑性エラストマー製のグリップを搭載したハンドグリップ。発汗しても滑りを防ぎやすく、スムーズに操作しやすいのが特徴です。弾力性があり、握り心地もよいので、長時間のトレーニングにも適しています。
負荷は5~60kgまで、無段階に調節が可能。ダイヤルを回転させることで、簡単に負荷の調節を行えるのがポイントです。本体表面には、負荷を調節する際の目安となる目盛りも配置されています。
なお、カラーは、オレンジ・グレー・ブラック・ブルーなどのバリエーションをラインナップ。価格が比較的安いので、入門用として選ぶのにもおすすめのハンドグリップです。
鉄人倶楽部(IRONMAN CLUB) ハンドグリップ KW-101S
サイズが約幅9×高さ13.5×厚さ2.7cmとコンパクトで手軽に使いやすいハンドグリップ。重量も約105gと軽量なので、持ち運びがしやすいのも特徴です。また、カラーバリエーションが豊富で、ピンク・グリーン・ブラック・ブルーなどを展開しています。
なお、負荷はピンクの約10kgをはじめ、20kg・30kg・40kg・50kgのモノもラインナップ。軽めのトレーニングから、本格的なトレーニングまで、目的に応じて選べます。
さらに、価格が安いのも魅力。コスパの高さを重視する方にもおすすめのハンドグリップです。
CAPASTEC カウンター付き ハンドグリップ
指を通す穴がハンドルに設けられたハンドグリップ。指へのフィット感を高め、しっかりと握りやすいのが特徴です。滑りを防ぐのに効果的なTPR素材を採用しており、安定感にも優れています。
さらに、負荷が約5~100kgまで、幅広く調節できるのもポイント。軽い負荷での手軽な運動から、強負荷で本格的なトレーニングを行う場合まで使用できるのも魅力です。
また、耐久性の高い強化バネを採用しており、壊れにくいのもポイント。握った回数が記録できる、デジタルカウンターも搭載しています。汎用的かつ実用性の高い、おすすめのハンドグリップです。
サンキュー(thankyou) ハンドグリップ
リングに指を通して固定することで、安定したトレーニングを行えるハンドグリップです。素材にプラスチックゴムを採用。柔軟で弾力性があり、落としても床を傷付けにくいのが魅力です。
水洗いに対応しているため、簡単にお手入れできるのもメリット。また、かわいいデザインを採用しているので、見た目を重視したい方にもおすすめです。
ラ・ヴィ(La-VIE) 握る力ボール 3B-4715
さまざまな握り方ができる、ボール型のハンドグリップ。握力のトレーニングだけでなく、リハビリや指先の運動などでも使えるのが魅力です。
直径は約5cmと、手に収まるサイズで握りやすいのが特徴。さらに、重量も軽いため、長時間の使用にも適しています。
2個入りなので両手を同時に鍛えられるのもメリット。また、比較的安く購入しやすく、価格を重視したい方にもおすすめです。
RYACO ハンドエクササイズジェルストレスボール
人間工学に基づく設計で快適に握りやすい、ボール型のハンドグリップ。表面層には非粘着性でなめらかな繊維の生地が用いられており、心地よい握り心地で快適なトレーニングやエクササイズをサポートします。
さらに、耐久性の高いTPRソフトラバーを採用。復元力に優れており、どのような形からでも元の状態に戻ります。なお、本製品はソフト・ミディアム・ハードと、柔軟性の異なるタイプの3点セット。トレーニングの目的に応じての使い分けもできます。
また、サイズは直径約5.8cmとコンパクトなボール型なので、バッグなどに入れて持ち運びやすいのも魅力。日常生活ではもちろん、外出先でも手軽にトレーニングがしやすい、おすすめのハンドグリップです。
ナチュラ(NatuRa) 握るたまご型ボール NR-2389
コンパクトで可愛らしいデザインが特徴的な、ボール型のハンドグリップ。手に収まるサイズで握りやすく、気軽にトレーニングを行えるのが魅力です。
本製品は、握り方によってさまざまな部位を鍛えられるのが特徴。また、表面に凹凸加工を施しているため、しっかりと握りやすいのもメリットです。
サイズも約6センチと小型で、持ち運びに便利。携帯性とデザイン性を兼ね備えたモノを探している方におすすめです。
SHULLIN ハンドグリップ 3点セット
柔らかく耐久性に優れているシリコンを使用した、リングタイプのハンドグリップ。外径約7cmで重さ約50gと、コンパクトかつ軽量なため、外出先にも持ち込めるのがメリットです。
本製品は、人間工学に基づいたフィットしやすい形状が特徴。しっかりと握れて、快適な使用感が期待できます。さらに、汚れに強く洗いやすいため、清潔な状態をキープしやすいのも魅力です。
Wawalag ハンドグリップ
縦方向と横方向で、かかる負荷を変えられるリング型のハンドグリップです。シチュエーションや使う方にあわせて選べるのが魅力。さらに、収納袋付きで持ち運ぶ頻度が多い方に適しています。
本製品はシリコン素材のため、水洗いが可能なのも嬉しいポイント。清潔な状態をキープしやすいモノを探している方にもおすすめです。
KUWAN 握力トレーナー ハンドグリップ
安定して握りやすい、リング型のハンドグリップ。表面に施された微粒子により滑りにくく、スムーズで効率のよいトレーニングをサポートします。素材は耐久性や弾力性に優れているシリコンを採用。変形や破損を防ぎやすいのも魅力です。水洗いにも対応しており、簡単に手入れも行えます。
グリーン・ブルー・ソライロなど、豊富なカラーバリエーションを展開。各カラーによって負荷が異なります。握り方を変えることで、トレーニングの目的に応じた使い分けができる、おすすめのハンドグリップです。
ハンドグリップはスタンダードタイプのほかに、負荷調節式・ボール型・リング型などさまざまなモノが展開されています。タイプによって使い勝手が異なるため、自分のトレーニングメニューにあわせて選ぶことが大切です。今回ご紹介した製品を参考に、日々の握力トレーニングやリハビリなどに役立ててみてください。